2021年03月30日更新
Androidスマホが起動しない/立ち上がらない原因と対処法!
Androidスマホを利用している際、スマホが起動しない/立ち上がらない状態になったり、フリーズしたりすることがあります。Androidスマホが起動しない/立ち上がらない状態になったりフリーズしたりする場合の原因・対処法とはどのようなものか解説します。
Androidスマホが起動しない/立ち上がらない原因と対処法
Androidスマホを起動しようとした時、起動しない/立ち上がらないという状況に陥ったり、画面がフリーズして動かなくなったなどということが起きることがあります。
Androidスマホが起動しない/立ち上がらない原因
Androidスマホが起動しない/立ち上がらない場合や画面がフリーズしてしまった場合の原因としては次の事が考えられます。
ケーブルや変換アダプタの不調
電池不足などが原因でAndroidが起動しない/立ち上がらない場合は、充電ケーブルの不調であったり、パソコンなどに接続する変換アダプタなどの不調も考えられます。
なお、Androidスマホの電池残量が0%になって強制終了した状態だと、Android端末の起動に相応の電力が必要となります。
コンセントに接続している充電方法であれば別ですが、パソコンを介しての充電だとAndroidスマホを起動するだけの電力/電圧が不足することがあり、充電している状況が原因ということもあります。電池関係だと電池パックの劣化なども原因として考えられます。
メモリ不足
Androidスマホもパソコンと同じようにメモリの容量が不足していると動作が不安定になったりフリーズしやすくなったりします。
Androidスマホのメモリ不足によってフリーズするだけでなく、Androidスマホが起動しない/立ち上がらないこともあるため、メモリ不足であるという画面が表示されていたのであればメモリ不足が原因と考えると良いでしょう。
電源の入れ方が間違っている
Androidスマホを初めて触る、機種変更をしてすぐ等の場合、電源ボタンの位置を間違えて押していて起動しない/立ち上がらい事があるかもしれません。
長押ししているのが音量上下ボタンだった、などということもあります。この場合は正しい電源ボタンを利用することですんなりAndroidスマホを起動する可能性が高いです。
Androidスマホが起動しない/立ち上がらない時の対処法
Androidスマホが起動しない/立ち上がらない場合や画面がフリーズする場合にはどのような対処法を取ればいいのかの説明に移ります。
充電ができているか確認
まずはAndroidスマホの充電が十分にあるかどうか確認してください。充電が10%を切るとAndroidスマホの動作が不安定になりフリーズしやすいですし、場合によっては強制終了する可能性もあります。
また、Androidスマホが起動しない/立ち上がらない場合も、起動してホーム画面を開くまでの電力が足りず、結局Android端末が起動しない/立ち上がらない事があるため、電池残量はチェックしておいたほうがいいです。
もし充電できていないのであればコンセントなどに充電コードを挿してAndroidスマホの充電をおこなってください。
スマホを放電
Androidスマホの中に余分な電力が蓄積し、それが原因でAndroidスマホが起動しない/立ち上がらないことがあります。
完全に電気を抜くことを放電することになるため、電池パックの取り外しができない一体型のAndroidスマホを利用している場合は充電を0%にしてください。
最近のAndroidスマホの電池は持ちが良いため、すぐに対処できる放電方法ではありませんが、頭の隅にでも入れておくといいでしょう。
なお、電池パックを外せるAndroidスマホを利用しているのであれば、電池パックを外して放電しましょう。最近のAndroidスマホの場合は少ないものの、昔のAndroidスマホであれば利用することができる放電の方法です。
バッテリーを外しての放電をおこなう場合、Androidスマホから電池パックを取り外し、30分ほど放置しておいてください。これで放電をおこなうことができます。30分ほど放置したら、再度電池パックを取り付けて電池を入れてみてください。
本体を1時間以上充電
充電が不足している場合、なかなか動作が安定せずAndroidスマホが起動しない/立ち上がらないことがあります。Androidスマホ本体を1時間以上充電して、触らず放置しておいてみてください。
特に電池残量が0%になった場合、充電してすぐには起動しないことが多いので、十分な充電が確保できて動作が安定するよう、1時間以上充電して起動画面唐崎に進むかを確認してみてください。
バッテリーを交換する
バッテリーを外すことができる機種の場合、劣化したバッテリーを交換することでAndroidスマホが起動する可能性があります。特に、Androidスマホのバッテリーが膨らんでいるような場合はバッテリーの劣化の可能性が高いです。
バッテリーが劣化していると充電してもすぐに強制終了してしまったり、充電ケーブルに接続していてもAndroidスマホが起動しないなどのトラブルの原因煮物なります。
古い機種でできる方法なので中古のバッテリーを購入するか、中古のスマホそのものを購入してそのバッテリーを使うかの方法雅趣になる可能性が高いです。そちらの手間がかかるのが少々難点な方法ではあります。
最近の端末の場合はバッテリーの交換=修理になりますので、その点も注意が必要です。
スマホを強制再起動
Androidスマホが起動しない/立ち上がらない場合はどうやっても画面がつかないこともあるでしょうが、PCを利用すれば強制的に起動することもできます。
PCを起動し、AndroidスマホをUSBケーブルで接続しましょう。15分充電してからいちどスマホ側のUSBケーブルを外したら、10秒以内に再度USBケーブルに接続してください。
さらに30分充電した後、Androidスマホの電源ボタンを5秒以上長押ししてください。画面上に「再起動」が表示されたらそこをタップすることで強制再起動することができます。
もし「再起動」が表示されない場合は30秒以上電源ボタンを長押しをしてください。
なお、Androidスマホがフリーズしてしまっている場合、電源を落とすことすらできないこともあります。
そういう場合はAndroidスマホを強制的に再起動してみましょう。フリーズ状態の端末を強制終了をさせた上で起動させる方法です。
Androidスマホの強制終了はメーカーなどによってやり方が異なることがありますが、基本的には電源ボタンを10秒以上長押しすれば強制終了が可能です。
強制終了後、しばらく置いてから、電源ボタンを長押ししていつものように起動を試みてみましょう。
タッチパネルの状態の確認
タッチパネルが反応しない/割れてしまって画面が表示できなくなっている、等の状態の場合、Androidが起動しているにも関わらず起動していないように感じる、ということがあります。
タッチパネルに貼ってある保護フィルムが原因で反応しないことが考えられるのであれば、その保護フィルムを剥がして操作してみてください。
なお、画面が割れたなどの不具合で起動しないように見えている場合、なにか別の電話でそのAndroidスマホに電話をかけてみてください。着信音が鳴ったのであれば、Androidが起動しないのではなく画面が表示されていないだけということがあります。
ただ、この場合はタッチパネル側の故障も考えられるため、修理に出すことが必要な可能性は高いです。
リカバリーモードで起動してリセット
故障していない場合の最終手段はリカバリーモードを利用しての強制初期化です。リカバリーモードを起動する方法はメーカーごとに異なっています。音量下+電源ボタンを長押しという形など様々あるため、やり方は各自調べてください。
なお、リカバリーモードで強制初期化する場合は「Wipe data / factory reset」を利用します。音量上下キーで選択して電源ボタンで確定することで確定できます。
なお、初期化ですので内蔵データは消えて工場出荷時の状態に戻ります。大切なデータが有る場合はどうにかこうにか起動するようにしてデータのバックアップを取る必要があり、それができなければ諦めるほかありません。
最後に
Androidスマホが起動しない/立ち上がらない場合の対処法を説明してきました。これらの方法で動くようになったということであれば良いのですが、紹介した対処法を試しても起動しない場合は端末自体の故障の可能性が高いです。
電池パックの劣化の場合や修理でなんとかなる範疇であれば修理に出す、修理でもどうにもならなければ機種変更をするという方法がその場合の対処法ですので、紹介した内容で解決しない場合はそれも考慮に入れておきましょう。