ペイントツールクリスタのペンの設定方法について説明していきます。クリスタのペン設定のカスタマイズの基本やブラシサイズ、サブツールの詳細設定についての説明や自分で作成可能なカスタマイズペンの作成手順についても説明していきます。
ここではペイントツールであるクリスタの「ペンの設定」の方法について説明していきます。まずは、クリスタのペン設定のカスタマイズの基本について説明します。
クリスタを起動したら、どれでもいいのでペンを一つ選択するとツールプロパティが開きます。
このツールプロパティーでは、もともとクリスタについているペンを自分の好みに設定することができます。ここではペンのツールプロパティについて説明していきます。
ブラシサイズは、ペンの線の太さを決めるものです。クリスタで描く絵やキャンパス、自分の筆圧に合わせて使い分けます。
不透明度は、ペンの透明度の調節をします。不透明度の数値設定が低ければ引くいほど、ペンは薄く透明度が増していきます。
パソコンの画面は小さな四角い方眼紙に色をのせてるようにしてイラストや文字を表現しています。
アンチエイリアスなしでは、線を引いたペン端まで濃さが全て均一のままです。当然、同じ濃さのまま色をのせ、引いた線を拡大してみるとギザギザが目立つ状態になります。
このギザギザを目立たなくし、線の輪郭を滑らかにする処理のことをアンチエイリアスといいます。クリスタでは、アンチエイリアスの設定を「無し」「弱」「中」「強」の4段階から選ぶことができます。
フリーハンドで線をまっすぐ描こうとすると手ぶれにより、線がガタガタになることがあります。
クリスタの手ブレ補正は、この線の乱れを修正して滑らかな線を描けるようにしてくれる機能です。設定数値が大きいほど、補正機能が強くなり線が滑らかになります。
ベクターレイヤーを使用したときにベクター吸着の強さの設定を行います。ベクター吸着は、レイヤー上の他の線とつながって一本の線にする程度の設定です。
ここでは、クリスタの「ペンの設定」のブラシサイズ設定の方法について説明していきます。
クリスタのブラシサイズ詳細設定の方法について説明していきます。ペンを自分の好みにカスタマイズするためにも必要な設定です。「筆圧」「傾き」「速度」「ランダム」について説明していきます。
「ブラシサイズ」の横の矢印か、ツールプロパティの画面下にある工具マークからサブツールの詳細画面を開いて設定することもできます。設定するものにチェックを入れて使います。
クリスタでの筆圧を設定します。筆圧のスライダーは、値を大きくすると線を引いた先端が丸みを帯びていく設定となっている。値を100にすると入り抜きのない一定の太さの線になる。また、筆圧設定のグラフを操作して、筆圧検知レベルの調節も可能です。
ブラシサイズの傾きは、ペンタブレットの角度によって線の太さなどが変化する設定です。傾きに対応しているペンタブレットのみの設定となります。
ペンタブレットを垂直にすれば、細く薄い線になり、斜めにすると太く濃い線になります。こちらも傾き設定のグラフを操作して、傾きのレベル調節が可能です。
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