会話や機能アシストなど、便利で楽しいSiriですが、iPhone Xでは起動の方法が従来までとは異なります。そこで今回はiPhone XにおけるSiriの起動方法と、iPhone XでSiriが起動しない時の問題解決方法について、紹介します。
Siri(シリ)とは、音声によりiPhoneやiPadなどの端末をアシストしてくれる便利なAI機能です。iPhoneユーザーであれば、「Hey Siri」と一度は話しかけたくなるもの。
iPhoneユーザーでなくても、「Hey Siri」からはじまるSiriとの会話記録を、ツイッターなどのSNSで見たことのある方も多いはず。それほど、Siriは有名で便利な機能です。
そんなSiriの起動方法をあえて説明するには、わけがあります。これまでのiPhoneとは違い、iPhone XでのSiriは呼び出し方法が違っています。とはいえ、Siriに言いたい言葉「Hey Siri」は通用します。
これまでのiPhoneでは、ホームボタンの長押しがSiriを起動する方法でした。起動したSiriに対して、「hey Siri」と呼びかけてみることもできました。
しかし、iPhone Xでホームボタンの長押しによるSiri起動方法を行おうとすると、ある問題に気づきます。iPhone Xでは、ホームボタン長押しの起動が有効/無効の以前に、そもそもホームボタンがありません。
つまり、これまでのiPhoneと同じ起動方法は根本から通用しないわけです。そこで、iPhone XでSiriを呼び出したり「Hey Siri」を言ってみる方法を説明します。
iOS12の入ったiPhone Xを使って、Siriの起動と「Hey Siri」を行っていきますので、iPhone XでのSiri使用方法がわからない方、これからiPhone Xに買い換えようという方は、参考にしてください。
実際に、ホームボタンのないiPhone Xを用意して、Siriを起動します。これまでのiPhoneで行っていたSiri起動方法は、有効/無効以前の問題であると書きましたが、しかし起動方法は似ています。とても簡単ですが、詳しく見ていきます。
iPhone XにおけるSiri起動方法も、結局は長押しです。長押しする場所が、消えてしまったホームボタンにかわり、サイドボタンにかわりました。サイドボタンとは、iPhone Xの右側のついている細長いボタンです。
これまでのiPhoneと同様に、サイドボタンを押すことでiPhone Xの画面をつけたり、消したりすることができます。iPhone Xにおけるサイドボタンは少し細長いですが、基本機能は同じです。
これまでのiPhoneでは、そんなサイドボタンの長押しは”iPhoneの電源を切る方法”とされていました。しかし、iPhone Xにおけるサイドボタンの長押しは、”Siriの起動方法”となりました。
実際にiPhone Xのサイドボタンを長押しすると、画像のようにSiriが起動されました。サイドボタンの長押しが、iPhone XにおけるSiri起動方法その1です。この方法なら、「Hey Siri」と呼びかけることなくSiriが起動できます。
サイドボタンの長押しによるSiri起動方法は、Siriの起動時に言葉を発したくない方にオススメの起動方法です。逆に、「Hey Siri」と声に出すことで、指による操作をせずにSiriを起動することも可能です。
iPhone Xでは、ホームボタンがなくなったためSiriの起動方法が変わった、という話を書きました。これにより長押しする場所がホームボタンからサイドボタンに変わったのですが、実は仮想のホームボタンをiPhone Xの画面上に表示させることが可能です。
まずはiPhone Xの設定を開きます。iPhone Xの「設定」ボタンは、これまでのiPhoneと同じく「歯車」マークのボタンです。
iPhone Xの「設定」を開いたら、設定項目の中から「一般」をタップして選択します。次に、一般の中にある「アクセシビリティ」をタップしてください。
「アクセシビリティ」の設定項目内に、「AssistiveTouch」という箇所が存在しますので、ここをタップします。
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