2020年01月13日更新
【iPad】「iOS13」にアップデートできない/非対応について解説!
当記事ではiPadが「iOS13」にアップデートできない理由を解説していきます。iPadがiOS13に非対応とは一体どういうことなのか、当記事で確認していきましょう。iPadがiOS13にできないとお悩みの方はぜひ参考にしてください。
目次
【iPad】「iOS13」にアップデートできない/非対応の理由
iPadを持っているみなさんは、OSのアップデート更新はおこないましたか?リリースされたiOS13は、PS4のコントローラーも使えるようになりました。
特にiPadでゲームをしている方は、コントローラー対応を目当てにiOS13にしたい!と思う方も多いのではないでしょうか。しかし、iPadは「iOS13には非対応(対応していない)」のです。
なぜiPadがiOS13に非対応/アップデートできないのか、その理由を当記事で確認していきましょう。
iOS13の対応デバイス
まずはiOS13に対応しているデバイスの確認をおこないましょう。下記表を見ればわかる通り、どこにも「iPad」の字がありません。iOSは13以降、ほぼiPhone専用のOSとなったのです。
iOS13対応デバイス | |
・iPod touch(第7世代) ・iPhone SE ・iPhone 6s Plus ・iPhone 6s ・iPhone 7 Plus ・iPhone 7 ・iPhone 8 Plus |
・iPhone 8 ・iPhone X ・iPhone XR ・iPhone XS Max ・iPhone XS ・iPhone 11 Pro Max ・iPhone 11 Pro ・iPhone 11 |
iPadには専用の「iPadOS」が提供される
iPadではiOS13が使えないと知って、落胆する方も中にはいるかもしれません。しかしご安心下さい、iPadにはiPad専用のOSが誕生しました。それが、「iPadOS」です。
新たにリリースされたiPadOSは、iOS13同様コントローラーやその他機能に対応するようになりました。iOS13にはアップデートできませんが、iPadの方は専用OSに更新しましょう。
【iPad】「iOS13」と「iPadOS」の新機能
上記では、iPadでiOS13へのアップデートができない理由をお伝えしました。先ほど述べた理由により、iOS13に更新することは不可能です。しかし。iPadOSに更新すればiOS13とほぼ同じ機能が使えます。
この項目では、iOS13とiPadOSの”新機能”について、情報を記載したいと思います。iOS13とiPadOSは、多くの機能が共通していますが、iPad独自の機能も一部存在します。
iPadユーザーの方は、iPad専用OSの機能をチェックしていきましょう。
iOS13/iPadOS共通の新機能
まずはiOS13とiPad専用OSの共通新機能のご紹介です。ダークモードが搭載された他、その他の機能も更新されています。基本的な機能はiOS13とiPad専用OSで共通しているようです。
共通機能 | |
・ダークモード ・写真 ・カメラ ・プライバシーとセキュリティ ・Appleでサインイン ・Appleでサインイン ・マップ ・Siri |
・ショートカット ・AirPods ・キーボード ・リマインダー ・パフォーマンス ・拡張現実 ・アクセシビリティ ・コントローラー対応 |
iPadOS独自の新機能
続いては、iPad独自のOS新機能を確認していきます。iOS13にはない”マルチタスキング”の機能等が、iPadでは利用可能です。
iPadOSの機能 |
・マルチタスキング ・Apple Pencil ・Sidecar2 ・HomeKit ・Reality Composer |
iPadの将来像とは?
iPadOSには、iOS13にはない機能が追加されています。その使用感は、もはや「小型のパソコン」といった印象を受けます。iOS13はあくまでiPhone、スマートフォンとしての機能に限られるでしょう。
しかしiPadOSは今後、パソコンにも劣らない性能にどんどんと進化していくのではないでしょうか。今ではペンタブとしてiPadを扱う方も多いですし、リリースされた新OSには期待が高まります。
【iPad】「iPadOS」にアップデートする方法
iOS13に非対応の理由や、iOS13とiPadOSの機能の違いをお伝えしました。リリースされたiPadOSには、今後の期待が高まります。この項目では、iPadOSへのアップデート方法を紹介していきます。
iOS13ではなく、iPadOSにはどうやって更新するのか。まだiPadをiPadOSに更新していないという方は、下記の内容をご覧ください。
iOS12からアップデートする手順
iOS12からアップデートする手順ですが、実はこれまでと全く同じ方法でiPadOSにアップデートすることが可能です。感覚としては、単純に名称がiOS13ではなくiPadOS13に変わっている程度です。
設定アプリからOSの更新画面を開けば、これまでiOSだったものが「iPadOS」と表記されていると思います。後はいつも通り、リリースされた新OSのインストールをおこなえばOKです。
ソフトウェアのインストールが開始されたら、後はそのまま待機しましょう。
【iPad】「iPadOS」にアップデートできないときの対処法
iOS13が非対応の理由、機能、そしてiPadOSへのアップデート方法をご紹介しました。iOS13にアップデートできないと焦っていた方は、安心できたのではないでしょうか。
早速アップデートしようと思ってiPadOSの更新をおこなおうと思う方もいるでしょう。しかし、リリース直後「更新ができない」「アップデートができない」と、SNS等で困惑の声を上げている方が多く見受けられました。
iPadOSにアップデートが出来ない方は、下記でその原因を確認しましょう。
まずリリース日を確認
今はもうあり得ないことではありますが、アップデートができないと騒ぎになっていたころは「iOS13のリリース日」と間違えていた方が多くいらっしゃいました。
実はiPadOSは、iOS13よりもリリースが少し遅れていたのです。そのため、リリース直後にアップデートができないと騒ぎになっていました。
現在は当にリリース日を過ぎていますので、問題なくiPadOSへのアップデートは可能です。
主な確認点
では、すでにiPadOSがリリースされた今、アップデートができない方は何が原因で更新ができないのでしょうか。アップデートができない時に確認したいポイントは、いくつかあります。下記で詳細を確認しましょう。
互換性
まずチェックしたいのは、デバイスとOSの互換性です。iPhone(iOS13や12)でも同じことが言えるのですが、あまりにも古いモデルの端末だと”最新OS”にアップデートできないことがあります。
古い機種を使っているという方は、対象デバイスの中に入っていない可能性があります。更新できない方は、下記でiPad対象デバイスをご確認ください。
iPadOS対象デバイス |
・Pad Air 2 ・iPad Air(第3世代) ・iPad mini 4 ・iPad mini(第5世代) ・iPad(第5世代) ・iPad(第6世代) ・iPad Pro(9.7inch) ・iPad Pro(10.5inch) ・iPad Pro(11inch) ・iPad Pro(12.9inch) |
パスコード
次にアップデートできない原因として考えられるのは、”パスコード”違いです。OS更新の時は、iPadで設定したパスコードの入力が必須です。パスコードが間違っていないか確認しましょう。
Apple ID
原因とは違いますが、事前のApple IDの確認やバックアップなどをおこなっておきましょう。OS更新時に、不具合がおこってデータが失われることもあります。後々初期化などをした後、Apple IDでログインできるようパスワード等ご確認ください。
iPadの空き容量
アップデートができない原因として、”空き容量が少ない”という可能性もあります。アップデートは、OSの「インストール」をおこないます。OSをインストールできるだけの容量がないと、アップデートは出来ません。
空き容量は設定アプリの一般から確認できますので、容量が圧迫している場合は不要なデータを削除しておきましょう。
まとめ
今回の記事では、iPadがiOS13非対応/アップデートできない理由を説明しました。今後iPadは、iOSでなくiPadOSで作動します。機能面に多少違いはあるものの、基本的な部分はiOS13と変わりはありません。
新機能を使いたいiPadユーザーは、専用OSである「iPadOS」にアップデートしてみましょう。