【LINE】「オンライン飲み会」のやり方をくわしく解説!
最近、様々な事情からオンライン飲み会というものが流行っています。オンライン飲み会はビデオ通話で行うもので、LINEなどがよく利用されています。この記事では、LINEを用いたオンライン飲み会のやり方についての紹介をしていきます。
目次
LINEの「オンライン飲み会」とは
コロナウイルスで外出の自粛が呼びかけられている昨今、よく聞くようになったのが「オンライン飲み会」という単語です。
もともとは、オンライン上の知り合いや遠方にいる知り合いと飲み交わすために行われていたものですが、ここのところより普及してきています。
無料サービス「ビデオ通話」を使用する
そんなオンライン飲み会というのは、ビデオ通話の機能を利用して飲み会を行うのがオンライン飲み会です。
LINEやZoom、Teams等といったサービスで、ネット環境さえあればどこからでも気軽に行うことができるため、飲み屋でできなくてもオンラインで会話しながら楽しむものになります。
参加可能人数
参加可能人数ですが、サービスによって最大の参加可能人数は限られてきます。LINEの場合、人数としては200人が参加可能です。
なお、それだけの人数全員の画像を見ることはできませんので、そちらに関してはiOS、iPad、Androidであれば画面上で表示できる人数は6人まで、PCであれば画面上に表示できる人数は16人までという上限になっています。
それ以外の人は音声通話での参加ですが、見ている側で表示するメンバーを選択することは可能ですので、カメラをオフにしない限り誰かには見られている状態になります。
オンライン飲み会の開催手順
さて、どのサービスを利用する場合であっても必要な、一般的なオンライン飲み会の開催手順についてを説明していきましょう。
デバイスを準備する
まず必要なのは無料通話アプリを利用できる端末の準備です。PCやスマホといった、ネット通信が可能な端末を準備してください。端末の準備は最低限必要なものです。
スマホの場合はスタンドがあると便利になります。また、必要に応じてマイクやヘッドセットといったものを準備しておきましょう。特にPCの場合、端末によってはマイクが搭載されておらず、自身で準備しなければならないことがあります。
マイクもしくはマイク付きのヘッドフォン(ヘッドセット)の必要性については端末によって変わってきますので、自身が所持しているデバイスのスペックを確認した上で準備しておいてください。
アプリを導入する
次にアプリの導入です。端末にもともと入っているのであれば問題ありませんが、インストールされていない場合は導入しておく必要があります。
インストールするのはオンライン飲み会を行う相手と共通の、LINEやZoomなどといったグループでのビデオ通話が可能なサービスのアプリです。
会員登録が必要なサービスも多いですし、サービスによっては有料会員登録をしなければ一定時間をすぎると使えなくなる、一定人数を超えると利用できなくなるなどというものもありますので、使うサービスは相談しておきましょう。
飲食物を用意する
こちらはオンライン飲み会にある意味で必須と言えるものですが、当然飲み会なのですから飲食物の準備も必要です。
自分が飲みたいもの、食べたいものをスーパーなどで買ってきて準備するだけですが、相手と同じものを飲んだり食べたり、という相談する場合もあるでしょう。
その場合は飲む相手と事前に話しておいてもいいかもしれませんが、基本的には好きなものを好きなように、で問題ないかと思います。
【LINE】オンライン飲み会のメリット/デメリット
さて、オンライン飲み会とはどのようなものか、ということが分かったところ、果たしてオンライン飲み会にあるメリットやデメリットとはどのようなものなのか、についてを確認していきましょう。
オンライン飲み会のメリット
まずはオンライン飲み会を行う上でのメリットとはどのようなものなのか、どのサービスでも大体共通の事項を確認していきましょう。
外出しなくてOK
オンライン飲み会のメリット1つ目は外出しなくても問題ないという点です。2020年5月現在のコロナ禍で外出を自粛している中、店舗での飲み会も自粛を求められているため、外出せずとも飲み会ができるオンライン飲み会が推奨されています。
また、感染症予防という観点以外に、遠方にいる友人と気軽に飲み会ができるのもオンライン飲み会のメリットと言えます。
出費が抑えられる
店舗での飲み会は、美味しいものやスーパーなどでは買えないような飲み物・食べ物がある反面、結構割高になりがちです。逆に、オンライン飲み会は、安上がりなもので揃えることも可能なため、店舗よりも飲食コストが低くなるという面があります。
また、店舗によっては他のメンバーとの好みの問題もあり、人数が多ければ多いほど自分の好みに合わせにくいこともありますが、オンライン飲み会では飲食物を自分の好みに合わせられるという点もメリットと言えるでしょう。
時間や移動制限がない
また、オンライン飲み会とは基本的に自宅から最低端末一つで行うことが多いため、時間や移動の制限などはありません。店舗での飲み会だと終電の時間であったり、終電を過ぎた後の帰りの移動手段をどうするかなど考えることも多いです。
オンライン飲み会であれば、そういったことを気にする必要はありませんし、出席や退席も気軽に行うことができるため、店舗での飲み会とは異なりそういった制限に関するストレスも少なくなります。
オンライン飲み会のデメリット
オンライン飲み会は、メリットが目に付きやすいですが当然デメリットも抱えています。オンライン飲み会のデメリットとはどのようなものかについても把握しておきましょう。
通信量が大きい
まず、ビデオ通話は通信量がかなり多くなるということです。通話料自体は無料ですが、通信量がかかるため、Wi-Fi環境があるなど通信に上限がない場合は通信量の上限にすぐに達してしまうこともままあります。
また、通信量以外にも、ビデオ通話ではスマホやPCなどの端末のバッテリーも通常よりも多く消費することになります。そのため、バッテリーが少なくなっても問題ないように、近くに充電できる環境を用意した上でオンライン飲み会に参加してください。
飲み会を終了しにくい
店舗での飲み会であれば「終電だから」などという理由などでお開きにすることもできます。しかし、オンライン飲み会の場合はサービスによる制限がない限りそうとは行かないことが多いです。
終わるきっかけがつかみにくいため、店舗での飲み会よりも長時間のものとなることもあります。制限なしでは飲み明かす可能性もあるため、どの時間まで、などという取り決めはしておくことをお勧めします。
遅延が発生する
また、ネット通信上でビデオ通話するため、通信環境によってはラグが生じることがあります。ラグが生じるとは通信に遅れが生じることを指し、それによってビデオ通話中の会話に遅れが生じます。ネット環境が悪いと遅延は発生しやすいです。
そのため、遅延の発生による会話のテンポが遅くなる・悪くなる事例もあり、ストレスとなることもありますので、その辺りを理解した上でオンライン飲み会を行ってください。
準備の手間がかかる
また、オンライン飲み会は気軽にできる、と前述しましたが、気軽にできる状況を作るのには手間がかかります。
オンライン飲み会を行う端末の準備や、場合によってはマイクなどの準備、飲食物もオンライン飲み会開始までに準備しておかなくてはならないため、店舗での飲み会より手間がかかるのは事実です。
LINEを使うメリット
では、そんなオンライン飲み会をLINEで行うメリットとはどのようなものなのかについてを確認してからやり方の説明に入りたいと思います。
ZoomやTeamsより導入の手間が少ない
LINEは、登録ユーザー人数が多く、やり取りに使っているアクティブユーザーの人数も多いのが特徴です。
ビデオ通話ができるZoomやTeamsと言ったサービスよりも普及率が高く、アプリをわざわざ導入しなくても既にインストールしてあることや、連絡先をわざわざ追加する必要もありません。
装飾ができる
また、ビデオ通話時に装飾を行うことも可能です。自室でやろうと思うと片付けなければ、と感じる人にとって、背景の加工ができるというのは、多少散らかったままでも問題なかったりと魅力的な部分があります。
その装飾を使うことで楽しむことも可能なため、相手によってはオンライン飲み会中にその機能で遊ぶこともできます。
「オンライン飲み会」をLINEで行うやり方~グループ作成~
さて、オンライン飲み会のメリットなどを理解して頂けたと思いますので、ここからはLINEでオンライン飲み会をするやり方についてを紹介していきます。まずはオンライン飲み会を行うためのグループ作成のやり方を説明していきます。
グループ作成手順
LINEでのグループ作成は2種類ありますが、ここではグループそのものを作成しつつ友達を招待するやり方についてを紹介します。
グループ作成画面の呼び出し
LINEのグループ作成画面ですが、ホーム画面とトーク画面のどちらかから作成が可能となります。今回はホーム画面からの場合を説明します。友だち追加のボタン(人に+のマーク)をタップしてください。
友だち追加画面になりますので、「グループ作成」をタップしましょう。
友だちを選択する
友だちの選択画面になりますので、グループを作成した際にメンバーにしたい友達を選択します。招待できる人数の上限としては499人(自分は除く)です。
なお、友だちを検索したい場合は、上にある検索バーで探してみてください。
グループ名の入力
メンバーとなる友だちの選択が完了したら、グループ名を入力しましょう。
「作成」を押すことでグループの作成が完了となります。
「オンライン飲み会」をLINEで行うやり方~グループ通話~
では、次にLINEでグループ通話を行うやり方についての説明に移ります。スマホとPCそれぞれ操作方法が若干異なりますので、それぞれ説明していきます。
スマホ端末での操作手順
まずはLINEでグループ通話を行う場合のうち、スマホでのやり方についてを紹介していきます。
トークルームを選択
まずは、LINEのホーム画面でグループを選択しましょう。
トークボタンをタップし、トークルームを開きます。
通話アイコンを選択
右上に通話アイコンがありますので、そちらをタップしてメニューを開いてください。
表示メニューから「ビデオ通話」を選択
表示されたメニューの中から「ビデオ通話」を選択します。その時点でビデオ通話が始まり、グループメンバー全員に通知が行きます。
「参加」を選択
グループ通話の通知を受けた場合、通知を受けた側には上記のようなトークが追加されます。「参加」を押すことでグループビデオ通話への参加が可能です。
通話を終了する方法
なお、LINEのグループ通話を終了する場合は、画面右上に×ボタンが表示されていますので、そこをタップして終了してください。(端末によっては赤い終話ボタンの場合もあります)
PCでの操作手順
次に、LINEでグループ通話を行う場合のうち、PCでのやり方についてを紹介していきます。
注意点
その前に1つ注意しなければならないことがあります。スマホの場合はスマホ1つあればたいていLINEでのビデオ通話が可能ですが、PCの場合はそう簡単に行かないことがあります。
基本的にPCの場合はLINEのアプリ(Chromeの拡張機能もありますがアップデートは停止しています)をインストールしなければなりません。そこまではスマホとある意味共通しますが、それ以外にも音声や映像を入出力する機器も必要です。
全てもともと内蔵されているようなPCであれば問題ありませんが、別途購入する周辺機器扱いとなる場合はその準備にお金がかかることもありますので注意が必要です。
トークルームを選択
さて、PCからグループ通話をする方法ですが、まずはグループを選択しましょう。
「グループビデオ通話」を選択
トーク入力欄の左上にビデオのマークがあります。ここがビデオ通話のマークですので、ここをクリックしてください。
カメラ画像の確認画面が開きますので、問題なければ「参加」をクリックしてLINEでのビデオ通話を開始してください。
「オンライン飲み会」をLINEで行うやり方~機能紹介~
LINEでただオンライン飲み会をビデオ通話で行う場合、ちょっとしたお楽しみ要素も含めていくつか機能があります。ここではそのLINEのグループ通話で使える機能についてを紹介していきます。
ビデオ通話の機能
LINEのビデオ通話には、ビデオ通話を便利に使う機能から、楽しく使う機能まであります。それぞれ紹介していきます。
映像/音声をオフにする
まず、通話時に場合によっては必要となるミュート機能です。映像・音声それぞれ別々に一時ミュートできるため、電話相手からの音声・映像を一時的にシャットアウトすることが可能です。
カメラを切り替える/画面を分割する
また、カメラ画像を切り替えたり、画面に表示される分割の変更を行うこともできます。カメラの切り替えは画面左下に表示されている円を描く矢印ボタンで行います。
インカメラとアウトカメラを切り替えられますので、自分の顔ではなく別のものをビデオ通話で表示させたいときに便利です。
画面の分割は、誰か一人を大きく見せるようにすることが可能となります。画面左上にあるマス目のボタンをタップすると、画面の分割の変更が可能です。
分割を変更すると、下に4人表示され、その内の1人が大きく表示されます。下に表示されている人をタップすればその人が大きく表示されるよう変更できます。なお、スマホの場合ここで表示できる最大人数は4人です。
エフェクトの変更方法
画面にエフェクトを掛けることもできます。この機能は顔文字のマークの部分をタップすることで利用できます。
自身の顔に加工をかけたり、エフェクトをかけたりと楽しむことができます。耳を生やしたり、顔全体にエフェクトをかけたりと楽しむことができますので、オンライン飲み会で盛り上がること間違いなしな機能です。
フィルターの変更方法
また、画面のフィルターの調整も可能です。フィルターを掛けたい場合は、左上にある三点リーダーをタップしてください。
メニューが表示されますので、そこで「フィルター」をタップします。
フィルターの種類が下側に表示されますので、ここをタップして調整を行ってみましょう。
ビデオ通話画面を最小化する
なお、ビデオ通話画面を最小化して画面の端に表示させたい場合は、右上にある矢印ボタンをタップしましょう。ここを押せば画面が最小化され、他の作業を行うことも可能となります。
PC版の機能の違い
ここまではスマホ版で利用できる機能ですが、PC版の場合は通話機能自体はスマホと同じですが、画像加工(エフェクト)をかけることができるのは背景のみとなります。そのエフェクトも背景をぼかす程度のものです。フィルターはスマホ同様かけられます。
最後に
LINEでのオンライン飲み会のやり方はご理解いただけたでしょうか? 自分での準備は必要なものの、準備さえしてしまえば気軽に行うことができるのがオンライン飲み会です。
LINEは相当な人数でない限り人数の制限もありませんし時間の制限もないので、多くの人とオンライン飲み会を行いやすいアプリですので、オンライン飲み会を検討している人はLINEでの開催を一考してみてください。