2022年04月21日更新
Discordでおすすめの音楽botと入れ方・使い方を解説
Discordでボイスチャット中に音楽を流したいときには音楽botがおすすめで、入れ方を知りたい人も多いでしょう。この記事ではDiscordでの音楽botの入れ方や音楽botの使い方について解説していきますので、参考にしながら導入してみてください。。
Discordでおすすめの音楽botと入れ方/使い方
Discordでボイスチャットをしているとき、BGMがあるともっと楽しいのに、と思ったことがある人もいると思います。そんなときに便利なのが音楽botと呼ばれる、YouTube等の音楽を再生してくれるbotです。
Discordでおすすめの音楽bot
Discordで利用できる音楽botの中でおすすめのものをいくつか紹介します。
FredBoat
1つ目はFredBoatという音楽botです。日本語化が可能で、YouTube以外にもTwitchなども利用可能で、課金することでSpotifyのプレイリストの利用もできます。
Jockie Music
2つ目はJockie Musicという音楽botです。4つの種類のbotがあるため、最大で4つのサーバーで音楽を楽しむことができます。
Octave
3つ目はOctaveという音楽botです。YouTube、Soundcloudの2つのサイトの音楽を楽しむことができます。プレイリストの作成なども可能です。
Watch Togetherもサービス開始予定
DiscordでもYouTubeとDiscordとを連携させる「Youtube Together」の作成も検討されているということがMashableというメディアで指摘されました。
2021年9月23日には、DiscordがYouTubeとの統合機能として作成された「Watch Together」のテストを開始していて、今後は作成される「Watch Together」にも注目したいところです。
RythmとGroovyはサービス停止
なお、Discordの音楽botとして多くの人が利用していたRythmやGroovyはサービスを停止しています。RythmらはGoogleから規約違反を指摘した上でサービス終了を求められ、Rythmなどそれぞれの運営者がそれに従った形です。
Rythmら同様、ここで紹介しているRythm、Groovy以外のDiscordの音楽botもいずれはサービス停止してしまう可能性があります。Rythmなどと同じように突然ということもあるため、そちらも今後はチェックしていきたいですね。
音楽botの入れ方/使い方
では、Discordへの音楽botの入れ方/使い方の説明に移ります。ここではおすすめしたもののうちFredBoatとJockie Musicの入れ方/使い方を紹介します。
導入手順
事前に導入したいサーバーをDiscordで作成しておきましょう。FredBoat・Jockie Musicいずれについても、導入方法はほぼ同じです。
それぞれ導入したい方にアクセスしてJockie Musicであれば「Yes I do」をクリック、FredBoatでは「Invite to Server」をクリックしてください。
ブラウザ版Discordへのログインが求められるため、Discordにログインしてください。
なお、Jockie Musicの場合はDiscordで利用する音楽botとして4色用意されています。すべて導入してもいいですし、好きな色の導入をしても問題ありません。すべて導入する場合は1つずつ入れましょう。
FredBoatやJockie Musicを使いたいサーバーを選択して「はい」をクリックしてください。なお、音楽botを追加する場合はDiscordのサーバーは管理者権限がある必要があります。
Jockie Musicは管理者権限の付与も必要です。それ以外にもそれぞれの音楽botで挙動が異なるため、画面に沿って操作をおこなってください。
なお、FredBoatはデフォルトでは英語表記です。日本語化したい場合はコマンド操作が必要となるため、次の項目でまとめて説明します。
音楽botの使い方/コマンド操作の方法
さてDiscordに音楽botの追加ができたところで、おすすめの音楽botであるFredBoatとJockie Musicそれぞれのコマンドの使い方/YouTubeの音楽の再生方法などを説明していきます。
まずはFredBoatです。FredBoatを日本語化したい場合は、「;;lang ja_JP」を入力しましょう。(管理者権限が必要です)
FredBoatで音楽の再生をしたい場合は「;;play」もしくは「;;p」を利用します。「;;play ボカロ」などの形でコマンドの後ろの半角スペースを入れて、曲名やアーティスト名、音楽のURLなどの検索ワード検索したいワードを入力してください。
5つの検索結果が表示されます。その中で再生したいものを「;;play 1」などのように選択してください。なお、別の曲を再生している間にコマンドで再生する曲を指定した場合、キューに追加され、順番に再生されていきます。
FredBoatの主だったコマンドについては下記にまとめていますので参考にしてみてください。
コマンド(省略形) | 内容 |
---|---|
;;leave(;;lv) | FredBoatを音声チャネルから退室 |
;;play urlや検索ワード (;;p urlや検索ワード) |
指定したURL/検索ワードの音楽を再生 |
;;stop(;;st) | 再生を停止し、プレイリストを削除 |
;;pause | 再生を一時停止する |
;;resume | 再生を再開する |
;;fwd 分:秒 | 指定した時間分トラックを早送り |
;;rew 分:秒 | 指定した時間分トラックを巻き戻し |
;;seek 分:秒 | 指定した時間位置に移動 |
;;restart | 現在再生しているトラックを最初から再生 |
;;skip | 現在再生しているトラックをキューから削除 |
;;nowplaying | 現在再生しているトラックを表示 |
;;queue(;;q) | プレイリスト内の現在のトラックのキューを表示 |
;;history | 再生したトラックの履歴を表示する |
次にJockie Musicの場合の使い方です。こちらはそのまま使い始めてしまって大丈夫です。音楽の再生をしたい場合は「m!play」のコマンドを利用します。
「m!play ボカロ」などの形での検索をした場合、Jockie Musicの場合はFredBoatのように再生前に曲を選択する方法は利用不可能で、検索したワードで自動的に曲が抽出される形になります。
そのため、YouTubeなどの任意の曲の再生方法としては「m!play URL」という形で直接指定することをおすすめします。
Jockie Musicの主なコマンドは次のとおりです。FredBoatのものとコマンドのプレフィックス(先頭の頭文字)が異なるというだけで、内容としてはほぼ似通っています。
コマンド(省略形) | 内容 |
---|---|
m!leave(m!lv) | Jockie Musicを音声チャネルから退室 |
m!disconnect(m!dc) | Jockie Musicを音声チャネルから追い出す/切断 |
m!play urlや検索ワード (m!p urlや検索ワード) |
指定したURL/検索ワードの音楽を再生 |
m!stop(m!st) | 再生を停止し、プレイリストを削除 |
m!pause | 再生を一時停止する |
m!resume | 再生を再開する |
m!seek 分:秒 | 指定した時間位置に移動 |
m!restart | 現在再生しているトラックを最初から再生 |
m!skip | 現在再生しているトラックをキューから削除 |
m!nowplaying | 現在再生しているトラックを表示 |
m!queue(m!q) | プレイリスト内の現在のトラックのキューを表示 |
m!history | 再生したトラックの履歴を表示する |
最後に
Discordでの音楽botはサーバーの作成ができていれば簡単に導入可能です。作成したDiscordのサーバーへの追加方法も簡単ですので、ぜひ利用してみてください。