2024年05月15日更新
学校のパソコンでYouTubeを見る方法は?制限されたタブレットやiPadでも視聴する方法を解説
学校のパソコンでYouTubeを見ることができないように制限が掛けられてる場合でも、どうしても視聴したいときがあります。学校のパソコンでYouTubeを見ることはできないでしょうか。この記事では学校のPCやタブレット、iPadでも視聴できる方法を解説します。
目次
制限のかかった学校のパソコンでYouTubeを見る方法はあるの?
GIGAスクール構想が2019年に開始されて、全国の児童、生徒への1人1台のパソコンもしくはタブレット、iPadの端末の整備が進められています。
学校で支給されるパソコンやタブレット、iPadには管理者による制限が掛けられていることが多く、有害なコンテンツが多いとされるYouTubeなどのサイトはアクセスできないように設定されていることがほとんどです。
しかし、家庭でパソコンやスマホ、タブレットを用意してもらえない人もいる中で、友達が見ているYouTubeを学校で支給されるパソコンやタブレット、iPadで見たい、という人もいるでしょう。
この記事では、学校のパソコンでYouTubeを見る方法があるのか解説します。
学校のパソコンやタブレット・iPadでもYouTubeの視聴が可能
学校から支給されていて、YouTube視聴などに制限がかけられているパソコンやタブレット、iPadからでもYouTubeを視聴することは可能です。その方法は、プロキシサイトを利用することです。
プロキシサイトとは?
プロキシとは「代理」という意味で、パソコンやタブレット、iPadといった端末とサーバーを接続するときに中継しています。
学校から支給されているパソコンやタブレット、iPadはプロキシの設定で、YouTubeやアダルトサイトなどの有害サイトへアクセスできないようにしているのです。
プロキシサイトとは、学校側が設定しているプロキシの設定を回避してWebサイトにアクセスできるようにするためのサイトです。
プロキシサイトを利用すれば、YouTubeなどへのアクセスが制限されている学校のパソコンやタブレット、iPadからでも、制限を受けることなくYouTubeの視聴が可能になります。
学校のパソコンでYouTubeを見る方法
プロキシサイトを利用して学校側が制限を掛けているYouTubeを視聴する方法を紹介します。
Nebulaで視聴する方法
学校のパソコンでYouTubeを見る方法のひとつがNebulaを利用することです。
Nebulaはプロキシサイトで、学校のパソコンを使ってNebulaのサイトからアクセスすればYouTubeを視聴できます。Nebulaの使い方は次のとおりです。
- 学校のパソコンでNebulaのサイトにアクセスする
- 「検索欄」で「YouTube」と入力して検索する
- 検索結果に表示された「YouTube」をクリックするとYouTubeのサイトに入ることができる
ランマーヘッドで視聴する方法
ランマーヘッドはプロキシサイトで、学校のパソコンを使ってランマーヘッドのサイトからアクセスすればYouTubeを視聴できます。ランマーヘッドの使い方は次のとおりです。
- 学校のパソコンでランマーヘッドのサイトにアクセスする
- ブラウザの画面の中に別のブラウザのタブが表示される
- 別ブラウザのアドレスバーに「YouTube」と入力して検索する
- 検索結果からYouTubeにアクセスすれば動画を視聴できる
mathforkidsで視聴する方法
学校のパソコンでYouTubeを見る方法のひとつがmathforkidsを利用することです。
mathforkidsもプロキシサイトで、学校のパソコンを使ってmathforkidsのサイトからアクセスすればYouTubeを視聴できます。mathforkidsの使い方は次のとおりです。
- 学校のパソコンでmathforkidsのサイトにアクセスする
- 画面中央の検索ボックスに「YouTube」と入力して検索する
- 初回の利用のときには「Proxy terms of use(プロキシ利用規約)」と表示されるので「I agree(同意する)」をクリックする
- 検索結果からYouTubeにアクセスすれば動画を視聴できる
Pipedで視聴する方法
学校のパソコンでYouTubeを見る方法のひとつがPipedを利用することです。
Pipedは、今まで見てきたプロキシサイトとは異なり、YouTube動画をそのまま閲覧できる代替フロントエンドサイトです。代替フロントエンドサイトとは、軽量でプライバシー尊重を目的として開発されたサイトです。
YouTubeの代替フロントエンドサイトを利用すると、通常のYouTubeのサイトにアクセスしたときよりも高速で、YouTubeが収集しているCookieなどの情報も収集されません。
学校側が代替フロントエンドサイトへのアクセスを遮断すれば利用できなくなりますが、対策されていなければ、PipedのようなサイトからYouTubeにアクセスすることが可能です。
利用方法はとても簡単で、リンクをクリックすると、YouTubeで視聴できる動画が表示されます。Pipedの使い方は次のとおりです。
- 学校のパソコンでPipedのサイトにアクセスする
- 表示された動画をクリックするか検索ボックスで検索して視聴したい動画を探す
ViewTubeで視聴する方法
学校のパソコンでYouTubeを見る方法のひとつがViewTubeを利用することです。
ViewTubeもPipedと同じ、YouTube動画をそのまま閲覧できる代替フロントエンドサイトです。学校側がアクセス遮断の対策をしていなければ、YouTubeにアクセスすることが可能です。ViewTubeの使い方は次のとおりです。
- 学校のパソコンでPipedのサイトにアクセスする
- 表示された動画をクリックするか検索ボックスで検索して視聴したい動画を探す
学校のパソコンでYouTubeを見るときの注意点
学校のパソコンを使ってYouTubeを見るときにはいくつか注意点があります。今回紹介したサイトも気をつけて利用しないと、パソコンがウイルス感染したり、詐欺被害にあったり、学校の先生に怒られてしまう可能性があるので注意しましょう。
パソコンがウイルス感染したり詐欺被害にあったりする可能性
一つ目の注意点は、プロキシサイトを利用することでパソコンのセキュリティが弱くなる可能性がある点です。プロキシサイトを利用するとYouTubeだけでなくアダルトサイトなどにもアクセスできてしまいます。
YouTubeにはありませんが、アダルトサイトや海賊版サイトには違法広告がたくさん貼られており、ワンクリック詐欺やフィッシング詐欺のサイトへ誘導されたり、学校のパソコンがウイルス感染する可能性があります。
学校のパソコンでプロキシサイトを利用するときにはよく注意しましょう。
学校の先生にはバレる可能性が高い
二つ目の注意点は、プロキシサイトや代替フロントエンドサイトを使っても、学校の先生にYouTubeの閲覧がバレる可能性が高いという点です。学校のパソコンは利用履歴を学校で確認できるように設定されています。
インターネットで閲覧したページも履歴に残るので、プロキシサイトや代替フロントエンドサイトへのアクセスは学校の先生にバレます。
プロキシサイトから先のアクセス履歴は残らない可能性もありますが、プロキシサイトで学校が制限を掛けているサイトへアクセスしたことは学校も把握できるので、プロキシサイトなどを利用してのYouTubeの視聴は先生にバレることを覚悟の上で行いましょう。
学校のパソコンでYouTubeを見る方法の最新まとめ
学校のパソコンでYouTubeを見る方法をまとめてきましたが、今回紹介した方法も確実ではありません。すでに学校側がプロキシサイトなどへのアクセスを制限している場合もあります。
その場合には、まだ制限されていないプロキシサイトや代替フロントエンドサイトを探せばYouTubeを視聴できるでしょう。