2022年06月27日更新
YouTubeショート動画の作り方と投稿方法は?PCでのやり方を解説
YouTubeのショート動画のPCでの作り方はどうしたらいいのでしょうか。この記事では、YouTubeのショート動画とはどのようなもので、どのようなメリットがあるのか、PCでの作り方の方法やコツ、投稿する方法について詳しく解説します。
目次
YouTubeショート動画のPCでの作り方
YouTubeにはショート動画という物があります。以前は、YouTubeのショート動画はスマホアプリからしかアップロードできませんでした。しかし、現在ではPCからでもYouTubeのショート動画をアップロードすることができます。
この記事では、YouTubeのショート動画とはどのようなもので、パソコンからYouTubeにアップする方法はどうしたらいいのか、詳しく解説します。
YouTubeショート動画とは?
YouTubeのショート動画とはどのようなものなのでしょうか。
縦型の動画を最大60秒まで投稿/閲覧できるYouTubeの機能
YouTubeのショート動画とは、縦長の最大60秒までの短い動画を投稿したり、閲覧したりできるものです。YouTube動画は縦と横のアスペクト比が16対9が標準ですが、これではスマホでは横にしないと全画面で見られません。縦長のショート動画ならYouTubeアプリでも縦長の画面で楽しめます。
YouTubeショート動画のメリット/デメリット
YouTubeチャンネルを運営する上で、ショート動画の投稿にはメリットもあればデメリットもあります。
YouTubeのショート動画のメリットは次の2つのメリットがあります。
- チャンネル登録者数の増加につながる
- スマホで撮影できる短い動画でいいので初心者でも始めやすい
現在、YouTubeなどの動画視聴は7割以上がスマホからとなっています。ショート動画はInstagramやTikTokなど同じように、スマホからでも見やすい動画です。気軽に多くの人に再生してもらえるので、ショート動画をアップしただけでチャンネル登録者数が増加した、という方も多くいます。
また、スマホで撮影した縦長の動画をそのまま使えるので、初心者でもYouTubeへの投稿を、InstagramやTikTokのように始めやすいでしょう。
一方のデメリットとしては、チャンネル登録者数が増えても、ショート動画自体は収益化できないので、収益が上がるとは限らない、ショート動画から通常の動画のファンになってもらえるかどうかはわからないことです。
収益目的でYouTubeチャンネルを運営している方にとっては、この点は悩むところでしょう。少し様子見という方もいるのも現状です。
InstagramのリールやTikTokとの違い
YouTubeのショート動画はInstagramのリールやTikTokを意識したものだとも考えられますが、大きな違いがあります。InstagramのリールやTikTokとの違いはどのような点にあるのでしょうか。
InstagramのリールとのYouTubeのショート動画の違いとは、誰に見られるのか、という点です。Instagramのリールを見るのはフォローしている人です。Instagramではリールから新規のフォロワーを増やすことは難しいでしょう。しかし、YouTubeはランダムにショート動画として表示されるので、チャンネル登録されていない人にも発見されやすいという違いがあります。
TikTokとの違いは、アプリを起動した後の動画再生までの導線の違いです。TikTokでは、アプリを起動するとすぐに動画が再生されます。しかし、YouTubeではスマホアプリでもショート動画のタブを開かなければ再生されないという違いがあります。
TikTokもYouTubeのショート動画も、ランダムに動画が再生されるという点は同じですが、YouTubeはショート動画を見ようと思った人しか再生しない点が大きな違いです。
YouTubeショート動画の作り方
PCでYouTubeショート動画を作るにはどうしたらいいのでしょうか。PCでのYouTubeショート動画の作り方や、ショート動画を作るときのコツについて詳しく解説します。
投稿したい動画を60秒以内/正方形または縦長で撮影
YouTubeショート動画にアップロードする動画を撮影しましょう。YouTubeショート動画としてアップロードできる動画は、60秒以内の画面の縦と横のアスペクト比が正方形もしくは縦長の動画です。
動画の長さが60秒を超えている場合には、60秒以内に編集して短くする必要があります。スマホやビデオカメラで撮影したり、PCの画面収録で撮影したりした動画が横長の動画のときには、動画編集ソフトを使ってアスペクト比を編集しておきます。
横長の動画の横を切り取りたくない場合には、動画の上下に黒いスクリーンを差し込んで正方形か縦長の動画にするといいでしょう。
動画の前後をトリミングして短くしたり、アスペクト比を変更したりする方法は、PCの動画編集ソフトを使うと簡単にできます。PC用の動画編集ソフトは色々とあるので、使いやすいものを使って、YouTubeのショート動画の要件として合う動画にPCで編集しておきましょう。
YouTubeショート動画を作る際のコツ
YouTubeのショート動画を作る方法にはどのようなコツがあるのでしょうか。より多くの人にYouTubeのショート動画を見てもらって、チャンネル登録してもらうためのショート動画の作り方には3つのコツがあります。
1つ目のコツは、ショート動画は作り込まない自然体な動画にすることです。YouTubeには作り手がいろいろな工夫をこらして編集した動画が沢山あります。しかし、同じYouTubeでも、ショート動画では作り込んでいない、自然な状態を撮影した動画のほうが好まれる傾向にあります。
動画の編集が必要になった場合でも、動画の時間が長すぎる時に前後を切り落として時間調整する、BGMを付ける、アスペクト比を変更する、といった程度にしておくのがより多くの人に見てもらえるショート動画のコツです。
2つ目のコツは、動画の最初で視聴者を引き付けることです。YouTubeのショート動画はスワイプで簡単にスキップできます。つまらないと思ったらすぐにスキップされてしまいます。動画の最初で視聴者を引き付けることが、とても大切なコツです。
3つ目のコツはストーリー構成を定番化することです。チャンネル登録者を増やしているチャンネルのショート動画は、一定の構成で作られています。
ハプニング動画なら「冒頭のつかみ→クライマックス→結末」、インタビュー動画や学習動画なら「質問→回答→学び」といった、視聴者が予想しやすい構成を定番化できるといいでしょう。
YouTubeショート動画をPCで投稿する方法
YouTubeに投稿できるショート動画を作成できたら、PCからYouTubeにアップロードしてみましょう。PCからYouTubeでショート動画を投稿する方法について詳しく解説します。
YouTubeショート動画をパソコンから投稿/アップロードする手順
PCのブラウザでYouTubeを開きます。ショート動画を投稿するアカウントでPCでログインしておきましょう。
PCの画面の右上にあるビデオカメラのアイコンをクリックします。「動画をアップロード」をクリックして、動画を投稿するためのYouTube Studioを開きます。
「動画のアップロード」へアップロードする動画を、PCに保存してある場所からドラッグ&ドロップするかファイルを選択します。
動画タイトルと説明を入力して、サムネイルを選択します。ショート動画のおすすめに表示してほしい場合には、タイトルもしくは説明に必ず「#Shorts」と入力します。
画面を下にスクロールします。動画の内容が子どもにも見せられるものかどうかを選択したら「次へ」をクリックします。
動画の要素を追加するなら設定して「次へ」をクリックします。
著作権や公開するに当たってのチェックを受けます。問題が検出されなければ「次へ」をクリックします。
公開設定をします。この画面で公開設定を行わない場合には、13歳から16歳までのユーザーはデフォルトの状態で非公開設定に、16歳超のユーザーはデフォルトの状態で公開設定になっています。
「保存」をクリックすると、公開もしくは非公開で保存されます。ここまでの手順でショート動画としての設定はありません。しかし、動画の時間とアスペクト比がショート動画の要件を満たしていれば、ショート動画のおすすめに表示されます。
パソコンでYouTubeショート動画を投稿するメリット/デメリット
YouTubeのショート動画は、スマホで撮影しやすい縦長の動画を、スマホで見やすい縦長の画面で気軽に楽しめるようにしたものとも考えられます。スマホで撮影した動画をそのままスマホからYouTubeに投稿してもいいのですが、あえてパソコンから投稿するのはどんなメリットがあるのでしょうか。
パソコンからYouTubeのショート動画を投稿する最大のメリットは、著作権チェック機能が使えることです。他の人が権利を持っている画像やBGMを使ってしまっても、パソコンならアップロードする時に著作権チェック機能でチェックできます。
PCからのアップ時でのチェックも完璧なチェックではありませんが、万が一、著作権侵害にあたるコンテンツが動画に入り込んでしまっても、パソコンからのアップロードならチェックが入るというメリットがあります。
また、パソコンのほうが説明文を入力したり、動画編集したりしやすいというメリットもあります。
一方のデメリットとしては、スマホから動画がどのようにみえるのかをチェックしにくいというデメリットがあります。ショート動画はスマホから見られるのがほとんどなので、PCからではスマホで見やすい動画になっているかどうかを確認しにくい点はデメリット言えるでしょう。