Apple公式の無料動画編集アプリ、iMovie。このアプリでは手持ちのファイルまたはiTunes上の音楽をBGMとして使うことができます。これから、iMovie内に音楽を追加する方法に加え、長さや音量調整の方法を解説していきます。
さっそく、iMovieに音楽を取り込むための手順を大まかに説明します。
まず、webサイト等から音楽ファイルをダウンロードします。次にiTunesアプリを立ち上げ、ダウンロードしたファイルをドラッグ&ドロップします。
ファイルを「Dock」のiTunesアイコンにドラッグ&ドロップしても取り込むことができます。また、iMovieの編集画面に直接ドラッグ&ドロップして取り込むことはできません。
iTunesに取り込んだ時点でファイル情報がiMovieと連携されるため、これで取り込み作業は完了となります。
実際に、iTunesから動画のタイムラインに音楽を挿入する方法を紹介します。編集画面を開き、上部の「オーディオ」バーをクリックします。次に、「iTunes」をクリックすると、iTunes内の音楽一覧が表示されます。
使用したい音楽を動画トラックにドラッグ&ドロップし、挿入完了となります。
ここまでは、「音楽ファイルをiTunesに取り込み」→「ドラッグ&ドロップ」の手順で紹介しました。それ以外にも、音楽ファイルは「user」「デスクトップ」から直接、ドラッグ&ドロップを行わずにマイメディアに取り込むこともできます。
画面左側から編集中のイベントを探し、右クリックします。続いて、「メディアを読み込む」を選択します。新しくウィンドウが開かれるので、そこから読み込みたい音楽ファイルを選択し、「選択した項目を読み込む」をクリック。
これでマイメディアに音楽が取り込まれました。
ひとつ前の手順で取り込んだBGMをタイムラインに挿入する場合は、「オーディオ」からではなく「マイメディア」から選び、ドラッグ&ドロップをします。
新しくウィンドウが開かれるので、そこから読み込みたい音楽ファイルを選択し、「選択した項目を読み込む」をクリック。これで読み込み完了です。
トラックに挿入した音楽は動画に合わせて、長さや音量等を調整することができます。ここでは基本的な機能について説明します。
音楽の一部分を使用する場合の編集方法は、基本的に動画トラックの編集方法と同じです。音楽トラックを選択し、左右の黄色バーをスライドすると調整することができます。
動画の途中から音楽を挿入する場合、まず、BGMトラックをクリックし、画面下部の「前面」を選択します。BGMトラックをドラッグすると、音楽の開始位置を調整することができます。
BGMトラックの左側の黄色バーからも開始位置を変更することができますが、この場合、BGMのイントロ部分もカットされてしまうため、注意してください。
また、BGMの開始位置を動画よりも早く設定することはできませんので、オープニングで音楽だけを流す場合は本編の代わりに動画や写真を先に挿入したり、動画の冒頭に「フリーズ」機能をつける必要があります。
BGMトラックをクリックします。黄色の枠が表示されたら、画面右上のプレビューより上のスピーカーアイコンをクリックします。
プレビュー上部に音量調整バーが表示されるので、スピーカーアイコンより右のスライドバーを動かして音量調整をします。
音量調整する際は、ボリュームの上げすぎに注意してください。BGMが動画の音声で聞こえづらい場合は、動画の音量調整を行うと、音割れせずに音量を整えることができます。
どうしてもうまく調整ができない場合は、PC本体のスピーカーの音量調整を行うと良いかもしれません。
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