Google Chromeがフリーズ/固まる時の原因と対処法[PC/スマホ]

Google Chromeが頻繁にフリーズする/固まると「応答なし」のエラーになって繋がらなくなることも増えます。Google Chromeが頻繁にフリーズする/固まる場合、どんな原因があるのか、また対処法は何なのかをPCとスマホそれぞれで解説していきます。

Google Chromeがフリーズ/固まる時の原因と対処法[PC/スマホ]のイメージ

目次

  1. 1【PC】Google Chromeがフリーズ/固まる時の原因と対処法
  2. PCでGoogle Chromeがフリーズ/固まる時の原因
  3. PCでGoogle Chromeがフリーズ/固まる時の対処法
  4. 2【スマホ】Google Chromeがフリーズ/固まる時の原因と対処法
  5. AndroidやiPhoneでGoogle Chromeがフリーズ/固まる時の原因
  6. AndroidやiPhoneでGoogle Chromeがフリーズ/固まる時の対処法
  7. 最後に

【PC】Google Chromeがフリーズ/固まる時の原因と対処法

Google ChromeをPCでもスマホでも利用している人も多いと思いますが、そのGoogle Chromeが頻繁にフリーズする/固まることがあります。

Google Chromeがフリーズする/固まると、Webページを開こうとしても「応答なし」エラーになることがあります。

そのサイトになんの問題もないのに「応答なし」エラーになる場合はGoogle Chromeのフリーズ/固まることが原因になっている可能性が高いです。

PCでGoogle Chromeがフリーズ/固まる時の原因

Windows10やMacなどのPCでGoogle Chromeがフリーズする/固まるために「応答なし」エラーになるような場合、どんな原因があるのかをまずは確認していきましょう。

拡張機能の不具合

Google Chromeに拡張機能を入れている場合、その拡張機能がGoogle Chromeの動作に対し何かしらの阻害をしていることが原因でGoogle Chromeが頻繁にフリーズする/固まることがあります。

PCのメモリ/ストレージ容量不足

また、Windows10やMacなどのPCのメモリやストレージの容量が不足していると、PC自体の動作が重くなりがちです。

Google Chromeが頻繁にフリーズする/固まることで「応答なし」エラーが出るような場合、PCそのものが原因ということもあります。

キャッシュやCookieに問題がある

キャッシュやCookieなどが蓄積するとそれだけ不具合が起きやすいです。Google Chromeのエラーの軽微なエラーになりやすいのもキャッシュやCookieなので、フリーズする/固まる場合の原因もこれらにあることがあります。

Chromeの設定データやプロファイルに問題

Google Chromeの設定データやプロファイルに異常がある場合もGoogle Chromeがフリ―ズして「応答なし」のエラーが表示される原因にもなりえます。

Chrome側のエラー/不具合

その他Google Chromeの方に何かしらのエラーや不具合が起きている場合もあります。キャッシュ等前述した物以外にもフリーズして「応答なし」になる原因が潜んでいることもあるためです。

ハードウェアアクセラレーション機能の不具合

ハードウェアアクセラレーションとは、Windows10やMacなどのPCのパフォーマンスを改善するために使用されるものです。このハードウェアアクセラレーションの設定が原因でGoogle Chromeがフリーズすることもあります。

マルウェアやウイルス感染の可能性

Windows10やMacなどのPCがマルウェアなどのウイルスに感染している場合もGoogle Chromeが頻繁にフリーズする/固まる原因にもなります。

Google Chrome以外でも異常な動作が確認される場合はウイルスなどが原因と考えられる可能性もありますので、他のプログラムなどでもエラーが起きないか、おかしな動作がないかなどを確認してみましょう。

通信が不安定

なお、インターネット通信が不安定な場合、Google Chromeの動きが遅くなることもあります。特に「応答なし」エラーが起きる場合、フリーズではなく通信の不安定さが原因なこともあるため、他のブラウザなどでもネットの状態がどうかなどを確認してみましょう。

PCでGoogle Chromeがフリーズ/固まる時の対処法

ここからはWindows10やMacなどのPCでGoogle Chromeがフリーズする場合の対処法を説明していきます。

PCや端末の再起動

パソコンを再起動してみる

まずは再起動をおこなってみましょう。再起動することで、Windows10やMacなどのPCに蓄積したキャッシュファイルなどが削除され、動作が安定することも多いです。

開いているタブやウインドウを閉じる

不要なタブを閉じる

複数のタブやをGoogle Chromeで開いている場合、タブやウィンドウの数によってはGoogle Chromeの動作は重くなりがちです。不要なタブやウィンドウ(他のアプリを含む)を閉じて改善するか確認してみてください。

ChromeのキャッシュデータとCookieを削除

Google Chromeのメニューを開く

Google Chromeのブラウザのキャッシュをクリアしてみましょう。Google Chromeのキャッシュの削除方法ですが、ブラウザ右上にある三点リーダーをクリックしてください。

履歴を開く

メニューの中の「履歴」へカーソルを合わせ、その中の「履歴」をクリックしましょう。

「閲覧履歴データの削除」を選択

左側のメニューにある「閲覧履歴データの削除」をクリックしてください。

すべての項目を選択する

「閲覧履歴」「Cookieと他のサイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」全てにチェックを入れます。

期間を指定

削除する対象の保存期間を選択しましょう。

「データを削除」をクリック

「データを削除」をクリックすれば完了です。

ストレージの空き容量を確認しメモリの解放を行う

Cドライブの空き容量を確認

ストレージの空き容量が原因と考えられる場合、メモリ解放をしましょう。Windows10の場合、エクスプローラーで「ローカルディスク(C:)」の空き容量を確認してください。

Macの場合、「Appleマーク」から「このMacについて」の「ストレージ」タブで空き容量を確認しましょう。

Windows10でもMacでも、空き容量が10GB以上ないようであれば余裕がない状況ですので、ゴミ箱の中身の整理や不要な大型ファイルの削除、不要なアプリのアンインストールなどをおこなってメモリ解放をしてください。

Chromeの拡張機能を無効化

Google Chromeをより便利に利用することができる拡張機能が原因となっている可能性もあります。これらを無効化してみて、フリーズする状況が改善するかどうか確認してみましょう。

パズルマークをクリック

まずはGoogle Chromeで、右上側にあるパズルのようなマークをクリックしてください。

「拡張機能を管理」をクリック

「拡張機能を管理」をクリックします。

拡張機能をオフにする

Google Chromeの拡張機能をオフにしましょう。原因を特定したい場合、フリーズする原因を確認するため1つずつ無効化してみて動作を確認しましょう。

不要な拡張機能は削除しておく

なお、随分前に入れたけれど使わない、更新されなくなってかなり経っている拡張機能は、「削除」ボタンで拡張機能一覧から削除しておくことをおすすめします。

ハードウェアアクセラレーションを無効化

「詳細設定」をクリック

「ハードウェアアクセラレーションが使用可能な場合は使用する」がオンになっている場合、オフにすることで動作が軽くなる可能性がありますので無効化しましょう。Google Chromeの設定で「詳細設定」をクリックしてください。

「システム」をクリック

「システム」をクリックしてください。

「ハードウェアアクセラレーションが使用可能な場合は使用する」のオン/オフを切り替え

なお、ハードウェアアクセラレーションのオン/オフは環境によって相性は変わります。設定した後の動作はどちらも試した上で利用することをおすすめします。

Chromeのユーザープロファイルをリセット

Google Chromeのユーザープロファイルをリセット(削除)することでGoogle Chromeがフリーズする状況が改善することがあります。ただし、ブックマーク等Google Chromeのの設定情報がすべて消えますので、アカウントの同期などをしておいてください。

「ファイル名を指定して実行」を開く

Windows10の場合、ファイル名を指定して実行を起動してください。

「%localappdata%\Google」を実行

「%localappdata%\Google」を実行します。

「Chrome」フォルダを削除

「Chrome」フォルダを削除しましょう。

Macの場合、Finderの上部メニューで「移動」を選択して「フォルダへ移動」を起動します。

「~/Library/Application Support/Google/」を入力して開きます。

「Chrome」フォルダをゴミ箱へ入れてください。

Chromeをアンインストールして再インストール

Google Chromeは自動的にアップデートされていますが、そのアップデートが正常に行われなかったり、Google Chromeが旧バージョンのままになっていることが原因でフリーズすることがあります。この場合Googleを再インストールしてみましょう。

Google Chromeをアンインストールする

まずはGoogle ChromeをPCからアンインストールしてください。Windows10であればプログラム一覧などからアンインストール、MacであればFinderからゴミ箱へ入れましょう。

Google Chromeを再インストール

下記リンク先でGoogle Chromeをインストールしてください。これで再インストール完了です。

セキュリティツールでスキャン

セキュリティソフトでフルスキャン

Windows10やMacなどのPCに侵入したウイルスが原因と考えられるようであれば、セキュリティツールでフルスキャンしてみましょう。もしウイルスが発見された場合はそのファイルを削除し、再度問題ないかスキャンして確認してください。

やり方はセキュリティツールによって変わりますので、それぞれ確認して実行しましょう。

【スマホ】Google Chromeがフリーズ/固まる時の原因と対処法

次にAndroidスマホやiPhoneでGoogle Chromeがフリーズする/固まる場合の原因と対処法の説明をしていきます

AndroidやiPhoneでGoogle Chromeがフリーズ/固まる時の原因

まずはAndroidスマホやiPhoneでGoogle Chromeがフリーズする/固まる場合の原因方確認していきます。

Chromeアプリの不具合

AndroidスマホやiPhoneへインストールしているGoogle Chromeアプリ自体に何らかの不具合が生じているため、Google Chromeがフリーズする/固まるなどして「応答なし」エラーが生じることがあります。

バックグランドアプリによる不具合

また、AndroidスマホであれiPhoneであれ、複数のアプリをバックグラウンドで開いたまま利用していることもあるでしょう。

そういったAndroidスマホやiPhoneのバックグラウンドアプリが原因でGoogle Chromeのフリーズして「応答なし」になることがあります。

端末のメモリ不足

また、AndroidスマホやiPhoneのメモリが不足していることもWindows10やMacなどのPC同様Google Chromeが頻繁にフリーズする原因になりやすいです。

Chromeのアプリや端末のバージョンが古い

Google Chromeアプリを更新していなかったり、AndroidスマホやiPhoneのバージョンが古い場合も不具合の原因となり、そのためにGoogle Chromeが頻繁にフリーズすることもあります。

通信回線が不安定

AndroidスマホやiPhoneが接続している通信回線が不安定な場合にもGoogle Chromeがフリーズして「応答なし」エラーを吐くことがあります。

AndroidやiPhoneでGoogle Chromeがフリーズ/固まる時の対処法

次に、AndroidスマホやiPhoneでGoogle Chromeがフリーズする/固まる場合の対処法を説明していきます。

不要なタブやウインドウを閉じる

不要なタブを閉じる(スマホ)

AndroidスマホやiPhoneだとついGoogle Chromeのタブ(ウィンドウ)を開いたままにすることもあると思いますが、そういった不要なタブを閉じることでGoogle Chromeが頻繁にフリーズする状況が改善する可能性があります。

バックグランドアプリの停止

他のアプリを閉じる

また、バックグラウンドで開いているアプリケーションを停止する(閉じる)こともAndroidスマホやiPhoneでの頻繁なフリーズを解消することができるものです。

Androidの場合もiPhoneの場合も、タスクを消去すればバックグラウンドで起動しているアプリを閉じることができます。AndroidOSによって異なりますが、履歴ボタンをタップもしくはホームボタンを上にスワイプから削除できます。

iPhoneは端末にもよりますが、最近の機種であれば画面下部から上方向へスワイプして、途中で指を止めて指を離して表示されたものを削除しましょう。

Chromeや端末を再起動

端末の再起動をする

Google Chromeアプリ自体や利用しているスマホ端末を再起動するのもGoogle Chromeのフリーズを解消するのに適しています。再起動して端末内の軽微な不具合の原因(キャッシュなど)を削除しましょう。

Chromeや端末を最新版にアップデート

Google Chromeのアプリが最新版でなかったり、利用している端末のアップデートを実行していないことがGoogle Chromeの頻繁なフリーズの原因の可能性もあります。

アップデートの有無を確認

アプリストアでGoogle Chromeのアップデートがないか確認しましょう。また、AndroidスマホやiPhoneのアップデートの有無を設定アプリから確認してください。

Chromeを削除し再インストール

Google Chromeのアップデートだけでは改善しないこともあるため、アップデートしてもフリーズする状況が続くようであれば、一度Google Chromeのアンインストールをした後、再インストールをしましょう。

「アンインストール」を押してChromeを初期化(Android)

Androidの場合は、Google PlayストアのGoogle Chromeで「アンインストール」をタップしてアンインストール(アップデートのアンインストール)をします。これで初期化し、Google Playストアで再度アップデートします。

iPhoneの場合はホーム画面でアプリアイコンを長押しし、「Appを削除」からアンインストールした後、再度AppストアからGoogle Chromeをインストールしましょう。

ChromeのキャッシュデータとCookieを削除

Google ChromeのキャッシュデータやCookieの削除もフリーズ解消の1つの方法です。Google Chromeの設定を開きましょう。

Google Chromeの「履歴」を開く

Google Chromeの「履歴」を開きます。

「閲覧履歴データを削除」をタップ

「閲覧履歴データを削除」を選択します。

すべてを選択

「閲覧履歴」「Cookieと他のサイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」全てにチェックを入れます。

期間を選択

削除する対象の保存期間を選択しましょう。

「データを削除」をタップ

「データを削除」を押すことでキャッシュや履歴の削除ができます。

スマホを最適化

スマホ端末内に不要なアプリやダウンロードファイル、写真などがある場合、それがストレージを圧迫していてGoogle Chromeがフリーズする可能性があります。不要なアプリやダウンロードファイルなどを削除して、スマホを最適化しましょう。

Wi-Fiなど安定した通信環境に変更

Wi-Fiへの接続など通信環境を変更してみる

スマホの通信環境が原因でGoogle Chromeがフリーズしたり「応答なし」になったりする場合、安定したものに変更してみてください。

Wi-Fiを利用する、通信のアンテナが安定している場所へ移動するなどしてみて改善するかどうか確認してみましょう。

最後に

Google Chromeがフリーズする原因は様々あり、それぞれ対処法が存在しています。普段から気をつけられる対処法となっている部分もありますので、フリーズしやすい場合は普段の利用の仕方も気をつけてみると良いかもしれませんね。

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この記事のライター
八千草 蛍
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