AndroidでSDカードを内部ストレージ化して使う方法やSDカードにアプリを移動させるなどの活用方法を見ていきます。またメリット/デメリットやSDカードを内部ストレージ化できる条件やエラーが起きたときの対処法やもとに戻す方法などについても説明します。
Android端末はSDカードを挿入することで記憶容量を増設することが簡単にできます。通常SDカードは外部ストレージとして認識されますがこれを内部ストレージ化して使う方法があるのです。この方法を使うことで更に便利に利用できるようになります。
SDカードを内部ストレージ化して使うには2つの条件があります。この条件を確認して今使っているAndroidがSDカードを内部ストレージ化できるのかを確かめてください。
SDカードを内部ストレージ化して使うにはAndroid6.0以降の機種である必要があります。
もしお使いの機種がこれより前のバージョンだとしてもアップデートして6.0以降に更新できれば、条件を満たしてSDカードの内部ストレージ化を行い使うことができるようになります。
Androidバージョンを確認するにはAndroid端末の設定から端末情報を開きます。
更にソフトウェア情報に進みAndroidのバージョンを確認しておきます。
次に必要となる条件は「adbコマンドが使える」ことです。お使いのパソコンでadbコマンドを使うことになるので導入されていない場合はインストールを行うことが条件になります。
adbコマンドが使えればパソコンの機種はWindowsでもMacでも問題なく内部ストレージ化に使うことができます。
SDカードを内部ストレージ化して使うためにまず事前準備を行う必要があります。
上で触れたadbツールを使用しているパソコンにインストールしておきます。手順は公式サイトにアクセスしたら自分のパソコンのOSに適合するバージョンを選択しダウンロードします。ダウンロードが完了したら任意の場所に保存しておきます。
Windowsパソコンを例に使う前の導入方法を見ていきます。
Windowsマークを右クリックし表示されたメニュー内からシステムを選択します。
システム内でシステムの詳細設定を開きます。
システムのプロパティを開き環境変数を選択します。
システム環境変数で新規を選択します
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