「iTunes」に接続できないときの原因と対処法!

iTunesに接続できないときの原因と対処方法を詳しく解説します。iTunesに接続できないトラブルで困っている方や、機種変更などでiTunesを利用しなければいけない方はぜひ本記事を参考にして、iTunesを便利に利用してください。

「iTunes」に接続できないときの原因と対処法!のイメージ

目次

  1. 1「iTunes」に接続/使用できない理由は?
  2. いくつかの問題が考えられる
  3. 2「iTunes」に接続できないときの原因
  4. 主な原因
  5. 3「iTunes」に接続できないときにまず行う対処法
  6. 対処手順
  7. 4「iTunes」に接続できないときの対処法~ロック~
  8. 端末ロックとは
  9. ロックされた場合の対処法
  10. ロックされる前にバックアップを取る手順
  11. 5「iTunes」に接続できないときの対処法~認識できない~
  12. 認識できないときの対処法
  13. 6「iTunes」に接続できないときの対処法~接続できない~
  14. iTunes Storeに接続できないときの手順
  15. iOS12に更新した後に接続できないときの手順
  16. 7「iTunes」に接続できないときの対処法~自動バックアップ~
  17. 自動バックアップの手順
  18. 合わせて読みたい!iTunesに関する記事一覧

「iTunes」に接続/使用できない理由は?

iTunes

Apple製品の管理に欠かせないiTunesですが、iTunesに接続できないなどのトラブルで困っている方も多いのではないでしょうか?iTunesに接続できないときの原因と対処法やiTunesでのバックアップ方法を紹介します。

iTunesにiPhoneなどの端末を接続できないときの原因は複数考えられます。そのため、iTunesにiPhoneなどの端末を接続できないときにはまずは原因を特定して、その原因にあった対処法を行う必要があります。

本記事では、iTunesにiPhoneなどの端末を接続できないときの原因とその原因に対する対処法を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。また、実際の画面と見比べながら本記事に参考にすることをおすすめします。

いくつかの問題が考えられる

iPhoneなどの端末をiTunesに接続できないときにはいくつかの原因となる問題が考えられます。iTunesにiPhoneなどを接続できない原因を特定しなければ対処法も特定できないのでまずは原因を特定しましょう。

また、iTunesに接続できないときや認識がされないとき、端末の画面表示が変化しないときには、iTunesだけでなくPCの問題が発生している場合もありますのでiTunesや端末だけでなくiTunesを動かしているPCも点検しましょう。

それでは、次項よりiTunesに接続できないときやiTunesが認識してくれないとき、画面表示が変化しないときなどの原因を解説していきますので、iTunesに接続できないことでお困りの方はぜひ参考にしてください。

iPhone
iTunes

「iTunes」に接続できないときの原因

iTunesに接続できないときの主な原因を解説していきます。ここで解説するのは、iTunesに接続できない原因ですので、iTunes Storeと間違えないように注意してください。iTunes Storeに接続できない場合とは原因が異なります。

主な原因

iTunesに接続できないときの主な原因です。iTunesそのものが使用できないのか、iTunesは使用できるが、端末などが接続できないだけなのかなどいくつかの側面から原因を究明していきましょう。

また、実際にiTunesに接続できないトラブルで本記事を読んでいる方は、ぜひ実機を触りながら本記事を参考にしてiTunesに接続できない原因を探っていきましょう。また、作業前にバックアップを取ることをおすすめします。

バックアップを取る際に、iTunesに接続できないときには、PCへバックアップを行うことができないのでiCloudを利用するなどiTunesを使用しない方法でバックアップを行ってください。

PCの問題

PC

iTunesに接続できない原因として、PCの問題が挙げられます。まずは、PCが正常に使用できるのかや変わった画面表示、端末を接続しているUSBポートの破損等がないか確認しましょう。

iPhoneの問題

iPhone

iTunesに端末を接続できないときの原因として、iPhoneの問題が考えられます。まずは、接続できないiPhoneが問題なく使用できているのかや、変わった画面表示がないか確認しましょう

周辺機器の問題

周辺機器

iTunesに接続できない原因として、ライトニングケーブルなどの周辺機器が考えられます。特にApple純正でないライトニングケーブルを利用している方は、一度Apple純正ライトニングケーブルに交換してみましょう。

OSの問題

OS

iTunesに接続できない原因として、iTunesを動かしているPCのOSや端末のOSの問題の可能性があります。それぞれのOSのバージョンによっては問題が起きる可能性もありますので、可能であれば別のPCなども利用してみましょう。

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「iTunes」に接続できないときにまず行う対処法

iTunesに接続できないときにまずはじめに行う、iTunesに接続できないトラブルの対処法を紹介します。本項では、iTunesに端末が正常に認識されているかや画面表示が正しいかなどすぐに試すことができる方法を紹介します。

iTunesが使用できる方はまずは、ここで紹介するまずはじめに行うiTunesに接続できないときの対処法を試してください。また、可能であれば予めバックアップを取得しておきましょう。

対処手順

iTunesに接続できないときの対処手順です。まずは、iTunesに端末が正常に認識されているかや画面表示など基本的な部分からiTunesに接続できない原因を探っていきます。

端末を接続してもiTunesに認識されず正常に接続ができない方は、まずは本項で紹介するすぐに試すことができるiTunesに接続できないときの対処法を行ってください。

接続状況の確認

接続状況

iTunesが使用できる方は、まずはiTunesを起動して端末を接続してください。iTunesの左上に画像のような画面表示がされていれば端末は認識されており接続ができている状態です。

iTunesに接続できないときにはまずはiTunesを使用して端末が認識すらされていないのか、認識はされているのか切り分けて行きましょう。この方法は画面表示で判断できるので非常に手軽に試せます。

システム状況の確認

システム状況

iTunesに接続できないときの最初の対処法で端末がiTunesに認識されていた方は先程の画面表示のアイコンをクリックしてシステム状況を確認してください。

アカウントのアップデート

iTunesやiTunes Storeなどで使用しているAppleアカウントのパスワードなどをPCやWebから変更した方は、iTunesや端末に登録されているアカウント情報を新しい内容にアップデートしましょう。

ソフトウェアのアップデート

使用しているiTunesに接続できない端末やiTunes自身にソフトウェアのアップデートがある場合には、まずはそれらのソフトウェアのアップデートを行ってからもう一度、認識や画面表示、iTunesとの接続を確認しましょう。

画面に表示されている時間の確認

iTunesに接続できないときにもしかすると、接続できない端末やiTunes自身がフリーズしている可能性があります。接続できない端末がフリーズしているかどうかは画面に表示されている時計が進んでいるか確認しましょう。

iPhone側の許可の確認

はじめにiTunesに端末を接続するときや、iTunesや端末のソフトウェアアップデート後にiTunesに接続すると、端末の画面にiTunesとの接続を許可するか否かの表示が表示される場合があります。

iTunesと接続できないときにはまずは、iTunesと接続できない端末の画面表示を確認して、iTunesとの接続が許可待ちになっていないか確認します。許可待ちの画面表示ではiTunesに接続できないので注意が必要です。

再起動してみる

再起動

また、手軽に試すことができるiTunesに接続できないときの対処法として、iTunesが動いているPCの再起動や端末の再起動があります。再起動後、もう一度iTunesで認識や画面表示を確認してください。

また、iPhoneX以降のホームボタンがないiPhoneでは上記のスクリーンショットのように音量下と電源ボタンを同時押しすることで再起動が可能となっていますのでiPhoneの画面表示と合わせて確認してください。

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「iTunes」に接続できないときの対処法~ロック~

iTunesに接続できない原因として端末がロックされている可能性があります。また、端末がロックされていると使用できないで注意が必要です。

端末ロックとは

端末ロックとはFind My iPhoneなどで端末を紛失モードにされたときなどに端末が使用できないようにロックされる機能です。ロックを解除するにはAppleIDが必要です。

ロックされた場合の対処法

端末がロックされた場合には、AppleIDを利用して解除するのが正しい端末ロックの使用方法ですが、AppleIDを覚えていない方もいらっしゃるかと思います。

本項では非推奨ですが、AppleIDを使用せずにロックを解除する対処法を紹介するので自己責任で参考にしてください。また、普段からバックアップを取る癖をつけておきましょう。

Dr Foneを使う

Dr Fone

Dr.foneというアプリを使用すれば、端末のロックを解除できる可能性があります。ただし、端末を初期化するのでバックアップされていないデータは消えてしまいます。

初期化後にデータを復元する

Dr.foneで端末のロックを解除するには、Dr.foneで端末を初期化後にバックアップからデータを復元します。この方法であればバックアップがないデータは消えてしまいますが、AppleIDなしで端末を解除できる可能性があります。

ロックされる前にバックアップを取る手順

Dr.foneではロックされる前であれば、バックアップをかんたんに取ることができます。iTunesに接続できないときでもDr.foneならば接続できる可能性があるので確認してください。

このアプリでロックされる前の端末でバックアップを取るには、端末を接続して、Dr.foneアプリのバックアップボタンからバックアップする項目を選択してバックアップを行います。

バックアップは端末の故障時や紛失時などのデータ復元に非常に重要なものなのでなるべく頻繁にバックアップを取るようにしましょう。

[公式サイト] dr.fone iOS Suite (Japanese)の公式ページ

「iTunes」に接続できないときの対処法~認識できない~

iTunesに接続できないときの対処法で端末がiTunesに認識すらされない場合の対処法を解説します。iTunesが端末を認識すらしてくれない方はこちらを参考にしてください。また本項もiTunes Storeとは異なるので注意してください。

iTunesに接続できないときで認識すらしてくれないときには、ケーブルやPC側の端末のドライバが原因として考えられます。認識すらしてくれないときの対処法を順に紹介するので参考にしてください。

また、ドライバとはパソコンがスマホやUSBメモリなど外部デバイスを認識するために必要となるソフトウェアのことで、iPhoneをパソコンに接続するときにも必要となる重要なソフトウェアです。

認識できないときの対処法

端末が認識できないときの対処法です。端末が認識すらしてくれないときには本項で紹介する項目を確認してください。また、本項ではドライバの確認など詳しく原因を特定する手順を紹介します。

ケーブルを確認する

まずは、端末をPCに接続しているケーブルに断線などの異常がないか確認してください。また、ケーブルだけでなくしっかりとUSBポートの奥までケーブルが接続されていて半抜けになっていないことも確認します。

また、もしApple純正でないケーブルを使用していれば、可能であれば純正のケーブルを利用しましょう。非純正のケーブルにはPCと正常に接続ができないものもあるので注意が必要です。

基本的に端末を接続するUSBケーブルには充電専用とデータ転送にも対応している物があるので、利用しているケーブルを確認しましょう。Apple純正であればデータ転送にも対応しています。

ドライバーのソフトウェアを更新する

スタートボタン→デバイスマネージャー

端末のドライバを確認します。ドライバを確認するには、端末とPCを接続して画面左下のWindowsスタートボタンを右クリックして、デバイスマネージャーを選択します。

スタートボタン→デバイスマネージャー→USB

デバイスマネージャーが起動したら、ユニバーサルシリアルバスコントローラをクリックして一覧展開してください。

スタートボタン→デバイスマネージャー→USB→AppleDriver

ユニバーサルシリアルバスコントローラを一覧展開したら、その中にあるApple Mobile Device Driverを選択して正常に動作していますと表示されるか確認します。

「iTunes」に接続できないときの対処法~接続できない~

iTunes接続できない原因を解説します。また本項では、iTunes Storeに接続できないことについても解説するので、iTunes Storeの接続で困っている方も参考にしてください。また、iTunes StoreとiTunesは別で考えてください。

iTunesはAppleデバイスを管理するソフトウェアですが、iTunes StoreはAppleデバイスやiTunesで利用するアプリや動画、音楽などを購入できるサービスですので、iTunes StoreとiTunesはことなるものです。

もし、iTunesに接続できてiTunes Storeに接続できないというトラブルを持っているのであれば、本項のiTunes Storeに接続できないときの手順を参考にしてiTunes Storeのトラブルを確認してください。

iTunes Storeに接続できないときの手順

iTunes Storeに接続できないときの手順です。iTunes Storeはインターネット接続がなければ使用することができません。そのため、iTunes Storeに接続できないときにはインターネット接続がオフラインになっている可能性があります。

iTunes Storeに接続できない端末がインターネット接続できているか確認してください。また、iPhoneなどの端末であれば一度機内モードにしてから、機内モードを解除してiTunes Storeに接続できるか確認してください。

また、iTunes Storeを利用するときには多くの場合でAppleIDが必要です。iTunes Storeを利用する方はAppleIDの情報がただしくiTunes Storeに登録されているか確認してください。

iOS12に更新した後に接続できないときの手順

iOS12に更新した後に接続できないときの手順を紹介します。iOS12やそれ以降のOSにアップデート後端末がiTunesに接続できなくなるパターンが有るようです。そのような時には本項を参考にしてください。

もし、今までiTunesに接続できていた端末がiOS12以降接続できなくなったようであれば、iTunesがアップデートされていない可能性があります。iTunesはバージョンによってはiOS12以降の端末非対応なので注意が必要です。

その場合、一度iTunesを最新のバージョンにアップデートしてから端末がiTunesに接続できるか試してください。端末のOSをアップデートしたらiTunesのアップデートも同時に行われることが多いので注意が必要です。

「iTunes」に接続できないときの対処法~自動バックアップ~

iTunesに接続できなくなったときに最悪の場合、初期化しなければいけない場面があります。そのようなときや普段のトラブルに備えて端末のバックアップを行いましょう

また、毎回手動でバックアップを取るのは面倒ですので本項では、自動バックアップの方法を紹介します。自動バックアップであれば自動的にバックアップしてくれるのでバックアップの手間もほとんどかかりません。

もしなにも端末のバックアップを行っていない方がいらっしゃればこの機会に是非、端末のバックアップを設定して万が一のトラブルに備えておきましょう。また、普段からバックアップを取っていれば機種変更時もスムーズです。

自動バックアップの手順

自動バックアップの手順を解説します。自動バックアップは一度セットしておけば問題がなければ自動で端末をバックアップしてくれますが、自動バックアップは一度手動でセットしなければ行けないので注意が必要です。

もし、現在何もバックアップをしていない方やバックアップをしているのかしていないのかわからない方は、この機会に本項を参考にしてバックアップを確認・設定してみてはいかがでしょうか?

今バックアップの必要性を感じていなくても万が一のトラブルの際には、非常に心強い存在となるのが端末のバックアップです。もし時間が少しでもあるのであれば今すぐバックアップを取ることをおすすめします。

パソコンにバックアップを取る場合

パソコンにバックアップを取る場合には、iTunesを利用します。iTunesを起動したパソコンに端末を接続して、端末の詳細画面でバックアプをこのコンピュータに設定しておきます。

その後、端末を接続時に自動的にバックアップを作成するにチェックしておけば、iTunesにつなぐたびに端末のバックアップがパソコンに保存されていきます。

iCloudにバックアップを取る場合

iCloudにバックアップを取る場合には、パソコンを使わずにiPhoneだけで設定が可能です。設定のiCloudの項目からバックアップを選択して、自動バックアップを設定しましょう。

次項で解説しますが、iCloudでは無料で利用できる容量は5GBまでです。そのため、写真や動画を大量にバックアップすることには向いていません。写真や動画をたくさんバックアップする方は別の方法をおすすめします。

また、写真や動画だけであればGooglePhotoアプリなどを利用すれば容量無制限でバックアップが可能なので、写真や動画はiCloud以外・その他データをiCloudでバックアップするといった使い方もおすすめです。

iCloudは容量に注意

iCloudにバックアップを取る場合はiCloudの容量に注意が必要です。iCloudは無料で5GBまでバックアップが可能ですが、それ以上の容量は有料となります。多く容量が必要な方は注意が必要です。

また、iCloudへのバックアップはデータ通信を行うのでなるべくWi-Fi環境でバックアップを行うことをおすすめします。モバイルネットワークではすぐに通信制限に引っかかってしまう可能性があります。

iCloud

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この記事のライター
suncat