Gmail利用時、メールを送信した際「キューに追加しました」と表示されることがあります。「キューに追加しました」とはどういうことなのか、この表示のせいでGmailを送信できない場合の対処法はどのようなものなのかを解説していきます。
Gmailでメールを送信しようとした時、「キューに追加しました」という表示がされることがあります。経験がある人も少なくないですが、初めて遭遇したという人もいるでしょう。
「キューに追加しました」とは一体どのような意味なのか、この表示がされた場合どうなるのかをまずは確認しておきましょう。
そもそも「キューに追加しました」の「キュー」とはどういうものか分からない人も多いと思います。「キュー」とは、簡単に言えばメールを送信する際に送信完了までの待機場所のようなものです。
Gmailはユーザーによるメール送信→アプリからGmailのサーバーへ送る→Gmailのサーバーから送信先へメールを送信という流れで送信されます。
ネットワーク環境が不安定な場所での送信や、Gmailサーバーの混雑が原因で「キューに追加しました」と表示されることが多く、この「アプリからの送信」と「Gmailサーバー」との間――送信トレイの中に存在しているものです。
そのため、「キューに追加しました」となった場合、送信トレイ内で待機となり、再送信をしようとしてもできないようになっています。
キューは前述したとおり一時的な待機場所なので、キューに追加される原因が解消されれば自動的に送信されるため、それを待つことになります。
さて、これまでもサラッと触れていますが、「キューに追加しました」と表示される場合、その原因とは何なのかも確認しておきましょう。
まずは通信状況が悪いことです。スマホアプリから送信する場合、Wi-Fiかキャリア通信に関わらずネットワークの通信環境が悪いと、「キューに追加しました」と表示されることが多いです。
通信状況は悪くないのに「キューに追加しました」と表示される場合は、Gmailのサーバーの混雑もしくは障害が原因という可能性があります。
また、Gmailアプリを利用している場合、アプリの方のエラーが原因で「キューに追加しました」と表示されることもあります。
原因を踏まえて、「キューに追加しました」の表示が出て送信できない場合の対処法を確認していきましょう。
まずは、5~10分ほど待って、Gmailの送信トレイを確認してください。「キューに追加しました」の状態の場合、待機状態となっているため、「キューに追加しました」の状態でなくなるまでは基本的に待つほかありません。
原因がどれの場合でも、しばらく待ってから送信トレイを見ると送信が完了していれば「送信トレイは空です」と表示されます。送信は自動的におこなわれますので、原因が解消すれば勝手に送信されていますので、こまめに送信トレイを確認してみましょう。
「キューに追加しました」と表示される原因が通信状況の悪さが考えられる場合、一度スマホのネットワークのアンテナが安定しているかどうかを確認しましょう。
キャリア通信を利用しているのであれば、別のネットワークを利用してみましょう。
カフェなどの無料Wi-Fiでも構いませんし、自宅のWi-Fiを利用しているのであればWi-Fiの電波が届きやすい場所へ移動するのも、「キューに追加しました」と表示された際の対処法としては十分なものでしょう。
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