【Siri】iPhoneⅩでSiriを起動する方法

会話や機能アシストなど、便利で楽しいSiriですが、iPhone Xでは起動の方法が従来までとは異なります。そこで今回はiPhone XにおけるSiriの起動方法と、iPhone XでSiriが起動しない時の問題解決方法について、紹介します。

【Siri】iPhoneⅩでSiriを起動する方法のイメージ

目次

  1. 1Siri をiPhone Xで起動する方法
  2. iPhone X以降iOS12でSiriの呼び出し方法が変わった
  3. 旧端末はホームボタンを長押し
  4. 2iPhone XでSiriを実際に起動してみる
  5. サイドボタンの長押し
  6. Hey Siriと呼びかける
  7. 仮想ボタンでSiriを起動
  8. 3iPhone XでSiriの起動方法を変更する
  9. iPhone Xのロック中にSiriを有効/無効の設定
  10. 4iPhone XでSiriが起動しない時には
  11. ネットワークの接続状況を調べる
  12. Siriが有効になっているか調べる
  13. Siriに対して機能制限がかかっていないか調べる
  14. マイクの状態を調べる
  15. Siriが話さない場合
  16. Hey Siriが機能しない場合
  17. 5iPhone X以降で変わった他の操作
  18. 電源を切る
  19. ホームに戻る方法
  20. スクリーンショットを撮る
  21. アプリの完全終了
  22. 合わせて読みたい!iPhoneに関する記事一覧

Siri をiPhone Xで起動する方法

Siri使用

Siri(シリ)とは、音声によりiPhoneやiPadなどの端末をアシストしてくれる便利なAI機能です。iPhoneユーザーであれば、「Hey Siri」と一度は話しかけたくなるもの。

iPhoneユーザーでなくても、「Hey Siri」からはじまるSiriとの会話記録を、ツイッターなどのSNSで見たことのある方も多いはず。それほど、Siriは有名で便利な機能です。

iPhone X以降iOS12でSiriの呼び出し方法が変わった

そんなSiriの起動方法をあえて説明するには、わけがあります。これまでのiPhoneとは違い、iPhone XでのSiriは呼び出し方法が違っています。とはいえ、Siriに言いたい言葉「Hey Siri」は通用します。

旧端末はホームボタンを長押し

これまでのiPhoneでのSiri起動

これまでのiPhoneでは、ホームボタンの長押しがSiriを起動する方法でした。起動したSiriに対して、「hey Siri」と呼びかけてみることもできました。

しかし、iPhone Xでホームボタンの長押しによるSiri起動方法を行おうとすると、ある問題に気づきます。iPhone Xでは、ホームボタン長押しの起動が有効/無効の以前に、そもそもホームボタンがありません

iPhone Xにはホームボタンがない

つまり、これまでのiPhoneと同じ起動方法は根本から通用しないわけです。そこで、iPhone XでSiriを呼び出したり「Hey Siri」を言ってみる方法を説明します。

iOS12の入ったiPhone Xを使って、Siriの起動と「Hey Siri」を行っていきますので、iPhone XでのSiri使用方法がわからない方、これからiPhone Xに買い換えようという方は、参考にしてください。

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iPhone XでSiriを実際に起動してみる

実際に、ホームボタンのないiPhone Xを用意して、Siriを起動します。これまでのiPhoneで行っていたSiri起動方法は、有効/無効以前の問題であると書きましたが、しかし起動方法は似ています。とても簡単ですが、詳しく見ていきます。

サイドボタンの長押し

iPhone XにおけるSiri起動方法も、結局は長押しです。長押しする場所が、消えてしまったホームボタンにかわり、サイドボタンにかわりました。サイドボタンとは、iPhone Xの右側のついている細長いボタンです。

iPhone Xサイドボタン

これまでのiPhoneと同様に、サイドボタンを押すことでiPhone Xの画面をつけたり、消したりすることができます。iPhone Xにおけるサイドボタンは少し細長いですが、基本機能は同じです。

これまでのiPhoneでは、そんなサイドボタンの長押しは”iPhoneの電源を切る方法”とされていました。しかし、iPhone Xにおけるサイドボタンの長押しは、”Siriの起動方法”となりました。

Siri起動した画面

実際にiPhone Xのサイドボタンを長押しすると、画像のようにSiriが起動されました。サイドボタンの長押しが、iPhone XにおけるSiri起動方法その1です。この方法なら、「Hey Siri」と呼びかけることなくSiriが起動できます。

Hey Siriと呼びかける

「Hey Siri」による起動

サイドボタンの長押しによるSiri起動方法は、Siriの起動時に言葉を発したくない方にオススメの起動方法です。逆に、「Hey Siri」と声に出すことで、指による操作をせずにSiriを起動することも可能です。

仮想ボタンでSiriを起動

iPhone X設定ボタン

iPhone Xでは、ホームボタンがなくなったためSiriの起動方法が変わった、という話を書きました。これにより長押しする場所がホームボタンからサイドボタンに変わったのですが、実は仮想のホームボタンをiPhone Xの画面上に表示させることが可能です。

まずはiPhone Xの設定を開きます。iPhone Xの「設定」ボタンは、これまでのiPhoneと同じく「歯車」マークのボタンです。

設定の一般

iPhone Xの「設定」を開いたら、設定項目の中から「一般」をタップして選択します。次に、一般の中にある「アクセシビリティ」をタップしてください。

「アクセシビリティ」の設定項目内に、「AssistiveTouch」という箇所が存在しますので、ここをタップします。

「AssistiveTouch」

「AssistiveTouch」の設定項目を開いたら、画面上部のスイッチを切り替え、「AssistiveTouch」をオンにして有効にします。すると、iPhone Xの画面に仮想のホームボタンが有効化され、出現します。

仮想ホームボタンは、スイッチの切り替えにより有効/無効を切り替えることが可能です。仮想ホームボタンが邪魔になったら、こちらのスイッチで無効化してボタンを消すこともできます。

「AssistiveTouch」オン

次に、「長押し」の箇所をタップし、仮想ホームボタンの長押しにより起動される機能を選択します。ここで「Siri」を選択すると、iPhone X画面上の仮想ホームボタンの長押しによるSiri起動方法が有効となります。

こちらの設定を使えば、長押しにより有効/無効化される機能を切り替えることも可能です。

長押し→Siri

上記までの設定を終えると、画面上に仮想のホームボタンが出現します。こちらの長押しでSiriの起動が可能です。

仮想ホームボタンの出現
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iPhone XでSiriの起動方法を変更する

そんなiPhone XのSiriでは、起動する方法を変更することもできます。こちらの方法もみていきます。

iPhone Xのロック中にSiriを有効/無効の設定

ロック中にSiriを許可

iPhone Xの「設定」ボタンから、「Siriと検索」を選ぶことにより、ロック画面におけるSiriの有効/無効を切り替えることも可能です。こちらが有効であれば、ロック画面における「Hey Siri」も有効。無効であれば、「Hey Siri」も無効です。

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iPhone XでSiriが起動しない時には

以上がiPhone XにおけるSiriの起動方法です。もしもSiriが起動しない時は、以下の原因を確かめてみてください。

ネットワークの接続状況を調べる

電波が入っている

Siriの起動には、実はインターネットへの接続が必要です。使用中のiPhone Xがネットワーク接続されているかどうかも確認してください。

Siriが有効になっているか調べる

Siriの機能を有効化

iPhone Xの「設定」から「Siriと検索」を開き、Siriの設定を確認します。Siriが無効になっている場合、こちらを有効化することで問題は解決します。

Siriに対して機能制限がかかっていないか調べる

スクリーンタイム

また、機能制限によりSiriが無効化されている場合もあります。こちらを有効化するには、「設定」から「スクリーンタイム」をタップ。

「コンテンツとプライバシーの制限」という項目を確認します。こちらを有効化させてください。

「コンテンツとプライバシーの制限」

マイクの状態を調べる

マイクに保護シートがはられている場合は、はがします。AirPodsを使うことで、マイクが故障していないかどうかを確かめることもできます。

Siriが話さない場合

音声フィードバック

iPhone Xの「設定」ボタンにある「Siri と検索」から、「音声フィードバック」を選択することで、Siriが話さない場合の設定を確認することができます。こちらを「常に」にしてください。

Hey Siriが機能しない場合

iPhoneケース閉じている状態

「Siri と検索」から「Hey Siri」の有効/無効を切り替えることも可能です。しかし、手帳型スマホケースなどが閉じている場合では、「Hey Siri」を有効化しても、機能が無効にされるので、必ずケースを開いてください。

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iPhone X以降で変わった他の操作

iPhone Xでは、ホームボタンがなくなった以外にも、これまでのiPhoneとは異なる点がいくつか存在しています。

電源を切る

電源オフ

サイドボタンの長押しが電源を切る方法だったのは、これまでのiPhoneです。iPhone Xの場合は、サイドボタン+音量ボタンのマイナス(下のボタン)となっています。

ホームに戻る方法

ホーム画面に戻る

iPhone Xでは、アプリ画面からホーム画面に戻る場合は画面下から上方に向かって、押し付けた指をスライド(スワイプ)させる必要があります。

ホームインジケーターを使用

ホームインジケーターの場所

ここで補足として、サブ見出しに入っているホームインジケーターについても解説します。ホームインジケーターとは、iPhone Xの画面に表示されている黒いバーのことです。ホームインジケーターの場所は、画面の下側になります。

↑にある画像がホームインジケーターです。ホームインジケーターに指を当てて上へスワイプすることで、ホーム画面に戻ることができます。もし画面をスワイプしてもホーム画面に戻らなかったら、ホームインジケーターをスワイプできていないことになります。

ホームインジケーターの長押し

また、ホームインジケーターによる長押しによりSiriを起動できる、という情報もありますが、ホームインジケーターを長押ししても、実際にSiriが起動されることはありませんので、要注意。

スクリーンショットを撮る

スクショ撮影

iPhone Xにおけるスクリーンショットの撮影方法は、サイドボタンと音量ボタンの+(上ボタン)の同時押しです。電源を切る方法と混同しないよう、要注意です。

アプリの完全終了

アプリの完全終了

ホーム画面の状態からスワイプすることで、起動したアプリの一覧が表示されます。iPhone Xでアプリを完全に終了させたい場合は、こちらから再度スワイプさせ、終了させてください。

アプリに戻るのも簡単

アプリをもう一度起動

スワイプして”起動したアプリの一覧”を出している状態で、さらにスワイプするとアプリが終了します。この時、アプリをタップするともう一度起動することが可能です。

iPhone XではSiriの起動方法が変わっていますが、基本的には同じです。iPhone Xでは、やり方さえわかれば今まで以上に便利に扱うことができますので、ぜひ覚えてみてください。

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この記事のライター
星崎梓
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