MusicBeeの使い方!CDリッピングなど多機能な音楽プレイヤーを紹介!
CDリッピングも可能な音楽プレイヤーソフトにMusicBeeがあります。CDリッピング以外にも様々な機能を持っているMusicBeeはどのような使い方をするのか、インストールのやり方やスキンの設定方法なども含めて紹介していきます。
MusicBeeの使い方
MP3などの音楽を流したり、CDリッピングができたり、高音質な音楽ファイルに対応していたりする音楽プレイヤーソフトには様々なものがあります。
音楽プレイヤーソフトでにも有料でないと利用できないもの、無料で利用することができるものと様々ありますが、無料で利用で利用できる音楽プレイヤーソフトの中の1つにMusicBeeというものがあります。
MusicBeeとは
この記事で紹介するMusicBeeとはどういったものなのか、MusicBeeの使い方の説明の前に簡単に説明しておきます。
CDリッピングなど多機能な音楽プレイヤーソフト
MusicBeeは、CDリッピングなどもできる多機能な音楽プレイヤーソフトです。日本語にも対応しているため、MusicBeeを利用する上で言語の方面での心配をしている人は安心してください。
できること
iTunesのように音楽ファイル管理なども可能な高機能音楽プレイヤー「MusicBee」では、CDのリッピングで正確に音楽抽出ができます。MP3やFLACなどの形式にエンコードすることもできますので、これ1つで再生音楽の管理が可能です。
また、MusicBeeはiTunesやWindows Media Playerの音楽をインポートすることもできます。
MusicBeeの使い方
では、MusicBeeの使い方の説明に移ります。MusicBeeのインストールは下記リンク先からおこなってください。
「Download Now」をクリックしてください。
「GET MUSICBEE INSTALLER」もしくは「GET MUSICBEE PORTABLE」をダウンロードしてください。前者はインストーラー版、後者はポータブル版です。今回はインストーラー版での使い方(インストール方法)を説明します。
「GET MUSICBEE INSTALLER」をクリックするとZipファイルがダウンロードされますので、展開(解凍)をおこなってください。
「MusicBeeSetup~.exe」のファイルを起動してください。ユーザーアカウント制御の画面が表示されたら「はい」をクリックしましょう。
MusicBeeのインストーラーが起動します。「Next」をクリックしましょう。
使用許諾契約の画面になりますので、「I Agree」をクリックして次に進みます。
インストールする場所の設定画面です。基本はこのままで問題ありませんので、「Install」をクリックしてMusicBeeのインストールを実行してください。
上記画面が表示されればMusicBeeのインストール完了です。「Finish」をクリックしましょう。
初期設定
インストールしたMusicBeeを起動してください。
最初にMusicBeeの言語設定画面が表示されます。ドロップダウンリストをクリックしてください。
「日本語」を選択します。
「Next」をクリックしてください。
MusicBeeが日本語表記で起動します。ファイルのスキャン(取り込み)画面が表示されますので、取り込みたいフォルダを選択しましょう。なお、ここで取り込みしないのであれば「閉じる」を押せばOKです。
ファイルの取り込みをおこなう場合、「今すぐスキャン」をクリックしてください。
ファイルの取り込みが行われます。
また、MusicBeeのその他の設定もしておきましょう。左上にあるメニューマーク(三)をクリックしてください。
「設定」をクリックしましょう。
フォルダのMP3などの音楽ファイルを自動で取り込むよう設定したい場合、「ライブラリ」をクリックしてください。
「監視対象のフォルダ」で「継続して監視」をクリックします。
「フォルダの選択」から、自動でソフトに取り込むよう設定したいMP3などの音楽ファイルの保存先を選択しておきましょう。
なお、MusicBeeでは高音質なハイレゾ音楽などの再生もできます。これらの高音質音楽の再生の設定は「プレーヤー」項目からおこないます。
MusicBeeの出力設定は、「WASAPI」の共有モードがデフォルトの状態になっています。
これをWASAPIの排他モードやASIOなどの高音質に対応したものに変更したい場合は、「出力」横のドロップダウンリストをクリックして、高音質な音楽再生ができるよう設定しましょう。
「WASAPI(Exclusive)」や「ASIO」を選択しましょう。
コンパクトプレイヤー/ミニプレイヤーの変更
コンパクトプレイヤー/ミニプレイヤーという、小さな画面表示に切り替えてMusicBeeを利用する事もできます。画面左上のメニューマーク(三)をクリックしてメニューを開きます。
コンパクトプレイヤーとして利用したい場合、「コンパクトプレーヤーに切り替え」をクリックしてください。
コンパクトプレーヤーを利用すると、上記のようにCDジャケットに加えてアーティスト画像なども表示されます。
表示内容を変更したい場合は、左上の「MusicBee」の横の矢印から開いたメニューで選択してください。
「ミニプレーヤーに切り替え」をクリックするとミニプレーヤーに変更できます。
ミニプレーヤーは最小限の情報(ジャケットや再生ボタンなど)に抑えられた画面です。
表示内容などを変更したい場合は、画面で右クリックして表示されたメニューで変更をおこなってください。
スキンの変更
MusicBeeではスキン(表示色)の設定変更も可能です。スキンの変更がしたい場合はMusicBeeのメニューから「スキンの変更」をクリックしてください。
スキンの種類としてデフォルトで選択できるのは「Blue」「Dark」「Dark-Fine Tuned」「Dark-Metro Series」「Multi-Color」「Neutral」「Pastels」「MusicBee3」「Windows Theme」で、各色の中から更に選択できます。
選択した時点でMusicBeeが再起動し、スキンの変更内容が反映されます。ソフトで再生しているMP3などの音楽は自動的に切れますので注意してください。
インポート
後からMusicBeeにMp3などの音楽をiTunesやWindows Media Playerからインポートすることもできます。
再生したいMP3などの音楽がMusicBeeにインポートされていない場合、この方法で後から追加可能です。左上にある「MusicBee」横の矢印ををクリックしてください。
「ファイル」→「インポート」→「ライブラリ」→「インポート」から、iTunesやWindows Media Playerに取り込んだ再生したい音楽をインポートできます。
なお、任意のフォルダの中身をに取り込みたい場合、ドラッグアンドドロップで追加することも可能です。
CDの取り込み/リッピング
なお、音楽をMP3形式などで取り込み/リッピングしたい場合、音質などの維持のためもありますのでまずは取り込み後の拡張子の設定をしましょう。設定画面で「CDの取り込み」をクリックします。
「エンコード形式」は、デフォルトだとMP3になっています。音質の高いものにしたい場合はそれ以外のエンコード形式にすると良いでしょう。FLACなどMusicBeeで利用できる拡張子は様々ありますので、利用したいものを選択しましょう。
「プロファイル」では音質の設定も可能です。選択したエンコードの種類によって設定できるプロファイルの種類は変わりますので、利用したい任意のものを利用してください。
MusicBeeのソフトでの取り込み設定が完了したら、リッピングの使い方の説明に移ります。光学ドライブにCDを挿入すると、「音楽」タブ内に「CD」の項目が増えます。ここを右クリックしましょう。
「CDを取り込む」をクリックしましょう。
CDの取り込み画面に遷移します。ネット上から取得した楽曲データなどが自動取得されますので、内容を確認して「開始」をクリックすればCDの取り込みが行われます。
なお、取り込み開始前に「完了時CDをイジェクト」へチェックしておくと、取り込み完了後に光学ドライブからCDが自動的に排出されます。
最後に
MusicBeeは、CDリッピングも可能な高機能な音楽プレイヤーソフトです。取り込み設定もさほど難しくないですし、無料で利用できる上に見やすいUIかつ日本語にも対応している音楽プレイヤーソフトです。
そういった音楽プレイヤーソフトを探していたという人は是非MusicBeeを利用してみてください。