VTuberの仕組みは?2D/3Dの違いややり方・配信方法・必要機材を紹介

3Dアバターなどで配信するVTuberになるためには、その仕組みも知っておく必要があります。VTuberのアバターの2D/3Dの違いや配信方法、必要な機材など、VTuberとしての活動をするためのやり方や仕組みを解説していきますので参考にしてみてください。

目次

  1. 1VTuberの仕組みは?
  2. VTuberとは?
  3. VTuberが動く仕組みとは?
  4. VTuberのやり方
  5. VTuberの必要機材
  6. 最後に

VTuberの仕組みは?

VTuberになってYouTubeやニコニコ動画で動画の投稿をしたり配信をしたりする場合、いろいろな準備が必要となりますが、そのためにはVTuberの仕組みについてもある程度理解しておく必要があります。

VTuberとは?

VTuberの仕組みの前に、VTuberとはどういった人を指すのかという部分から説明していきます。

Virtual(バーチャル) YouTuber の略称

VTuberとは、Virtual(バーチャル) YouTuberの略称です。文字通り「バーチャル」な環境でYouTuberをする人であり、一般的に知られているYouTuberとは同じでありながら少し異なるものです。

CGキャラを動かして動画配信

バーチャルな自分での配信をするVTuberですが、そのやり方/方法は人によって様々で、別の仮想空間の自分という立ち位置でのライブ配信などをしている人や性別や声を変えてライブ配信などをしている人もいます。

そして、VTuberの場合は自身の動きをアバターに反映させるやり方/方法でYouTuberとしての活動をします。

人間の動きそのものを逐次反映してライブ配信などをするため、何枚もの絵を組み合わせてそこに声を当てるアニメとはまた違ったものです。

キャラがライブやダンス/ゲームをしたりする

でばVTuberは配信ではどういったことをするのかというと、ライブをしたりダンスを披露したり、ゲームの実況やゲームのプレイ動画を配信したりということをしています。

その中でもゲームの実況はVTuberの配信の中でも人気度が高く、アバターをゲームプレイ画面上に表示させて、ゲームプレイ中の表情なども反映させるなどできますので、ゲーム好きのVTuberの人はやっていることも多いものです。

ゲーム配信やライブやダンス以外にも、雑談配信や歌ってみた、検証系、知識系などをしていることも多いです。他のVTuberの人とのコラボ配信をしている人もいます。

VTuberが動く仕組みとは?

VTuberは2Dや3Dのアバターを動かしてそれを反映させることが大きな特徴ではありますが、アバターが自分の動きを反映して動く仕組み/やり方はどうなっているのかと言うのはVTuberの配信を見ている人にとっても疑問な部分かと思います。

2D/3Dの違い

そもそもVTuberのアバターには2Dのものと3Dのものとがあります。2Dアバターは平面上に描かれたイラストを加工してアバターにするためアニメーションを付けたものです。

3Dアバターはアバターを立体的に動かすことができるもので、3D専用のソフトを利用して作成する必要があるアバターです。

2D/3Dのメリット/デメリット

2Dアバターを利用する場合と3Dアバターを利用する場合とでは、それぞれメリットとデメリットがあります。 

2Dアバターはイラストを描いてそれをアバターにするだけですので、自分好みの作画のイラストをアバターにすることができます。コストを抑えてVTuberをする場合にはこちらがおすすめです。

その理由は、専用ソフトなどの準備もほとんど必要ないということにあります。機材がWebカメラやマイクなど基本的に準備しやすいものが中心です。アプリなどによってはスマホ1つでVTuber活動できるのも2Dアバターのメリットといえます。

なお、手軽なメリットがある分、2Dの場合は3Dより配信できる範囲が限られます。2Dだと基本的に上半身しか動かない、という可動範囲の制限がある他、歌配信やダンス配信をするような場合にもあまり向いていません。

3Dアバターの場合はこだわってアバター作成をしたい場合におすすめです。3Dアバターだと2Dアバターでの配信の場合より稼働する部分がかなり多いため、企画の幅も2Dの場合より広がるメリットがあります。

動きがある歌配信やダンス配信などは特に2Dより3Dのアバターのほうがおすすめです。また、3Dアバターの場合は2Dアバターより作り込みがしやすく、個性を出しやすいのも3Dアバターの方です。個性が出ればその分ファンも増やしやすいです。

ただし、3Dの場合は作り込みがしやすいと言っても、パーツなどを組み合わせて作成するものの場合は逆にオリジナリティが低くなり、個性を出しづらくなるため、個性を出しやすいのはできるだけ自分で作成したもの/してもらったものであることが多いです。

また、3Dの場合はモーションキャプチャに必要な機材機能が必要となることもあります。そのモーションキャプチャ用の機材の準備を含めると、収益化できたとしても黒字にするためには時間がかかることは覚悟しておいたほうがいいでしょう。

モーションキャプチャ用の機材以外にも、2Dの場合も当然あることですが3Dの場合は特に専門的な知識が必要となることも少なくありません。

動画の投稿然り、ゲーム実況然り、最近ではVR系のライブ配信などをする人もいますが、自分が新しく挑戦するものだと専門知識の勉強が必要という場合もあるので、ライブ配信など実施する内容も事前に考えておきましょう。

モーションキャプチャで動きをリアルに

軽く前述していますが、2Dでも3Dでも動きを出す方法としてはモーションキャプチャを利用します。特に3Dの場合はモーションキャプチャで動きをリアルにすることができます。

iPhone XなどのiPhoneにあるフェイストラッキング機能が搭載されていれば、モーションキャプチャ付きのアプリを利用してスマホ1つでできることも多いです。

PCでもモーションキャプチャソフトを利用すれば簡単に3Dアバターに動きを入れることはできますが、全体のモーションキャプチャを取るためにはVR機器が必要となります。

VR機器は5万程度で購入できるものから10万を超えるものもあるため、表現の幅が増える分機材の費用負担も増えるため注意が必要です。

キャラ/モデルは専用のソフトで制作

VTuberの自身のバーチャルアバターの作成は、専用のソフトを利用して制作します。誰かに委託する場合も誰かが専用のソフトを作成して作られているため、そういったものを利用せずに作成しないということはほぼありません。

バーチャルアバターの作成に利用できるソフトの手軽さはソフトごとに違います。1から作成できるマニア向けのものもあれば、パーツを組み合わせる比較的簡単なものもあります。

もともとアバターが準備されていることもあるため、VTuberとして活動するアプリ/ソフトなどによってもこの辺りの準備方法は変わります。

個性を出したいのであれば1から作成する、もしくはココナラなどのアバターを作成してくれる人に作成依頼をするという方法を利用してください。

VTuberのやり方

VTuberをしようと思った場合のやり方/なり方の流れの説明に移ります。

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この記事のライター
八千草 蛍
分かりやすく気軽に読める記事を書いてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

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