Keynoteとは?と聞かれると「使い方がわからないが正直な所」と言う人も多いはず。iPhoneやiPadでも使用できるKeynoteの特徴やメリット・デメリットをまとめました。Keynoteとは?の疑問を、基本的な使い方とともに説明します。
Keynoteとは、MacOS用に開発されたiWorkの中の一つで、多くの準備されたテンプレートを使用してプレゼンテーションを完成させることができます。
iCloud.comにサインインすることで、MacやWindowsのパソコンや、IOS搭載のデバイスにて、Keynoteを使用することができます。それではKeynoteの特徴について簡単に説明いたします。
Keynoteとは、2003年にApple社が視覚効果や画像を、簡単に盛り込むことを大きな特徴としたプレゼンテーションツールとして発売を開始したアプリケーションです。
2005年には、Pagesと共にiWorkとセット販売された以降、機能を常に強化し進化し続けています。
特にMacの優れた画像の描画機能を利用した美しいプレゼンテーションが、PowerPointに比較し、作りやすいという特徴があります。
2013年 OS X MavericksとiOS 7のリリース以降販売されるデバイスへの無償添付・無償アップグレードを開始しています。
このため、AppleデバイスであるMacの他、iPhone, iPadなど、すべてのデバイスにてKeynoteが標準装備されていることが、最大の特徴です。
アップグレードにも常に対応しておりますため、常に最新のKeynoteの機能を使用でき、常に魅力の高いツールとして、Apple社より提供されています。
PowerPointとは、Microsoft社が、プレゼンテーションを行うスライドを作成するために開発されたMicrosoft Officeの中の一つです。
SmartArtや、クリップアートなど、準備された画像や図を使用してプレゼンテーションを完成させることができます。それではPowerPointの特徴について簡単に説明いたします。
PowerPointとは、1987年にMicrosoft社が会社ごとPowerPointを買収し、以降Windowsへも移植され、バージョンアップを行いながら発売されている、プレゼンテーションツールとしての老舗ともいえるアプリケーションです。
Microsoft Office のOffice Personal Editionでは、PowerPointは入っていないなど、Windowsパソコンではプリインストールされていないパソコンも多いが、ビジネスには必要なツールとなっています。
パソコンを用いたプレゼンテーションが珍しい時代から開発されているため、印刷してわかりやすいスライドを作成することが得意という特徴があります。
Office 365 シリーズは、Windows PC または Mac、タブレット、スマートフォン (Windows、iOS、Android) で使用することができます。
デバイスの違いに困ることなく、出先ではタブレットで、オフィスで Windows PC、自宅でMacなどのように複数のデバイスで、共通のPowerPointファイルを更新することができます。
KeynoteとPowerPointを比較して、どちらがより優れているのか、より良いアプリケーションとは、などと考える方は多いとおもいます。
Keynoteは、スティーブ・ジョブズの基調講演で美しい画像と共にプレゼンテーションを行うために作られ、進化したともいえるアプリケーションです。
それに対して、PowerPointは、スライドを印刷し、OHPなどにて投影する時代から、進化したアプリケーションです。
特徴の違いをそれぞれ紹介します。
Keynoteはすぐれたビジュアルに基づくプレゼンテーションを感覚的に作ることに特に優れています。
標準で準備されている多様なテーマを選択するのみで、ビジュアルデザインに基づいて、デザインされたグラフが提案され、プレゼンテーション全体のデザイン設計が秀逸です。
Keynoteは、PowerPointと違い、より写真や動画を用いたビジュアライズされたプレゼンテーションを得意としています。
新規に作成する時、また途中でテーマを選択することができます。このテーマは、スライド背景のみではなく、様々なパーツもデザインされています。
テーマを選ぶことで、統一感のある素晴らしい表現力あるプレゼンテーション資料を作ることができます。
多様なグラフを、ビジュアライズして表現できるのは、Keynoteの最大の特徴です。
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