2020年01月23日更新
【iOS12以上】iPadのバッテリー診断をする方法は今のところないのか解説!
今回はiPadのiOS12以上の端末で今のところバッテリー診断をすることができるか解説をします。iPadを使っていれば生活傷が増えたり動作が重たくなるなどの症状が出るはず。今回は、そんなiPadのバッテリー診断や改善をする方法のご紹介をしていきます。
目次
- 1【iOS12以上】iPadのバッテリー診断をするとは
- ・バッテリー寿命が長い/短いかを知っておく
- 2【iOS12以上】iPadのバッテリー診断をする方法はない?
- ・今のところは診断不可
- 3【iOS12以上】iPadのバッテリー診断をiPhoneで参照する
- ・iPhoneで参照するバッテリー状態確認方法
- ・iPhoneで参照する診断方法
- 4【iOS12以上】iPadのバッテリーを長持ちさせる方法
- ・長持ちさせる方法
- 5【iOS12以上】iPadのバッテリー不具合の改善方法
- ・iPadをリセット
- ・バッテリー交換
- ・Appleサポートへ問い合わせ
- 6【iOS12以上】iPadのバッテリー診断をする方法の注意点
- ・注意点
- ・まとめ
- ・合わせて読みたい!iPadに関する記事一覧
【iOS12以上】iPadのバッテリー診断をするとは
iPadの使用方法は多岐に渡ります。iPadを本やゲーム専用の端末として利用したり、はたまた仕事で利用したり、パソコンの代替えの役割で利用したりと利用方法は様々です。
iPadの多機能さに感動してしまい、ついハードな使い方をしてしまいバッテリーの持ちが悪くなってしまう、そんな経験がある人も少なくないはず。
iPadのバッテリーの持ちが悪くなってきた時に特に気になるのは、「現在のiPadのバッテリーの劣化具合」や「iPadのバッテリーの残りの寿命」だと思います。
今回は、iPadのバッテリーの持ちが悪くなってきた時に、iPadのバッテリー診断をすることができるのかを詳しくご紹介をしていきます。
バッテリー寿命が長い/短いかを知っておく
iPadのバッテリーの診断をする上で、まず気にしたいのは、自分自身がどの程度の頻度で何回未満iPadを使用しているのか、という点です。
その使用頻度や何回未満かによって現時点でのバッテリーの寿命が長いのか、また、短いのかが変わってきます。iPadのバッテリー診断を行う上でも自分自身の利用方法は把握しておくことでより正確な判断をすることができるようになります。
使用度で寿命が異なる
iPadのバッテリーのみならず、電子機器に関してすべてに該当することにはなりますが、使用頻度によってバッテリーの寿命が異なります。
iPadのバッテリー寿命に関しては、iPadを購入してから「何年経過したか」ではなく、あくまでも「何回未満の頻度なのか」「どの程度の頻度で使用しているのか」といった使い方が大きく関係してきます。
リチウム電池の基本充電は1000回程度未満/以上まで
iPadのバッテリーはリチウムイオン電池です。これは様々な製品に使用されているバッテリーですが、iPadに搭載されているバッテリーの容量から、一般的には充電できる回数は1,000回未満と言われています。
1日1回の充電の場合、1,00回未満とするには単純計算でも2年から3年弱使用できる計算となります。しかし、これが使用頻度が高く1日2回の充電をしているとすれば、使用できる期間は1年から1年半未満となってしまいます。
いかに、iPadのバッテリーの持ち具合は使用頻度で考えることが大切かがこの数字からも伺えます。
【iOS12以上】iPadのバッテリー診断をする方法はない?
さて、ここからは本題ですが、iPadのバッテリーの診断は行うことができるのか、また行うことができるのかについて、詳しくご紹介をしていきます。
今のところは診断不可
結論からお伝えしますが、iPadのバッテリー診断は”今のところは不可”です。iPadにはiPhoneと同様で設定アプリの中に「バッテリー」というメニューがあります。
iPhoneの場合はバッテリーの最大容量が”後何パーセント未満あるのか”がわかりますが、iOS12以上のiPadでは、そのメニューが廃止されており今のところ確認をすることができません。
対応アプリもない
また、さらに残念なことに今のところiPad専用のバッテリー診断に対応しているアプリもありません。そのため、iPadのバッテリーは何パーセント未満なのか状態を簡単に調べることが今のところ難しい状況となっております。
【iOS12以上】iPadのバッテリー診断をiPhoneで参照する
ここまでの解説だとiOS12未満のiPadでしかバッテリー診断を行うことができないと解説をしてきました。
確かにiOS12以上のiPadの標準機能ではiPadのバッテリーの状態を確認し診断をすることはできませんが、別の方法を使うことでiPadのバッテリーの状態を確認することができます。
また、iPhoneでiPadのバッテリーの確認ができるというようなウワサもあるようですが、実際は今のところはiPhoneでiPadのバッテリーの診断をすることはできません。
iPhoneで参照するバッテリー状態確認方法
iOS12以上のiPadのバッテリーの確認方法はiOS12以上のiPhoneと同じ画面遷移でバッテリーのメニューを表示させることができます。ここからは、iPhoneおよびiPadのバッテリーの状態の確認や画面遷移をご紹介していきます。
iPhoneで参照する診断方法
iPad/iPadでバッテリーの状態を確認する方法は以下の通りです。3点ありますので、それぞれご紹介をしていきます。
設定アプリ
まず、iPad/iPadのバッテリーの状態を確認する手順からご紹介をします。手順は「設定>バッテリー>バッテリーの状態」と進みバッテリーの状態の確認をします。
iPhoneでは「バッテリーの状態」メニューはありますが、iOS12以上のiPadでは今のところ「バッテリーの状態」メニューはありません。ここのメニューで参考になる情報はバッテリーの使用状況を表したグラフのみとなります。
Appleサポートアプリ
次にiPad/iPadのバッテリーの状態を確認する手段として「Appleサポートアプリ」が便利です。アプリをインストールし「バッテリーと充電」のメニューから進み、「バッテリーに修理が必要である」のメニューを選択します。
するとここでバッテリーの診断が開始されますので、あとは待つだけですぐに結果を確認することができます。
その他App Storeでのバッテリーアプリ
最後に、サードパーティ製のアプリについてご紹介をします。iOS12未満のiPadを利用している場合、「Battery Life」というアプリで状態の確認をすることができます。
しかし、iOS12以上となるとアプリの機能または互換性の影響で「Battery Life」のバッテリーの状態を確認するメニューが利用できなくなったため、今のところ利用をすることができません。
【iOS12以上】iPadのバッテリーを長持ちさせる方法
ここからは、iPadのバッテリーを長持ちさせる方法を合計で4点ご紹介をしていきます。ここでご紹介をする方法を意識するだけでiPadのバッテリーの持ちが断然良くなるはずです。
長持ちさせる方法
iPadのバッテリーを長持ちさせるためには、日頃からのiPadを管理する際の意識がとても大事になってきます。やはりせっかく使い慣れて愛着の湧いている良い製品をずっと長く使うためには、ぜひ気にしたい点となります。
位置情報/Wi-Fi/Bluetoothなどを無効
iPadのバッテリーを長持ちさせる方法の1点目は「位置情報/Wi-Fi/Bluetoothなどを無効」にする方法です。
なぜこの方法が有効なのかというと位置情報/Wi-Fi/Bluetoothは、オンの状態だと常にGPSが動いたり周辺の電波や接続機器を探し続けるためバッテリーの消耗が激しくなりやすいです。
「位置情報/Wi-Fi/Bluetooth」は利用しない時はぜひOFFにしてみてください。きっと違いを実感できるはずです。
画面の明るさを下げる
iPadのバッテリーを長持ちさせる方法の2点目は「画面の明るさを下げる」です。単純なことですが、強い明かりを出すためにはそれだけの動力が必要となりますので、結果としてバッテリーを沢山稼働させなければなりません。
画面を明るくし過ぎるとバッテリーが持たなくなるというのは、こう言った理由から言われています。
使用頻度を少なくする
iPadのバッテリーを長持ちさせる方法の3点目は「使用頻度を少なくする」です。このようなことをお伝えすると「使いたいのに使えないではないか」と聞こえてきそうですが、意識をする点は別の部分となります。
日頃からiPadを愛用している方は、手が空いたら何気なくiPadを触ってしまう、などの「使用しないのに動かしている時間」ができるはず。
そのような、実質使用をしていない時には、できるだけiPadは動かさないようにすることで、バッテリーのもちも良くなるはずです。
過剰充電を控える
iPadのバッテリーを長持ちさせる方法の4点目は「過剰充電を控える」です。iPadを充電して満充電になってもケーブルを差しっぱなしにしていると一般的には過剰充電になるため、かえってバッテリーへの負荷が大きくなると言われています。
iPadに限らず限度があるということです。バッテリーが満充電となったら、できるだけ差しっぱなしにせずにケーブルを抜くようにしてみましょう。
【iOS12以上】iPadのバッテリー不具合の改善方法
ここからは、iPadのバッテリーに不具合が生じた場合の改善方法を詳しくご紹介をしていきます。
iPadをリセット
iPadのバッテリーに不具合が発生した場合は、iPadをリセットしてみましょう。iPadのリセットはバッテリーの不具合だけではなく、他の機能の不具合も改善させられる場合があります。
このような操作をする理由は、不具合の原因がバッテリーなどのハード面ではなく、ソフトに影響があり不具合が発生していることも考えらます。
リセットをすることでソフトにある不具合の要素も一緒にリセットとなるため改善する可能性が高い操作となります。
バッテリー交換
もしiPadのリセットでも改善がみられない場合は、バッテリー本体が不具合を起こしているか故障している可能性が高くなります。
バッテリーサービスの申込みが必要
iPadのバッテリーが使用できなくなった場合、一定の基準はありますが、改善がない場合はAppleにてバッテリーの交換サービスを受けることができます。
AppleCare+の加入がお得
iPadの購入時に保守として、AppleCare+の加入をしておくことをおすすめします。一括または毎月保証の料金はかかりますが、AppleCare+に加入していることにより、交換サービスなどを受ける時に安く対応してくれるようになります。
AppleCare+は万が一改善しなかったときの保険として利用をすることができるため、AppleCare+は決して安い金額ではないですが加入を検討してはいかがでしょうか。
Appleサポートへ問い合わせ
もし、自身でiPadの不具合の改善が無かったり対応が困難であれば、Appleサポートへの相談がおすすめです。切り分けやその後のアフターケアもしっかりと対応してくれます。
【iOS12以上】iPadのバッテリー診断をする方法の注意点
ここまでは、iPadの保守対応についてご紹介をしました。最後に、iPadのバッテリーを診断するとなった場合の注意点をいくつかご紹介をしていきます。
注意点
iPadのバッテリーをAppleCare+の保守対応をせずに診断を行う際の注意点は以下の通りです。ぜひご確認ください。
Apple認証がないLightningケーブルに憂慮
AppleCare+の保守対応をせずに診断をする場合の注意点は純正ケーブル以外の充電をしていないか、という点です。社外品のケーブルで発生する事象はAppleCare+でも対応をすることはできません。
何かあったときのために、AppleCare+の保守を十分に受けるためにも純正のケーブルを使用するようにしましょう。
診断方法がないので問い合わせが無難
もし、AppleCare+の保守対応をしても改善が無い場合は、それ以上の診断方法はないため、Appleへ相談をするのが無難です。
まとめ
今回は今のところiPadのバッテリーの診断方法はない旨、トラブルシューティングを行っても改善がみられない場合はAppleへの相談をすることをご紹介しました。
また、iPadの日頃の管理方法やバッテリーを長持ちさせるコツもご紹介してきました。大切なiPadを守るためにもぜひAppleCare+の使い方も参考にしてみてください。