Windows10が重い時、タスクマネージャーを確認したときに「wsappx」というもののCPU使用率が高いことがあります。「wsappx」とは何なのか、それのCPU使用率が高い場合の対処方法も含めてこの記事で解説していきます。
Windows10が重い時、タスクマネージャーでその原因を探すことがあると思いますが、その際の原因として「wsappx」というものがあることがあります。
「wsappx」とはMicrosoftストアのアプリを自動更新するために必要なプロセスです。これがディスクの使用量などを圧迫している可能性があります。
「wsappx」は、Microsoftストアに関するアプリということもあってアンインストールすることはできません。その代わり無効/停止が出来るのですが、停止していい人とダメな人とに分かれます。
停止しても大丈夫な人はMicrosoftストアを全く利用していない人です。Office製品などしか使わないなどということであれば、Microsoftストアのアップデートプロセスの「wsappx」を停止しても問題ありません。
なお、Microsoftストアを定期的に利用している人やMicrosoftストアからインストールしたアプリを利用している人が停止するのはNGです。Microsoftストアに正常にアクセスできない/一部機能が使用不可能になることがあるためです。
Windows10が重い時、その原因は「wsappx」以外にもありますが、実際に確認しなければそれは分かりません。
Windows10が重い理由が「wsappx」なのかを確認する場合、タスクマネージャーを開きます。タスクマネージャーは「Ctrl」+「Shift」+「Esc」を押せば簡単に起動できます。
「プロセス」タブで「wsappx」を探し、CPU使用率を確認します。使用率が数%であればさほど問題ないですが、かなり多い場合は「wsappx」が原因です。
さて、タスクマネージャーを確認したら「wsappx」が原因でWindows10が重い事が分かった時どのようにすればいいか、対処方法の説明に移ります。方法としては次の4つです。
まずはMicrosoftストアの自動アップデートを無効化しましょう。スタートメニューで「Microsoft Store」を起動してください。
右上の「…」を押しましょう。
「設定」を選択します。
「アプリを自動的に更新」をオフにしましょう。
Microsoftストアのアプリそのものの無効化でも「wsappx」を停止できます。なお、これはWindows10のHomeエディションの場合は設定できませんので、注意が必要です。
スタートボタンを右クリックして「ファイル名を指定して実行」を選択しましょう。
「gpedit.msc」と入力して実行したら、「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「Windowsコンポーネント」→「ストア」を開きます。
「MicrosftStoreアプリケーションをオフにする」をダブルクリックして、「未構成」を「有効」に変更して「OK」をクリックした後、PCを再起動すれば完了です。
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