iPhoneの復元時間は?終わらない/長い時の3つの対処法

iPhoneのデータ復元時間がどのくらいかかるかご存知ですか?iPhoneを機種変更などでデータを復元する際の時間がどのくらいかかるかの紹介をしていきます。時間がかかりすぎて復元が終わらないことが終わらないことがあるので、その際の対処法も合わせて解説をします。

目次

  1. 1iPhoneのバックアップからの復元にはどのくらい時間がかかる
  2. 使用データ量が16GB以下であれば30分以内
  3. 40GB以上64GB以下は40分以内
  4. 128GB以下は1時間から1時間30分くらい
  5. 異常時は終わらない
  6. 2iPhoneの復元が終わらない/時間が長い/増える時の対処法
  7. 復元を諦める
  8. 古いバックアップデータを復元する
  9. iTunesのバックアップしてから復元する
  10. 一時的に復元を中止して、連絡先などだけ復元する
  11. 復元を何回かやり直す
  12. 3iPhoneの復元が終わらない/時間が長い/増える時の対処法~PC・iTunesで復元しているとき~
  13. Lightningケーブルの交換を試す
  14. iPhoneのiOSのバージョンがバックアップのバージョンと一緒か確認
  15. iTunesのバージョンが最新か確認
  16. 以前のバックアップデータの復元を試みる
  17. 違うパソコンにてバックアップを取り直し、復元を試みる
  18. 4iPhoneの復元が終わらない/時間が長い/増える時の対処法~iPhoneのみ・iCloudで復元しているとき~
  19. wi-fiの電波を変えてみる
  20. iPhoneのiOSが最新のバージョンか確認
  21. 以前のバックアップデータの復元を試みる
  22. 5iPhoneの復元がどうしてもできないとき
  23. appleのサポートに連絡して、解決法を聞く

iPhoneのバックアップからの復元にはどのくらい時間がかかる

まずは、iPhoneのデータの復元時間がどのくらいかかるか紹介していきます。

データの復元は、iPhoneのデータの使用量やバックアップをした方法によって時間が変わってきます。まずは、iPhoneの使用量を確認することで、どのくらい時間がかかるか予測することができます。

iPhoneのデータの復元方法ですが、2通りあります。まずはPCを使って行うiTunesバックアップ復元(以下iTunes復元)とWi-Fi環境で行うiCloudバックアップ復元(以下iCloud復元)があります。

iTunes復元の場合は、PCのスペックによってどのくらい時間がかかるかは変わってきます。PCのスペックによっては通常よりも復元の時間が長いこともありますし、速度が遅いこともあります。

iCloud復元の場合は、インターネットの通信速度によってどのくらい時間がかかるか変わります。光回線を使っているなら速度は早く、そうで無いものでは、データ復元も同様に速度は遅いことになります。Wi-Fiの安定度によっても進行速度が遅いこともあります。

ではここから、iPhoneのデータの使用容量の確認方法から紹介します。iPhoneの設定アプリを立ち上げます。その後、一般>iPhoneストレージと進めます。一番上の使用済みのところが今使っているiPhoneの容量です。

一番上の使用済みのところが今使っているiPhoneの容量です。写真では64GBのiPhoneに約20GBのデータが入っていることがわかります。

iPhoneでデータの通信をした時の不必要なキャッシュや、アプリ内の不必要なキャッシュも含まれているので、表示の容量全てが新しいiPhoneに復元されるわけではありませんが、大体の予測にはなります。

今回、検証の為に、データの復元をしてみました。環境に関しては以下です。

  • MacBookPro2016 MacOS10.14
  • iPhone5 iOS10.3.3

この状況でiPhoneのデータ復元をしてみました。元々のPhoneの使用データ量は12GBです。開始から完全に終了するまで、20分弱で終了しました。ではここから、iPhoneの使用データ量によっての所要時間について解説していきます。

使用データ量が16GB以下であれば30分以内

まずは、iPhoneの使用データ量16GB以下のデータ復元についてどのくらい時間がかかるか解説していきます。検証結果と似たような状態です。この状態であれば大体30分以内で終了します。データ復元を開始すると残り時間が表示されるので、自身でもどのくらい時間がかかるか確認をしましょう。


検証を行なったiPhoneでもほぼ同様の結果が得られています。iTunes復元を行い、残り時間の表示は1分未満と出ましたが、アプリの待機や他の設定も全て完了するまでに20分程度かかりました。

では、次にどのくらいまでの時間が通常通りの時間なのかを解説していきます。目安でしかありませんが、長くても1時間ほどまでが通常の時間といえます。

iCloud復元の場合は通信が関係してきます。どのくらいまでの時間が通常かというと、1.5倍の45分程度までが通常の終了時間です。iTunes復元でも、iCloud復でも、表示時間が2時間以上になる場合は、時間がかかりすぎな可能性が高くなります。

40GB以上64GB以下は40分以内

次は、先ほどの容量よりも少し増え、iPhoneの使用データ量が40GBから64GBの容量のバックアップ復元のどのくらい時間がかかるか解説していきます。現在のiPhoneの最小容量のモデルの上限までデータを使っていた場合です。

この状態の場合は、iTunes復元の場合は40分以内、iCloud復元の場合は、先ほども解説したように、1.5倍までの40分から1時間といった所用時間です。

この容量の場合でも同様に、2時間以上の残り時間が表示されるようであれば、復元時間がかかりすぎる可能性が高くなります。復元までの時間がどのくらいかかるか検討がつきにくくなります。

128GB以下は1時間から1時間30分くらい

最後に、iPhoneの使用データ量が128GB以内でどのくらい復元の時間がかかるか解説していきます。

100GBを超えてくるとかなりの大容量になり、データ復元の時間もかなりかかります。iTunes復元の場合は、1時間から1時間半くらいが通常の復元時間です。iCloud復元の場合は1時間半から2時間半程かかることがあります。

この容量の場合だと、4時間以上の表示がある場合が、時間がかかりすぎる可能性が高くなります。ここまで紹介をした残り時間は、あくまでも目安なので、最初に解説した通り、PCや通信環境によっては長い時間かかることはあります。

残り時間が長いと終わらない可能性が高くなるので気をつけましょう。

異常時は終わらない

異常時はiPhoneのデータ復元が終わらないことがあります。異常時の症状としては、以下のことがあります。

  • 表示される所用時間が、目安の時間の3〜4倍長い
  • 表示時間は通常であるが、あきらかに時間がかかりすぎていて遅い
  • 進行速度が遅い

少し解説をしていきます。まずは、表示時間が明らかに長い場合です。この場合は、表示時間が見えているので一番わかりやすい異常時です。iTunes復元でも、iCloud復元でも、8時間以上表示されることもあります。明らかに時間がかかりすぎです。
 

次は、表示時間よりも復元時間が長い場合です。この場合も異常時です。例えば、64GBのiPhoneに12GBのデータを復元する場合だと、30分程度ですが、2時間経っても終わらない場合です。あきらかに時間がかかりすぎです。

最後に進行速度が遅い場合です。速度が遅いと異常時が疑われます。このように異常時はゆっくり進んでいたとしても、時間がかかりすぎ、途中で止ってしまい、iPhoneのデータ復元が終わらないことがあるので気をつけましょう。

データ復元が異常時であったとしても、iPhone自体に異常が起こっているということは考えにくい状況です。上記からも解説している通り、パソコンの問題か、Wi-Fi環境の問題か、データ自体の問題かというのが考えられます。

iPhoneの復元が終わらない/時間が長い/増える時の対処法

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この記事のライター
ニジシタソウ

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