ATOK for Androidがバージョンアップ!Google日本語入力とどっちがおすすめ?

Androidスマホでの文字入力アプリで人気の「ATOK(エイトック)」がバージョンアップされ、さらに便利に使えるようになりました。Androidスマホで使うにはATOKとGoogle日本語入力はどちらがおすすめできるアプリなのかを解説します。

ATOK for Androidがバージョンアップ!Google日本語入力とどっちがおすすめ?のイメージ

目次

  1. 1ATOK Androidとは?
  2. 日本語の文字入力アプリ
  3. ATOKは無料お試しもできる
  4. 2Google日本語入力とは?
  5. 評価1位の日本語の文字入力アプリ
  6. 3ATOK for Androidのバージョンアップ内容
  7. 推測変換の効率がアップ
  8. Android 9に正式対応
  9. 4ATOK AndroidとGoogle日本語入力の機能比較~入力操作性~
  10. テンキーでの入力操作
  11. QWERTY配列での入力操作
  12. Godan配列とフラワータッチ
  13. 5ATOK AndroidとGoogle日本語入力の機能比較~キー配列~
  14. テンキー
  15. QWERTY配列
  16. Godan配列
  17. 6ATOK AndroidとGoogle日本語入力の機能比較~その他の機能~
  18. 顔文字を比較
  19. キーのカスタマイズ設定
  20. 併せて読みたい!キーボードに関する記事一覧

ATOK Androidとは?

ATOK Androidのページ

「ATOK(エイトック) for Android」とは、ジャストシステム社から発売されている日本語入力アプリです。ジャストシステムといえば日本語ワープロソフトの一太郎が有名ですが、ATOKはもともと一太郎に付属していたものでした。

その後ATOK単体で発売され、日本語入力しやすいソフトウェアとして人気です。ATOK for AndroidはそのATOKのAndroid端末用アプリで、入力の操作性の良さが特徴で高い評価を得ているアプリです。

ATOK.com | ジャストシステム

日本語の文字入力アプリ

「ATOK for Android」はAndroid端末用の日本語の文字入力アプリです。漢字変換の賢さだけでなく予測変換の精度も高く、Androidスマホでの文字入力操作が格段に便利になります。また、拡張辞書をダウンロードすることでさらに入力操作が簡単になります。

Android用のATOKは1543円で買い切りのアプリです。価格は少々高く感じてしまうかもしれませんが、操作性は高く、ストレスも少なく入力ができるようになる高評価のアプリなのでAndroidスマホを買ったらぜひインストールしたい日本語入力アプリです。

ATOK (日本語入力システム) - Google Play のアプリ

ATOKは無料お試しもできる

ATOK 無料お試し版のページ

Android用アプリ「ATOK」は1543円で買い切りのアプリですが、無料お試し版もあります。評価の高いATOK for Androidを無料で15日間使用でき、有料版と同じ機能を使えるので、まずは試してみてから購入を考えるのもいいのではないでしょうか。

ATOK お試し版 - Apps on Google Play

Google日本語入力とは?

Google日本語入力のページ

「Google日本語入力」は言うまでもなくAndroidを開発したGoogle社が提供する日本語入力アプリです。Googleのアプリということで安心して利用できるアプリといえますし、使い勝手の良さから高評価を得ています。

インターネット上の言葉を情報として収集して変換候補として挙がるようにしてくれており、そのデータはちょくちょくアップデートされるため変換が便利で入力操作が非常にラクになります。

評価1位の日本語の文字入力アプリ

「Google日本語入力」はアプリの評価が1位であることやダウンロード数が1億を超えるなど、Androidユーザーには不動の人気を誇るアプリです。Google日本語入力はその入力操作のしやすさが人気で評価も高いようです。

Google製の日本語入力アプリということで、Androidユーザーなら一度はダウンロードしたことがあるアプリではないでしょうか。

Google Japanese Input - Apps on Google Play

ATOK for Androidのバージョンアップ内容

Androidユーザーに評価の高い日本語入力アプリ「ATOK for Android」は2018年12月にバージョンアップされました。ATOK for Androidのバージョンアップ内容とはどういったものなのかを解説します。

推測変換の効率がアップ

ATOKの予測変換

高評価の入力アプリ「ATOK for Android」のバージョンアップでは推測変換(予測変換)の効率がアップしています。元々ATOKの推測変換機能は精度が高いことで評価を得ていましたが、このアップデートではさらに約30%も推測変換の精度が上がっています。

「ATOK for Android」ではこの動画のように長い文章を一発で変換することにも優れていますが、推測変換といって単語から次の言葉を推測して候補に挙げてくれることで文字入力を飛躍的に便利にしてくれます。

ATOKのバージョンアップでさらにこの推測変換の効率が上がっています。文字入力にストレスを感じているのであれば、ぜひATOKを試してみてはいかがでしょうか。

Android 9に正式対応

また、このバージョンアップで「ATOK for Android」はAndroid 9に正式対応しました。昨年リリースされたAndroid 9ですが、既存のスマホも続々アップデートされ、搭載しているAndroidスマホのユーザーもぐんと増えました。

ATOK for AndroidもこのたびのアップデートでAndroid 9に正式対応したので、Android 9を搭載したAndroidスマホユーザーには朗報となりました。

この動画のように早打ちもできてしまう「ATOK」をこの機会にぜひ試してみてください。入力操作のしやすさ、変換の便利さなど、高評価の理由もよく分かるのではないでしょうか。

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ATOK AndroidとGoogle日本語入力の機能比較~入力操作性~

ATOKのテンキー

ここからはAndroidユーザーに人気の日本語入力アプリである「ATOK for Android」と「Google日本語入力」について機能の比較をしていきます。

どちらもとても操作しやすく便利なアプリです。比較してみて、より自分に合うアプリを選ぶ助けになればと思います。

テンキーでの入力操作

ATOK テンキー配列での入力

まずこちらが「ATOK for Android」のテンキー配列のキーボードです。キーを長押しすることでフリック入力が可能です。設定次第でフリック入力+ケータイタッチ(トグル入力)との併用ができ、好きなほうで入力ができます。

Google日本語入力 テンキー配列での入力

次にこちらが「Google日本語入力」のテンキー配列のキーボードです。こちらも「ATOK for Android」と同じく長押しでフリック入力ができます。Google日本語入力でも設定するとフリック入力とトグル入力を併用できます。

ちなみに、ケータイタッチ(トグル入力)とは、いわゆるガラケーのようにキーを連打して文字を入力する方法です。また、「ATOK」の入力設定ではフリック入力の際の感度も調整できるようになっており、より操作をしやすくできます。

また「Google日本語入力」でも設定からフリック入力の感度を調整でき、さらにキーの長押し時間も調整できます。

QWERTY配列での入力操作

ATOKのQWERTY配列 入力

続いて比較するのはQWERTY配列での入力についてです。こちらは「ATOK」のQWERTY配列ですが、ATOKでは一段目に数字も表示されます。それでキーボードの高さがありますが、高さは調整できます。数字の入力はしやすいのではないでしょうか。

ATOK QWERTY配列でのローマ字入力

「ATOK for Android」で文字種切り替えキーをタップするとローマ字入力もできます。ローマ字入力に慣れている方はこちらが使いやすいのではないでしょうか。

Google日本語入力 QWERTY配列での入力

次に「Google日本語入力」のQWERTY配列のキーボードです。こちらは数字キーはありませんが、1つのキーに数字や記号も割り振られており、ロングタップすることでポップアップ表示が出て選択できるようになっています。大文字にする場合も長押しです。

Google日本語入力 QWERTY配列 ローマ字入力

「Google日本語入力」でももちろんローマ字入力ができます。

「ATOK」と「Google日本語入力」のQWERTY配列は比較してみるとこのようになっています。ちなみにQWERTY配列とはパソコンのキーボードのような横長のキー配列で、アルファベットの一段目のキーが左からQWERTYと並んでいるのでそう呼ばれます。

Godan配列とフラワータッチ

続いては「ATOK」と「Google日本語入力」のそれぞれの特徴的な機能について解説していきます。

Godan配列

Godan配列

まずは「Google日本語入力」のGodan配列です。Godan配列とは五段×三列のキーボードの左一列が母音、右二列が子音となっています。

Godan配列での入力

「Google日本語入力」のGadan配列では子音のキーにはいくつかの文字や記号もいっしょに割り振られています。ですので、例えば「K」のキーを長押しするとフリック入力の要領で「Q」、「K」、「2」を選択できるようになっています。

Godan配列の入力方法

フリックで「G」をタップして、母音から「A」をタップするとこのように入力ができます。慣れればとても入力しやすいのが「Google日本語入力」のこのGodan配列です。

Godan配列での入力方法とは、両手でスマホを持ち、母音と子音を交互にタップして入力していくのですが、パソコンでのローマ字入力に慣れている方には慣れたら使いやすいキー配列ではないでしょうか。

フラワータッチ

次は「ATOK」の特徴的な機能であるフラワータッチ入力です。ジェスチャー入力ともいい、フリック入力と操作方法は似ていますが、パネルが花びらのような形なのでフラワータッチ入力といいます。

ATOKのフラワータッチ入力

フリック入力では下に来る文字が隠れてしまいますが、フラワータッチでは見やすくなります。また小文字への変換や濁点を付ける操作がワンストロークでできるのがフラワータッチ入力の特徴です。この場合、「小」に指をスライドさせると小文字になります。

ATOK フラワータッチ入力

これで小文字になっていますが、さらに「ヴ」と表示が出ています。「う」に濁点を付けた「ヴ」にするにはそこに指をスライドさせます。フリック入力の要領で文字を選択するだけでなく、小文字にしたり濁点を付けるのもワンストロークです。

「Google日本語入力」のGodan配列、「ATOK for Android」のフラワータッチ入力とは、それぞれの特徴的な機能であり、文字入力操作がとても便利になります。

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ATOK AndroidとGoogle日本語入力の機能比較~キー配列~

続いては「ATOK for Android」と「Google日本語入力」のキー配列を比較していきます。

テンキー

ATOK テンキー配列 ひらがな

こちらは「ATOK」のテンキー配列、ひらがなです。

ATOK テンキー配列 アルファベット

文字種を切り替えて、こちらは「ATOK」のテンキー配列のアルファベットです。

ATOK テンキー配列 数字

そしてこちらが「ATOK」のテンキー配列の数字です。

ATOK キーボードの切り替え

また、「ATOK」では水色の四角で囲んだボタンを長押しすることで絵文字や顔文字、マッシュルームなどを呼び出すことができます。

Google日本語入力 テンキー配列 ひらがな

続いてこちらは「Google日本語入力」のテンキー配列のひらがなです。

Google日本語入力 テンキー配列 アルファベット

こちらは「Google日本語入力」のテンキー配列のアルファベットです。

Google日本語入力のテンキー

「Google日本語入力」のテンキーの文字種は「ATOK」と違い、数字がありません。しかし、青の四角で囲んだボタンをタップしてみてください。

Google日本語入力 数字

そうするとこのように数字のキーボードが表示されます。また、下のタブを切り替えることで絵文字や顔文字なども呼び出せます。

ちなみに「Google日本語入力」ではキーボードの上のバーにマイクのアイコンが表示されていますが、そこをタップすると音声入力が可能です。音声入力とは、スマホに向かって話した内容を認識して文字にして自動で入力してくれる便利な機能です。

同じテンキー配列でも「ATOK」と「Google日本語入力」では比較してみるとこのように違います。

QWERTY配列

ATOK QWERTY配列

次に比較するのはQWERTY配列のキーボードです。「ATOK」のQWERTY配列キーボードでは一段目に数字が配置されているのが便利な点です。

Google日本語入力 QWERTY配列

「Google日本語入力」のQWERTY配列のキーボードはこのようになっています。Google日本語入力ではキーを長押しすることで数字や記号も入力できます。

Godan配列

Google日本語入力 Godan配列

そして最後にご紹介するのは「Google日本語入力」のGodan配列です。Godan配列とは、左一列が母音、右二列が子音という特徴的なキーボード配列になっています。

「ATOK」も「Google日本語入力」もキーボードにはそれぞれ特徴があります。比較して、使いやすいものを選んでみてください。

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ATOK AndroidとGoogle日本語入力の機能比較~その他の機能~

では最後に、「ATOK」と「Google日本語入力」のその他の機能について比較していきます。顔文字の種類やキーのカスタマイズ設定といった気になる部分を解説します。

顔文字を比較

ATOKの顔文字

こちらが「ATOK」の顔文字です。

ATOK 顔文字

「ATOK」の顔文字は、笑、汗、泣、怒、他、横という項目別に並んでいます。また、「MY」という項目では自分で顔文字を登録することができます。

Google日本語入力の顔文字

そしてこちらが「Google日本語入力」の顔文字です。

Google日本語入力 顔文字

「Google日本語入力」の顔文字も表情ごとにカテゴリー分けされています。またキーボードから顔文字を呼び出す他に「かおもじ」と入力すると変換候補に顔文字が出てきます。

また「ATOK for Android」では拡張辞書というものがあり、Play Storeから顔文字辞書をインストールすることでさらに顔文字を増やすことができます。

キーのカスタマイズ設定

ATOK設定メニュー

続いてはキーのカスタマイズ設定について解説します。「ATOK」の場合、文字種の切り替えキーをロングタップすると設定メニューが出てきますので、「ATOK設定」をタップしてください。

ATOK 設定画面

次に「ATOK」の設定画面から「画面・表示」をタップしてください。

ATOK 画面・表示設定

そして「テーマ」をタップしてください。

ATOK 背景デザイン

そうすると「ATOK」のキーボードのテーマカラーやデザインをカスタマイズできるようになっています。「テンキーのサブラベルを消す」にチェックを入れると、このような表示のテンキーに変えることもできます。

ATOK 背景デザインのカスタマイズ

「ATOK」ではこのような写真のデザインの背景もあります。ここで「編集」をタップしてください。

ATOK 背景画像の選択

そうすると背景画像の変更ができ、自分の好きなようにキーをカスタマイズすることができます。

Google日本語入力の設定メニュー

続いて「Google日本語入力」のキーのカスタマイズ設定ですが、Google日本語入力のキーボードの上のバーの矢印をタップするとアイコンが三つ出てきます。この中からパレットの形のアイコンをタップしてください。

Google日本語入力のデザイン

そうするとこのようにキーのカスタマイズができるようになっています。カラーの他に風景写真が選択できます。「Google日本語入力」では画像の変更はできません。

Google日本語入力のカスタマイズ

「キーの外枠」のスイッチをオフにすることでこのようなフラットなデザインのキーボードに変えることもできます。

今回はAndroidユーザーに人気の文字入力アプリ「ATOK for Android」と「Google日本語入力」について比較を交えて解説しました。デフォルトのキーボードアプリも便利なものですが、機種変更でメーカーが変わってしまうと不慣れなものになってしまいます。

ATOKやGoogle日本語入力などのアプリであれば機種変更をしても変わらない使い心地ですので、こちらを読んで気になった方はぜひ試してみてください。

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