iCloudには家族でストレージなどを共有できるファミリー共有があります。iPhoneからの設定ですぐに始めることができます。ここではiCloudのファミリー共有を設定する方法と使い方を、メリット/デメリットと共に紹介します。
iCloudのファミリー共有とは、これを活用するとiCloudストレージの空き容量を家族で分け合えたり、Apple Musicなどで購入したコンテンツを家族で一緒に楽しんだりすることができます。
ファミリー共有はiPhoneの設定アプリから簡単にはじめることができるので、多くの家族が愛用しています。
iCloudを使って写真や動画、音楽などのデータを保存しておきたい場合は、データ量以上の空き容量が必要になります。
思春期の子供だと写真や動画をたくさん撮るため、iCloudの空き容量はすぐにいっぱいになります。そんなときに家族間で空き容量を共有することができれば、誰かが使っていない分のストレージを他の家族に分けることができるのです。
また子供が生まれたばかりの家族が赤ちゃんのアルバムをiCloud上に作成せずに、共有することもできるのです。
家族で共有したい写真をわざわざLINEのグループに送信したり、SNSに投稿したりする必要がありません。iCloudのストレージで共有することで、一緒に写真を楽しめるのです。
LINEで送信すると送信されてから2週間しかトーク画面で閲覧できませんが、iCloudで共有すれば時間制限なしで好きなだけ写真や動画を楽しむことができます。
iCloudのファミリー共有を設定すれば、Apple Musicのファミリープランに加入することもできるようになります。月額1,480円で、最大6人までストリーミングサービスが利用できます。
iCloudのファミリー共有を設定する方法は、簡単です。初心者でもすぐに終わるくらい工程も少ないですし、iPhoneのみでも設定することができます。
iPhone、iPadなどのiOSでファミリー共有を設定する方法は、ホーム画面の設定アプリをタップします。
設定アプリを起動したら、一番上にあるあなたの名前が記載されている項目をタップします。
iCloudの画面で「ファミリー共有を設定」という項目が、表示されるのでタップします。
ファミリー共有の画面が表示されるので、「今すぐ始める」をタップします。
ファミリー共有するコンテンツの一覧が表示されるので、iCloudのストレージを共有する場合は「iCloudストレージ」を選択してください。
iCloudストレージのファミリー共有に関する画面が表示されるので、「続ける」をタップしましょう。
iCloudストレージのファミリー共有をする場合は無料の5GBのプランには設定できませんので、有料の200GBか2TB(2000GB)から選びましょう。
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