2018年11月22日更新
iPhoneの復元時間は?終わらない/長い時の3つの対処法
iPhoneのデータ復元時間がどのくらいかかるかご存知ですか?iPhoneを機種変更などでデータを復元する際の時間がどのくらいかかるかの紹介をしていきます。時間がかかりすぎて復元が終わらないことが終わらないことがあるので、その際の対処法も合わせて解説をします。
目次
- 1iPhoneのバックアップからの復元にはどのくらい時間がかかる
- ・使用データ量が16GB以下であれば30分以内
- ・40GB以上64GB以下は40分以内
- ・128GB以下は1時間から1時間30分くらい
- ・異常時は終わらない
- 2iPhoneの復元が終わらない/時間が長い/増える時の対処法
- ・復元を諦める
- ・古いバックアップデータを復元する
- ・iTunesのバックアップしてから復元する
- ・一時的に復元を中止して、連絡先などだけ復元する
- ・復元を何回かやり直す
- 3iPhoneの復元が終わらない/時間が長い/増える時の対処法~PC・iTunesで復元しているとき~
- ・Lightningケーブルの交換を試す
- ・iPhoneのiOSのバージョンがバックアップのバージョンと一緒か確認
- ・iTunesのバージョンが最新か確認
- ・以前のバックアップデータの復元を試みる
- ・違うパソコンにてバックアップを取り直し、復元を試みる
- 4iPhoneの復元が終わらない/時間が長い/増える時の対処法~iPhoneのみ・iCloudで復元しているとき~
- ・wi-fiの電波を変えてみる
- ・iPhoneのiOSが最新のバージョンか確認
- ・以前のバックアップデータの復元を試みる
- 5iPhoneの復元がどうしてもできないとき
- ・appleのサポートに連絡して、解決法を聞く
iPhoneのバックアップからの復元にはどのくらい時間がかかる
まずは、iPhoneのデータの復元時間がどのくらいかかるか紹介していきます。
データの復元は、iPhoneのデータの使用量やバックアップをした方法によって時間が変わってきます。まずは、iPhoneの使用量を確認することで、どのくらい時間がかかるか予測することができます。
iPhoneのデータの復元方法ですが、2通りあります。まずはPCを使って行うiTunesバックアップ復元(以下iTunes復元)とWi-Fi環境で行うiCloudバックアップ復元(以下iCloud復元)があります。
iTunes復元の場合は、PCのスペックによってどのくらい時間がかかるかは変わってきます。PCのスペックによっては通常よりも復元の時間が長いこともありますし、速度が遅いこともあります。
iCloud復元の場合は、インターネットの通信速度によってどのくらい時間がかかるか変わります。光回線を使っているなら速度は早く、そうで無いものでは、データ復元も同様に速度は遅いことになります。Wi-Fiの安定度によっても進行速度が遅いこともあります。
ではここから、iPhoneのデータの使用容量の確認方法から紹介します。iPhoneの設定アプリを立ち上げます。その後、一般>iPhoneストレージと進めます。一番上の使用済みのところが今使っているiPhoneの容量です。
一番上の使用済みのところが今使っているiPhoneの容量です。写真では64GBのiPhoneに約20GBのデータが入っていることがわかります。
iPhoneでデータの通信をした時の不必要なキャッシュや、アプリ内の不必要なキャッシュも含まれているので、表示の容量全てが新しいiPhoneに復元されるわけではありませんが、大体の予測にはなります。
今回、検証の為に、データの復元をしてみました。環境に関しては以下です。
- MacBookPro2016 MacOS10.14
- iPhone5 iOS10.3.3
この状況でiPhoneのデータ復元をしてみました。元々のPhoneの使用データ量は12GBです。開始から完全に終了するまで、20分弱で終了しました。ではここから、iPhoneの使用データ量によっての所要時間について解説していきます。
使用データ量が16GB以下であれば30分以内
まずは、iPhoneの使用データ量16GB以下のデータ復元についてどのくらい時間がかかるか解説していきます。検証結果と似たような状態です。この状態であれば大体30分以内で終了します。データ復元を開始すると残り時間が表示されるので、自身でもどのくらい時間がかかるか確認をしましょう。
検証を行なったiPhoneでもほぼ同様の結果が得られています。iTunes復元を行い、残り時間の表示は1分未満と出ましたが、アプリの待機や他の設定も全て完了するまでに20分程度かかりました。
では、次にどのくらいまでの時間が通常通りの時間なのかを解説していきます。目安でしかありませんが、長くても1時間ほどまでが通常の時間といえます。
iCloud復元の場合は通信が関係してきます。どのくらいまでの時間が通常かというと、1.5倍の45分程度までが通常の終了時間です。iTunes復元でも、iCloud復でも、表示時間が2時間以上になる場合は、時間がかかりすぎな可能性が高くなります。
40GB以上64GB以下は40分以内
次は、先ほどの容量よりも少し増え、iPhoneの使用データ量が40GBから64GBの容量のバックアップ復元のどのくらい時間がかかるか解説していきます。現在のiPhoneの最小容量のモデルの上限までデータを使っていた場合です。
この状態の場合は、iTunes復元の場合は40分以内、iCloud復元の場合は、先ほども解説したように、1.5倍までの40分から1時間といった所用時間です。
この容量の場合でも同様に、2時間以上の残り時間が表示されるようであれば、復元時間がかかりすぎる可能性が高くなります。復元までの時間がどのくらいかかるか検討がつきにくくなります。
128GB以下は1時間から1時間30分くらい
最後に、iPhoneの使用データ量が128GB以内でどのくらい復元の時間がかかるか解説していきます。
100GBを超えてくるとかなりの大容量になり、データ復元の時間もかなりかかります。iTunes復元の場合は、1時間から1時間半くらいが通常の復元時間です。iCloud復元の場合は1時間半から2時間半程かかることがあります。
この容量の場合だと、4時間以上の表示がある場合が、時間がかかりすぎる可能性が高くなります。ここまで紹介をした残り時間は、あくまでも目安なので、最初に解説した通り、PCや通信環境によっては長い時間かかることはあります。
残り時間が長いと終わらない可能性が高くなるので気をつけましょう。
異常時は終わらない
異常時はiPhoneのデータ復元が終わらないことがあります。異常時の症状としては、以下のことがあります。
- 表示される所用時間が、目安の時間の3〜4倍長い
- 表示時間は通常であるが、あきらかに時間がかかりすぎていて遅い
- 進行速度が遅い
少し解説をしていきます。まずは、表示時間が明らかに長い場合です。この場合は、表示時間が見えているので一番わかりやすい異常時です。iTunes復元でも、iCloud復元でも、8時間以上表示されることもあります。明らかに時間がかかりすぎです。
次は、表示時間よりも復元時間が長い場合です。この場合も異常時です。例えば、64GBのiPhoneに12GBのデータを復元する場合だと、30分程度ですが、2時間経っても終わらない場合です。あきらかに時間がかかりすぎです。
最後に進行速度が遅い場合です。速度が遅いと異常時が疑われます。このように異常時はゆっくり進んでいたとしても、時間がかかりすぎ、途中で止ってしまい、iPhoneのデータ復元が終わらないことがあるので気をつけましょう。
データ復元が異常時であったとしても、iPhone自体に異常が起こっているということは考えにくい状況です。上記からも解説している通り、パソコンの問題か、Wi-Fi環境の問題か、データ自体の問題かというのが考えられます。
iPhoneの復元が終わらない/時間が長い/増える時の対処法
iPhoneのデータ復元が時間がかかりすぎて終わらない場合、表示の残り時間が長い場合や進行速度が遅い場合の対処法を解説していきます。
復元を諦める
iPhoneのデータ復元を開始して、終わる気配が無いようでしたらデータを戻すのは諦めざるを得ない状況です。iPhoneのバックアップからの復元は諦めましょう。以前のiPhoneがあれば、特に重要なデータのみ別の方法で移行をすることをオススメします。
写真であれば、iCloudフォトライブラリという機能を使えば、移行することができます。連絡先もiCloudへの保存ができていれば元々のiPhoneと同様の状態に戻すことができます。アプリなどは再度ダウンロードを行えばもう一度使えるようになります。
どうしても進行速度が遅い場合、時間がかかりすぎて終わらない場合は他の方法でデータを移行検討した方が早くiPhoneを使えるようになります。
自分がどのくらいまでならデータ復元に時間を使えるかを確認し、ゆっくりと時間があるときや、睡眠時に開始して終わるのを待ってみるのも一つの手段です。
あとは、どういったデータを新しいiPhoneに移行したいのかを把握をすると、バックアップから復元しなくても問題無い場合もあります。
どうしても新しいiPhoneへバックアップからのデータ復元を諦めきれないなら、時間が長くても一度データ復元を試してみる価値はあります。
古いバックアップデータを復元する
以前のiPhoneで作成したバックアップからの復元を行いたい場合は、少し前のデータが残っているなら、最新ではないデータの復元してみることです。
バックアップを作成したデータ自体に問題がなければ、別のデータであれば期待通りの時間でデータを戻せる可能性があります。
ただ、古いデータになるので、今まで使っていたiPhoneと比べるとデータが足りない部分があります。
せっかく購入したiPhoneを早く使える状態にしたいのなら、古いデータを移行することも検討の一つですが、iTunesで古いデータだと、かなり古くなることがあります。
iTunesのバックアップしてから復元する
元々のiPhoneがまだ手元にあるならば、iPhoneのバックアップ取り直しをするのも一つの手段です。
そのままiTunesでバックアップを作成し直すこともできますし、万が一を考え、作成されているバックアップを一度削除を行ってから最初からデータを作成し直しをオススメします。データの削除の方法は以下の手順です。
iTunesを開きます。
Macであれば、左上のリンゴマークの右にあるiTunesをクリックし環境設定と進めます。Windowsの場合も、上部にメニューバーがあるので、編集をクリックし、環境設定と進めます。
次に新しいウインドが開くので、デバイスの項目をクリックします。
そうすると作成されているバックアップデータの一覧が表示されるので、最新のデータを削除することができます。
バックアップ作成時に何かしらのエラーが発生し、iPhoneにデータ復元ができないなら、この方法で改善されることがあります。
一時的に復元を中止して、連絡先などだけ復元する
上記でも少し紹介しましたが、iPhoneのデータで、特に大切なデータのみを移行する方法です。写真や連絡先、スケジュールやリマインダーといった、iPhoneにデフォルトで入っているアプリについては、iCloudにデータが保存されていることがあります。
写真や連絡先などは、iCloudのバックアップとは別で保存されています。なので、もともと使っていたiPhoneが手元になくても、データさえ保存されていればデータを復元することができます。
手順としては、iPhoneを一度使える状態にします。
設定アプリを開くと一番上にiPhoneにサインインと表示が出てきます。ここにAppleIDとパスワードでサインインを行うことでiCloudの機能を使えるようになります。iCloudを使えるようになれば、以前のiPhoneと新しいiPhoneの連絡先を同期させることができます。
iCloud以外にも、AirDropという機能を使えば連絡先や写真などをデータ移行することができます。2台のiPhone(iPhone以外のApple製品でも可能)をBluetoothを使ってデータのやりとりをする機能です。
復元を何回かやり直す
iPhoneのデータ復元の操作を何度かやり直すことも方法の一つです。何度か復元を行っているうちに期待通りのデータ復元ができることもあります。
時間に関しても通常通りの時間で終わることもあります。少し遅いなと感じたとしても、何度か行うことでデータ復元ができることがあります。
ただ、何も対処法を試していないうちにやり直しを行ったとしても、データ復元をできることは少ないので、できる限り対処策を試してからデータ復元をやり直しをすることをお勧めします。
復元が出来ない場合の対処法については下の項目で詳しく紹介していきます。
iPhoneの復元が終わらない/時間が長い/増える時の対処法~PC・iTunesで復元しているとき~
ここからは、iPhoneのデータ復元が時間がかかりすぎて終わらない場合や時間が長い場合、進行速度が遅い場合の対処法について細かく紹介をしていきます。
終わらないだけでなく、時間がかかりすぎる場合や、終わるまでの時間が遅い時の対処法も同様です。まずはiTunes復元の対処法から紹介をしていきます。
Lightningケーブルの交換を試す
まず、一番簡単な対処法としては、iPhoneとパソコンを接続しているLightningケーブルの交換です。
iPhone購入時に箱に入っていたAppleの純正のケーブルを使っているなら問題は無いですが、家電量販店などで購入したLightningケーブルの場合、充電のみの機能しか無い場合があります。
Appleの純正の物を使用していても、以前のiPhoneで使用していたLightningケーブルの場合、経年劣化が進み、データ復元に時間がかかることがあります。
データ復元の時間が遅いと感じたら、新しく購入したiPhoneの新しいLightningケーブルや、他の同様のLightningケーブルで試しましょう。
純正かどうか不明な場合などは、新しいiPhoneのLightningケーブルを使用してください。
iPhoneのiOSのバージョンがバックアップのバージョンと一緒か確認
iPhoneのiOSのバージョンの相違によってはデータ復元を行うことができません。
- 以前のiPhone:iPhone7、iOS11.4
- 新しいiPhone:iPhone8、iOS11.3
上の例のように、新しく買ったiPhoneのバージョンの方が以前のiPhoneよりも古いことがあります。最新のiPhoneを買ったばかりなの何で?と思われることもあると思いますが、iPhoneの工場出荷時の最新のOSが搭載されているからです。
工場出荷時には、最新のOSであっても、ショップを経て自分の手に渡った時には、iPhoneの新しいOSがリリースをさていることがあります。
以前のiPhoneはOSのアップデート後ということもあります。OSのバージョンについては、iTunesで確認ができるので方法を紹介します。
先ほど紹介した、バックアップデータの削除の場所と同じところで確認ができます。バックアップ一覧から確認したいデータにカーソルを合わせ、少しすると詳細が表示されます。
新しいiPhoneについては、最新バージョンがある場合は、接続時にiOSのダウンロードやアップデートのポップアップが表示されるので、アップデートを行いましょう。
iTunesのバージョンが最新か確認
iTunesが最新のバージョンになっていないとデータ復元に時間がかかることがあります。進行速度が遅くなることもあります。
データを戻すのに、関係が無いように感じられますが、最初にも書いた通り、PCスペックにも影響を受けます。iTunesにも何かしらのエラーが出ていることがあるので、確認をしましょう。
Macの場合は、AppStoreでの確認。Windowsの場合は、メニューバーからヘルプをクリックし、更新プログラムの確認を押すと、最新バージョンがリリースされている場合は、ダウンロードの為のウインドが表示されます。
以前のバックアップデータの復元を試みる
上記でも少し触れましたが、以前のバックアップデータの復元をしてみるのも一つの手段です。ただ、基本的にはiTunesでバックアップをとった場合は上書きで保存がされていきます。そうなるとかなり古いデータしか無いので、気をつけましょう。
以前のiPhoneが手元にあるなら、先ほども紹介したバックアップデータを一度削除してから再度作成し直しの方がデータを写すにはオススメです。
違うパソコンにてバックアップを取り直し、復元を試みる
データ復元出来ない原因が、iPhoneやLightningケーブル、データの問題ではなく、パソコンが起因していることがあります。最初にも解説をしましたが、パソコンのスペックによってiPhoneへのデータ復元の時間が遅いことがあります。
パソコンスペック以外にも、セキリティがデータ復元の時間に影響を及ぼすことがあります。他に使用できるパスコンがあるなら、別のパソコンにiPhoneのバックアップデータを作成し直し、もう一台のパソコンでデータ復元をしましょう。
どうしても別のパソコンを用意できない場合ですが、セキリティが高いとiPhoneを異物と検知することがあります。
自己責任にはなりますが、セキリティレベルを落としたり、データ復元中のみ、セキリティソフトと停止させデータ復元をすると期待通りの時間で終わることがあります。
余談にはなりますが、過去にパソコンにてiPhoneのアップデートを行うおうとした際に、残り時間がかなり長い時間が表示されたことがあります。一時的にセキィティソフトを停止させたら時間はかかりすぎだとは感じましたが、無事に終わった経験があります。
iPhoneの復元が終わらない/時間が長い/増える時の対処法~iPhoneのみ・iCloudで復元しているとき~
ここからは、iCloud復元の終わらない場合や時間がかかりすぎる場合、終わるまでの時間が遅い時の対処法を紹介していきます。
wi-fiの電波を変えてみる
iCloud復元における一番重要なのは、Wi-Fi環境です。Wi-Fiが不安定だったり、低速の場合はやはり時間が長いことがあります。時間がかかりすぎて場合や進行速度が遅い場合は別のWi-Fiにて試してみることをオススメします。
ただ、携帯ショップや飲食店などのフリーWi-Fiは不特定多数の人が接続できる為、通信が不安定になりやすいです。出来るだけ自宅や知人・友人の自宅などのパスワードで保護されているWi-Fiの方が安定をしています。
自宅にWi-Fiが設定されていない場合は、知人・友人の方に相談をし、データ復元の時間だけ接続をさせてもらえるように相談してみましょう。
iPhoneのiOSが最新のバージョンか確認
iTunes復元の項目でも紹介しましたが、iPhoneのOSのバージョンが最新になっているか確認が必要です。
最新のOSでは、iCloud復元を行う際にバージョンの互換性が無く復元ができない場合は、OSアップデートのポップアップも出るよう仕様なので、アップデートしてからデータ復元を行う方が確実です。
iPhoneのアップデートにも時間はかかるので、データ復元の時間にプラスして30分程度は時間が必要になります。
アップデートを行わずにやると、結果後でアップデートが必要になり、さらに新しいiPhoneを使えるまでに長い時間が必要になることがあるので前もって行うようにしてください。
以前のバックアップデータの復元を試みる
iCloud復元の場合は、2つ前までのデータを戻すことができます。どうしても時間がかかりすぎると感じるなら、別のデータを戻してみるのも一つの対処法です。
iPhoneのiCloudバックアップの自動作成機能をONにしていると以下の条件で24時間に1度自動でバックアップの作成がされます。
- Wi-Fi接続
- パスコードロックがかかっている
- 充電中
この条件下では、自動で作成されます。例としては以下のような時間です。
- 2018.11.03 23:05(最新)
- 2018.11.02 22:18(1つ前)
- 2018 11.01 20:56(2つ前)
このようにバックアップが複数あれば、3つの中から選択ができます。手動で作成した場合は、3つ無いこともあるので気をつけましょう。
iCloud復元の対処法もiTunes復元のときと同様で、以前のiPhoneがまだ手元にあるなら、バックアップを削除し、作成をし直すことで期待通りの時間でデータ復元をすることがあります。以下の手順で削除できるのできます。
設定アプリを開き、一番上の設定している名前をタップします。
次にiCloudを開きます。
ストレージを管理をタップし開きます。
次に、バックアップをタップします。
そうすると、バックアップの詳細が表示されます。いくつかのiPhoneでiCloudを使用している場合は、別のiPhoneも表示されます。
一番下の赤文字、バックアップを削除をタップすると、今まで使用していたiPhoneのiCloudバックアップは削除されます。
データに問題があり、データ移行の時間が長い場合は、改善できることがあります。バックアップを削除しても、iPhoneの中から何かデータが消えるわけではないので、削除を行っても大丈夫です。
ここからは、手動でバックアップを作成する手順も紹介します。削除と同様に、設定>名前>iCloudまで進めます。下にスクロールすると、iCloudバックアップの項目があるのでタップします。
一番上にON/OFFの切り替えがあるのでONの場合は、今すぐバックアップを作成タップすれば作成が開始されます。
iPhoneの復元がどうしてもできないとき
最後に様々な対処法を試してもiPhoneのデータ復元ができない場合の解決策を紹介します。
appleのサポートに連絡して、解決法を聞く
Appleには、iPhoneユーザー専用のサポートセンター(0120-277-535)が存在します。基本は電話での相談窓口です。iPhoneのプロフェッショナルなので、相談をし解決法を聞きましょう。電話でのサポート以外にも、メールやチャットでも相談も準備されています。
Appleのサポートセンターは待ち時間が長いようなので、自身で対処できる方はAppleサポートというアプリがAppStoreでリリースされているので、電話する前に確認すればiPhoneのデータ復元するための対処法が見つかるかもしれませんので活用してみてください。
サポートセンターでサポートを受ける場合は、ここまで試した内容を伝えた上で解決策の相談をしましょう。試した内容を伝えないままサポートを受けるとここまでと同様のアドバイスを受ける可能性もあります。
いかがでしたでしょうか?iPhoneのデータは非常に大切で、データ復元の操作も非常にシンプルに行うことはできます。
ただ、様々な要因によってスムーズに終わらないことがあります。どのくらいの時間がかかるか予測することで、iPhoneにデータを復元を開始する時間も変わってきます。
この記事を参考に、新しいiPhoneへのデータ移行をしみてください。