【iPhone】カレンダーを家族や他人と共有する方法
今ではiPhoneやAndroidなどの端末でスケジュールを管理できるカレンダー共有アプリがたくさんあります。標準のカレンダーアプリでも十分といってしまうくらいです。そこで今回はiPhoneのカレンダーを他人と共有する方法をご紹介します。
目次
- 1iPhoneでカレンダーを共有する方法~iOS・iOS間~
- ・iCloud共有カレンダーを作成する
- ・【招待する側・管理者】カレンダーを共有する手順
- ・【招待される側】共有カレンダーに参加する手順
- 2iPhoneでカレンダーを共有する方法~iOS・Android間~
- ・Googleカレンダーで共有カレンダーを作成する
- ・iPhone設定でGoogleカレンダーを追加
- ・Gmailアカウントが必須
- 3iPhoneのカレンダー共有で可能になる予定管理機能
- ・カレンダーの年・月・日の表示切替は通常通り可能
- ・予定の色付けで見やすさアップ
- ・カレンダーの内容ごとに表示/非表示設定ができる
- ・1分刻みでのスケジュール入力が共有できる
- ・定期予定は繰り返し機能でイベント忘れ防止
- 4もっとiPhoneのカレンダーを使いこなすための機能・設定
- ・電車の乗換情報をカレンダーに追加
- ・天気予報の表示・共有
- ・映画の公開予定を共有
- ・野球やサッカーの試合日程を共有
- 5iPhoneでカレンダーが共有できないときの原因・対処法
- ・iCloudアカウントと同期できていない
- ・カレンダー共有が解除されている
- ・最新情報を反映させたい項目が無効になっている
- ・宛先が間違っている
- 6iPhoneでカレンダー共有ができる便利なおすすめアプリ
- ・TimeTree
- ・つなガレ!
- ・Couples
- ・合わせて読みたい!アプリに関する記事一覧
iPhoneでカレンダーを共有する方法~iOS・iOS間~
自分のスケジュール管理ができるのは嬉しいというのはもちろんですが、家族や恋人、仲の良い友人とカレンダーアプリを共有できるのは素晴らしい機能ですよね。編集をすればお互いに未定な日などイベントを把握できます。
そこでここではiPhoneなどのiOS間でカレンダーアプリを共有する方法をご紹介します。
カレンダーを共有するメリットとは?
予定を共有することでお互いのスケジュール管理はもちろんですがビジネスにも役立ちます。仕事のパートナーとスケジュールを共有しておけばお互いにどのような動きをするのか把握できるので仕事効率化にも繋がります。
iCloud共有カレンダーを作成する
まずiPhoneのカレンダーアプリを開きます。
一番下にある『カレンダー』をタップし、左上の『編集』をタップします。
そしてiCloudの『カレンダーを追加…』をタップしましょう。
カレンダーの名前を入れます。そしたらカラーを選択(ここではグリーンを選択)し右上の『完了』をタップします。これでまずiPhoneでiCloudにカレンダーが追加されました。
【招待する側・管理者】カレンダーを共有する手順
カレンダーを作成したら、次は他の人とカレンダーを共有します。共有したいカレンダーの『情報マーク』(!マーク)をタップします。(ちなみにこの時に設定のiCloudでカレンダーがオンになっている必要があります。)
『共有相手』の『個人を追加…』をタップしましょう。
宛先に共有したい人の名前を入れると、下に候補が出てきます。宛先の候補を選んで、OKなら宛先の『追加』をタップします。そうすると、宛先に入力した相手に共有カレンダーへの参加依頼のメールが送信されます。
宛先に入力した共有相手が参加を承認するまでは『保留中』というステータスが表示されます。
宛先に入力した相手が共有カレンダーへの参加を承認すると、カレンダーの右下『出席依頼』に通知が出ます。
タップして、参加を確認してOKです。これでiCloudを通してiPhoneやiPad同士のカレンダーの共有完了です。
ちなみに、参加承諾の通知は、Apple IDに登録しているメールアドレスにも届きます。メール内容は上記のような内容です。
【招待される側】共有カレンダーに参加する手順
さて、招待された側はどうやって参加するのでしょうか。招待された側のステップもお知らせします。カレンダー参加依頼はメールで届きます。上記のような内容で共有の相手にメールが届きます。参加するには『カレンダーへ参加』をクリックしましょう。
ウェブブラウザが起動するのでiCloudへログインし、共有カレンダーへの参加を承認します。管理者が誰になるのかは参加者同士で管理者を決めてくださいね。管理者は必要かと思います。
iPhoneでカレンダーを共有する方法~iOS・Android間~
カレンダーを共有したいグループの中にはAndroid搭載のスマホを使っている人もいるでしょう。そんな場合にもカレンダーを共有することで情報が共有できるのか心配ですよね。そんな場合はGoogleカレンダーにて共有用カレンダーを作成します。
作成し、情報を共有するにはGoogleアカウントが必要です。
Googleカレンダーで共有カレンダーを作成する
Googleにログインし、『新しいカレンダーを作成』をタップします。
次の画面で、カレンダーの名前を入力、『特定のユーザーと共有』のセクションで、共有したい相手のメールアドレスを入力します。その時、カレンダーの権限の設定ができます。この場合、相手には管理者として予定の変更権限があります。
相手にも自由にカレンダーにイベントを追加・編集を許可する場合は『変更および共有の管理権限』、予定の確認のみで編集などの権限はない『閲覧権限』など管理者の権限があります。
全て設定が終われば、『カレンダーを作成』をクリックします。
iPhone設定でGoogleカレンダーを追加
作成したGoogleの共有カレンダー、iPhoneでも表示できるよう設定します。設定のアプリを開きます。
既に追加されている場合は、『カレンダー』がオンになっているか確認しましょう。共有設定ができたら、カレンダーを『CopyTrans Contacts』で管理しましょう。これでお互いの情報やスケジュールを共有することができます。
Gmailアカウントが必須
Googleでカレンダーを共有したり情報を共有するのであれば必ずGmailのアドレスが必要になります。Androidユーザーの方はほとんどが端末を使うときの初期設定で作ると思うので大丈夫かと思いますがiPhoneユーザーの方はGmailのアドレスを作ります。
元々作っている方はそのままで大丈夫です。そのアカウントを使ってください。
iPhoneのカレンダー共有で可能になる予定管理機能
iPhoneのカレンダー共有ではかなり便利な機能がついています。カスタマイズしたりすることで管理者本人はもちろんですが、個人でも楽しむことができます。カスタマイズしたりなどの編集方法もかなり簡単です。そんな便利な編集方法をご紹介します。
カレンダーの年・月・日の表示切替は通常通り可能
スケジュールを確認したい場面は様々ですよね。今日の予定を知りたいときもあれば、『来月のフリーな日はいつだろう』と月間のカレンダーをチェックしたいときもあります。iPhoneのカレンダーでは、年間・月間・週間・1日毎にタップすると切り替わります。
あなたの見たい表示に切り替えれるのです。操作もワンタッチなので、急に予定を訊かれたときにもスピーディに対応できます。
予定の色付けで見やすさアップ
仕事やプライベートなど、『予定』といってもその種類は数知れず。それをひとつのカレンダーで管理していると、次第にごちゃついてしまい、大切なイベントの準備を忘れる失態も引き起こしかねないですよね。そんなとき、iPhoneカレンダーで色分けできます。
色分けをするにはiPhoneのカレンダーアプリを開き、画面下の『カレンダー』をタップし『カレンダーの追加』を選択します。新規カレンダーの名前と色を設定し、『完了』をタップしましょう。
『+』マークを押し、新規イベントの追加画面に移ります。
『カレンダー』を選択し、予定と紐づけるカレンダーにチェックをします。最後にイベントを追加したら完了です。
これでデートや家族などの予定はオレンジ色になりました。
カレンダーの内容ごとに表示/非表示設定ができる
カレンダーでもスケジュールが仕事とプライベートごちゃごちゃすることもありますよね。その場合は内容ごとに表示や非表示ができます。アプリを開き、画面下の『カレンダー』をタップします。
カレンダー名が一覧されるため、表示したいカレンダーだけにチェックを入れ、『完了』を選択し完了です。
1分刻みでのスケジュール入力が共有できる
多くのカレンダーアプリでは、基本的にスケジュールの登録は5分刻みが基本です。しかしiPhoneのカレンダーアプリは、より細かく予定を組めるのです。iPhoneカレンダーでは、1分刻みでの緻密なスケジュール管理も可能です。
イベントの登録画面を開き、『時間』を選択します。これだけの作業です。
定期予定は繰り返し機能でイベント忘れ防止
iPhoneのカレンダーアプリを利用している中には定期的な予定を持っている人も多いでしょう。しかし、こうした予定を毎回カレンダーに入力するのは、非効率です。そこで活用したいのが、イベントの『繰り返し』という機能です。
これは、『毎週月曜日の10時から』のような定期的な予定を、決まった曜日・時間・頻度を指定して一発で登録できるもので『毎週』『毎月』といった定番のサイクルはもちろんのこと、『3週間ごと』などの設定にも対応しています。
まずはイベントの登録画面を開き、予定の開始と終了時間を設定します。
『繰り返し』を選択します。
予定の頻度に応じ、『毎日』『毎週』『2週間ごと』などを選択します。
より細かく設定したい場合は『カスタム』をタップしましょう。繰り返しの単位、頻度、曜日を幅広く編集できます。
もっとiPhoneのカレンダーを使いこなすための機能・設定
出来ればもっとiPhoneのカレンダーアプリの編集機能を使って便利に活用したいですよね。そこでここではさらに編集機能を使ってiPhoneのカレンダーアプリを使いこなすための機能をご紹介します。
電車の乗換情報をカレンダーに追加
iPhoneのカレンダーアプリには電車での移動をよりスムーズにしてくれる機能もあります。乗換案内アプリの経路検索結果を、ワンタッチでカレンダーに登録できる機能です。移動の直前になって検索していてはバタついてしまい、遅刻もしかねません。
しかしあらかじめスケジュールに入れ、ゆとりを持って行動しよう。電車によく乗る営業マンなどにも重宝されています。
カレンダーアプリに編集する方法はまず『乗換案内』のアプリを起動し『乗換案内』で目的地と出発地、日時を指定して経路検索します。
画面を下にスクロールし、『この経路を送る・登録する』をタップします。
『カレンダーに登録』を選択します。
新規イベントの登録画面になるため、経路検索の結果と『開始』『終了』の時刻が一致していることを確認し、『追加』をタップして完了です。これでイベントなどにも遅刻しません。
天気予報の表示・共有
また、1週間分のカレンダーに天気予報を表示することも可能です。いちいち天気予報アプリを開かなくても、スケジュールを見るついでに天気を確認できます。当日の天気を頭に入れながら予定を組めるのがメリットです。
まず、『livedoor 天気情報』内の『ical天気』にアクセスします。下のアクションボタンから『デスクトップ用サイトを表示』をタップし登録したい地域を選び『webcal方式』をタップします。カレンダーと天気予報を『照会』と選択。
するとスケジュールの「終日」のエリアに、天気・最低気温・最高気温の情報が追加されます。イベントなどの未定の予定などには嬉しいですね。
映画の公開予定を共有
映画好きなら抑えておきたいのが最新映画の公開日程日。これも実は映画情報サイトの映画.comの提供しているデータを使えば、簡単に追加できるんです。予定を追加するにはこちらのページにアクセスすると、公開予定がずらっと出てきます。
右上の『追加』をタップしたら『新規カレンダー』を選択しましょう。『映画公開日』などの名前を付けて完了を押せば、カレンダーに公開予定日が追加されます。これで未定の予定の日にはスケジュールをいれられますね。
スケジュールが埋まると未定の日がなくなって気分もあがります。
野球やサッカーの試合日程を共有
野球、Jリーグの日程をカレンダーに追加する機能もあります。予定が未定の時には週末の対戦カードを確認したりできるため、その道の趣味を持っている人には実にありがたい機能ですね。休日を有意義に過ごすサポートになること間違いなしです。
カレンダーで共有する方法はサッカーの総合情報サイト『さっかりん』にアクセスし『その他』から『スケジュールをダウンロード』に行き一覧からスケジュールを確認したいチームを選び、『iCal』をタップで完了します。
週末はお一人様でもサッカー観戦というイベントがあれば未定ではないので有意義な一日になりますね。
iPhoneでカレンダーが共有できないときの原因・対処法
iPhoneのカレンダーを使っていて家族などと共有したい時があるかと思いますが、パッと見、カレンダーの共有ができない!?と思ってしまいますが、その仕組みを理解することで簡単に共有ができます。
ここではiPhoneのカレンダーの共有できていないときの対処法をご紹介します。
iCloudアカウントと同期できていない
iPhoneのカレンダーアプリと同期できていないとして可能性として考えられるのはiCloudのアカウントと同期が出来ていないということが挙げられます。そこでiCloudにサインインする方法をご説明します。
iCloudにサインインする
Phoneのカレンダーを共有するには、サーバー上にあるiCloudと連携同期をする必要がありますので、まずはその方法を。iPhoneの設定から自分のiCloudのアカウントを選択します。サインインしていない場合は、タップしてサインインしてください。
続いてはiCloudを選択しサインインをタップします。サインインできていれば上記の画面のように表示が出ません。
カレンダー共有が解除されている
可能性として考えられるのはiPhoneのカレンダーアプリの共有設定が解除されているかもしれません。そういった場合には改めて設定を見直してみましょう。
共有設定をし直す
iPhoneのカレンダーアプリで共有が出来ていないのであれば改めて共有することをしてください。手順は同じように管理者や参加者など権限を持っている人に招待してもらうのです。宛先に間違いがないかを確認しましょう。
最新情報を反映させたい項目が無効になっている
iPhoneのカレンダーアプリで共有できない理由としてもしかしたらiPhoneのカレンダーアプリの機能がiPhoneでオフになっている可能性があります。これらの設定を確認しましょう。
設定画面で「連絡先」「カレンダー」「リマインダー」をオンにする
設定のアプリを開くと『カレンダー』という項目があるので共有がオフになっているのであれば『連絡先』『カレンダー』『リマインダー』をオンにしましょう。
宛先が間違っている
有り得なくもない出来事ですが、管理者が宛先を間違っていたりすることがあります。例えばスペースが入っていたり、候補から宛先を設定していなかったりすることも。宛先が違うとメールも届きません。改めて正しい宛先で招待してもらいましょう。
招待を出し直す
管理者に「招待されていない」といった旨を伝えてiPhoneのカレンダーアプリに招待してもらうようにしましょう。その際に管理者に宛先の確認もお願いしましょう。
iPhoneでカレンダー共有ができる便利なおすすめアプリ
iPhoneの標準のカレンダーアプリ以外にも簡単に入力・編集することができてなおかつお洒落なカレンダーアプリはたくさんあります。そこでここではiPhoneのおすすめのカレンダーアプリをご紹介します。
TimeTree
仕事・家庭など複数のカレンダーを作成することのできるアプリです。参加メンバーとスムーズに予定共有出来ます。誰かが予定を入力し作成した、変更すると通知が来る機能もあります。それだけではなく予定ごとにチャットができるのも嬉しいです。
『TimeTree』はスケジュール共有に重きをおいたカレンダーアプリです。たとえば家族全員の未定の予定ならば外食の予定を入れたり、仕事のチームメンバーが今日どこで何をしているのか把握したり……。簡単に予定を編集できます。
シンプルに予定の入力や編集が出来て、恋人同士なら相手の予定が未定というのも一目瞭然なのは嬉しいです。
つなガレ!
登録の必要は一切ありません。手軽に予定を共有できるカレンダーで登録した時間に撮られた写真で自動作成される動画で“思い出につながる”というコンセプト。登録なしで予定を入力できるのは嬉しいですね。登録したくないと思ったらこのアプリ。
家族や友人同士といった大切な人と予定を共有できるカレンダーです。共有の仕方もLINEやメールでお知らせするだけなので、誰でも簡単に予定の入力や編集、共有を行うことができます。
Couples
アルバムやカレンダーなど、思い出や予定を共有するツールが満載です。投稿された写真などを自動でまとめて、思い出を年表形式にしてくれる機能もあります。ロックをかけることができ、2人だけの秘密を誰かに知られる心配はありません。
恋人と長く共にすると、かけがえのない思い出がたくさん生まれますよね。でもそんな2人で1つの思い出が詰まった写真を、いちいちメールで共有するのは面倒な話……そんな時はこのアプリの出番です。恋人だけで使えるアルバムやトークがあります。
カレンダーで本音を隠さずに入力や編集が出来、本音を言える恋人同士だからこそ使える情報共有ツールです。
実際にiPhoneのカレンダーアプリで家族や恋人と予定を共有できるのは嬉しいですね。すると未定のところに予定を立てられて充実した一日になります。私はTimetreeを使っていますが未定のところがあると休みの日にやりたいことを相談します。
予定が未定ということがなくなるので時間の効率化にもなるのでぜひ共有する人がいればカレンダーアプリを使ってみてください。