2019年07月03日更新
QUICPayの使い方!スマホを便利に利用!
QUICPayにはQUICPayとQUICPay+があるのはご存知の人も多いと思います。QUICPayとQUICPay+は使い方が違うのでしょうか?チャージいらずで、スマホをかざすだけで決済できる便利なQUICPayとQUICPay+の使い方をご紹介します。
目次
QUICPayとは?
QUICPayとは、JCBが提供する電子決済サービスで、かざすだけで簡単に決済ができる便利な電子マネーです。電子マネーにもいろいろな種類がありますが、QUICPayとはどのような電子マネーなのでしょうか?。
QUICPayの特徴
QUICPayとはどのような特徴があるのでしょうか?使い方や種類、QUICPayとQUICPay+の違いとは?などQUICPayの特徴を詳しくご紹介します。
スマホ端末をかざすだけで簡単支払い
QUICPayとは、スマホを立ち上げてレジでスキャンしてもらうタイプの決済ではなく、クレジットカードを出して、お店の人に「ピッ」としてもらうような決済でもありません。
QUICPayの特徴は、無料で利用することができて、使い方もかざすだけで決済が完了する最もスピーディーに決済ができる便利な電子マネーです。
お店の人に「QUICPayで支払います」と伝えて端末にカードやスマホをかざすだけでお支払い完了です。もちろんサインもいりません。
QUICPayの支払いに指定しているカードによって異なりますが、QUICPayの支払いでポイントや、マイルが貯まります。そして、クレジットカード・デビットカード・プリペイドカードにも対応しているのも特徴です。
支払いは後払い方式でチャージ不要
QUICPayの1番の特徴とは、便利な後払いで利用できるチャージ不要な電子マネーということです。
後払いとは、QUICPayはあらかじめ特定のクレジットカードと紐付けして使います。使った分はクレジットカードの支払いと一緒に引き落としされます。
面倒なチャージの手間もいらず、残高を確認しなくてもチャージ不足になる心配もいらないという特徴が魅力の、使い方も簡単・便利な電子マネーです。
QUICPayとQUICPay+の違い
クイックペイにはQUICPay(クイックペイ)とQUICPay+(クイックペイプラス)があります。QUICPay+はQUICPayの機能を、より便利に使いやすくした支払い方法です。
QUICPayとQUICPay+は1回あたりの利用可能金額が違います。
QUICPayの支払い方法 | 1回あたりの利用可能金額 | |
---|---|---|
QUICPay | クレジットカード | 2万円まで |
QUICPay+ | クレジットカード | QUICPay+対応店では、 2万円以上も可能 |
デビッとカード プリペイドカード |
2万円以上の利用も可能 |
QUICPayとQUICPay+の使い方は同じですが、違いは1回あたりの利用可能金額です。QUICPayの1回あたりの利用可能の金額が2万円なのに対して、QUICPay+は2万円以上も可能です。
そしてもう1つ。QUICPay+ではクレジットカードに加え、デビットカードやプリペイドカードにも対応できるようになりました。
QUICPayの種類
QUICPayにはたくさんの種類があるのをご存知ですか?ライフスタイルや、お好みの使い方に応じてたくさんの種類の中から選ぶことができるのもQUICPayの特徴です。
QUICPayの種類一覧
形態 | 種類 | 支払い方法 |
---|---|---|
カード | 専用カード型 | ポストペイ型(後払い) |
クレジットカード一体型 | ポストペイ型(後払い) | |
プリペイドカード(auWALLET) | プリペイド型(前払い) | |
デビットカード (みずほWalletのスマートデビット) |
デビット型(即引き落とし) | |
QUICPay(nanaco) | ポストペイ型(後払い) | |
モバイル | おサイフケータイ・Apple Pay | ポストペイ型(後払い) |
コイン | QUICPayコイン | ポストペイ型(後払い) |
キーホルダー | スピードパスプラス | ポストペイ型(後払い) |
ANA QUICPay+nanaco | ポストペイ型(後払い) |
カードタイプ
はじめにご紹介するのは、QUICPayカードです。
- QUICPayの機能だけを持ったQUICPayの専用カードです。発行手数料も無料です。使い方は、かざすだけ。タッチでラクラクです。
- クレジットカードとQUICPayの機能のどちらも利用することができるクレジットカード一体型のカードです。年会費無料ですが、クレジットカード会社によります。クレジットカードと一体型なら使い方の幅も広がります。
カード型の中には、QUICPay(nanaco)もあります。nanacoカードにQUICPayの機能を付加した、複合型の電子マネーです。nanacoの使い方がもっと豊富になります。
モバイルタイプ
続いては、モバイルタイプのQUICPayです。こちらは、スマホ・携帯電話で利用するQUICPayです。おサイフケータイに対応するタイプと、Apple Payに対応するタイプもあります。
おこづかいQUICPayという種類もあります。10歳から利用することが出来て、月間利用の上限が3万円です。例えば、塾通いをしている子供たちにお財布やカードを持たせなくても良いので便利ですね。
その他タイプ(キーホルダーなど)
画面上が、スピードパスプラスです。セルフスタンド【エクスプレス】発行のキーホルダー型QUICPayです。そして画面下がANA QUICPay+nanacoです。ANA【スキップサービス】、QUICPay、nanacoを搭載したキーホルダー型多機能ツールです。
コンパクトなコイン型のQUICPayです。QUICPayコインは500円玉ほどの大きさなので、持ち運びに大変便利です。使い方は使用する専用ホルダーによって違うようです。
リストバンド式やキーホルダー式のホルダーもあるのでそれぞれのライフスタイルに合った使い方ができます。
リストバンド式は、腕時計のように腕にはめて使用できるので、スムーズな使い方ができて、キーホルダー式の使い方は、ガソリンスタンドなどでも財布やスマホを出さずに簡単に利用出来るので、とても便利だということです。
QUICPayのメリット/デメリット
QUICKPayのメリットとデメリットをQUICPayのユーザーの皆さんのレビューから集めてみました。普段QUICPayを利用しているユーザーの皆さんは、どんなメリットやデメリットを感じているのでしょうか?
メリット
QUICKPayのユーザーの皆さんの感じるメリットとデメリット、まずはQUICPayのメリットからご紹介します。
- コンビニならほぼどこでも使えるのが大きな魅力です。
- 支払いが簡単で使いやすい。
- 後払いなのでお給料前などお財布の中が寂しいときにも買い物ができる。
- チャージの手間がかからない
- 少額な買い物にも使いやすい
- ポイントが貯まる
QUICKPayの特徴がちゃんとメリットとして反映していているようです。チャージいらずで、かざすだけで支払いが出来るのは、使い方も簡単で利用しやすいですね。
デメリット
QUICKPayのユーザーの皆さんの感じるメリットとデメリット。デメリットはどうでしょうか?
- 使い始めは、クレジットカードを用意したり、別のカードを申し込む必要がある。
- カフェやレストランなど、まだまだ使えないお店が多いです。
- 公共交通機関で利用できない。
- 決済の度に「支払いはQUICPayで」と言わなければいけない。
- 思ったよりも会計に時間がかかる。
などの声があげられています。メリットで挙げられていた「支払いが簡単で使いやすい」声がデメリットにも挙げられています。コンビニなどは殆どのコンビニで利用することができますが、まだまだ使えないお店もあるようです。
QUICPayが使えるコンビニ一覧
アンスリー | くらしハウス | スリーエイト | 生活彩家 |
セイコーマート | セブンイレブン | デイリーヤマザキ | ファミリーマート |
ポプラ | ミニストップ | ローソン | ローソンストア100 |
このようにセブンイレブンやローソン等コンビニのほとんどでQUICPayを使うことができます。コーヒーやジュース一本買う時にも小銭を数える手間もなくかざしてお支払いが完了するのはとても便利です。
QUICPayの使い方~QUICPay専用カード~
QUICPayの使い方。QUICPay専用カードはクレジットカードとは別に発行されるのがQUICPayの専用カードです。QUICPayを使うには、QUICPay機能だけの専用カードを発行する必要があります。
利用手順
QUICPay専用カードは、QUICPayなのでチャージが不要で、後払いなので残高を気にすることなく使えます。使い方は他のカードと同じように店頭の端末にかざすだけで支払いが完了します。
QUICPayの使い方~おサイフケータイ~
QUICPayの使い方。おサイフケータイを使ってQUICPayを利用することができます。
おサイフケータイとは、SONYが開発した非接触型ICカードFeliCa(フェリカ)チップを搭載したサービスもしくは、搭載した携帯端末の総称のことで、NTTドコモが提供する電子決済サービスです。
利用手順
おサイフケータイ対応のスマホで、QUICPayモバイルの設定を行うことによって、AndroidスマホでQUICPayを利用することができます。MyJCBからも申込むことができます。
QUICPayをおサイフケータイで利用する手順をご紹介します。
- 希望のカード会社(QUICPayモバイルに対応したクレジットカード)にQUICPayモバイルを申し込みます。
- カード会社から登録に必要なID・パスワードを取得します。
カード会社から登録に必要なID・パスワードを取得出来たら、スマホのおサイフケータイのアイコンをタップします。
おサイフケータイの、電子マネー一覧からQUICPayをタップします。
サイトへ接続をタップします。
カード会社を選択してQUICPayモバイルを登録します。ここまでの作業は多少面倒な気もしますが、一度ここまでやっておけばあとは楽です。
おサイフケータイの使い方も、他のQUICPayと同様にレジで「QUICPayで支払います」と伝えてスマホをかざすだけでお支払いが完了します。この使い方は本当に魅力ですね。
QUICPayの使い方~QUICPayコイン~
QUICPayコインは500円玉ほどの大きさのため、持ち運びに大変便利です。使い方は使用する専用ホルダーによって変わるようです。
QUICPayコインには手軽に持ち運びができるというメリットがあります。専用のリストバンドやコインケースに入れたり、ポケットにそのまま入れて持ち歩くこともできます。逆に小さいので、紛失しやすいといったデメリットもあります。
QUICPayコインの便利な使い方を考えてみました。例えば、リストバンド式の専用ケースにQUICPayコインを入れて、腕にはめておけば、スポーツの時等、お財布をロッカールームに入れたままでも自動販売機で飲み物を買うことができます。
バイクでツーリングの時も手袋を外さずにお支払いができるので良いですね。便利な使い方がたくさんあります。
QUICPayの便利な使い方~Apple Pay~
QUICPayの便利な使い方は、iphoneを使っている人はApple Payをご存知だと思いますが、そのApple PayでQUICPayを利用ことができるということです。
Apple Payとは、米アップル社が開発し、2014年9月に発表した電子決済サービスです。iPhone 7以降のiPhoneかApple Watch Series 2以降のApple WatchでApple Payを使うことができます。
このApple PayでQUICPayを利用する時の使い方は、お店の端末にスマホをかざすだけで支払いが完了するので、従来のクレジットカードやプリペイドカードよりもすばやく支払いが完了します。
レジでお財布からカードを取り出す手間さえないので、コンビニなどでの少額の購入にも最適です。
利用手順
iPhone7以降のwalletアプリにクレジットカードやプリペイドカードを登録することで、Apple PayでQUICPayを利用することができます。
使い方も簡単です。お会計の時に「QUICPayで支払います」とお店の人に伝えて、お店の端末にスマホをかざすだけでお支払いが完了します。
※Apple Payでのお支払い時の注意点
注意点の1つ目は、お店で、Apple Payではなくて「QUICPayで支払います」と伝えて利用して下さい。
注意点の2つ目は、お店の端末が「クイックペイ」となって緑色に点灯するとお支払い完了です。iPhoneで「完了」となってもお店の端末が緑色に点灯しないとお支払いは完了していないので、使い方にご注意ください。
QUICPayの便利な使い方~Google Pay~
QUICPayの便利な使い方は、Google PayでQUICPayを利用することもできるということです。
Google Payとは、Google社が提供している決済アプリです。QUICPay・Suica・楽天Edy・nanaco・WAONなど5種類の電子マネーやクレジットカードを、Google Payという一つのアプリにまとめて、決済をすることができるのが特徴です。
Google PayでQUICKPayで使用するなら、モバイルQUICPayアプリをインストールしていなくても、アプリなしで使用可能になります。
QUICPayは、カードやスマホからコイン、キーホルダーまで、さまざまタイプを選ぶことができるという特徴がありましたが、これ以上増やしたくないという人は、Google PayやApple PayでQUICPayを利用するという使い方が良いかもしれないですね。
Google Payの利用可能な端末はおサイフケータイ(R)アプリ(6.15以上)対応していてAndroid5.0以上のデバイスで利用することができます。
利用手順
Google Payは、Google Playからをダウンロード/インストールすることができます。
Google PlayからGooglePayをインストールすることができたら、対応しているクレジットカードを追加、登録すればGooglePayでQUICPayを利用することができます。
カードを追加をタップしてクレジットカードを追加します。
Google PayでQUICPayに利用できるクレジットカード一覧
- JCBクレジットカード
- JCBデビットカード
- ジャックスカード
- Kyash Visaカード
- ANA JCBプリペイドカード(QUICPay+のみ)
既にGoogleアカウントに登録されているカードが表示されますが、+新しいカードを追加をタップすると別のクレジットカードを追加することができます。
使い方は他のQUICPay同様に、QUICPayマークがついているお店で、「QUICPayで支払います」とお店の人に伝えて、端末にスマホをかざすだけでお会計が完了します。
おわりに
QUICPayの使い方と、スマホを便利に利用する方法をご紹介しました。QUICKPayの使い方は、お店で「QUICKPayで支払います。」と伝えて専用端末にスマホをかざすだけで支払いができるのでとても簡単ですね。
たくさんの種類からの中からQUICKPayを選ぶことが出来るので、メリットやデメリットを考えて、利用しやすい使い方のできるQUICKPay選べるところもQUICKPayの特徴です。確かにデメリットもいくつかありました。
メリット・デメリットを感じるのも、人それぞれの環境や個性です。個人的にはチャージのいらない後払いの電子マネー&専用端末にかざすだけで利用できるだけでも、かなりのメリットだと感じました。最後までお読みいただき有難うございました。