2019年07月02日更新
【7Pay】セブン-イレブンのコード決済ついに開始!登録で無料クーポンも!
セブン-イレブンのコード決済サービス「7Pay(セブンペイ)」が7月1日からついにスタートしました。コード決済サービス「7Pay」はセブン-イレブンアプリの会員登録済みであればアップデートするだけで利用することができます。今回は「7Pay」の魅力を解説します。
目次
セブン-イレブンのコード決済「7Pay」ついにスタート
セブン-イレブンのコード決済サービス「7Pay(セブンペイ)」が7月1日からついにスタートし、全国のセブン-イレブンで利用開始となりました。
これまでセブン-イレブンは独自の電子マネー「nanaco」の他に交通系電子マネーや各種クレジットカードには対応していましたが、コード決済に関してはまだ対応していませんでした。
しかし今回独自の7Payを導入して、さらに「PayPay」や「メルペイ」「LINE Pay」「Alipay」「WeChat Pay」も7月1日から対応するなど、一気にスマホ決済対応を進めています。
今回はついにスタートしたセブン-イレブンのコード決済「7Pay」の魅力について解説します。
「7Pay」アプリ利用開始方法
「7Pay」はこれまでの「セブン-イレブン」アプリをアップデートすることで対応可能となっています。セブン‐イレブンアプリの会員に登録済みであれば、ID、パスワードの入力は不要で、すぐに「7Pay」が利用開始できます。
これまでnanaco(プラスチックカード)を使っていて、セブン-イレブンアプリの会員情報も紐づけているユーザーは、アプリをアップデートするだけで7Payを利用開始できるでしょう。アプリの対応OSは、iOS 10以降とAndroid 5.0以降です。
セブン-イレブンのコード決済「7Pay」チャージ方法
セブン-イレブンアプリを立ち上げると中央上下に「支払い/チャージ」の表記と共に7Payのロゴが現れます。この7Payをタップすると7Payの画面が立ち上がり、「支払い」「チャージ」「残高・履歴」「メニュー」の4つのタブが表示されます。
チャージ方法は各種クレジットカード・デビッドカード、セブン銀行ATM、nanacoポイント、レジでの現金手渡しの5種類が選べます。
注意点として他のPay系サービスで見られる銀行紐付けがありませんが、レジやセブン銀行ATMでチャージなど、nanacoと同じような使い方に加え、クレジットカードにも対応していますので魅力的です。
チャージの際の注意点
ただ注意点として、登録できるクレジットカードとデビットカードが限定されているため確認が必要となります。登録可能な主なクレジットカード・デビットカードは以下のようになっています。
- セブンカード・プラス/セブンカード
- クラブ・オン/ミレニアムカード セゾン
- JCB(一部対象外のカードあり)
- VISAとmastercardの、MUFGカード、DCカード、NICOSカード、UFJカードと、三井住友カード、セゾンカードなど
さらに3Dセキュアによる本人確認が必要となります。注意点としてカードの登録中に別アプリを立ち上げると最初の画面からやり直しになりますので気をつけてください。
チャージ先をクレジットカードにした場合の決済方法はPayPayなど他のコード決済方法と異なっています。
PayPayでは支払金額がクレジットカードから即時チャージ後に即時決済される方式で事前チャージは不要ですが、7Payでは金額を指定してクレジットカードから事前チャージする方式となります。
カードからのチャージは1,000円単位で行なえ、一度に3万円まで入金可能です。nanacoと同様にレジでの現金チャージも可能で、セブン銀行ATMではQRコードを使った入金も行うことができます。
注意点としては1回の上限金額がクレジットカードとデビットカードのチャージは1回3万円まで、nanacoポイントは10万ポイントまで、セブン銀行ATMは10万円まで、店頭レジは49,000円までと、チャージ方法によって異なっている点です。
残高の上限は10万円となっていて現時点ではオートチャージ機能はなく、必要に応じてチャージを行なう必要があります。もう1つ注意点としてnanacoの残高と7Payの残高は別管理となっていて、nanacoの残高が7Payで使えない点も確認しておきましょう。
クレジット/デビットカードからのチャージ時には、設定した「認証パスワード」が必要になります。7PayはiOSアプリではFace IDやTouch IDに対応しておらず、パスワードを手動で入力しましょう。
nanacoの利用で貰える「nanacoポイント」が、7Payアプリから7Pay残高にチャージすることは可能な点は魅力です。
以前はレジでnanacoポイントをnanacoマネーに移して貰う必要がありましたが、これをアプリだけで完結できる点は魅力的でしょう。チャージができればあとは支払うだけです。レジでは「セブンペイで」と指示して、コードを見せるだけで利用開始できます。
7Payの機能的な魅力は、店舗レジでチャージできるためnanacoのユーザーでも移行しやすい点でしょう。
7Payと同日にサービスが始まったファミリーマートの「FamiPay」の説明会においても、これまでスマホ決済を使っていない人の多くは銀行連携やチャージの難しさをハードルと感じていると言及していました。
またすでにセブン-イレブンアプリ自体が機能が豊富なため、さらに7Payを統合している点が分かりにくく感じるのかもしれませんが、これまでスマホ決済に距離があった人を積極的にキャッシュレス化できれば、7Payも広がっていくでしょう。
この点に関して言えば、nanacoの残高も7Payに引き継げるようになるともっと良いかもしれません。
セブン-イレブン「7Pay」のお得な無料クーポンやキャンペーン
7Payで支払うと、セブン-イレブンアプリと同様に「バッジ」や「セブンマイル」が自動的に溜まる仕組みとなっています。バッジは購入履歴やアプリ起動履歴を元に付与される特典です。
またセブンマイルの獲得数に応じてnanacoポイントや特典などが用意されていて、これも7Payの魅力と言えるでしょう。7Payでの決済時には、税別200円ごとに1nanacoポイント(1円相当)が付与されるので還元率は0.5%となります。
10月31日までは付与ポイントが倍増するキャンペーンを実施するの実質1%還元となります。ただ6月30日までは100円につき1nanacoポイントが付与されていたので、nanacoを使っていたユーザーにとってはポイント還元率が悪くなっています。
複数クーポン表示機能搭載
注意点としてセブン-イレブンアプリはクーポンも充実していますが、7Payにクーポンは統合されていません。利用する場合はセブン-イレブンアプリでクーポンを表示した後に、7Payを立ち上げて支払う必要がある点が面倒と言えるかもしれません。
またセブン-イレブンアプリでは7Pay対応に併せて、複数のクーポンを同時に利用できる機能を搭載しました。
クーポンの画面の各クーポンに用意されている「まとめて使う」ボタンをタップし、右上の「まとめて使う」をタップすれば複数のクーポンのバーコードを一覧表示できるようになっている点はとても便利です。
無料キャンペーン実施中
現在のところ7Payでは他社のような大型のキャンペーンを実施していませんが、適宜配布される数十円引きのクーポンの他、7月10日までは7Payの登録で160円以下のおにぎりが無料になるクーポンが配布されています。
さらに1000円以上をチャージすると同じ無料クーポンをもう1枚貰えるというキャンペーンを実施しています。要するにおにぎり2つが無料になるキャンペーンのみとなっています。
これまでセブン-イレブンはコード決済に対応していなかったため、nanacoという選択肢が一番強く、ユーザーも多くいました。
7月1日からは5社のコード決済に対応して直接的な競合となりますが、セブン-イレブンでの買い物も他のアプリを使ったほうがお得という状況も想定されるでしょう。今後もお得な特典や無料クーポン、キャンペーンなど、7Payならではの魅力を期待しましょう。