人気を博しているVtuberには、企業勢と個人勢とがあり、それぞれなり方も異なりますし、人気になりやすい度合いも異なります。個人勢Vtuberのなり方はどうするのか、個人勢でも人気が出るようにはどうすればいいのか、それぞれの違いも含め解説します。
Vtuberの活動を始めてみよう、と思った場合、手軽にやろうと思うと自分で色々準備する個人勢Vtuberとなることが多いのではないでしょうか?
実はVtuberには個人勢と企業勢とがいて、自分で色々機材などを準備して活動している人は個人勢Vtuberと呼ばれます。
Vtuberになりたいといっても漠然と知っているだけという人もいるかと思いますので、簡単に個人勢Vtuberとはどういったものかを解説していきます。
個人勢Vtuberとは、企業などの団体に属することなく個人で活動しているバーチャルYouTuber(Vtuber)のことをいいます。にじさんじやホロライブなど、企業のバックアップを受けてVtuberをしている人は企業系Vtuberに分類されます。
個人勢Vtuberにはいろいろな人がいますが、ファン数が多い有名な個人勢Vtuberとしては、イラストレーターをしながらVtuberもしているしぐれういさんや、ゲーム実況を中心に配信しているガッチマンVさんなどがいます。
下記リンク先にVtuberの個人勢の人がランキング形式で表示されていますので、気になる人のリンクを押して動画の視聴などをしてみてください。
ちなみに、Vtuberの中でも自分で自分のキャラクター/アバターデザインをおこなった人は「完全個人勢Vtuber」と呼ばれています。
自分でほとんどの活動をおこない、一部自分では対応できないような専門技術がいるもの(3Dアバターの作成)は外注しているような人も含めます。手軽に始めることが可能と言われるVtuberとしてはこの完全個人勢に該当することも多いです。
では、個人勢Vtuberと企業勢Vtuberとではどういった違いがあるのか、その点の説明に移ります。
まずは金銭面の違いです。Vtuberの活動にはモデルの作成や機材の準備、Vtuberの企業勢の場合、企業の方からバックアップしてもらうことができるため、企業勢のほうが圧倒的に余裕を持ってVtuberとしての活動ができます。
準備の段階から金銭的な補助があるのが企業勢の強みです。個人だと企業勢Vtuberと違い自身の金銭能力に左右されますので、どうしても初手での機材方面での差が付きやすいです。
動画のクオリティーは、企業勢のほうがプロのバックアップを受けやすいこともあり、動画のテンポや編集の精度も良いものに仕上げやすいです。
個人勢の場合は自身の力量に左右されます。もちろん企業勢Vtuberに負けないくらい個人勢であっても動画のクオリティーを高くすることはできますが自身のスキルなどが大きく影響するため、企業勢の方が割合的にクオリティーの高いVtuberが多くなります。
PR力や宣伝力、そのVtuberのブランド価値についても企業勢のほうが有利です。
企業勢の場合は広告を出してもらうことも可能ですし、企業勢の場合は同じところに所属するVtuberに宣伝してもらうこともできますので、いろいろな方面から興味を持ってもらって初回から配信を見てもらうことも可能です。
個人勢の場合はもともとTwitterなどで相当なファンがいる人であればさておいて、基本的には企業のようなブランド価値がない分最初から広く知られる、ということはほとんどありません。
企業勢Vtuberと違い広告を出すにもお金がかかることからあまりやる人も少ないため、どうしても企業勢と比較すると「見てもらっているかどうか不安」と感じることも多いです。
誰に向けて発信しているか、というエンターテイメント性も個人勢Vtuberと企業勢Vtuberとではことなってきます。企業勢Vtuberの場合は会社の方針も影響しますが、基本的に誰でも楽しく視聴できる配信をしていることが多いです。
個人勢Vtuberの場合は誰にでも、と言うより特定の人と、という形での利用が多いです。SNSとしての活用形態をしている人が多いため、特定の人と仲良くしている配信内容になっている、雑談配信など話をしているだけの配信をする、ということもあります。
誰にでも受けやすい内容となっている分、企業勢Vtuberの方がチャンネル登録者数が多くなりやすく、特定の人向けになっているため個人勢Vtuberの場合はなかなかチャンネル登録者数が増えづらくなります。
それでも企業勢Vtuberとして活動できるのは一握りとも言えるため、とりあえずVtuberをしてみたい、という場合は個人勢Vtuberでのほうが手軽に始めやすいです。
個人勢Vtuberを始める場合大まかに流れを説明するとPCとスマホいずれ(もしくはどちらも)で配信を行うのか、アバターは2Dと3Dのどちらを使うのかを決めておきましょう。機材などは利用するものに応じて変わりますのでまずはそこからです。
アバターは自分でも作成することができるアプリなどがありますので、こだわりが強くないということであればアバター作成アプリなどを利用するだけでも始めることができます。下記リンク先も参考にしてみてください。
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