2023年11月21日更新
Kindle本がAmazonで買えない/購入できない原因と購入方法【iPhone/Android】
Kindle本はAmazonアプリなどで買えない/購入できないようになっています。初めて使う人は特に、Kindle本を買えない/購入できないため驚くことも多いのですが、その原因は何なのか、どうしたらKindle本を購入することができるのか解説します。
目次
【iPhone/Android】Kindle本がAmazonで買えない/購入できない原因
iPhoneやAndroid端末で、Amazonアプリなどを利用しKindle本/電子書籍を購入しようとした際、Kindle本の購入ボタンが見当たらず、サンプルのダウンロードボタンしか表示されず、Kindle本が買えない/購入できないことがあります。
「このアプリ内では本を購入できません」と表示され購入ボタンが表示されない理由
AmazonアプリなどでKindle本購入時に「このアプリ内では本を購入できません」と表示されてKindle本が買えない/購入できない理由は、至極単純なものです。
アプリの仕様
そもそもAmazonアプリやKindleアプリの仕様上、Kindle本/電子書籍はAmazonアプリやKindleアプリでKindle本を買えない/購入できないようになっています。
Amazonアプリでは「このアプリ内では本を購入できません」という表示がKindleの購入選択部分に表示されます。選択していると購入ボタンが表示されず、上記のように「シェアする」などのボタンしか表示されません。
Kindleアプリだと「このアプリ内では、本コンテンツを購入できません」から始まるメッセージが出ます。
そのほかにも、それぞれのアプリにおいてサンプルのダウンロードページしかなかったり、購入ボタンが表示されなかったり、というのも同じくアプリの仕様になります。
つまり、iPhoneやAndroid端末で該当する動作があった場合は、アプリではない方法でKindle本/電子書籍を購入しなければなりません。
詳しい事情はAmazonとGoogle/Apple社の問題
なお、なぜiPhoneやAndroidでKindle本をAmazonアプリやKindleアプリを利用してKindle本を買えない/購入できないかという事情に関してはAmazonと、GoogleやApple社などのアプリストア陣営との事情が影響しています。
AppleやGoogleのストア側の方針として、アプリ内でデジタルコンテンツを購入すると30%の手数料が課金されるようになっています。このデジタルコンテンツにはKindle本/電子書籍も含まれます。
Amazon側としてはアプリでデジタルコンテンツの購入ができるようにすると、支払わなくてはならない手数料が発生することになります。
そのため、AmazonやKindleアプリ内ではデジタルコンテンツの購入はできないようにあえて設定してあるのです。
こういった大人の事情がある以上、AppleやGoogle側の方針が変わらない以上、今後もAmazonアプリやKindleアプリではKindle本は買えない/購入できないと考えていいでしょう。
【iPhone/Android】Kindle本がAmazonで買えない/購入できない時の対処法
iPhoneやAndroid端末のAmazonアプリやKindleアプリでKindle本を買えない/購入できないとしても、スマホからは買えない/購入できないというわけではありません。
これはPCでも同じで、PCもKindleアプリから本を買えない/購入できないようになっていますが、こちらも同じく方法があります。
スマホでKindle本がAmazonで買えない/購入できない時の買い方/購入方法
スマホやPCのKindleアプリやAmazonアプリで買えない/購入できないKindle本の買い方はどうするのかですが、何もアプリを使わなければいけない、というわけではないのです。
ブラウザからAmazonのKindleストアで購入
アプリから購入できずとも、AndroidでもiPhoneでもPCでも、ブラウザからAmazonのサイトへアクセスすることはできます。Kindle本もそのブラウザからであればKindle本の購入が可能です。
Kindle本/電子書籍の買い方自体はAmazonで商品を買う場合と大きく違いはありませんので、操作に関しても大きく問題はないでしょう。
なお、AmazonアプリやKindleアプリを開いているうちに、気になる作品が目につくことも少なくないでしょう。しかしブラウザに切り替えて購入する時間がないような場合もあるかと思います。
もしAmazonアプリを開いていて気になったものやKindleアプリで気になったものなどがあれば、後でブラウザを別途開いて購入する必要はあるものの、見失わないようお気に入りとしてリストに入れておくことおすすめします。
Amazonアプリの場合、商品の画像近くなどにあるハートマークを押せばほしい物リストに追加できます。Kindle用に別途ほしい物リストを作成してあるという場合は、そのハートマークを長押しすることで任意のほしいものリストに追加できます。
Kindleアプリの場合は「リストに追加」をタップからほしいものリストに追加が可能です。
複数ほしいものリストがある場合は任意のものを選択して保存しましょう。Kindle本を気になったものは片っ端から入れていくという場合は、他のものと混じって探しづらくなるのを防ぐため、別途リストを作成しておくことをおすすめします。
Kindleストアで購入したい本/電子書籍を検索/選択
さて、何を利用してKindle本を購入するのかが分かったところで、今度は買い方の説明に映ります。まずKindle本をブラウザでアクセスしたAmazonのサイト経由でKindleストアを開きます。下記リンク先からKindleストアに直接アクセスすることも可能です。
Amazonアプリが開く事が多いため、そういった場合はリンクを長押しして新しいタブなどで開いてアクセスしてください。
購入したいKindle本/電子書籍を検索バーなどで検索します。カテゴリなどから探しても構いません。
検索結果などの中から、購入したいKindle本/電子書籍をタップして選択してください。
注文を確定して購入
無料のKindle本の場合は「今すぐ無料で取得」が表示されますので、そちらをタップします。
購入/支払いが必要なKindle本だと「注文を確定する」のボタンがあります。どちらもクリックすることで購入が確定します。
Kindle本はワンクリックで購入できてしまいますので、もし間違えて購入してしまった場合は購入完了ページに「誤って購入してしまいましたか?」と表示された横にある「注文をキャンセル」をクリックすればOKです。
めんどくさい場合はKindle端末の利用がおすすめ
スマホやPCでKindle本を購入する場合、どうしても一度ブラウザを経由することになるため、特に全てKindleアプリで操作を完結したいと思う人にはストレスになることもあります。
Kindle本を読んでいる途中で続きが気になったり、同じ作者の作品が気になって購入したくなったりした場合、一度ブラウザを開いて、Kindle本を購入し、Kindleアプリを開いて読む、という流れの買い方/読み方になるためです。
それが面倒だと感じる場合、Amazonが販売しているKindleを読むための端末であるKindle端末を購入して利用するのがおすすめです。
Kindle端末はKindle本を読むためのものとしておすすめの端末ですが、Wi-Fiなどに接続できるためKindle端末から直接ストアで購入する、という方法がとれます。
いちいちブラウザからKindleストアへ移動して購入するという買い方/方法をしなくて済む分、快適さは段違いです。Kindle端末だと表示は白黒なので、漫画などもカラーのものを購入しても白黒表示しかされませんので、そこは注意が必要です。
もし漫画をカラーで見ることができるものがいいという場合はAmazonのFireタブレットがおすすめです。こちらもKindleアプリから直接Kindle本の購入ができます。
なお、FireタブレットはKindle端末よりできることは増えますが通常のタブレットよりは機能性は劣るもので、あくまでカラーでKindle本を読みたいという人向けのおすすめ端末なため、その点注意が必要です。
最後に
Kindle本は、AmazonアプリやKindleアプリからの購入はできないため、スマホやPCの場合はブラウザからKindleストアへ移動して購入する、という買い方/方法を取るほかありません。
Amazonやアプリストアを運営するApple・Googleなどとの関連で仕方なのないことですので、そのあたりを煩わしく感じる場合はKindle端末やFireタブレットを購入してストアから購入してすぐに見ることができる方法をとるなどして対応してください。