2023年01月08日更新
バックスラッシュ(\)のキーボードでの打ち方/入力方法【全角/半角】
キーボードでの記号の入力はし辛いものなども多いです。そのうちの1つがバックスラッシュ(\)です。自分でバックスラッシュ(\)を入力しようとした場合の打ち方/入力方法はどうすればいいのか、全角と半角で表示に差ができる点の説明も含め解説していきます。
目次
バックスラッシュ(\)のキーボードでの打ち方/入力方法
バックスラッシュ(\)をキーボードで入力しようとしても、何故か¥(円マーク)になってしまうなど、思ったような入力にならないことも多いです。どうやってバックスラッシュ(\)をキーボードで入力するのでしょうか。
バックスラッシュ(\)とは
そもそもバックスラッシュ(\)とはどういったものかという点をまず説明しておきます。
スラッシュの逆向きの記号
バックスラッシュ(\)はその名の通り、通常のスラッシュ(/)の逆向きの記号です。普段使うことは少ない分、存在を知らなかった人もいるのでは無いでしょうか。
どんな時に使用される?
このバックスラッシュ(\)ですが、全角の場合は「\(^o^)/」のような顔文字の入力時に利用するくらいです。
半角の場合はWindowsのファイルパス名(ファイルの場所を示すもの)に利用され、「C:\User」のような形で利用されることが多いです。しかしながら日本のWindowsだと\ではなく¥で表示されることも多いです。こちらについては後述します。
全角のバックスラッシュ(\)のキーボードでの打ち方
バックスラッシュ(\)は、全角か半角かで打ち方が異なります。まずは全角の場合の入力方法を説明します。
すらっしゅで変換
全角のバックスラッシュ(\)は、「すらっしゅ」と入力して変換することで入力可能です。MicrosoftIMEの場合も上記のようにバックスラッシュ(\)が候補として表示されます。
Google日本語入力などのIMEの場合は「ばっくすらっしゅ」でないとバックスラッシュ(\)を入力できないこともあります。
半角のバックスラッシュ(\)のキーボードでの打ち方
問題は半角のバックスラッシュ(\)です。全角は前述した方法で入力できますが、半角のバックスラッシュ(\)は前述した方法での入力はできません。
Windows PCのIMEが直接入力モードと日本語入力モードで出し方が変わる
半角のバックスラッシュ(\)は、WindowsのIME設定が直接入力モード(半角モード)か日本語入力モードかによって出し方が変わることがあります。
IMEが半角モードのときの打ち方
WindowsのIMEが半角モードの場合、キーボードの「ろ」のひらがなが表示されているキーを押すことで半角のバックスラッシュ(\)の入力ができます。
IMEが日本語入力モードのときの打ち方
WindowsのIMEが日本語入力モードになっている場合はキーボードの「ろ」のひらがなが表示されているキーを押し、[F10]キーを押して半角に変換してください。
英語配列のキーボードの時の打ち方
英語配列のキーボードを利用しているのであれば半角のバックスラッシュ(\)が表示されているキーがありますので、そちらを押して入力しましょう。
半角にすると「¥(円)」になる理由
なお、半角でバックスラッシュ(\)を入力すると「¥(円マーク)」になってしまうことがあります。これはフォントの文字コードが原因なもので、どうしようもありません。
バックスラッシュ(\)と円マーク(¥)は、違う記号ではあるものの同じ文字コードでフォント登録されており、入力するとどちらかでの表示になります。
そのため、フォントによってバックスラッシュ(\)になるか円マーク(¥)になるかが変わります。いくつか違うフォントでバックスラッシュ(\)を入力してみたので、比較の参考にしてみてください。
日本語フォントを利用している場合は、通貨の関係もあるようで円マーク(¥)になるため、基本的に日本語環境となるこの国では半角のバックスラッシュ(\)が円マーク(¥)になってしまうのです。
欧文系や中国系のフォントであれば半角のバックスラッシュ(\)はしっかりバックスラッシュの形で表示されるため、どうしてもバックスラッシュの形で半角入力したい場合は、その部分だけでもフォントの変更が必要となります。
なお、日本語WindowsのWordはバージョンによって対応しているフォントでも円マーク(¥)になることがあるので、その場合はワードパットなども活用してみてください。
最後に
バックスラッシュ(\)は、全角の場合はキーボードで「すらっしゅ」の文字を変換して入力します。
半角の場合はキーボードから直接入力できるものの、日本語フォントを利用しているとによっては円マーク(¥)になってしまう事が多いため、半角のバックスラッシュ(\)を利用したい場合はフォントを適宜変更するなどして対応してください。