FireTV StickでiPhone画面をミラーリングしてテレビに映す方法

FireTV Stickを利用してiPhoneの画面をミラーリングし大きな画面で楽しみたい、と考える人は少なくありませんが、AirPlayとは違い別のアプリが必要です。この記事ではiPhoneの画面をFireTV Stickでミラーリングする方法を解説します。

目次

  1. 1FireTV StickでiPhone画面をミラーリングしてテレビに映す方法
  2. ミラーリングとは
  3. FireTV StickでiPhone画面をミラーリングしてテレビに映すには?
  4. FireTV StickでiPhone画面をミラーリングしてテレビに映す方法
  5. ミラーリングできない時の対処法
  6. 最後に

FireTV StickでiPhone画面をミラーリングしてテレビに映す方法

Amazonプライムを利用している人の中には、FireTV Stickを利用してプライムビデオなどを楽しんでいる人も多いでしょう。また、それ以外にもスマホやパソコンの画面をミラーリングの設定をおこなって楽しんでいるという人もいます。

この記事では、そんなFireTV StickでiPhoneをミラーリングすることを中心に説明していきます。

ミラーリングとは

前提として、FireTV Stickでもそのミラーリングの利用は可能です。iPhoneでのミラーリングの方法の説明の前に、ミラーリングとはという基本部分を簡単に説明します。

スマホやタブレットの画面をそのままテレビに映すこと

ミラーリングというのは、スマホやタブレットなどの画面を、そのままテレビやモニター画面に映すことを指します。複数人とその場でスマホやタブレットの画面を見たい場合や、一人で大画面にスマホなどの画面を映して楽しみたいという場合にも利用されるものです。

複数人でその場で画面共有したい場合だと、小さいスマホ画面での共有は膝を突き合わせながらになるため見づらく感じます。

複数人で見た方がいい画面の共有時には、ミラーリングの機能がなかった頃はプロジェクターを利用していましたが、今は大画面でも大きなモニターにミラーリングするという方法が活用できるようになりました。

ホラー映画やアクション映画など大画面だからこそ楽しめる、迫力を感じられるという作品を視聴したい場合にもミラーリングの機能は嬉しい存在です。

実際、前述したジャンル以外でも、映画館のように大きな画面で迫力ある映像を楽しみたいという人は多いでしょう。ミラーリングの設定ができれば、大きなテレビなどのモニターを利用して映画館気分を楽しむための一助とすることができます。

また、大画面で見る場合のメリットは、拡大されて表示されることにもあります。

スマホの画面は小さく、ご老人や視力の悪い人にとっては、スマホの画面での視聴自体が辛いと感じるだけでなく、字幕が見づらいことも多いです。そういった人以外でも、細かい部分が見づらいと感じる人も少なくありません。

FireTV Stickでミラーリングする画面が大きければ大きいほど表示される文字サイズなども大きくなるため、ミラーリングには情報共有や映画館気分を楽しむ以外のメリットもあります。

FireTV StickでiPhone画面をミラーリングしてテレビに映すには?

そんなFireTV Stickでのミラーリングの設定をしてテレビやモニターに映す場合、どういったやり方をすればいいのか設定方法などの説明に移ります。

いずれもiPhoneとFireTV Stickでの接続方法を中心に説明していますが、軽くAndroidやWindowsのやり方にも触れておきます。

FireTV Stickに標準搭載のミラーリング機能ではApple製品はミラーリングできない

前提の話として、FireTV Stickには標準でミラーリング機能が搭載されていますが、このミラーリング機能は、Apple製品はミラーリングすることができないようになっています。

Apple製品のミラーリングはAirPlayという機能を活用するのですが、FireTV StickにはAirPlayと接続できる機能が標準搭載されていないためです。

なお、AndroidやWindowsパソコンの場合は接続に対応しているため、ミラーリング自体に大きな問題はありません。Androidの場合は「Miracast」を利用することでFireTV Stickにミラーリング設定することができます。

テレビやモニターが「Miracast」に対応していればアダプタなどがなしの状態でも接続でき、FireTV Stick自体ももともと「Miracast」に対応しています。
Windowsの場合はFireTVとミラーリング接続する設定をいくつかすれば接続可能です。

FireTVへのミラーリングアプリのインストールが必要

Apple製品の場合はAirPlayでFireTVに標準搭載されている機能では接続することができないのですが、MacパソコンやiPhone、iPadなどのApple製品をFireTVへミラーリングすることができるアプリはあります。

そのため、iPhoneの画面をFireTVにミラーリングする場合はそういったミラーリングアプリの利用が必要です。

FireTV StickでiPhone画面をミラーリングしてテレビに映す方法

では、iPhoneで画面をミラーリングする場合、どのような設定をしてテレビに映すのか、そのやり方の説明に移ります。

AirScreenをダウンロード/インストール

FireTV StickでiPhoneの画面をミラーリングする際に利用できるアプリは、有料のものと無料のものがあります。

有料のものだと「AirReceiver」という有料アプリを利用します。これはiPhoneにインストールするのではなく、FireTVの方にインストールするアプリです。2022年9月現在305円で購入することができます。

有料アプリではなく無料のアプリを利用したいという場合は「AirScreen」というアプリを利用しましょう。こちらもFireTVにインストールするアプリです。本来FireTVが対応していないAirPlayへの接続ができるようにできるアプリです。

AirScreen - AirPlay & Cast & Miracast & DLNA

今回はこの無料で利用できるAirScreenを利用してFireTV StickでiPhoneとミラーリングする設定方法を説明します。

なお、AirScreenはアプリやゲームなどの様子を映す/ミラーリングする場合にはあまり影響はないものの、動画の再生には不安定になることがあるため、その点は理解しておいてください。

AirScreenwFireTVにダウンロード/インストールする方法ですが、FireTV Stickの検索画面で「AirScreen」を検索します。「AIR」を入力するだけで検索可能です。AirScreenの画面が表示されたら、AirScreenのタイルを押してインストールを実行してください。

iPhone画面をミラーリングする手順

AirScreenを利用してFireTV StickでiPhone画面をテレビやモニターの画面に映す/ミラーリングする場合、FireTV上でAirScreenを起動してください。初回起動時は「ようこそ」画面が表示されますので「今すぐ開始」を押します。

「開始」を選んで再生ボタンが付いているタイルを選択します。するとWi-Fiのアクセスポイント情報が起動し、ミラーリング待ちの画面になるためiPhoneでの操作に移ります。

iPhoneでは、上もしくは右上からスワイプしてコントロールセンターを開きます。四角が2つ組み合わさった画面が画面ミラーリングの項目です。ここをタップすると、画面ミラーリングできる機器の一覧が表示されます。

「AS-AFTMM[AirPlay]」の項目がAirScreenのアプリを活用したAirPlayでの接続ができるものです。ここをタップしましょう。AirPlayの機能でWi-Fiを介しiPhoneの画面がFireTV上に表示されればミラーリング成功です。

iPhoneの画面が縦であれば縦の画面が、iPhoneの画面を横に傾ければ横の画面(※画面回転がオンの場合)がFireTV上に映す/ミラーリングすることができます。

ただし、YouTubeなどは著作権保護機能が働き、ミラーリング時にはテレビやモニターの画面に映すことができないことが多いです。これはAndroidやパソコンからの場合も起きることです。

FireTVでのミラーリングを終了したい場合は、iPhoneのコントロールセンターで「画面ミラーリング」画面を開き「ミラーリングを停止」をタップで可能です。

なお、利用するためにはiPhoneで接続しているWi-FiとFireTVが接続しているWi-Fiが同一である必要があります。万一別のWi-Fiで接続している場合は同じWi-Fiにしてください。

ミラーリングできない時の対処法

なお、前述した設定手順にそってもFireTVにミラーリングできないことがあります。その場合、何が原因でFireTVにミラーリングできないのかを把握し、それに応じた対処法を実行してください。

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この記事のライター
八千草 蛍
分かりやすく気軽に読める記事を書いてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

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