ココナラでイラストを売る方法!流れを出品/依頼別に解説【初心者向け】

イラストを描けるという人は、ココナラ自体は初めてだけれど自身のスキルを活かしたいと思うことも多いです。ココナラ初心者でもイラストを売ることも購入することもできますので、初心者向けにココナラでのイラスト販売/購入方法を説明していきます。

ココナラでイラストを売る方法!流れを出品/依頼別に解説【初心者向け】のイメージ

目次

  1. 1【初心者向け】ココナラでイラストを売る/購入する方法
  2. ココナラを初めて使う際に注意すること
  3. ココナラでイラストを売る/購入する時の流れ
  4. 最後に

【初心者向け】ココナラでイラストを売る/購入する方法

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ココナラでは色々なスキル/得意なことを出品して売ることができ、そのスキルでやってほしいことがある人が購入しに来る、という形で運用されています。そんなココナラで購入者側からの依頼が多く人気があるのが、イラストを売るサービスをしているものです。

そんなココナラで自身が描いたイラストを出品/販売したいというココナラを初めて利用する人、ココナラで購入したいイラストがあるもののココナラ初心者で何をどうすればいいか分からない人が多いです。

しかし、ココナラの使い方は難しいものではありませんので、売る側と買う側それぞれの取引方法や取引の流れなどを解説していきます。

ココナラを初めて使う際に注意すること

ココナラを初めて利用する人、登録したもののまだ初心者のレベルを脱していない人は、まずココナラを利用する上で注意しなければならないことを理解しておく必要があります。

直接取引は禁止

前提として、ココナラを介さない方法、いわゆる直接取引はココナラの利用規約で禁止されています。なお、直接取引というのはココナラ外部での金銭授与や誘導、直接対面してのサービスなどを指します。

ココナラでの出品が初めて/初心者な人は外部のURLやアカウント名を出品サービス詳細に記載したり、郵送やTwitterなどのSNSでのやり取りを求める、ココナラを介さず銀行振込をしてもらうなども該当します。

出品した本人にその気がなくても外部への誘導ややり取りを彷彿とさせる内容も該当する場合があります。特に、イラストを描いてから提供する手段を「メール」と記載した場合に引っかかる可能性があります。

この場合は「メール」ではなく「メッセージ」や「トークルーム」と記載しましょう。なお、ココナラ外部でのやり取りをしている、誘導をほのめかしていると判断された場合、ココナラから出品を取り下げられることがあるため注意が必要です。

イラスト購入の際は著作権などの権利にも注意

また、ココナラでイラストを購入する場合、初めての人/初心者は忘れがちですが、そのイラストの著作権などの権利についても注意を払う必要があります。

基本的に、ココナラでイラストを購入したとしても、特記がない場合は著作権はイラストを制作した人にあります。購入した人に著作権が移動するわけではないため、勝手に何にでも使っていい、ということにはなりません。

「これこれこういうものに利用するためにイラストを作成してほしい」という内容で依頼したのであれば、その目的以外でのイラスト利用はイラスト制作者に許可を取る必要があると考えておきましょう。

商用利用や他人への配布をする場合は別途料金の支払いが必要となることもあります。料金を支払えば著作権を渡すという人もいますので、著作権などの権利関係はしっかり確認しておきましょう。

売る側と買う側で気を付けなければいけないこと

それ以外にも、ココナラでイラストを出品した売る場合、購入する場合ともに気をつけることはいくつかあります。ココナラで出品してイラストを売る側は、作成しているイラストが他人の権利侵害をしていないかどうかを確認しましょう。

まず、ココナラに出品する/売る側の場合ですが、自分が描いているイラストが実は他人の権利を侵害するようなものになっていないかどうかという点です。もし他人の権利を侵害している場合、後々のトラブルを防ぐために必要です。

また、イラストを描いてほしいと言われたものが、他人の権利を侵害する、いわゆる二次創作に当たるものなどになっていないかというのも確認しておきましょう。

他人の権利を侵害するイラストの可能性がある場合は、そのイラスト依頼が他人の権利を侵害するものでないかどうかを購入者及び自身で調べるなどして確認しておいてください。

そして、自身のイラストを商用利用していいか、他の人への配布をしていいかなどの内容は出品サービスページに記載しておきましょう。著作権に関しても記載しておくと、ココナラでのイラスト購入初心者にやさしいです。

ココナラでイラストを購入する側も、依頼するイラスト内容が他人の権利を侵害するものでないかを確認しておいてください。

漫画やアニメのほか、一次創作と呼ばれるオリジナル作品を含めたものをイラストで描いてほしいと言うのは、他人の権利を侵害するものにあたります。

依頼するイラストがそういったものに該当しないかというのは調べておいたほうがいいですし、そういった他者の作品のイラストを依頼するつもりだったのであれば諦めてください。

そして、前述したように商用利用や他人への配布が可能かどうかもサービス詳細やトークルームなどで確認しておきましょう。場合によっては追加料金で著作権の放棄をする出品者もいるため、そちらも合わせて確認しておいてください。

必ずしも著作権を放棄する出品者ばかりではないため、もし著作権は放棄しないとされている場合は諦めてください。

ココナラでイラスト依頼を受けてくれる側が出品サービス詳細にその旨を記載していればその通りにしなければなりませんが、記載がないのであれば依頼する際に確認を取っておいてください。

ココナラでイラストを売る/購入する時の流れ

では、ココナラで出品してイラストを売る場合と、出品されたサービスに依頼してイラストを購入する場合、それぞれどのような流れになるのか、ココナラを初めて利用する人、イラストの依頼初心者な人など向け中心に説明していきます。

イラストを買う/依頼する側

まずはイラストを買う側/依頼する側の流れを説明します。ココナラでイラストを買う場合、まずは自身がイラストを依頼したいと思うイラストレーターを探しましょう。

ココナラでイラスト関連のカテゴリを検索した際、初めて/初心者の場合は「初心者向け」カテゴリも表示されますので、そちらも参考にして検索してみましょう。

「初心者向け」カテゴリで探してみる

とは言え、イラストを依頼しようとしても、特に初めての場合は誰を選べばいいかというのは分かりづらいですし、すべてのイラストレーターをチェックするのは難しいです。カテゴリで探すのであれば、「お気に入り数順」や「新着順」がおすすめです。

「お気に入り数順」だと人気のイラストレーターを探せる

「お気に入り数順」であれば人気の高いイラストレーターを選ぶことができます。ただし、この場合「PRO」マークがついている人が多いため、価格帯も高くなりやすいです。

新着だと実績を積みたい人などが格安でやっていることがある

「PRO」マークのない人でも、クオリティが高かったり自分好みのものが見つかったりします。「新着順」で探してみると格安で描いてくれる人、ココナラでのイラスト販売の実績づくりのために出品している人もいるためチェックしてみましょう。

不明点や追加でやってほしいことがある場合は「見積もり・カスタマイズの相談をする」からメッセージを送ってみる

なお、イラストを依頼してみたいと思っても、すぐに購入に踏み切ることが不安なことも多いです。自分がこうしたいと思う全部を網羅しているということもあまりありません。そのため、ココナラでは、購入時に料金が先払いとなるため、購入前の確認が重要となります。

そういった確認のため、ココナラでイラストの購入依頼をする流れの中に見積もりなどの相談をはさみましょう。出品詳細ページにある「見積もり・カスマイズの相談をする」のボタンから購入前に確認しておきたいことをメッセージで確認できます。

イラスト制作依頼の際に確認したいことというのは、追加でこういったことをして欲しい場合に料金はどの程度かかるのか、商用利用は可能化など、出品サービス詳細に記載されていないことや、記載されていても分からない点などです。

そういった確認をおこなった後、場合によっては出品者側からメッセージで連絡した内容などを加味した提案が送られてくることがあります。いわゆる見積もりで、イラスト制作内容や納期、価格などの内容が含まれます。

その出品者からの提案内容で良ければその提案を購入します。もう少し追加でやってほしいことがあるなどがあれば再度連絡するなどしましょう。

有料オプションなども確認してみる

イラストを販売している人によっては有料オプションを設定している人もいるため、その中に求めている追加項目があればそちらを利用して購入する方法もあります。

出品者側からの提案をでOKであれば「提案を購入する」から購入をおこなってください。支払い方法は複数ありますので、自身が利用したいと思う支払い方法で先払いをおこなってください。

購入手続きが完了した後は、トークルーム(全体には非公開の1対1でのやり取りのチャット)が開くため、そのトークルーム内で出品者とやりとりをおこないます。

トークルームでのメッセージ内にはファイル添付も可能ですので、イラストにして欲しいイメージを伝えたり、似顔絵であれば自身の写真を送信したりしてイラストを制作するためのやり取りをおこないましょう。

このタイミングで有料オプションの追加なども可能ですが、その場合納期などの問題もありますので確認は必要です。

ラフ画などの確認や納品前サンプルなどの確認などを経て、「正式な納品」が送られれば基本的には取引完了となります。

納品確認画面を確認して問題なければ「承諾」を、修正してほしい点があれば「差し戻し」となります。なお、「差し戻し」は正式な納品前に指摘していた点が直っていないなどの場合に利用するものです。

サービス詳細の内容や事前にすり合わせした内容以外の修正点に関しては「差し戻し」対象とならないことがほとんどなので、追加してほしい点、修正してほしい点は正式な納品前にしっかりトークルーム内ですり合わせをしておいてください。

なお、ココナラではイラスト以外の出品も含め、おひねりという、いわゆるチップを払うこともできます。

これはトークルームがクローズするまでであれば可能なので、いただいたイラストへの感謝を込めて追加でおひねりを送りたいという場合は、「正式な納品」後、トークルームがクローズするまでに贈っておきましょう。

トークルームのクローズ条件は色々ありますが、「正式な納品」後「承諾」をした場合、24時間後には閉じてしまうため、それまでにおひねりを送っておいてください。

「正式な納品」に「承諾」をしたら、最後にお互いの評価をおこないます。イラストを描いてもらった側はサービスへの感謝や評価などを入力しましょう。評価は5段階で、総合評価と評価コメントが公開されます。

その後確認したい事項が発生した場合はメッセージの方でのやり取りをおこなってください。

イラストを売る/出品する側

イラストを売る側/出品する側の流れの説明に移ります。まずはココナラにイラストの出品をおこないます。どういった内容のイラストを提供するのか、雰囲気はどうなのかのサンプルなどを含め、購入依頼者がスムーズに提供しやすい流れを作ることが重要です。

初めてイラストの依頼をする人でも分かりやすい内容にすることをおすすめします。出品方法については下記リンク先の出品の仕方を参考にしてください。

購入者からメッセージが送られて来た場合、その内容へ返信するなどし、必要に応じて提案もおこないましょう。サービス詳細や提案などから購入されたらトークルームが開きます。そこからの流れは前述した買う側/購入する側の方法と同じです。

購入が確定すればトークルームが開き、そこで納品時期、追加情報、依頼されるイラストのテイストなどの確認などをおこないます。トークルームでやり取りしながら内容のすり合わせをし、途中でラフなどを送って確認などを取ります。

その後もすり合わせをし、「正式な納品」をおこなって購入者に確認を取ってください。「承諾」されればそれで良いですし、「差し戻し」があればこれまでの流れやサービス内容等を確認して、必要があれば修正などをおこないます。(差し戻しは1回までです)

購入者側での納品確認後、一定期間後にトークルームがクローズされます。そこでようやく取引完了といった形です。

トークルームがクローズしたら、出品者側もやり取りの評価をおこないます。購入者の全体評価とやり取りの評価の入力をしてください。公開されるのは全体評価のみです。

イラストを売った際の売上金額は、購入確定時にココナラが預かったもの+途中の追加料金やおひねりと合わせて受け取ります。ココナラ経由での受け取りになるため、お金に関して出品者と購入者で直接やり取りすることはありません。

最後に

ココナラの利用が初めてでも、イラストを売ったり買ったりする方法は難しいことはなく、流れも分かりやすいものになっています。

売る側はスキルがあればココナラでの販売が可能ですし、買う側も自分がほしいと思うイラストを伝えられれば後は円滑にコミュニケーションを取りながらやり取りするだけです。

ここで紹介したココナラでのイラストの購入方法ややり取りの流れなどを確認しながら、イラストの販売や依頼をおこなってみてください。

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この記事のライター
八千草 蛍
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