Androidのアプリの旧バージョンをダウンロードしてダウングレードするにはどうしたらいいのでしょうか。この記事では、Androidアプリの古い旧バージョンをダウンロードしてダウングレードする方法を、パソコンを使う方法と使わない方法を解説します。
Androidアプリを古いバージョンへダウングレードする必要が生じることがあります。この記事では、どのような場合にダウングレードが必要で、どのような方法で行うのか詳しく解説します。
アプリのダウングレードが必要な場合とはどのようなときなのでしょうか。
アプリをアップデートすると、以前は使えていた機能が使えなくなることがあります。また、アップデートされたプログラムにバグがあり、アプリの動作が不安定になる場合もあります。
古いバージョンのアプリの機能を使いたかったり、最新版のアプリがバグで使えなかったりする場合に、アプリのダウングレードが必要になります。
アプリをダウングレードするときには、事前の準備が必要です。
AndroidアプリをダウングレードするためのAPKファイルは、Googleプレイストアで正式に配布されているものではありません。そのために、通常はAndroidのセキュリティ機能が働いてインストールできません。
そこで、正式に配布されているプログラム以外のものをインストールするための「不明なソースを有効にする」の手順が必要です。Androidの「設定」アプリを開き、「デバイスおよびプライバシー」を開きます。
「不明なソースのインストール」をタップします。次の画面で、アプリの一覧が表示されます。APKファイルのインストールに利用するアプリをオンにして、不明なソースのインストールを許可しておきましょう。
アプリの自動更新がオンになっていると、アプリの更新情報があると自動で更新されてしまいます。ダウングレードしたアプリをそのまま使い続けたい場合には、あらかじめ自動更新をオフにしておきましょう。
Googleプレイストアを開き、アカウントアイコンをタップして「設定」を開きます。「ネットワーク設定」>「アプリの自動更新」とタップします。
「アプリを自動更新しない」を選択して「完了」をタップします。
ダウングレード方法によっては、古いバージョンのアプリを復元する時に、新しいアプリがインストールされた状態では復元できないことがあります。
事前に復元するアプリのアンインストールの指示がある場合には、そのアプリをアンインストールしておきましょう。
Androidでアプリを古いキューバージョンに戻す方法には、パソコンを使う方法パソコンを使わない方法があります。まずはパソコンを使う方法から見ていきましょう。
パソコンを使ってAndroidアプリを旧バージョンにダウングレードするときには、Android SDKをパソコンに入れてadbコマンドを使えるように設定する必要があります。adbコマンドを使えるようにするための設定方法はこちらの記事を参考にして設定してください。
パソコンにAndroid SDKをセットできたら、次に旧バージョンのアプリをダウンロードするAndroidをUSBケーブルでパソコンに接続します。また、Androidで開発者オプションを使えるように設定しておきましょう。開発者オプションをオンにする方法はこちらの記事を参考にしてください。
Androidで開発者オプションを利用できるようにしたら、USBデバッグを設定します。
Androidの「設定」アプリの「開発者オプション」を開きます。「USBデバッグ」をオンにします。許可の確認が表示されたら「OK」をクリックします。
次に、開発者オプションの画面を下にスクロールして「USB経由のアプリを確認」をオフにします。
ここまでの準備が整ったら、旧バージョンのAndroidアプリのAPKファイルをネット上からパソコンにダウンロードしましょう。アプリをダウンロードしたら、ダウンロードしたアプリのパソコン上でのパスを控えておきましょう。
にゃんこ大戦争のAPKファイルをデスクトップに保存したらパスは次のとおりです。
パソコンとAndroidの設定と、アプリの旧バージョンのAPKファイルの準備が整ったら、コマンドプロンプトを起動して次のいずれかの方法でAndroidにAPKファイルを移行してアプリを旧バージョンへ戻します。
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