PayPal利用時、返金したい場合というのは出てくるもの。その場合の手続き方法はその受け取り方、返金されない場合の異議申し立て方法や返金にかかる時間など、気になる部分は多いかと思います。今回は、そんなPayPalでの返金手続き方法について説明していきます。
PayPalというのは、オンラインショッピング時に利用できる支払方法の一つになります。どういうものなのか分からないという方向けに、まずはPayPalとは何なのか簡単に説明していきます。
PayPalとは、電子決済会社であるPayPalが提供するオンライン決済サービスです。
クレジットカートや銀行口座などをアカウントを作成して登録しておくことで、IDとパスワードを利用し、PayPal仲介の上でオンラインショッピングを行うことができます。お店側にクレジットカードの情報がいかないという点が大きな利点になります。
また、銀行に似た特徴も持っていて、銀行口座の口座振替設定を行うことでお金のやり取りを行うことができ、インターネットを利用できる端末があればお金のやり取りができる仕組みもある特徴的なサービスです。
PayPalの利点のうち最も大きなものは、支払情報を店側に伝えず決済できるところでしょう。
PayPalを介すことにより、支払い情報であるクレジットカードの情報などを伝える必要がありません。お店でクレジットカードを利用する=そちらにクレジットカードの情報が渡るということです。
もしその店が情報漏えいした場合、クレジットカードの番号なども漏れてしまい、最悪不正利用されてしまう可能性も非常に高いです。それを防ぐためにも、PayPalを介して決済するわけです。安全性を高めるという点からPayPalはよく利用されています。
PayPalを介して支払いをする、ということは、返金もまたPayPalを介して行われることにほかなりません。では、PayPalで返金を依頼する場合、どのような手続きをしていくのか、それぞれ見ていきましょう。
まずは、誤ってPayPalを利用した決済をしてしまった場合の返金方法について説明していきます。
誤ってPayPalでの決済を利用してしまった場合、受け取り人へその旨を連絡し、返金してもらうという手続きをとることになります。
まず、PayPalアカウントへログインしましょう。
PayPalのマイページの「取引」から取引の詳細が確認できますので、そこをクリックします。
そこで、受け取り人(お店側)へ、メールで誤って支払ってしまったことを説明しましょう。「取引の詳細」ページから返金の実行が可能です。
なお、誤って支払ってしまった場合、送金日から180日以内までが返金申請期限となります。約三か月になります。送金から180日を超えてしまうと、誤った支払方法であっても受け取り人から返金されないと思ってください。
上記は誤って支払ってしまった場合の返金方法ですが、それとはまた異なる事情で返金したい場合ももちろんあるでしょう。ここではその方法の説明をしていきます。
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