2020年07月28日更新
Periscope(ペリスコープ)とは?Twitterのライブ配信使い方を徹底解説
Twitterのタイムライン上で、Periscope(ペリスコープ)でのライブ配信を見たことはないでしょうか。今回は、Periscope(ペリスコープ)とは、どのようなアプリなのか、ライブ配信の方法や、アプリの詳しい使い方について解説していきます。
目次
- 1Periscope/ペリスコープとは
- ・Twitterが提供しているアプリ
- ・Periscope/ペリスコープでできること
- ・スマートフォンでのライブ動画/生中継配信・閲覧が可能
- ・声だけの配信もできるのでラジオのように使うことも可能
- 2Periscope/ペリスコープの設定方法
- ・初期設定
- ・プロフィールを設定する方法
- ・退会する方法
- 3Periscope/ペリスコープの使い方~自分で配信する方法~
- ・ライブ/生で動画を配信する方法
- ・録画していた動画を配信する方法
- ・音声のみ録画/配信する方法
- 4Periscope/ペリスコープでライブ動画/生中継配信できな時の原因と対処法
- ・原因とは
- ・対処法とは
- 5Periscope/ペリスコープの使い方~放送を視聴する方法~
- ・放送を視聴する手順
- ・放送終了後のアーカイブを観る方法
- ・録画はできる?
- ・ユーザー 検索をする方法
- ・配信者へハートやコメントを送る方法
- 6Periscope/ペリスコープのメリット/デメリット
- 7Periscope/ペリスコープ利用の注意点
- ・ネット回線速度の問題
- ・公開範囲を間違えないようにする
- 8Periscope/ペリスコープの人気ランキングは?
Periscope/ペリスコープとは
「Periscope」でのライブ配信をTwitterのタイムライン上から見たことはあるけど、「Periscope」のことはよく知らないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、「Periscope」(ペリスコープ)とは、どういったアプリなのか紹介していきたいと思います。
Twitterが提供しているアプリ
「Periscope」(ペリスコープ)とは、Twitterが提供しているスマートフォンで生中継ライブ配信・ライブ配信動画の閲覧が可能なアプリケーションです。
「Periscope」(ペリスコープ)を起動すれば、簡単に撮影した映像(動画)をリアルタイム配信できます。
2015年の3月に「Periscope」(ペリスコープ)のサービス提供が開始されて以降、わずか4ヶ月で1000万人のユーザーが登録したことでも話題となりました。
また、Twitterでは日本での使用率が高いため、Twitterで「Periscope」でのライブ配信を行うことで、閲覧してもらえる機会が増え、新しいフォロワーの獲得機会に繋げることも可能。
「Periscope」(ペリスコープ)でのライブ配信が始まると、自動的にTwitterで通知が投稿されたり、フォローしているユーザーからスマートフォン上で通知が届いたりすることによって、視聴したい人はすぐにライブストリーミングを見れます。
Periscope/ペリスコープでできること
「Periscope」(ペリスコープ)では、撮影した映像(動画)をリアルタイムでのライブ配信、配信動画の閲覧ができます。
「Periscope」(ペリスコープ)でライブ配信を行う場合に、動画の撮影シーンに合わせて、画面を縦にしたり、横にしたりして、動画の撮影が可能となっています。
「Periscope」(ペリスコープ)でのライブ配信を見ている視聴者は、画面上にコメントを投稿できる他、配信中の画面をタップすることで、ハートマークを飛ばすこともできます。
ハートマークとは、ライブ配信者と視聴者全員の画面上を下から上に緩やかに上昇するアニメで表示され、多数の視聴者がハートマークを飛ばすと、画面上がハートでいっぱいになります。
また、2016年12月15日にTwitter・Periscopeのアップデートにより、「Periscope」のアプリを起動することなく、Twitterからそのままライブ配信ができるようになりました。
「Periscope」のアプリをインストールしていなくても、Webブラウザで配信動画を見ることもできますが、この場合はハートやコメントの投稿や閲覧はできません。
放送したコンテンツは、ライブ配信者と視聴者がライブ配信修了後24時間は動画を見ることが可能です。(ライブ配信者は動画をすぐに削除できます。)
ライブ配信者は自分のカメラロールに配信した動画を保存することも可能となっています。
スマートフォンでのライブ動画/生中継配信・閲覧が可能
「Periscope」(ペリスコープ)では、スマートフォンから気軽にライブ動画の配信や、閲覧ができます。
「Periscope」のアプリをダウンロードしていなくても、「Periscope」でのライブ動画を視聴可能ですが、コメントやハートの機能を使うことができないので気を付けましょう。
声だけの配信もできるのでラジオのように使うことも可能
Twitterが提供しているアプリの「Periscope」(ペリスコープ)では、リアルタイムでのライブ配信以外にも、Twitterで映像のない、音声だけのライブ配信が行えます。
音声のみでの配信なので、気軽に配信できますし、Twitterのモーメントを使えば、音声配信のアーカイブも見やすく残しておくことができます。
Periscope/ペリスコープの設定方法
ここでは、「Periscope」の使い方を説明する前に、まずは設定方法について紹介していきます。
初期設定
初期設定を行うために「Periscope」のアプリをAppStoreからダウンロードしましょう。
「Periscope」のアプリを開いたら、Twitter、Facebook、Google、電話番号のいずれかでログインして、画面下のカメラのアイコンをタップし、カメラやマイク、位置情報を有効にしていきます。
設定が終わると、いよいよ「Periscope」でライブ配信ができるようになります。
配信画面の見方
まず、画面左上にある「公開」では、ライブ配信の公開範囲を設定できます。
公開の下にある「ライブ放送のタイトル」では、ライブ配信の内容や、タイトルなどを入力して表示させることが可能です。
「ライブ放送する」の上に並んでいるアイコンを左から順番に紹介していきます。
- 位置情報のオン・オフ
- 音声配信へ切り替え
- チャット機能の切り替え:オンの場合はフォローしているユーザーのみチャットを使えます。
- Twitterへの投稿オン・オフ
- スーパーハートのオン・オフ
また、「Periscope」でのライブ配信は、Twitterアプリから行うこともできます。
プロフィールを設定する方法
「Periscope」でプロフィールを設定するには、画面下にある人型のアイコンをタップして、プロフィールの設定画面から自由にプロフィールを変更できます。
画面右上にある編集をタップすれば、プロフィールの編集画面を表示できます。名前の表示を変えたり、プロフィール文を自由に入力できます。
また、TwitterなどのSNSからログインした場合は、プロフィールの名前がログインした各SNSアカウントと同じ名前で登録されています。
退会する方法
「Periscope」を退会する方法とは、どうすればいいのか解説していきます。
「Periscope」の退会はアプリの設定画面から、アカウントの削除を行えば簡単に退会できます。
まず、プロフィール画面にある、設定の項目をタップしましょう。
設定からアカウント削除
表示された設定画面の一番下にある、アカウント削除の項目をタップすれば、「Periscope」を退会することが可能です。
アカウントの削除は、アカウントの利用が停止された後、しばらくしてからの削除となります。
なので、削除される前なら、アカウントの復元が可能となっています。
Periscope/ペリスコープの使い方~自分で配信する方法~
ここでは、「Periscope」の基本的な使い方~自分で配信する方法~について解説していきます。
ライブ/生で動画を配信する方法
「Periscope」でのライブ配信は、Twitterアプリから行えます。
「Periscope」をダウンロードして、Twitterとの連携を済ませたら、Twitterアプリを開きましょう。
Twitterからツイートボタンをタップして、画面上にある、「ライブ」のアイコンをタップすれば、ライブ配信を行うことが可能です。
ツイート文を入力
「いまどうしてる?」というメッセージが表示されている場所には、ツイート文を入力でき、「Periscope」からライブ配信したい動画の内容や、タイトルなどを自由に入力できます。
「いまどうしてる?」の場所にツイート文を入力しなくてもライブ配信は可能となっています。
ライブ配信の準備が整ったら、画面下にある「ライブ放送する」タップしてライブ配信を開始しましょう。
ライブ配信開始
「Periscope」でのライブ配信を開始すると、同時にTwitterのタイムライン上でも、ライブ配信されていることが表示されます。
ライブ配信中は、画面左下に「ライブ」と表示されているので、現在ライブ配信されているか確認できます。
また、画面右下の【…】ではメニューの表示ができ、人型アイコンは、視聴人数が表示されます。
ライブ配信中のメニューで行える内容
- フォローをリクエスト:ライブ配信の視聴者へ、自分のTwitterアカウントをフォローしてもらうようにリクエストを送れます。
- 共有をリクエスト:ライブ配信を共有してもらえるようにリクエストできます。
- ライブ放送を共有:他のユーザーにライブ配信を共有できます。
- スケッチをはじめる:ライブ放送中に描画が可能です。
- チャットを非表示:ライブ放送中はチャット機能を使用できますが、チャット機能を使用したくない場合は非表示にもできます。
- カメラを反転:インカメラ・アウトカメラの切り替えが可能です。
人型アイコンでは、視聴者の人数を確認する以外にも、ライブ配信の共有や、チャット機能が使えます。
使い方がシンプルでとても簡単なので、初めての場合でも気軽にライブ配信できます。
興味がある方は、「Periscope」でライブ配信を行ってみてください。
録画していた動画を配信する方法
リプレイ放送をする方法は、ライブ配信終了画面に表示されている、ライブ放送を編集をタップして、録画されていた動画を編集しましょう。
タイトルや開始位置などを決める
編集画面で、動画のタイトルや、開始位置、サムネイルなどを決めて、Twitterから録画していた動画を配信できます。
音声のみ録画/配信する方法
「Periscope」はライブ配信だけでなく、音声のみでも配信もできます。
ここでは、「Periscope」で音声のみの配信方法などについて解説していきます。
「Periscope」で音声配信を行う手順は、ライブ配信と途中まで一緒の手順となります。
Twitterアプリから、ツイートボタンを押して、「ライブ」のアイコンをタップして、「いまどうしてる?」の部分にツイート文を入力しましょう。
配信の準備が整ったら、画面下の「ライブ放送する」の上にマイクのアイコンがあるので、そこをタップすれば、音声での配信に切り替えることができます。
最後に、「ライブ放送する」をタップすれば、音声のみの配信が開始されます。
通常のライブ配信とは違い、音声配信では場所や、身だしなみなどに気を遣うことなく気軽に配信できるので、使い勝手がとてもいいです。
Periscope/ペリスコープでライブ動画/生中継配信できな時の原因と対処法
ここでは、「Periscope」でライブ配信などができない原因とは、どういった原因なのか。
また、対処法などはあるのかといった疑問について解説していきます。
原因とは
「Periscope」は基本的にTwitterからライブ配信を行うことが多いので、Twitterのバージョンの関係や不具合などによって、ライブ配信ができなくなってしまうこともあるようです。
対処法とは
対処法としては、Twitterのバージョンが最新になっているか確認してからもう一度ライブ配信を行ってみてください。
もしくは、「Periscope」のアプリでライブ配信を行うという選択肢もあります。
他にも、アプリを再起動するなど試してみてください。
Periscope/ペリスコープの使い方~放送を視聴する方法~
ここでは、「Periscope」の使い方~放送を視聴する方法~について解説していきます。
放送を視聴する手順
「Periscope」からライブ配信を視聴する手順は、アプリの画面下にある地球のアイコンをタップすれば、配信中のライブが表示されます。
デフォルトでは、リストが選択されており、「Periscope」側が選んだおすすめのライブ配信が表示されます。
また、キーワードやTwitterのアカウント検索から、配信されているライブを探すことができます。
リストとマップで切り替え
マップを選んだ場合、世界地図が表示され、ライブが配信されている地域別に自分で探すことが可能です。
赤色で表示されているのが、現在配信されているライブ放送で、青色で表示されているのは過去のライブ放送となります。
放送終了後のアーカイブを観る方法
「Periscope」は生放送の視聴が基本的なのですが、アーカイブ(過去のライブ放送)も視聴できます。
ただし、過去のライブ放送では、コメントやハートなどの機能は使えないので注意しましょう。
「Periscope」でアーカイブを視聴する方法は、ライブ視聴画面の右上にある、虫眼鏡アイコンをタップしてます。
ライブ配信を検索
虫眼鏡アイコンをタップすると検索ボックスが表示されるので、気になるキーワードなどからライブ配信を検索してみましょう。
表示された一覧には現在のライブ配信と、過去のライブ配信の両方が表示されており、アーカイブを視聴できます。
録画はできる?
「Periscope」の録画は、iPhoneの画面収録機能を使えば、簡単に録画できます。
iPhone設定のコントロールセンターから、コントロールをカスタマイズを選択して、画面収録の機能を追加すれば、録画が可能です。
また、iPhoneの画面収録機能を使えば、ゲームなども簡単に録画できます。
ユーザー 検索をする方法
「Periscope」でユーザーを検索する方法は、先程の虫眼鏡アイコンから検索ボックスを表示させて、ユーザー検索を行えます。
配信者へハートやコメントを送る方法
「Periscope」では、気軽にハートを飛ばしたり、配信者へコメントする機能があります。
ここでは、「Periscope」で配信者へハートやコメントを送る方法について解説していきます。
コメントを投稿する
ライブ配信に対してのコメントは画面下の「メッセージを送る」から、コメントを入力して画面上に表示させれます。
コメント入力欄の右側に表示されている数字は、現在ライブ配信を視聴している人数です。
投稿したコメントは自分とライブの配信者だけではなく、他の視聴者にもリアルタイムで表示されます。
また、ライブ配信者はコメントへの返信ができませんが、ライブを視聴しているユーザー同士でコメントを返信し合うことはできます。
画面に表示されたコメントをタップすることで返信画面が表示され、コメントへの返信内容を投稿できます。
ハートを送る
「Periscope」でのハート機能は、気軽に意思表示したい場合に便利です。ハートは画面上をタップすることで表示されます。
無料で使える機能ですが、ライブ配信画面の邪魔にならないように、ハートの押しすぎには注意しましょう。
Periscope/ペリスコープのメリット/デメリット
ここでは、「Periscope」のメリットやデメリットとは、どのようなものなのか紹介していきます。
「Periscopeのメリットとは」
Periscopeはワールドワイドなライブ配信ツールなので、世界中の人たちと交流できるのが最大のメリットではないでしょうか。
「Periscopeのデメリットとは」
Periscopeでのライブ配信は、ネットの回線速度などに影響されてしまうので、ネット環境が悪いと、思う様に配信できなくなってしまうデメリットが挙げられます。
Periscope/ペリスコープ利用の注意点
ここでは、「Periscope」を利用する際の注意点とは、どういったものなのか紹介していきます。
ネット回線速度の問題
「Periscope」は撮影動画をリアルタイムで配信するサービスなので、ネット回線速度が遅い環境での配信は、視聴者にストレスを与えてしまうことになってしまいます。
自分が他のユーザーのライブ配信を視聴する際に、ネット回線が遅い場合なら、我慢するなり視聴をやめるなりできますが、自分が配信している時にネット回線速度が遅いと、視聴者全員に対してネガティブな印象を与えてしまうケースもあります。
なので、「Periscope」でライブ配信を行う場合は、配信環境をしっかり整えてから行うようにしましょう。
公開範囲を間違えないようにする
「Periscope」では、ライブ配信を行う際に公開範囲を設定できます。選択できる公開範囲は、「公開」と「限定公開」の2つがあり、「限定公開」は、自分が選択したユーザーにのみ公開される仕組みになっています。
なので、「限定公開」に設定すべき配信を間違えて「公開」にしてしまうと、全世界にライブが配信されてしまうので注意が必要です。
Periscope/ペリスコープの人気ランキングは?
ここでは、「Periscope」の人気ランキングとは、どういったものなのか紹介していきます。
「Periscope」では、様々なWebサービスから、現在の配信者ランキングを確認できるのです。
Webサービスには、Periscopeリアルタイムランキングの「ぺりったー」や「配信者勢いランキング」などが挙げられます。
「ぺりったー」では、Periscopeでの人気ランキング上位16名ほどが一覧で表示されており、ランキングに表示されているユーザーのページにアクセス可能にとなっています。
また、ページを更新するボタンも付いているので、常にリアルタイムの人気配信者を表示できます。
「配信者勢いランキング」では、Periscopeのリアルタイムランキングの他にも、ツイキャスやニコニコ生放送、SHOWROOMなど、様々な配信のリアルタイムランキングを確認できます。
こちらもランキング一覧の一番したに、更新するボタンが付いているので、常にリアルタイムでのランキングを表示させることが可能です。
もしかしたら、あなたの知り合いがリアルタイムランキングに表示されているかもしれませんね。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は「Periscope」の使い方などについて解説していきました。
「Periscope」は使い方が簡単で、Twitterから気軽にライブ配信ができるので便利なアプリです。
また、ワールドワイドなライブ配信ツールなので、海外の方と交流を深めることもできそうです。
興味がある方は是非使ってみてください。