iPhoneのOSをiOS14にアップデートしたいと思っても、なぜかアップデートできないため困っているという人もいるでしょう。iPhoneでiOS14にアップデートできない原因と、アップデートできない場合の対処法/解決方法を解説していきます。
iPhoneでは定期的にiOSのアップデート/更新がおこなわれます。セキュリティ上の問題などから最新のiOSへアップデートする必要がありますが、そんな中でiOS14にアップデートできない場合があります。
まずはiOS14へアップデートできない原因を紹介するため、いずれかに該当していないかどうか確認してみましょう。
まずはiPhone自体のストレージの空き容量です。最新のiOSへのアップデートのためには、必要なストレージ容量が残っている必要があり、空き容量が不足しているとiOS14へのアップデートができなくなります。
アプリをたくさん入れているような場合だと、そのアプリを最新のものにアップデートしたりそのアプリのキャッシュなどで容量を食ってしまいます。
そういった空き容量が不足していることが原因でアップデートしようとするとアップデートできないことが多いですので、自身のストレージ容量がどれくらいか確認してみましょう。
また、アプリなどをそんなに入れていないからiPhoneのストレージの空き容量が不足していることはないと言う場合でも、バッテリー残量が十分でないとiOS14へのアップデートができない場合があります。
iOS14へのアップデートのためには最低でも50~60%のバッテリー残量が必要です。また、電池残量がその程度ある場合も、電源接続していない場合も十分でないと判断されて中断される可能性もあります。
iOS14へのアップデートをするためにはネットワーク環境も整っている必要があります。Wi-Fiなどの通信環境が悪いとiOS14へのアップデート情報のソフトウェアダウンロードができない原因となりその結果アップデートできない場合があります。
なお、iPhone側に問題がなくても、サーバー側に何らかの問題/不具合が生じていて、それが原因でiPhoneをiOS14へアップデートできない原因となっている可能性もあります。
では、iPhoneをiOS14へアップデート出来ない場合、どのような対処法を取ればいいのか、その説明に移ります。
iPhone自体の不具合のせいでiOS14へアップデートできない場合、軽微なものであればiPhone端末を再起動することで解消する可能性があります。そのため、iPhoneの再起動を実行してください。
iPhoneの再起動方法は端末によって異なりますが、iOS14へのアップデートに対応している端末で説明すると、iPhone X・11の場合はサイドボタンと音量ボタンのいずれかの長押しからの電源スライダーで再起動可能です。
iPhone SE (第2世代)、8、7、6sの場合はサイドボタン長押しからの電源スライダーで再起動できます。また、iPhone SE(第1世代)の場合はトップボタン長押しからの電源スライダーで再起動できます。
また、iPhoneの空き容量が不足していることでiOS14へのソフトウェアアップデートができないという場合、不要なアプリの削除をした、不要な写真などを削除するなどしてストレージを増やしてください。
ストレージの確認は、「設定」→「一般」→「〇〇ストレージ」から確認できます。
ストレージの空き容量が不足している場合は、使用していないアプリはアンインストールして見ましょう。
また、不要なダウンロードファイルなどは削除し、ストレージ容量を増やして、ソフトウェアアップデートのデータのダウンロードができるよう余裕を作りましょう。
iPhoneのバッテリー残量が少ないことがiOS14へのアップデートができない場合は、iPhoneの充電をしてから、もう一度アップデートできないかどうか試してみてください。
iPhoneの最新のソフトウェアアップデートをおこなう場合などは結構な電池を消耗します。時間もかかるため、時間経過での電池の減少もあります。
アップデートの途中で電源が切れてしまったような場合はアップデートの中断がされるほか、場合によってはそれにより不具合が起きてサイドアップデートしようとしてもできないということにもなりかねません。
そのため、時間はそれなりにかかるものの、iPhoneの充電を十分な状態にしてから試してみましょう。アップデート中も可能であれば電源につないだままおこなったほうが、最新版へのアップデート時などには安心です。
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