Kindle本を読める端末の1つであるKindle Paperwhite(第11世代)。リニューアルされたKindle Paperwhiteは第11世代とそれ以前の世代、シグニチャーエディションとはどういった違いがあるのか比較などをしていきます。
Kindle本をAmazonで購入し、それをKindle端末を利用して読んでいるという人は多いかと思います。そんなKindle端末には種類があり、そのうちの1つがKindle Paperwhiteです。
まずはKindle Paperwhiteとはなにか、という点の説明からしていきます。
Kindle PaperwhiteはAmazonの電子書籍であるKindleを読むための、電子書籍リーダー端末です。本や漫画の読書に特化したもので、新型のKindle Paperwhite(第11世代)もそれは変わりません。
Wi-Fi接続することで辞書の利用やWikipediaの利用、Whispersync機能の利用による他端末との同期などもおこなうことが可能です。2023年7月現在の新型はKindle Paperwhite(第11世代)になります。
なお、前述したようにKindleにはKindle Paperwhite以外にも様々な種類があります。主だったものとしてはKindle、Kindle Paperwhite、Kindle Paperwhite シグニチャーエディション、Kindle Oasisがありますので、それぞれ紹介していきます。
KindleはKindle製品の中でもエントリーモデルに該当し、価格も1万円程度から購入できる安価なものです。一番安いのもこのKindleで、サイズもコンパクトなためKindleの持ち運びをしたいという人にはおすすめのモデルと言えます。
またそのスペックから、どちらかというと小説やビジネス本などを読むことが多い人におすすめのモデルです。容量は8GBと32GBから選ぶことができます。
Kindleより少し画面サイズが大きいのがKindle Paperwhiteです。防水対応もしているため、お風呂の中でもKindleでの読書を楽しみたい人におすすめのものです。容量は8GBと16GBのうちから選択することができます。
漫画を読む場合にもKindle Paperwhiteが見やすいため、小説だけでなく漫画も楽しみたいという人はKindleよりKindle Paperwhiteのほうがおすすめだと言えます。
Kindle Paperwhiteの上位機種にあたるのがKindle Paperwhite シグニチャーエディションです。
ワイヤレス充電や明るさ調整機能がある点に含め、容量が32GBまで上がるため、値段も相応に上がります。その反面、漫画などサイズの大きな電子書籍も、他の端末と比較すると余裕を持ってダウンロード可能となっています。
ただし、Kindle Paperwhiteのシグニチャーエディション用のワイヤレス充電器は別売りですので、Kindle Paperwhite シグニチャーエディションを購入しても、ワイヤレス充電をしたい場合は別途出費があります。
Kindle Paperwhiteでも容量分を値段で買いたい、ワイヤレス充電がしたいという人におすすめの端末です。
Kindle Paperwhiteよりも更に上位の機種に当たるのがKindle Oasisです。物理的なページ送りボタンがあるため、スワイプなどをしなくてもそのボタンを利用したページ送りができる利点があります。
手袋をしたままでもページ送りができる点を評価する人も多いです。容量も8GBのほか、大きめの容量である32GBもあります。これも防水対応しているためお風呂などでの利用が可能です。
とはいえ、Kindle OasisとKindle Paperwhiteを比較すると、違いはページ送りボタンと若干大きな画面という点くらいです。Kindle Paperwhite(第11世代)やシグニチャーエディションと機能的な部分はあまり変わりません。
その反面、値段が3万円近くするため、Kindle Paperwhiteで十分という人には比較的割高に感じるかもしれません。
では、新型Kindle Paperwhite(第11世代)とその前の型であるKindle Paperwhite(第10世代)、同じく新型Kindle Paperwhite(第11世代)のシグニチャーエディションのスペックについての比較もしていきます。
新型Kindle Paperwhite(第11世代)とKindle Paperwhite(第10世代)、新型Kindle Paperwhite シグニチャーエディションのそれぞれのスペックは下記の表にまとめたとおりです。画面サイズや容量などもまとめているため、気になる点を確認しておいてください。
Kindle Paperwhiteのスペック比較 | |||
---|---|---|---|
第11世代 | 第11世代 シグニチャーエディション |
第10世代 | |
端末の値段 (税込) |
《広告あり》 16,980円(8GB) 17,980円(16GB) 《広告なし》 18,980円(8GB) 19,980円(16GB) |
《広告なし》 21,980円 |
《広告あり》 13,980円(8GB) 15,980円(16GB) 《広告なし》 15,980円(8GB) 17,980円(16GB) |
画面サイズ | W:174mm D:125mm H:8.1mm |
W:174mm D:125mm H:8.1mm |
W:167mm D:116mm H:8.18mm |
インチサイズ | 6.8インチ | 6.8インチ | 6インチ |
解像度 | 300ppi | 300ppi | 300ppi |
重さ | 205g | 207g | 182g |
容量 | 8GB 16GB |
32GB | 8GB 32GB |
充電ポート | USB Type-C | USB Type-C | micro USB |
バッテリー持続時間 | 約10週間 | 約10週間 | 約6週間 |
フロントライト | LED 17個 | LED 17個 | LED 5個 |
色調調節 | ○ | ○ | ✕ |
防水機能 | ○ | ○ | ○ |
前述した端末のスペック比較の表を見ると分かるかと思いますが、新型Kindle Paperwhite(第11世代)やその前のKindle Paperwhite(第10世代)には広告ありと広告なしがあります。
それにより容量も含め端末の値段も違ってきますが、広告のありなしの違いとはどういったものなのか、おすすめはどれなのかというのは端末選択の上で重要となります。
新型Kindle Paperwhite(第11世代)などの広告ありと広告なしの違いとは、文字通りKindle Paperwhiteを利用しているときに広告が表示されるかどうか、というの違いです。
広告が表示されるかどうかにより、金銭的な面も変わってきますので、それぞれ確認していきましょう。
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