【Mail Drop】Macでメールに大きなサイズのファイルを添付して送信する方法!
Macのメールアプリで大きなサイズの添付ファイルを送信することができるMail Dropをご存じでしょうか?Mail Dropを使えば、Macのメールアプリで大きなサイズの添付ファイルもかんたんに送信できるので、使い方をぜひ参考にしてください。
目次
- 1【Mail Drop】Macでメールに大きなサイズのファイルを添付して送信するには?
- ・MacのMail Dropの仕組み
- 2【Mail Drop】Macでメールに大きなサイズのファイルを添付して送信する方法~設定~
- ・メールの環境設定を開く
- ・アカウントの送信設定を行う
- 3【Mail Drop】Macでメールに大きなサイズのファイルを添付して送信する方法~メールの使い方~
- ・メールの送信方法
- 4【Mail Drop】Macでメールに大きなサイズのファイルを添付して送信する時の注意点
- ・ファイルが添付できない時は?
- ・Mail Dropの確認メッセージが出る時は?
- ・メールが受信できない時は?
- ・合わせて読みたい!Macに関する記事一覧
【Mail Drop】Macでメールに大きなサイズのファイルを添付して送信するには?
Macのメールアプリで大きなサイズの添付ファイルを送信することができるMail Dropをご存じでしょうか?通常のメールだと数GB単位の大きなサイズは送れませんが、MacではMail Dropを使うことで大きなサイズのファイルを送信できます。
MacのMail Dropの仕組み
MacのメールアプリでMail Dropを使うとなぜ大きなサイズの添付ファイルでも、かんたんに送信することができるのか、Mail Dropの仕組みを紹介します。
添付ファイルをiCloudに一時保存する
Mail Dropは、容量の大きなサイズの添付ファイルを一時的にiCloudに保存してから送信する機能です。そのため、メールそのものにはファイルが添付されないためメール自体の容量は小さく、相手のメールボックスも圧迫しません。
受信側にリンクが送られる
Mail Dropを使って大きなサイズのファイルを送信方法を利用すると、そのメールを受け取った相手のメールには、iCloudから該当のファイルをダウンロードすることができるリンクが届きます。ファイルを直接受信するわけではないのです。
最大5GBまで送信可能
Mail Dropでは最大5GBのファイルまで無料で送信することができます。5GBを超えるファイルの場合は、分割して圧縮するなどして1ファイルを5GB以下まで落とさなければいけません。分割時には1ファイル1メールで送信しましょう。
Mail Dropの容量はiCloudの利用容量には含まれない
通常iCloudは5GBまで無料で利用することができて、iPhoneのバックアップなどを保存できます。Mail DropもiCloudを使っていますが、Mail Dropでの利用分はiPhoneのバックアップなどで利用しているiCloudの容量とは関係ありません。
【Mail Drop】Macでメールに大きなサイズのファイルを添付して送信する方法~設定~
MacでMail Dropを利用して、サイズの大きなファイルを送信する方法を紹介します。Mail Dropを初めて利用する際には、これから紹介する設定方法でMail Dropを有効にしましょう。
メールの環境設定を開く
Mail Dropを使えるようにするには、環境設定からMail Dropを有効にしなければいけません。環境設定からMail Dropを有効にする設定方法を紹介します。
メールを選択する
Mail Dropはメールアプリの環境設定から設定を行うので、まずはじめに通常通りメールアプリを開いてください。
「環境設定」を選択する
メールアプリを開いたら、画面左上のリンゴマークの横のメールという部分をクリックして、環境設定を選択してください。この方法で、メールの環境設定を開くことができます。
アカウントの送信設定を行う
メールの環境設定を開いたら、アカウントの送信設定でMail Dropを有効にしなければいけません。アカウントの送信設定でMail Dropを有効にする方法を紹介します。
「アカウント」を選択する
メールの環境設定を開いたらアカウントの設定を開きます。環境設定画面上部にアカウントというタブがあるので、アカウントをクリックしてください。
「大きい添付ファイルをMail Dropで送信」にチェックを入れる
環境設定のアカウントをクリックすると、アカウント情報が表示冴えるので、「大きい添付ファイルをMail Dropで送信」にチェックを入れます。OSのバージョンによっては「詳細」という項目に隠れている場合があります。
【Mail Drop】Macでメールに大きなサイズのファイルを添付して送信する方法~メールの使い方~
Mail Dropの設定が終わったら、Mail Dropの使い方として実際にMail Dropを使って大きなサイズのファイルをメールで送信する、Mail Dropの使い方を紹介します。
メールの送信方法
Mail Dropで添付ファイルを送信する、メールの使い方を紹介します。Mail Dropで大きなサイズのファイルを送信する場合も、Mail Dropの初期設定が済んでいれば特に普段どおりのメールの使い方と変わりません。
宛先を選択する
メールアプリを開き、メールの新規作成画面を開いたら、まずは通常のメールと同じように宛先を選択しましょう。アドレス欄に名前やメールアドレスを入力したり、連絡先から選択したりします。
ファイルを添付する
宛先を指定したら、通常通りファイルを添付します。ファイルの添付アイコンをクリックしてファイルを選択します。Mail Dropはメールアプリが自動的に大きなサイズだと判断した場合に有効になります。
メールを送信する
ファイルを添付したら、必要なタイトルや本文を入力してメールを送信します。メールの送信アイコンは画面上部の紙飛行機のようなアイコンです。
【Mail Drop】Macでメールに大きなサイズのファイルを添付して送信する時の注意点
Mail Dropの使い方を紹介しました。最後に、Mail Dropで大きなサイズのファイルを送信する時の注意点を紹介します。
ファイルが添付できない時は?
メールでMail Dropを使おうとしてもファイルが添付できない時の対処法を紹介します。
iCloudアカウントを持っていない/サインインしていない
Mail Dropを使うには、iCloudにログインしている必要があります。そのため、Mail Dropを利用できないときには、iCloudアカウントをサインインしていないか、持っていない可能性があります。iCloudアカウント利用しましょう。
Mail Dropの確認メッセージが出る時は?
Mail Dropでメールを送信しようとするときに、Mail Dropで送ってもよいか確認メッセージが表示されます。この確認メッセージは表示させないようにすることもできます。
「このアカウントでは次回から確認しない」を選択
Mail Dropで送信しようとするとき常に、Mail Dropで送ってもよいか確認メッセージが表示される場合で、これを非表示にするには、一度確認メッセージを表示させて「このアカウントでは次回から確認しない」を選択しましょう。
メールが受信できない時は?
Mail Dropのメールを受信できない、Mail Dropの添付ファイルをダウンロードすることができない時の対処方法を紹介します。
有効期限が過ぎている
Mail Dropでファイルを添付して送ったメールが受信できない、Mail Dropリンクがなときには、Mail Dropの有効期限が切れている可能性があります。Mail Dropで送ったファイルは30日以内にダウンロードしなければいけません。
30日をすぎると、Mail Dropで添付したファイルはiCloudから削除されてしまいます。そのため、Mail Dropで受け取ったファイルを保存しておきたい場合には、メールを保存するのではなく、ダウンロードしたファイルを保存しましょう。
OSバージョンが古い
Mail Dropを利用するには、OS X 10.10以降で利用されているメールアプリが必要です。そのため、Mail Dropを受け取ったMacがOS X 10.10より古いOSの場合には、Mail Dropリンクを表示できません。