2022年08月12日更新
VTuberのロゴの作り方!作成の流れ・コツやデザインの依頼方法も
TwitterやYouTubeチャンネルのヘッダー、配信や動画の開始画面などでロゴを利用するVTuberは多いです。自分もVTuberロゴを作りたいと思っても作り方が分からない人も少なくありません。この記事ではVTuberのロゴの作り方を説明していきます。
VTuberのロゴの作り方
VTuberのロゴは、アバターとはまた違う形で自分の個性を出しやすいものです。そのため、TwitterやYouTubeのチャンネルページにあるヘッダー、動画の画面上にオーバーレイしておくためだったり、配信を開始する時の画面上で利用しているVTuberも多くいます。
VTuberのロゴ作成の流れ
VTuberのロゴを作る場合、作り方としてはどういった流れでやっていくのか、という点から説明していきます。
イメージやアイデアを考える
VTuberのロゴはもう一つの顔です。そのため、そのVTuberのプロフィールをよく読んでどんなVTuberかを把握する、アバターや配信内容の特徴などを考慮しながら、そのVTuberらしいイメージを膨らませておきます。
イメージはアナログでなんとなく書いておいてもいいですし、無料のイラストソフトなどでざっくり配置を描いておくなどでも構いません。
イメージがつかないということであれば他のVuberの人のロゴなどを調べてみると出てきますので、それらを参考に(あくまで参考です。パクリはだめです)してロゴのイメージを考えてみてください。
フォントやカラーを選定
次に、VTuberの人のイメージに合うフォントを選んで、ロゴのイメージを視覚的に確認できるようにします。フォントの中には有料のもの、商用利用できないものなどもあります。
VTuberとして収益化を考えている・すでにしているのであればそれは「商用利用」にあたるため、外部からダウンロードするフォントを利用するのであればそのあたりも確認した上で利用してください。
フォントのイメージはつきづらいですので、下記のフォントごとに一覧表示してくれるサイトも合わせて活用して選定してみてください。なお、フォントを選ぶのではなく自身の手書きでも問題ありません。
また、そのVTuberのイメージに合うカラーの策定もしましょう。アバターや配信のイメージなどからどんな色が合うかを考えてみると分かりやすいです。
ただしカラーはロゴ全体のデザインと調和するように配色する必要があります。多色を利用することをおすすめしますが色のバランスが悪かったり原色を利用したりするとその分変に強い印象になってしまいます。
全体的なバランスや配色を考えながら色を設定してみましょう。自身で考えた配色だとどうにもアンバランスな気がするなど配色に悩んだ場合は、配色を紹介しているサイトなども利用してみてください。
装飾を追加
ロゴの文字に装飾を入れるかどうかはVTuberのイメージによって異なるため、ロゴの装飾は入れるかどうかも検討してください。VTuberによっては装飾があることで違和感のあるロゴになることもあります。
なお、装飾を入れる場合もVTuberのイメージを損ねない、そのイメージになったものを選択しましょう。
星やハート、稲妻、うさぎ、ねこなど自分のアバターに合わせたモチーフとして利用できるものがあるVTuberの場合はアクセントとして挿入するだけでもそのデザインからVtuberらしさをのぞかせることができるようになります。
ちなみに、装飾は入れ過ぎるとごちゃごちゃになりやすいため、作成する場合は文字などとのバランスなども考えて利用してください。
ロゴを作成できるツール
ロゴを作成するために利用するツールは、基本的にイラスト描画ソフトで問題ありません。IllustratorやSAI、CLIP STUDIOなどの有料ソフトでも大丈夫ですが、所持していないという人も無料で利用できる描画ソフトがあるためそれを利用しましょう。
メディバンペイントはパソコンでもスマホでも利用できますし、ibisPaintはスマホだけですがCLIP STUDIOとの連携も可能となっています。
初めて利用する人には難しいと考える部分もありますが、そのソフトの使い方などは調べると色々あるため確認してみると良いでしょう。
なお、ロゴの作成時には「文字の挿入」「レイヤー(増やし方、使い方など)」「ラスタライズ」「フィルター」「範囲選択」「色の変更」「作成したロゴの抽出」などが必要ですので、ある程度の知識が必要です。
詳しい使い方は割愛しますが、イラスト描画ソフトを初めて利用する人は特に、それぞれの用語の意味なども含め、そのソフトではどう利用するのかも適宜調べながらやってみてください。
VTuberのロゴ作成のコツ
ここまではVTuberのロゴの作成方法とその流れを説明してきました。もう少し詳しくデザイン関連の話をしておきます。
ターゲットやキャラのイメージを鮮明にする
イメージやアイデアを膨らませてロゴを考えると言いましたが、そのためにはターゲットとなるVTuberそのものやキャラクターイメージなどを鮮明にする必要があります。
そのVTuberはどういった性格をしているのか、どういったものをコンセプトとしているのか、そのキャラクターはどういった設定になっているのかなどは、プロフィールや配信内容、口調なども含めて確認し、少しでもはっきりとしたイメージをつけておきましょう。
実際ロゴを使用する場面を考える
ロゴを考えるにしても、そのロゴを利用する画面を想定していなければ変に浮いてしまいます。画面上の隅に半透明の状態でロゴを配置しておくのであれば全体的な透過が必要です。
また、配信開始前の画面やヘッダーなどで利用するのであれば、背景の色も場合によっては変化するため、どんな背景色でも問題ないように縁取りを入れる、ロゴ自体に背景色を付けておくなどの工夫も必要となってきます。
VTuberのロゴを依頼して作成するには?
作り方は分かってもVTuberのロゴを自分で作るような時間がない、自分はそういうことが得意ではないので誰かに作成依頼したいという人は、そういった作成依頼サイトを活用しましょう。
VTuberのロゴ作成を依頼できるサイト
VTuberのロゴ作成を依頼することができるサイトは様々あります。VTuber活動をしながらロゴ作成を請け負っている人もいますので、VTuberに理解のある人に依頼することも可能です。
サイトとしては「ココナラ」や「SKIMA」などの仕事の依頼ができるサイトを活用している人もいる他、TwitterのDMや自身の個人サイトのメールなどで依頼を募集している人もいます。
ライブ配信しながらロゴを作成してもらえる「ライブデザイン」も
ロゴを作成してくれる人の中には、「ライブデザイン」といって、ロゴの作成画面をライブ配信してデザインしていくという活動をしている人もいます。
下記リンク先ではその「ライブデザイン」をした人の流れが記載されていましたが、リスナーさんの意見やリアクションなども見て、良いと思うものは取り入れたりしながらやっていく方式でのものでした。
依頼する際のコツ
さて、実際にVTuberにロゴを依頼する場合、依頼するときにはこうした方がいいというようなコツが気になる人も多いかと思います。
ロゴを作成してくれる人にすべて丸投げというのはアウトですので、あらかじめ自分でもどういったロゴがいいのか、という部分は考えておくと作成する人の負担も減ります。
少なくとも次の項目は依頼前に自分の中でまとめておくとよいでしょう。あくまで一例ですので、依頼前にコンタクトを取ってみてどういったものをあらかじめ考えておいたほうがいいか確認しておくと良いでしょう。
- ロゴにしたい言葉(VTuberとしての名前だけ、「〇〇の△△チャンネル」など)
- ロゴのフォントイメージ(太め、細め、草書っぽい感じなど)
- ロゴのテイスト(クールなイメージ、ふんわりした感じ、ポップな見た目など)
- ロゴを利用する場所(動画の画面の隅にオーバーフロー(透過)、配信のOP画面など)
- ロゴに利用して欲しい色
- ロゴに利用して欲しいモチーフ(花、ネコ、葉っぱなど)
相場
さて、実際にVTuberのロゴを作ってもらうとすると、どれくらいの値段なのか、ロゴ作成の相場も気になるところです。
これは人によりますので一概に言えませんが、ココナラだと4,000円~30,000円、SKIMAだと2,000円~30,000円といったところでした。
基本的に4,000円~8,000円でロゴデザインをしてくれる人が多いです。デザインする人によりテイストなども異なりますので、過去にデザインしたロゴなども参考にしながら作成を依頼したい人を探してみてください。
最後に
VTuberのロゴは、アバターとはまた違った意味で自身の印象を示すものでもあります。ロゴは配信開始画面などに表示するだけでも印象が異なりますので作っておくとより華やかにもなります。
VTuberとしてのロゴを自分で作ってみるもよし、お金に余裕があるなら自分で作ってみるもよしですので、この記事を参考にロゴを作成してみてください。