MacOS High Sierra 10.13 再インストール

ディスクデータを削除し、MacOS High Sierra 10.13を再インストールする方法についてご紹介します。またMacOS High Sierra 10.13本体の売却や譲渡のための再インストールに伴うリスクについても説明します。

目次

  1. 1MacOSのクリーンインストールとは?
  2. Macを初期状態に戻してのOSのバージョンアップ
  3. 不具合や動作の改善にも役立つ
  4. 2Macの動作が重いときの対処法~クリーンインストール以外~
  5. システムの再起動
  6. ディスク容量の確保
  7. 環境設定の見直し
  8. セーフブート
  9. ハードウェア周辺の検証/修復ツール
  10. 3MacOS High Sierra 10.13を再インストール(クリーンインストール)するときの注意点
  11. ディスクのフォーマット形式を事前確認しておく
  12. バックアップは必ず取っておく
  13. Time Machineを使った移行アシスタントの制約
  14. MacOSが最新バージョンか確認しておく
  15. インターネット接続環境を整えておく
  16. インターネット復元機能の有無を確認する
  17. 4MacOS High Sierra 10.13を再インストール(クリーンインストール)する方法
  18. クリーンインストールの手順
  19. 「APFSインストール用Prebootボリューム作成できませんでした。」エラーが出た場合
  20. 5データを削除せずにMacOS High Sierra 10.13だけを再インストールする方法
  21. MacOSの再インストール手順
  22. 6Macを売却や譲渡する前にやっておくべきこと
  23. 売却や譲渡前提の初期化作業
  24. 合わせて読みたい!Macに関する記事一覧

MacOSのクリーンインストールとは?

クリーンインストールとは、起動ディスクのデータを全消去(Format,フォーマット)しOSを再インストールすることです。MacOS High Sierra 10.13では「macOSユーティリティ」を使って簡単に行うことができます。

「macOSユーティリティ」は「macOS 復元(リカバリモードともいう)」でMacを起動すると出力されるアプリケーションです。

Macを初期状態に戻してのOSのバージョンアップ

通常、OSバージョンアップの際に初期状態へ戻す必要はありません。しかしファイル破損や容量不足のためにバージョンアップがうまくいかない時、一度初期状態に戻すと改善する場合があります。

macOS Sierra 10.12.4以降の場合、クリーンインストール時にMac本体と互換性のある最新のOSバージョンへインターネット経由でアップグレードする機能が追加されています。

不具合や動作の改善にも役立つ

Macに何らかの問題が見られるが原因がはっきりしない時、クリーンインストールにより改善する場合があります。

長期利用していると過去のアプリケーション情報やエラー等のOS関連ログが蓄積しリソースを圧迫する他、詳細不明なプロセスが増えていることがあります。

それら全てを一度削除するのがクリーンインストールです。ただし、改善方法としては最終手段であると考えてください。

Macの動作が重いときの対処法~クリーンインストール以外~

クリーンインストールはデータを失うリスクを伴う上長時間作業となります。
まずは比較的簡単に実行できる以下の対処法を試してみてください。

依然改善が見られない場合Appleが公開するトラブルシューティングページ「Mac OS X で問題を特定する方法」とその関連リンク先を1つずつ確認し修理店への問い合わせを検討してください。

Mac OS X で問題を特定する方法 - Apple サポート

システムの再起動

再起動することでCPUやメモリがリセットされ動作が改善することがあります。再起動はメニューバーの「アップルマーク」→「再起動..」の順にクリックして実行します。

ディスク容量の確保

ディスクの空き容量が不足すると動作低下に繋がります。各フォルダやファイルのサイズはFinderで確認できます。

アプリケーション削除

使用することのない不要なアプリケーションを削除してディスク容量の空きを確保します。削除はLaunchPadまたは「Finder」→「アプリケーション」の順にアクセスして対象を長押し、ごみ箱へドラッグ&ドロップします。

ブラウザ履歴消去

アプリケーション設定に依りますが、履歴を多く残して容量を圧迫している場合があります。Safariの場合、アプリケーションを立ち上げ、アプリケーションメニューの「履歴」→「履歴を消去」の順にクリックして削除します。

Safariの場合デフォルト設定で履歴を1年間記録しているため、自身の用途に応じて期間の短縮を図ってみてください。

ファイル削除または退避

例えば「写真」アプリケーションに大切な画像や動画を大量保存している場合、iCloudへアップロードしたり外付けHDDへ移動させて定期的に退避します。容量確保だけでなく万が一のバックアップになります。

iCloudへのアップロードは「システム環境設定」→「iCloud」の順にクリックしてiCloudアカウントでログイン、対象にチェックを入れて自動アップロードを有効化します。

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この記事のライター
もふねこ

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