通販を利用して品物を配達・配送してもらう場合、再配達になってしったという人も多いと思います。それを防ぐことができるサービスに「OKIPPA」というものがあります。この記事ではOKIPPAの紹介とともに、メリットやデメリットといった点についても説明していきます。
Amazonなどの通販を利用する人が多い昨今、配達・配送された際に家にいなかったため受け取りができなかった、ということで再配達になるという経験がある人も多いと思います。
再配達は再配達依頼をしなければならないなど手間もかかりますし、配送業者の方にも二度手間になってしまうため、できれば再配達は減らしたいと考える人が大半を占めると思います。
また、荷物が届くのを待つ時間がもったいないと感じる人、配送員の人と顔を合わせるのを避けたいと考えている人もいるでしょう。
そんな再配達の手間を減らし、置き配バッグどいうものを用いて配送してもらうことができます。その置き配バッグがOKIPPA(おきっぱ)というものです。
その名の通り、OKIPPAバッグの中へ入れて「置きっぱ(=おきっぱなし)」にして、配送を完了してもらう、ということができるサービスですので、家に不在であっても荷物を受け取ることができます。
これまでも通販で購入した商品を配送してもらった際に宅配ボックスに入れてもらうようにすることはできましたが、OKIPPAはこれよりも手軽に置き配を選択することができる手段となっています。OKIPPAはOKIPPA専用アプリから購入することができます。
そのOKIPPAで利用することになる置き配バッグの価格は、宅配ボックスに比べ非常にリーズナブルです。宅配ボックスは鉄製で重く、そして値段も18,000円~30,000円という結構お高い買い物になる品物です。
暗証番号(パスワード)設定ができるなどといったセキュリティ性は最低限ついているとしても、丈夫なものだとどうしてもその分高価になります。わざわざ買って利用するには迷う値段と考える人も多いです。
その点、OKIPPAは簡易宅配ボックスとして利用できる布製の軽い物で、値段も3,685円+税(2019年11月現在)と買い求めやすい値段です。宅配ボックスを利用してみたいと考えていた人には手を出しやすいサービスでしょう。
さて、OKIPPAがどのようなものか理解して頂けたと思いますので、ここからはOKIPPAの利用手順について説明していきましょう。
OKIPPAを利用するためには事前準備が必要です。OKIPPAのセットにはダイヤル鍵が2つと置き配バッグがついています。
ダイヤル鍵は2つありますが、どちらも自分で暗証番号(パスワード)を設定することになります。ダイヤル鍵横にリセットボタンがありますので、そこをドライバーやペンなどで押しながらダイヤルを回して暗証番号(パスワード)を設定します。
この暗証番号(パスワード)を解除しなければ括り付けてあるバッグを外すこと、OKIPPAバッグを開けることができませんので、OKIPPAのバッグやその中身の盗難を防止するための設定です。
ダイヤル鍵の暗証番号の設定が完了したら、バッグに小さい方のダイヤル錠を掛け金が外れている状態でファスナーのダイヤル鍵用の穴にひっかけておきましょう。
開錠して掛け金が入っている状態にしたとしても、配送員の方が誤って動かしてしまうなどで開錠できなくなる可能性があるためです。
小さい方のダイヤル鍵をひっかけたらOKIPPAバッグをたたみ、大きい方のダイヤル鍵にそのOKIPPAのバッグを印鑑とともにを付けておきます。
印鑑は、配送業者が受領印が必要という場合に備えたものです。商品注文時に住所欄へ「OKIPPA預入希望」と記載しておくことにより、OKIPPA受取りを承諾している旨を配送員様に伝えることができ、省略が可能な場合があります。
しかし、配送業者によっては受領印が必要な場合があるため、その場合のために印鑑も準備しておく必要があるのです。
印鑑をそのまま置いておくわけにはいきませんので、印鑑ホルダーなどを購入してそれを大きいダイヤル鍵へ付けておき、そこにシャチハタ印鑑などを入れておいて受領印を押してもらう形にするわけです。
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