Macで簡単録音『Simple Recorder』アプリの使い方

Macを使って音声の録音が手軽にできるMacアプリです。その名の通り、使い方もすごくシンプルになっていて、Macのメニューバーやドックから素早く操作できます。5分もかからずに始められるので、Macを持っている方は気軽にやってみましょう。

お手持ちのMacがレコーダーに早変わりします。ちなみに私はMacBook Airで試してみました。

Simple RecorderはMac App Storeでの評価が高く、レーティングが4.6になっています。(2019/03/02 現在)
また、このMacアプリの開発者は他にも録音系のMacアプリをリリースしていてるので、実績の面でも安心ですね。
 

まずMacで下記のWebページにアクセスします。

[Mac App Store] シンプルレコーダー - ボイスレコーダー

「こちらで表示： Mac App Store」というリンクをクリックして下さい。

下記のようにMac上でブラウザの確認ダイアログが出た場合は「App Store.app を開く」をクリックして下さい。

App Storeが起動したら下記の「入手」ボタンをクリックします。その後、ボタン名が「Appをインストール」に変わるので、そのままクリックして下さい。

下記のようにApp Storeへのサインインが求められる場合は、Apple IDとパスワードを入力します。

Macへのインストールが開始すると前述の「Appをインストール」ボタンが「インストール中」に変わります。さらに、Macへのインストールが完了すると、今度はボタンが「開く」に変わるのでそれをそのままクリックして下さい。

下記のダイアログが表示されれば、Simple Recorderのインストールは成功です！

録音方法はMacのドックから行う簡易モードとMacのメニューバーから行う通常モードの2つが用意されています。まずは簡易モードから試してみましょう。

Mac画面下のドックに表示されているSimple Recorderのアイコンをクリックします。

録音開始とともに、下記のような時間をカウントするアニメーションが始まります。

もう一度アイコンをクリックすると録音が停止し、ファイルの保存ダイアログが表示されます。録音した音源ファイルをMac内の適当なフォルダに保存して下さい。

これで録音は完了です。なお、保存した音源ファイルの再生方法については後述します。

もう一つの録音方法である通常モードは、Mac画面上のメニューバーから行います。下記のアイコンをクリックして下さい。

Simple Recorderのメニューが表示されるので、「録音」をクリックすると録音が開始されます。

下記のように、アイコンの横で時間のカウントが始まったら録音中です。

「一時停止」をクリックすると録音が中断され、その間の録音はされません。再度「録音」をクリックすると録音が再開されます。

また、「停止」をクリックするとファイルの保存ダイアログが表示されるので、Mac内のフォルダを指定して音源を保存しましょう。

音源ファイルの保存形式はいくつか選べます。

初期の保存形式はM4Aになっています。特にこだわりがなければこれで良いでしょう。

M4AはApple社によるMP4の拡張フォーマットなので音質は良いです。もし音源ファイルをApple社以外の製品で使いたいなど、汎用性を求める場合は、メニューバーのアイコンから「環境設定」-「MP3」で保存形式をMP3に変えることができます。

音源ファイルを保存すると、保存先のフォルダが表示されます。下記の例だと、Finderが起動して、保存先フォルダ内のファイル一覧が表示された状態です。

上記で保存した音源ファイルをダブルクリックすると、iTunesなど関連付けられたアプリが起動して、音源ファイルがMac上で再生されます。

基本機能に関しては無料版のSimple Recorderで利用できますが、特定の機能を使いたい場合は有料版(注2)を買う必要があります。

(注2)Simple Recorder PRO; \600(2019/02/16現在)

Simple Recorderは無料版でも一通りの機能が使用できます。

有料版のSimple Recorder PROで使える機能は下記の通りです。

• (音源ファイル保存先)規定フォルダの設定
• (音源ファイル)iCloud Driveへの保存
• ステータスランプ
• ショートカット