「Amazon Drive」と「Googleドライブ」を比較!違いは?

クラウドストレージサービスとしてAmazon DriveとGoogleドライブが存在します。今回はAmazon Driveのプライム会員向け特典と、Googleドライブのソフトウェアの優秀さに関するメリット/デメリットと料金や容量の違いを解説します。

「Amazon Drive」と「Googleドライブ」を比較!違いは?のイメージ

目次

  1. 1Amazon DriveとGoogleドライブを比較
  2. Amazon DriveとGoogleドライブの違い~無料ストレージ容量~
  3. Amazon DriveとGoogleドライブの違い~料金体系~
  4. 2Amazon Driveの特徴
  5. プライムフォトでフォトストレージを気にせず保存可能
  6. 自動の同期機能で無駄な手間が省ける
  7. 3Googleドライブの特徴
  8. ビジネス向けプランがある
  9. データのアップロードで画像ファイルをテキスト化する機能
  10. 4AmazonプライムフォトとGoogleフォトを比較
  11. ファイル形式
  12. ファイル圧縮
  13. Amazonプライムフォトのメリット/デメリット
  14. Googleフォトのメリット/デメリット
  15. 最後に
  16. 合わせて読みたい!Amazonに関する記事一覧!

Amazon DriveとGoogleドライブを比較

皆さんは自分のデータ管理をどのようにして行っていますか?以前はUSBやSDカードでの保存が主流で、端末ごとにファイルなどのデータをやり取りするときは、端末に直接フラッシュメモリを接続するなどしていました。

現在4Gなどネットワークの進化と、データベース管理機能の向上によりインターネット上にデータを保存しておけるようになりました。何GBというデータも、高速ネット通信により、取り出すのが容易になったからです。

またインターネットで保存するメリットはいくつかあり、フラッシュメモリのように容量に限界がないことやどの端末からもデータのアップロード、ダウンロードが可能なので、わざわざ機器に記憶媒体を接続する必要がかなくなりました。

このようなインターネットを媒介してデータを保存できるサービスをクラウドストレージサービスと呼称します。

その中でも現在インターネットの世界を支配しているGoogle、そしてAmazonが提供している大容量クラウドストレージサービスが「Amazon Drive」と「Googleドライブ」です。

今回はこの2つのサービスの保存できる容量、料金の違いなどの特徴部分を比較していきます。

また、ややこしいことに似たサービスとしてAmazonプライムフォトとGoogleフォトというのも存在します。これらは画像編集などもできるフォトストレージと呼ばれるものですが、先の~Driveとは別のサービスです。

写真に特化したクラウドストレージサービスということで、何でも保存できる~Driveと写真だけ保存できる~フォトと住み分けされているのです。

記事の後半ではおまけとしてこれら2つのフォトストレージの容量や料金、また対応ファイル形式、ファイル圧縮機能など細かい違いをざっくりと比較・説明します。

Amazon DriveとGoogleドライブの違い~無料ストレージ容量~

まずはAmazon DriveとGoogleドライブの具体的な容量の違いをご紹介します。クラウドストレージサービスの特徴としてどこも基本無料で提供しいるのが嬉しい点です。そんな無料プランのサービスとしてAmazon DriveとGoogleドライブを比較してみました。
 

  Amazon Drive Googleドライブ
無料ストレージ容量 5GB 15GB

Amazon DriveとGoogleドライブでは無料プランではGoogleドライブがAmazon Driveの3倍もの容量があることがわかります。これは由々しき問題ですね…。

ただこれ、Amazon Drive側にはあるからくりがあるのです。これに関しては次章のAmazon Drive特徴にて述べています。

ともあれ、アカウントを作成した時点で無料で使用できる容量はGoogleドライブが圧倒的に優秀です。

Amazon DriveとGoogleドライブの違い~料金体系~

次にAmazon DriveとGoogleドライブの料金体系の違いについてご紹介します。先ほどは無料プランでどれくらいの容量が使えるのかのご紹介でしたが、有料プランの場合、容量ごとにいくつかの料金プランがあります。

 

  Amazon Drive Googleドライブ
容量:料金 100GB:2,490円/年 100GB:250円/月 2,500円/年
  1TB:13,800円/年 1TB:1,300円/月 13,000円/年
  2TB:27,600円/年 2TB:2,600円/月
  10TB:138,000円/年 10TB:13,000円/月
  20TB:276,000円/年 20TB:26,000円/月
  30TB:414,000円/年 30TB:39,000円/月

Amazon DriveとGoogleドライブでは容量ごとの料金はほとんど変わらなさそうです。Googleドライブでは月額で払えるのでまとめて払うのが嫌な方はこちらで月々払うのがおすすめです。

また、Amazonプライム会員の場合100GBプランが無料で使えそうな気もするのですが、生憎こちらはプライム会員にプラスの料金としてかかってしまいます。

しかしAmazon Driveに関しては実はのちに説明するAmazon Photosというフォトストレージサービスと連携している経緯があるので、写真をどれだけアップロードするかなども検討材料として考えるべきです。

ここまででAmazon DriveとGoogleドライブの容量、料金の違いについてご理解いただけたと思います。ここでどちらを使うか判断できないときのためにAmazon Driveの特徴、Googleドライブの特徴をご紹介します。

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Amazon Driveの特徴

Amazon Drive 利用画面

Amazon Driveの特徴はファイル圧縮のないフォトストレージ機能と自動同期機能が挙げられます。

Amazon.co.jp: : Amazon Drive Home

プライムフォトでフォトストレージを気にせず保存可能

Amazon DriveにはAmazonプライム会員特典としてAmazonプライムフォトが使用できます。これはファイル圧縮なしで写真ファイルを無制限に保存してくれるサービスです。

画像データの編集や写真のバックアップ場所としてクラウドストレージを使用したい場合は、プライム会員費を支払っているだけで容量を気にせず保存できてしまうのが特徴的です。

自動の同期機能で無駄な手間が省ける

Amazon Driveではフォルダごとに自動同期を有効にしておけば、WiFi下などでは常にデータをアップロードしてくれます。わざわざ自分で選択してアップロードするなど、無駄な手間が省けるのはありがたいです。

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Googleドライブの特徴

Googleドライブ 利用画面

Googleドライブの特徴は企業や個人用のビジネス向けプランがある点と、画像ファイルをテキスト化する特殊な機能を搭載している点が挙げられます。

Google ドライブ - 写真やドキュメントなど、ファイルのクラウド ストレージとバックアップ

ビジネス向けプランがある

Googleドライブ ビジネス向けプラン

Googleドライブにはビジネス向けプランが存在します。クラウドストレージ機能のほかにGoogleを使用して仕事をするうえでありがたい特典が様々ついています。

データのアップロードで画像ファイルをテキスト化する機能

Googleドライブは何といっても使い勝手の良さが特徴であるといえます。これには例として画像ファイルをテキスト化する機能が備わっている点が挙げられます。

こういった細かく優れた機能はGoogleのポテンシャルの高さから来るもので、サービスとしての完成度が非常に高いと思います。

AmazonプライムフォトとGoogleフォトを比較

クラウドストレージについて知っておきたいのが、それぞれ写真を保存するフォトストレージサービスが別にあるということです。

AmazonにはAmazonプライムフォト、GoogleにはGoolgeフォトがあり、写真の保存をメインとする場合、これらは欠かせないサービスです。

ファイル形式

「フォトストレージ」ということでアップロードできるファイル形式には限りがあります。以下の表を参考にしてください。
 

  Amazonプライムフォト Googleフォト
対応ァイル形式 画像:JPEG、BMP、PNG、GIF、大部分のTIFF、HEIF、HEVC、およびRAW形式  画像:jpg、png、webp、一部の RAWファイル、
動画:
mpg、mod、mmv、tod、wmv、asf、avi、divx、mov、m4v、3gp、3g2、mp4、m2t、m2ts、mts
 

Amazonプライムフォトの場合無制限の保存が可能ですが、ファイル形式として画像のみが無制限の対象となります。動画ファイル形式はAmazon Driveとしてアップロードされるため、気を付けるようにしましょう。

ファイル圧縮

アップロードできるファイル形式が限られるAmazonプライムフォトですが、それはそれで良い点があります。RAWファイルなどの高精細なファイル形式の画像をファイル圧縮なしで無制限に保存できるのです。

一方Googleフォトでは、画像も動画も保存し放題である代わりに自動でファイル圧縮されるので画質の劣化が否めません。

Amazonプライムフォトのメリット/デメリット

Amazonプライムフォト 利用画面

Amazonプライムフォトのメリット/デメリットをまとめると以下の通りです。

データを圧縮せず無制限に保存可能

Amazonプライムフォトのメリットはファイル圧縮がなく無制限に画像が保存できます。

年会費がかかる

AmazonプライムフォトのデメリットはAmazonプライム会員の特典という位置づけのためプライム会員分の年会費がかかってしまいます。

Googleフォトのメリット/デメリット

Googleフォト 利用画面

Googleフォトのメリット/デメリットをまとめると以下の通りです。

画像編集機能がある

Googleフォトのメリットは画像編集機能があることです。細かい機能が優秀なGoogleソフトウェアですが、写真保存あるであるのに画像編集までできてしまいます。画像編集したいときに、わざわざ画像編集専用のアプリ導入する必要がなく、これ一つですべて解決してしまいます。

元の画質で保存可能な容量は15GBまで

Googleフォトのデメリットは元の画質で保存できるのは15GBまでという制限があるということです。Googleフォトにアップロードした画像、動画は自動で圧縮して画質が劣化してしまいます。

最後に

Amazon DriveとGoogleドライブの違いと付せてAmazonプライムフォトとGoogleフォトの違いをご紹介しました。

AmazonはAmazonプライム会員と一緒に使える良さがありましたが、Goolgeには画像のテキスト化や画像編集など機能的な良さがありました。

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この記事のライター
Noda
ライターのNodaです