ビデオ会議でZoomアプリを利用する際に、音声は入ってもカメラが映らなければ意味がありません。カメラが映らない原因は端末がカメラを検出できないからです。Zoomがカメラを検出できないため映らない場合に確認すべき設定や対処法について紹介します。
リモートワークが多くの企業で採用されるようになったため、Zoomアプリでビデオ会議に参加する機会が多くなりましたが、音声はオンになっているのにカメラがオフで映らないことはないでしょうか。
Zoomでビデオ会議を行うメリットは、相手の顔を見ながら会議に参加することです。Zoomでビデオ会議に出席している自分の顔が他の参加者に映らないなら、無料通話と大して変わらず、通信量を多く消費するだけでとても損です。
この記事ではZoomのビデオ会議で音声は入るのにカメラで自分の姿が映らない場合の対処法を紹介します。
Zoomのビデオ会議でカメラが検出できないために自分の姿が映らない原因は、Web版ZoomやZoomアプリまた使用している端末に問題が生じているからではなく、もっと単純なものかもしれません。
Zoomのカメラで自分が映らない場合にまず確認して欲しい設定をこれから紹介します。
Zoomのカメラで自分が映らない場合にまず確認して欲しいのは、Zoomを起動させてビデオ会議に参加したときに、ビデオの設定がオンになっているかどうかです。Web版Zoomはマイクもビデオも常にオンになっています。
しかしZoomアプリの場合、ビデオの設定はデフォルトで常にオンにされているわけではなくオフになっていることもあります。それでZoomアプリを立ち上げたらビデオがオンかオフのどちらに設定されているかを確認してください。
確認方法を説明します。Zoomアプリを起動させたら「参加」アイコンをタップし、Zoom IDとパスワードを入力しましょう。
「ビデオプレビュー」画面が立ち上がります。この画面に表示されている「ビデオ付きで参加」をクリックすればカメラが映りますが、「ビデオなしで参加」を間違ってクリックするとカメラはオフになるので注意しましょう。ここではあえて「ビデオなしで参加」を選択しカメラをオフにします。
「オーディオに接続」画面になるので「コンピュータオーディオに参加する」をクリックしましょう。
ビデオ会議画面が立ち上がるので、画面の左下に表示されている「ビデオの開始」アイコンをクリックしましょう。カメラで自分の姿が映るようになります。
Web版ZoomやZoomアプリを起動させてビデオ会議に参加し、「ビデオ開始」アイコンをクリックしても、画面が真っ黒なままでカメラが検出されず、自分の姿が映らない場合の対処法をこれから紹介します。
対処法は全部で9つあります。Zoomアプリの対処法がほとんどですが、Web版Zoomの対処法も含まれているので参考にしてください。
Zoomアプリでカメラが検出されないために画面が真っ黒でカメラが映らない場合にまず確認して欲しいのは、Zoomアプリでビデオ設定が有効化されているかどうかです。確認方法を紹介します。Zoomアプリを起動させたら、画面の右上にある「設定」アイコンをクリックしましょう。
Zoomアプリの「設定」画面が立ち上がるので、画面の左メニューの中にある「ビデオ」を選択しクリックしてください。画面の左側に設定メニューが表示されます。Zoomアプリで使用されているカメラがメニューの中に表示されているはずです。
表示されているカメラが正常に起動していれば、画面の上にプレビューが表示されます。
Zoomアプリの「設定」にある「ビデオ」画面で、カメラが設定されているのにプレビューが表示されない場合は、使用しているWindowsのカメラ設定が有効化されていない可能性があるので、開いて確認しましょう。
デスクトップ画面の左下にある「スタート」ボタンをクリックするとメニューが表示されるので、「設定」アイコンを選択しクリックしてください。
Windowsの「設定」画面が立ち上がるので、表示されているメニューの中から「プライバシー」を選択しクリックしましょう。
「プライバシー」画面の左メニューの中に「カメラ」があるので選択しクリックします。画面の右側に「マイク」の設定メニューが表示されるので、「アプリがアクセスできるようにする」が「オン」になっているかどうか確認してください。
設定がオフになっているならオンに設定を変更しましょう。Zoomアプリをもう一度起動させ、真っ黒だった画面が改善され、カメラが検出されて映るようになったかどうかを確認してください。
1 / 2
続きを読む