2022年08月10日更新
VTuberになるための必要機材や値段は?PC・スマホ別におすすめを紹介
VTuberになろう、と思った時、配信をするためには機材の準備が必要となります。VTuberになりたい場合どういった機材が必要なのかというのはPCとスマホそれぞれ異なります。VTuberに必要な機材の値段相場とともに紹介していきます。
目次
VTuberになるための必要機材
2017年末頃からどんどん人気が出てきたVTuberは、今も増え続けています。
そんなVTuberに自分もなってみたいと思う人も増えていますが、実際にVTuberとして活動しようとするとどういった機材が必要なのか、手元のお金で機材を揃えることができるのかなども含めて気になっている人は多いかと思います。
VTuberになるための必要なものは?
VTuberは映像や音がどうしても必要になってきますが、そのためにはどういった機材を準備する必要があるのか、という部分から説明していきます。
PC/スマホ
VTuberとしての配信をPCからおこなうか、スマホからおこなうかで準備する機材が異なります。いずれにしても、PCかスマホは準備しなければなりません。
PCでプレイするSteamなどのゲーム配信やゲーム実況をするような場合はスペックが高めのPCを準備する必要があります。
試しにVTuberとしての配信をしてみたい、という場合は、スマホにモーションキャプチャ機能を利用するための「フェイストラッキング機能」があれば手軽に開始できます。
Webカメラ
スマホからVTuber活動をする場合、基本的にスマホ自体にインカメラがあるため準備する必要はありませんが、PCで利用する場合はWebカメラが必要となることが多いです。
モニターについていない場合は不要となることも多いですが、そのカメラの性能が悪い場合などは別で準備しなければなりません。
カメラがなければVTuberのアバターを準備しても自身と同じ動きをしてくれないため、後述するVRヘッドセットなどを利用しない場合はWebカメラを準備しておきましょう。
VRヘッドセット/モーションキャプチャー
3Dアバターを利用して、そのアバターを自由に動かしたい場合はVRヘッドセットが必要となります。個人配信のVTuberの場合はここが必要機材の最高到達点と考える人が多いです。
高精度なモーションキャプチャ機能を利用しない場合でも、VRヘッドセットはWebカメラよりも効果になりやすいためこちらは余裕があれば、という形になるでしょう。
なお、全身を使ったモーションキャプチャシステムを利用してVTuberとしての活動をする場合はそれより更に高額となるため、それ以上を求めるかどうかはそれこそ個人の判断に任せられる範疇と言えます。
マイク
マイクもスマホの場合は通話用についているため準備は不要です。PCの場合はマイクがついている端末、ついていない端末とありますが、マイクのスペックが悪いと配信中の声にノイズが入ることもあるため、必要があれば準備しておく必要があります。
PCからの配信であればマイクはほぼ必須機材と言えますが、スマホの場合もマイクの調子が悪いようであれば準備しておいたほうがいいでしょう。
アバター作成/動画編集/アニメーションソフト
VTuberの自身の顔となるアバターを自分で作成する場合は、そのためのソフトウェアも必要です。
これはPC・スマホどちらも基本的に必要なものといえますが、外注するのであればソフトウェアを入れる必要はありません。なお、スマホからの場合は配信アプリにある既存のアバターを利用しても問題ありませんが、個性が出ないため視聴率は落ちやすいと思いましょう。
また、VTuberとして配信するための撮影動画を編集するための動画編集ソフトも必要です。動画編集ソフトには相応の値段がするものもあるため、何を利用するかは利用しやすさ値段などとの相談になります。
VTuberとしての配信をする場合、自身のアバターを動かしてそれを配信するためのアニメーションソフトも必要です。こちらはスマホの場合、配信アプリと一体になっているものも多いため、準備する必要があるのはPCを利用する場合が多いです。
VTuberになるためにおすすめの機材
VTuberとしての活動をするにあたり、前述した必要な機材の中でもどういったものがおすすめの機材なのか、値段やスペックなどにも触れながら説明していきます。
PC
前述したように、VTuberとしてPCを利用して活動する場合はアバターを動すなどの作業が必要なため、高スペックのPCが必要です。
スペックが高いPCと言っても分かりづらいかと思いますが、CPUであればコア数が多くそれに対するスレッド数が多い、Intel Core i7など以上のスペックのものなどがおすすめです。
また、メモリのスペックとしては最低でも8GB、できれば16GBあったほうがスムーズに動きます。
それらのスペックを持っているおすすめのPCとしては、ドスパラのGALLERIA ZA9C-R37があります。スペックは次の表のとおりです。
OS | Windows11 Home 64bit |
---|---|
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
ストレージ | 1TB Gen4 NVMe SSD |
CPU | Core i9-12900K |
グラボ | GeForce RTX 3070 8GB GDDR6 |
値段 | 339,980円(税込) |
価格を抑えながらある程度のスペックを求めるのであればパソコン工房のLEVEL-M066-127-DNXがおすすめです。スペックとしては次のとおりです。
OS | Windows11 Home(DSP版) |
---|---|
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR4-3200 DIMM |
ストレージ | 500GB NVMe対応 M.2 SSD |
CPU | Core i7-12700 |
グラボ | Radeon RX 6500 XT 4GB GDDR6 |
値段 | 147,980円(税込)~ |
Webカメラ
カメラも機材としては必要となってきます。モーションキャプチャ機能があるソフトを利用するのであればWebカメラの準備だけでも問題ありません。このWebカメラのスペックもそれなりに重要で、視野角やトラッキング精度などをチェックしておく必要があります。
性能面を考えると新機種で3,000円以上の値段のものを選択したほうが良いスペックのWebカメラに出会えます。
値段が7,480円で性能的な面もおすすめのWebカメラとしてはLOGICOOLのC920nがあります。利用している人も多いWebカメラです。視野角も広く映像も明瞭なので、生配信をしたい場合にもスペックとして申し分ありません。
エレコムのUCAM-C750FBBKも、標準の値段が7,800円程度と安価ながら高スペックのWebカメラなのすすめです。500万画素と画質もよく、マイクを内蔵しているという点も嬉しい部分です。
VRヘッドセット/モーションキャプチャー
VRヘッドセットやモーションキャプチャを機材として導入する場合、Webカメラよりも値段が高いこともあって機材の準備に必要なお金は増えます。
しかし値段が高い分、配信の幅は広くなり、3Dモデルのアバター全身を自分の動きに合わせて動かすことができます。自身の動きをトレースさせた配信をしたい場合にはVRヘッドセット/モーションキャプチャを準備すると良いでしょう。
VRヘッドセット/モーションキャプチャとしてはOculus Quest 2がおすすめです。処理能力も前の機種と比べて2倍に上がっていて値段も最低価格が37,180円なので、他のVRヘッドセット/モーションキャプチャと比較するとリーズナブルな点も嬉しい部分です。
座っていても立っていても利用できる高性能のVRヘッド/モーションキャプチャを機材として利用したい場合はHTCのVIVE PRO2がおすすめです。10万超えの高価な機材ですが、ルームスケールも5m×5mと高いだけあって性能も高いです。
マイク
VTuberとしての活動似必要な機材にはマイクもありますが、マイクには指向性とマイク形式も含めてチェックする必要があります。一人でのVTuber配信であれば単一指向性のマイクで十分ですが、複数人での配信を目的とするなら全指向性のマイクがおすすめです。
また、マイクの形式にもダイナミックマイクとコンデンサーマイクがあります。オードソックスに「マイク」で思い浮かぶ細長い形のものがダイナミックマイク、アーティストのレコーディングなどで利用されるのがコンデンサーマイクです。
最近は「エレクトレットコンデンサーマイク」と言われる、PCに接続して利用するものもでてきており、こちらを利用している人が多いです。
単一指向性のマイクだとおすすめなのはSONYのECM-PCV80Uというマイクです。4,400円程度の価格で入手でき、初めてマイクを買う人にも多くの人がおすすめしているものです。
同じくSONYが出している全指向性のマイクであるECM-PC60もおすすめです。価格は3,500円程度で、ピンマイクとして利用することができるのも嬉しい点です。全指向性のマイクなのでノイズを拾いやすいですので、サウンドカードなどを指すことが推奨されます。
スマホ
スマホの場合はスマホそのものが機材になるため、VTuberとして活動するためのスマホさえ準備できてしまえば十分といえます。そのためにはフェイストラッキング機能付きの物を選びましょう。
モーションキャプチャなどはアプリの方で対応させてくれるため、フェイストラッキング機能があればそれで十分です。
最近のスマホの場合はフェイストラッキング機能がついているものがほとんどです。iPhoneの場合はFace ID、Androidは顔認証ができる端末であればアプリのモーションキャプチャ機能を利用できると考えてもらって構いません。
iPhoneもAndroidも性能が高ければ高いほど値段も高くなりますが、何年か前に発売されたiPhone 13やXiaomi Mi 11 Lite、SHARPのAQUOS sense4などでも十分に対応可能です。
10万を超える値段でなくてもVTuber配信できるスマホは多く、いま所持しているスマホで利用できる可能性もあるため一度確認してみてください。
VTuberにおすすめのアバター作成ツール
VTuberとして活動するためにはアバターが必要だと説明しましたが、アバター作成ツールやピンからキリまであります。ここではアバターの作成ツール以外にもアバターを作成するために必要なツールも紹介しているため、合わせて確認しておきましょう。
VRoid Studio
VRoid StudioはPixiv社が提供している無料のアバター作成ソフトです。3Dアバターは1から作成するとスキルなどが必要となりますが、VRoid Studioは3D知識がなくても本格的な3Dアバターを作成することができる便利なツールです。
パーツを組み合わせて手軽にアバターを作成できるため初心者にもおすすめなほか、マウスやペンタブレットなどを利用してお絵かき感覚で3Dアバターを作成することもできるため中級者にも嬉しい機能があるアバター作成ツールです。
セシル変身アプリ
セシル変身アプリは、自身もVTuberをしているスズキセシルさんが作成した無料のアバター作成支援ツールです。パーツを組み合わせて調整するという形で手軽に3Dアバターを作成することができます。
また、セシル変身アプリと連携して利用可能なBOOTHの「アイテムショップ」でアイテムを購入することで、セシル変身アプリで作成したアバターに猫耳や尻尾などのアイテムを装着させることもできます。
IRIAM
無料アプリIRIAMはでは自身が描いたり誰かに描いてもらったりしたイラストをアバターとして活用してVTuber活動することができます。
3Dアバターではないためイラストのクオリティが高ければそれだけきれいなアバターで活動することができます。IRIAMは配信ソフトも兼ねているため、このアプリ1つでアバターの準備から配信まで可能です。
Blender
Blenderは3DCGを制作することができるオープンソースのソフトウェアです。3Dの作成をしたい人に広く利用されており、VTuberのアバターを1から作りたいという人にもおすすめのソフトです。
無料で利用できるソフトですが、無料とは思えないほどの機能があります。英語表記ではありますが使い方などはネットで調べることで有識者の方々がやり方を記載してくれているため、チャレンジャー精神の強い人には特におすすめです。
そもそもが「VTuberのアバター作成」に特化したソフトではないこともあり、手軽に3Dアバターを作成したい人にはあまりおすすめはしません。3Dなどの造形をついでに深めたい人は利用してみても良いでしょう。
3tene
3teneはアバターを作成するソフトではなく、作成済みのアバターを保存してあるVRM形式のファイルを読み込んで、Webカメラで読み取った表情やモーションなどの動きを読み取り反映させるためのモーションキャプチャソフトです。
アバターの作成ができたらこのソフトを利用して、まばたきや口の動きなどを反映させるという形で動かしてみましょう。無料で利用できますが、有料版もあります。
FaceRig
FaceRigも3DやLive2Dのキャラクターをアニメーション化することができる基本無料のソフトです。Webカメラで読み取った目や口の動きなどをアバターに反映することができます。
VTuberにおすすめの動画編集ソフト
動画を配信する場合には動画の編集も必要です。そんな動画編集に必要なソフトも紹介していきます。
iMovie
Apple製品を利用している人であれば、Apple公式の無料動画編集アプリ「iMovie」がおすすめです。専門知識なしでも簡単な動画編集をすることができまので、初心者でも本格的にプロが作ったような動画編集をすることができるようになります。
Filmora
Filmoraは初心者から中級者までにおすすめの動画編集ソフトです。無料おためし版での利用でもいいですが制限が多いため、このソフトを利用するのであれば、有料版を購入しましょう。
なお、このソフトはBGMの挿入や字幕の挿入など基本的な加工ができます。デザインテンプレートやエフェクトにはおしゃれなものも多く、追加プラグインの購入でエフェクトなど種類を増やすことも可能です。
使い心地を見てみたいのであれば一度無料版で試してみて、使い勝手が良さそうであれば購入して利用してみてください。
Adobe Premiere
いろいろなPCツールを販売しているAdobe社の製品にも動画編集ソフトがあります。
Adobe Premiereはプロ向けの動画編集ソフトで、PC版以外にもスマホ版もあります。このAdobe Premiere動画編集を生業とする人に利用しているものなので、本格的に動画編集したい場合にはおすすめです。
ただし、有料で値段がその分高めですし買い切りではないため、初心者やVTuber活動を本格化していない人には導入が難しいと感じる人も多く、手軽に編集したい人にはあまりおすすめしません。
InShot
スマホからの動画加工をしたいのであればInShotがオススメです。Android・iPhoneどちらでも動画編集が可能で、テキストや音楽の挿入、エフェクトやフィルタ加工などもできます。その機能性はスマホアプリなのにPCでの動画加工にまさるとも劣らない。
InShotはインストール含め基本無料で利用できますが、リサイズした動画として編集した場合、動画に「InShot」のロゴが表示されます。動画に表示されるロゴや、アプリ中に表示される広告を削除したいのであれば買切りでの課金をおすすめします。
PowerDirector
PowerDirectorはPCソフトの他、スマホアプリもあります。プレビュー画面で確認しながら編集ができるため、自分がどんな編集をしているかを確認しながら編集できます。
エフェクトがけやテロップの表示やモザイク処理なども可能で、初心者でも利用しやすいアプリです。PCの場合は無料体験版を利用してみて購入するかどうか検討してみても良いでしょう。
なお、有料版を利用する場合、エディションによって値段が異なるため、エディションの比較などをしてからどれを購入するか決めることをおすすめします。
VTuberのなり方
最後に、VTuberになるために必要な流れの説明をしておきます。前述した必要な機材なども確認しながら目を通してみてください。
PCかスマホかを決める
まず、PCからVTuberとしての配信するのかスマホからVTuber配信するのかを決めル必要があります。
最近はスマホで動きを読み取ってそれをパソコンに抽出して配信するというPCもスマホも利用するという方法もあるため、必ずしもどちらかということを決める必要はありません。
スマホの場合はスマホだけでの配信、PCだけもしくはPCとスマホ兼用であればPCの機材を揃える必要があるという認識でいると分かりやすいです。
どういう基準でPCかスマホかを決めればいいか分からない人もいると思いますが、ゲーム配信をする場合はそのゲーム配信に対応できるスペックの高いPCやが必要となることが多いです。
PCでゲームをプレイしつつ配信もするとなれば、PCのスペックが低いと動作がカクカクしやすくなります。ゲーム配信をメインにしてVTuberをしたいのであればPCもスペックを高めにしておくことをおすすめします。
また、動画編集などをする場合もPCのすペッが高ければスムーズな編集ができるため、全樹脂ていますが本格的にVTuber活動をしたい場合はPCでの活動をおこなうことをおすすめします。
ではスマホを使ってVTuber活動する場合の基準はという部分ですが、手軽に雑談配信をするような、ゲーム配信などの予定がなければスマホからの配信でも問題ありません。
スマホから配信する場合も、手軽にVTuber活動ができるアプリが色々とリリースされていますので、スマホにある機能を利用するだけという点からPCほどの準備は必要ありません。
ただし、最近はフェイストラッキング機能付きのスマホが必要なアプリが多くなってきているため、スマホのスペックは確認しておきましょう。フェイストラッキング機能はiPhone XやiPhone XSなどに搭載されています。
VTuberの種類(2D/3D)を決める
次に、VTuberとして活動するために利用するアバターを2Dにするか3Dにするかを決めます。以前のVTuberは3Dが中心でしたが、現在はLive2Dというイラストを利用した配信をする人もいます。
いずれを利用するかによってアプリやソフトの選択が変わるため、双方のメリットも考えた上で決めましょう。
2Dの場合はイラストを用意するだけで良いアプリや、Live2Dが必要なソフトもあります。2Dの場合はイラストが基礎にあるため絵柄もきれいなものが多く、画質も安定しています。ただし、2Dの場合は基本的に上半身しか動かせません。
3Dの場合は3Dのアバターを準備する必要があります。3Dの場合は動かせる範囲が2Dより多く足元などの動きを反映させることもできます。
しかし、3Dだと全方位から見ても違和感なく配信できるようにする必要があるため、専門的な知識が必要となることが多いです。3Dのアバターは2Dの場合より絵柄が綺麗に見えない場合もあるため、2DのVTuberと3DのVTuberの配信を見比べて決めてみてもよいでしょう。
VTuberに必要なツールを用意
VTuberで利用する端末や機材、アバターの種類が決まったら、VTuberとしての配信などに必要なツールを準備しましょう。基本的に、外注しない場合はアバターを作成するためのツールは必要です。
また、アバターを準備しただけでは配信しても自身の動きを反映させることはできないため、アバターに動きを反映させるためのツールの準備も必要となります。
スマホの場合はこのアバターの作成から配信まで1つのアプリで可能なものもありますが、PCの場合は複数のツールを併用する必要があります。PCは特にスペック等との相談となることもありますので注意が必要です。
キャラクター/モデルを用意してアバター作成
ツールの準備が整ったら、VTuberとしての活動準備に本格的に取り掛かりましょう。まずはVTuberとして利用するキャラクター/アバター/モデルの準備をおこないます。2DであればイラストもしくはLive2Dの作成、3Dであれば3Dモデルの作成が必要です。
2Dか3Dかで利用するアバターはVTuberの自身の顔となるアバターをどの種類で運用するかでアバター作成ツールを選択してください。
アバターの作り方
アバターの作り方は利用するアプリなどによって異なります。1からアバターを作成するのであれば、2Dであればイラストを自分で描くことになりますし、3Dであれば3DCG作成ができるソフトを使って作成するなども可能ですがこちらは上級者向けです。
そのため、基本的にはパーツを組み合わせて調整するだけで作成できるものがおすすめです。アバターを作る際は商用利用できるものを探してください。
アバターを作ること自体が難しいということであれば既存のアバターを利用してVTuberができるスマホアプリもありますのでそちらを利用してみてください。
ボイスの入れ方
自分の声でVTuberの活動をするということであればマイクだけで事足ります。しかし、地声での活動は避けたいということであれば、ボイスチェンジャーツールを準備する必要があります。
美少女系のVTuberに声をつけることは「バーチャル美少女受肉」略して「バ美肉」と呼ばれていますので、そういった形での活動も可能です。
「恋声」や「バ美声」などのボイスチェンジャーサービスがあるため、必要があればそちらを利用してボイスの作成をしましょう。
使い方はボイスチェンジャーサービスによって異なりますが、基本的にマイクで取り込んだ音を録音して変換し、それをスピーカーや配信に利用するアプリに出力する、と言う形で利用します。
YouTube動画を作成/配信
アバターなどの準備が整ったら、モーションキャプチャの利用などをしつつ動画を作成したり、生配信をしたりするという形での活動を行います。
ここまでかかるのに必要な時間などは選択した方法によって異なりますが、手軽にやりたい場合は短縮できますし、本格的にやりたい場合は準備に時間もかかると思っておいてもらえば大丈夫です。
最後に
VTuberになるためには、利用する端末によっては様々な機材を準備する必要があります。スマホの場合はスマホ自体が機材ですし、PCの場合は本格的にやれるものの機材にかかるお金はどうしても高くなりがちです。
VTuberとしての活動をどの程度本気でやるのかによって機材にかけるお金なども変わってきますので、自分はVTuberとしてどう活動したいのかなどを考えた上で、この記事を参考にいろいろな機材を揃えてみてください。