2020年04月20日更新
【Instagram】「QRコード」と「ネームタグ」の違いを解説!
インスタグラムの「QRコード」と「ネームタグ」はどのような違いがあるのでしょうか。インスタグラムの「QRコード」と「ネームタグ」について、パソコンとスマートフォンで実際に確認をしながら、スクリーンショットも交えてわかりやすく解説します。
目次
【Instagram】「QRコード」と「ネームタグ」とは
SNSなどで「QRコード」と「ネームタグ」というような単語をよく耳にしますが、この二つの具体的な特徴や違いはなんでしょうか。
LINEやTwitterなどは、QRコードを使用することにより自分のアカウントを簡単に交換をすることができますが、インスタグラムにはそのような機能はありません。
その代わりに、インスタグラムではQRコードではなく、ネームタグという独自のQRコードのようなものを読み込んでもらうことにより、アカウントを交換することができます。
「QRコード」とは
「QRコード」とは、1994年に株式会社デンソーウェーブが開発した、白と黒のドットを縦と横に並べることによって規格化された数字や漢字、英語などのデータを表現する画期的な手法です。
大きい情報量を小さくすることができ、SNSのアカウントを交換する以外でも電子決済や、サイトに誘導するためにパンフレットなどにQRコードを記載し効果測定を行うなど、使い方は無限大にあります。
「ネームタグ」とは
「ネームタグ」とは、インスタグラムアカウントが簡単に交換できるQRコード代わりになるようなもので、このネームタグはインスタグラムアプリのみで読み込むことができます。
友人などとインスタグラムアカウントを教え合う時に、検索でIDを打ち間違えることを防ぎ、ネームタグの読み込みも時間は掛かりません。
【Instagram】「QRコード」と「ネームタグ」の違いを比較~規格~
続いては、「QRコード」と「ネームタグ」の規格の違いについてご紹介いたします。
読み取り可能アプリ
「QRコード」と「ネームタグ」の違いの一つ目は「読み取り可能アプリ」になっており、その違いは読み込むことのできるアプリの数になっています。
QRコードは、有料や無料を問わず様々なQRコードリーダーで読み込むことができるのに対して、ネームタグは、インスタグラムのカメラでしか読み込むことはできません。
作成環境
「QRコード」と「ネームタグ」の違いの二つ目は「作成環境」になっており、その違いはコードを作成できる方法が違うということです。
QRコードは「QRコード作成サイト」で作ることができますが、ネームタグは「インスタグラム」のみでしか、作成することはできません。
データ形式
「QRコード」と「ネームタグ」の違いの三つ目は「データ形式」になっており、その違いは読み込むことのできるデータ形式の拡張子が異なります。
QRコードは、白と黒の集合体にデータを詰め込むためにPNGやJPEG、EPSなどに対応しておりますが、ネームタグではPNGのみ対応となっております。
推奨最小サイズ
「QRコード」と「ネームタグ」の違いの四つ目は「推奨最小サイズ」になっており、その違いは読み込むことのできる最小サイズが違います。
QRコードの推奨最小サイズは15mm角に対し、ネームタグの推奨最小サイズは25mm角になっており、QRコードの方が小さく表示をすることが可能なので、汎用性はQRコードの方が高いです。
デザインのカスタマイズ性
「QRコード」と「ネームタグ」の違いの五つ目は「デザインのカスタマイズ性」になっており、その違いは色や背景の変更ができるかの違いになっております。
QRコードは、色の変更のみに対応しているのに対し、ネームタグはインスタグラムアプリで色の変更に加え背景の色も変えることができるため、デザインのカスタマイズ性に関してはネームタグの方ができることが増えます。
効果測定
「QRコード」と「ネームタグ」の違いの六つ目は「効果測定」になっており、その違いはQRコードでは特定のサイトでQRコードを作成した場合、再生回数の測定をすることができるのに対し、ネームタグにはそのような機能はありません。
比較表
ここまで「QRコード」と「ネームタグ」の違いをご紹介しましたが、比較表にまとめてみます。
できることの比較 | QRコード | ネームタグ |
読み取り可能アプリ | QRコードリーダー | インスタグラムのカメラ |
作成環境 | QRコード作成サイト | インスタグラム |
データ形式 | PNG JPEG EPSなど | PNG |
推奨最小サイズ | 15mm角 | 25mm角 |
デザインのカスタマイズ性 | 色変更が可能 | 色や背景を変更可能 |
効果測定 | 可能 | 不可能 |
【Instagram】「QRコード」と「ネームタグ」の違いを比較~メリット~
次は、「QRコード」と「ネームタグ」のメリットの違いを二つご紹介いたします。
「QRコード」のメリット
まずは、「QRコード」のメリットについてです。
読み取り性能
「QRコード」のメリットは「読み取り性能」になっており、QRコードは小さいものでも安定して読み取りができるのに対し、ネームタグは色によっては読み取りにくい場合があります。
データ収集
「QRコード」のメリットは「データ収集」になっており、QRコードでは再生回数などのデータを集めることができるのに対し、ネームタグはそのような機能はありません。
「ネームタグ」のメリット
続いては、「ネームタグ」のメリットについてです。
デザインの自由度
「ネームタグ」のメリットはインスタグラムでの「デザインの自由度」になっており、ネームタグでは背景色や絵文字などの背景デザインをカスタマイズすることができるのに対し、QRコードは背景デザインは変更できません。
作成の手軽さ
「ネームタグ」のメリットは「作成の手続き」になっており、インスタグラムのプロフィール画面から簡単に表示することができるのに対し、QRコードはQRコード作成サイトを経由しなければならないため、手軽さはネームタグの方が優れています。
【Instagram】「QRコード」と「ネームタグ」の違いを比較~作成方法~
次は、「QRコード」と「ネームタグ」の作成方法の違いをご紹介いたします。
QRコード作成方法
まずはインスタグラムのQRコードを作成する前に、自分のインスタグラムアカウントURLを確認して調べることが必要です。
ユーザーネームの確認
インスタグラムのユーザーネームは「htpps://www.instagram.com/ユーザー名」のアカウントURLで確認することが可能で、パソコンまたはスマホでデスクトップ版インスタグラムサイトからURLを確認できます。
コード作成サイトにアクセス
今回、QRコード作成には「QRのすすめ」というQRコード作成サイトを使用し、上記のアカウントURLをQRコードに変換します。
「さっそく作る」をクリックします。
「作る」をクリックします。
URLをコピーしたら、「作成する」をクリックします。
自分のインスタグラムのQRコードが表示されます。
QRコード作成にかかる料金は?
この記事で紹介しているQRのすすめは、無料でQRコードを簡単に作成することができ、アドレス帳のデータなどもQRコードにすることができます。
ネームタグ作成方法
続いては、インスタグラムで自分のネームタグを作成する方法をご紹介いたします。
確認手順
インスタグラムのアプリを開き、右上の三本線をタップします。
ネームタグをタップします。
これがネームタグになっています。
編集方法
背景の絵文字の他にも、自画像を設定することもできます。
編集が終わったら、ネームタグを読み込むことができます。