2021年04月02日更新
Chromeでサイトからの通知をブロックする方法を解説!
Chromeでサイトを閲覧している際、ブラウザから通知を許可するかブロックするかを確認する表示があることがあります。このChromeの通知をブロックするにはどのような方法があるのか、Chromeのサイトからの通知に関する設定方法を解説していきます。
目次
Chromeでサイトからの通知をブロックする方法
Google Chromeブラウザで閲覧しているWebサイトによっては、Webサイトからの通知を許可するかブロックするかを許可するようプッシュ通知が表示されることがあります。
Google Chromeで閲覧しているWebサイトからの最新情報や便利な情報など、通知を受け取ることで便利に利用できるWebサイトは様々あります。
しかし、必要でもないのに通知を送信されるのは困る、ということも多いでしょう。Webサイトを開くたび通知の許可やブロックのポップアップが表示されることもあり、中にはスパム目的のものも存在します。
そういったスパムかスパムでないかなど判断しづらい通知を取捨選択してブロックする他、すべての通知をブロックする、ということもできます。
Chromeの通知の仕組み
Google ChromeによるWebサイトからの通知は、WebサイトやGoogle Chromeの拡張機能などによって通知が表示された際、デスクトップ上などにアプリの通知として確認メッセージが表示されるものです。
シークレットモード利用中はそもそも通知が表示されませんので、一時的に通知を切りたいような場合にはシークレット―モードでの利用も方法の一つでしょう。
また、基本的に迷惑通知などはGoogle Chromeブラウザ側でブロックされるようになっているため、不審なプッシュ通知に関しても安心です。デスクトップ版Chromeであればデスクトップ上の通知として、スマホはスマホの通知として表示されます。
なお、Google Chromeブラウザの通知のブロック方法としては、すべてのWebサイトに対してプッシュ通知の許可/ブロックを設定するものと、特定のWebサイトに対してプッシュ通知の許可/ブロックをする方法とがあります。
なお、前述したとおり、通知されるものには、普通にためになるような通知ばかりでなく、広告の通知であったりスパム目的の通知であったりとあまり歓迎できないものもあります。
これまでGoogle Chromeで許可していたWebサイトからスパム目的の通知が来るようになったなどの場合は許可設定を削除してブロックしたい、などということもありますので、その方法も紹介していきます。
すべてのサイトからの通知を許可またはブロックする方法
Google ChromeブラウザですべてのWebサイトからの通知を許可またばブロックする方法の説明からしていきます。まずはGoogle Chromeブラウザを開いてください。
Google Chromeの設定を開きます。
左側のメニューから「プライバシーとセキュリティ」をクリックしてください。
「サイトの設定」をクリックします。
「権限」部分の「通知」をクリックしましょう。
すべてのWebサイトからの通知を許可する場合は「通知を送信するかどうかの確認をWebサイトに許可する」をオンにしてください。これですべてのWebサイトで通知の許可/ブロックの選択ができるようになります。
ここをオフにすると、Google Chromeで表示するWebサイトのすべてで通知をブロックできます。特に通知をどのWebサイトからも受け取るつもりがないのであれば、この部分をオフにしておくと良いでしょう。
デスクトップ版Google Chrome同様、Android版のGoogle Chromeの場合もプッシュ通知のオン/オフを設定できます。Google Chromeのメニューから「設定」をタップしてください。
「サイトの設定」をタップします。
「通知」をタップしてください。
「通知」をオンにすればGoogle Chromeからのプッシュ通知がされます。
なお、オフにすればGoogle Chromeからのプッシュ通知が送信されます。
また、スマホの場合はGoogle Chromeアプリ自体の設定からも通知をオフにできます。
ただし、スパム系の通知など害意のあるものが存在する可能性もありますので、できればGoogle Chrome側から通知をオフにした上で、アプリの通知もオフにしておくと良いでしょう。(iOS端末の場合は通知自体がないため設定不要です)
一部のサイトからの通知を許可またはブロックする方法
なお、Google Chromeで利用する一部のWebサイトからの通知を許可またはブロックする場合、前述した通知に関する許可もしくはブロックの「追加」から対象のWebサイトのURLを登録してください。
Google Chromeで開くWebサイトからの通知を個別にオフにしたい場合は「ブロック」にURLを追加しましょう。
逆にその特定のWebサイトからの通知をデスクトップに通知するよう許可したい場合は「許可」にURLを追加してください。
そのWebサイトのページからGoogle Chromeブラウザのプッシュ通知設定を許可/ブロックする場合、Google Chromeのアドレスバーの鍵マークをクリックしてください。
「サイトの設定」をクリックしてください。
「通知」を「許可」もしくは「ブロック」を選択しましょう。
なお、すでに「許可」設定してあるWebサイトの設定を一覧から削除/ブロックする、ということもできます。Chromeの通知許可してある「許可」一覧の該当Webサイトの三点リーダーをクリックしてください。
三点リーダーをクリックすると、そのWebサイトに対する通知の許可設定として「ブロック」「編集」「削除」のメニューが表示されます。
ブロックせず許可設定から削除して、再度通知の許可が必要かどうかという設定が必要な場合「削除」で構いません。これでそのWebサイトへアクセスするとそのWebサイトの通知許可設定がオフになります。
Google Chromeの通知許可リストから削除してブロックリストに追加したい場合は「ブロック」をクリックしましょう。逆に「ブロック」リストから「ブロック」したり「削除」したりすることも可能です。
スパムのようなWebの通知をブロックする設定方法
なお、スパムのようなWebの通知は予めブロックしておきたい、という場合、Google Chromeの通知設定で「静かな方法での通知を許可」をオンにしてください。
これをオンにしておくと、Google Chromeで開いたWebサイトからの通知を複数回無視した、もしくは他の多くのユーザーがWebサイトからの通知をブロックしている場合(スパムだと判断された)だと、そのWebサイトからの通知は表示されなくなります。
Webサイトの内容というよりも広告をスパムなどのWebの通知をブロックしたいのであれば、Google Chromeの通知設定でここの設定をオンにしておくといいです。必ずしもスパム通知を防ぐことができるわけではないため、その点注意は必要です。
ポップアップをオフにする方法
なお、デスクトップ版Google Chromeで表示されるプッシュ通知(ポップアップ)をオフにするのであれば、Google Chromeの設定の「プライバシーとセキュリティ」の「ポップアップとリダイレクト」をクリックしてください。
プッシュ通知が届かない、という場合、ここの「ブロック(推奨)」をクリックしてオフからオンにしてプッシュ通知を許可しましょう。
Androidスマホ版のGoogle Chromeの場合も、「ポップアップとリダイレクト」で「ブロック(推奨)」をタップして「許可」に変更しましょう。
Google Chromeからの通知が表示されないiOS端末でもこのポップアップブロックの設定は可能です。
最後に
Google Chromeでは、デフォルトの状態だとその都度Webサイトごとに許可するようになっています。すべてをブロックすることはその部分を「オフ」にすることでデスクトップ通知などを防ぐことができます。
Google Chromeで表示するWebサイトごとに通知の許可/ブロックを変更できますし、あとから削除したりブロック/許可へ変更することも可能ですので、Webサイトごとに通知の有無の設定をしたい人にも便利です。
Webサイトによって通知される内容は異なります。自身のためになるような意義のある通知であれば許可に、スパム目的などのものはブロックするなど状況に応じて設定してみてください。