2019年04月17日更新
インスタグラムの意味・名前の由来は?
世界中で利用されている「インスタグラム」。そのインスタグラムの、意味や名前の由来や、歴史について、普段使っているけど意味や歴史まで知らなかった、せっかく利用しているから知りたい!という方に向けて、ご紹介させていただきます!
目次
インスタグラムの意味は?
いろんな著名人も利用しているインスタグラム(英語:Instagram)ってなんですか?という方に、インスタグラムの名前の由来や言葉の意味、どんな人が利用しているのかをご説明します!
画像や短時間動画の共有に特化したSNSアプリ
画像共有に特化したSNSアプリの「インスタグラム」ですが、ではどんな画像、動画のことを言っているのか、簡単に説明すると・・
- おいしそうに綺麗に盛り付けされた料理
- 可愛い動物の写真、または動画
- 綺麗な風景
- スポーツをしている動画
- 面白いハプニング動画
- 女性の化粧テクニック動画
- 新作や注目のファッションや雑貨の写真
- お店の内装や、料理のメニューなど
日々起こる日常を捉えた画像を共有したり、新しく行ってみたいお店の名前を検索することで、場所の前情報をインスタグラムでも得ることもできます。飲食店など、ビジネスの場ではメニューやお店の雰囲気などの情報を発信することにも使われています。
情報共有もでき、例えば部屋のレイアウトを変えたい・今流行りのファッションは何だろう?っというときに、イメージに合わせたキーワードを検索することで、それに合わせた画像を見ることができ、参考にすることができます。
話題のインスタグラマーをご紹介
「インスタグラマー」(英語:Instagrammer)という言葉の意味をご存知でしょうか?
SNSアプリインスタグラムを利用して、多数のフォロワーがいて大きな影響力がある人たちのことを「インスタグラマー」と言います。
日本国内で人気のインスタグラマーは、芸人の渡辺直美さん、モデルのローラさん、水原希子さんや、佐々木希さん、料理動画を投稿しているTasty Japanなど、テレビや雑誌でよく観る方たちが多いです。
芸能人がインスタグラムの人気ランキングに入る中、日産やホンダ、ポケットモンスターやユニクロなど、テレビや雑誌などでよく知る名前や、ジャンルが違うインスタグラムも人気です。
以下は、インスタグラム人気ランキングです。もしかしたら興味のあるの名前のインスタグラマーと出会えるかもしれません。
インスタグラムを利用している政治家もいらっしゃいます
「政治家もインスタグラム利用しているの?」
いらっしゃいます。主に街頭演説の風景の投稿が多いですが、インスタグラムを利用している政治家をご紹介します。
元SPEEDの今井絵理子参議院議員や、蓮舫参議院議員、逢坂誠二衆議院議員など、他にもアプリを利用している方がいらっしゃいます。
「ツイッター」(英語:Twitter)や「フェイスブック」(英語:Facebook)のアプリに比べると、「インスタグラム」のアプリを利用している方は少ないです。
スポーツ選手やお笑い芸人の人気インスタグラマーもご紹介します
スポーツ界からは、サッカー選手の長友佑都さん、プロゴルファーの上田桃子さん、フィギュアスケート選手の浅田真央さんや、女子バレーボール選手の木村沙織さんなど、多くのアスリートがインスタグラムのアプリを利用しています。
お笑い芸人からは、岡村隆史さんやイモトアヤコさん、ブルゾンちえみさんなどが人気を得ています。お笑い芸人のジャンルでも、渡辺直美さんがランキングで1位を獲得しています。
これまで「人」にスポットを当てていましたが、ペット界にも人気のインスタグラマーがいるのご紹介します。
以下のサイトは、海外から国内の幅広いジャンルのインスタグラマーを検索できるサイトです。応援している、興味のある芸能人、アスリートなどの名前を検索して、インスタグラムを利用しているのかわかります。
人気のペットのインスタグラムや、一般のインスタグラマーをご紹介します
ペットのインスタグラムの人気を占めるのは、ほとんどが犬・猫が多いです。
ですが、中にはキツネやうさぎ、ハムスター、ハリネズミ、ふくろう、カワウソなど、様々な動物たちのインスタグラムが存在します。
みなさん気合の入ったペットの写真から、偶然取れた写真や動画があり、動物に癒されたい方はぜひ1度ご覧になってはいかがですか?
こちらのサイトは2017年のペット人気インスタグラムランキングです。
柴犬の「マル」を飼っている飼い主の「Shinji Ono」さんや、必ず箒に跨っている写真や動画が特徴の「Halno Kujiraoka」さん。旅の写真が特徴で、美しい景色の写真が話題になっている「Travis Burke」さん、みなさん、芸能人の方ではなく一般の方なんです。
世界の著名人もインスタグラムを利用しています
では、世界で人気のインスタグラマーは一体どんな方なのでしょうか?
プロレス界で人気の、アメリカの「ドウェイン・ジョンソン」さんや、日本でも有名な「ジャスティンビーバー」さん、歌姫の「ビヨンセ」さんや、「セレーナ・ゴメス」さんなどが、インスタグラムの中では人気を得ているようです。
ですが、1度は耳にしたことがある著名人を抜いて、世界で1番人気のあるインスタグラマーは、「インスタグラム公式アカウント」でした。
なぜ公式アカウントが人気なのか?
それはインスタグラムの公式アカウントに写真・動画を掲載されると、フォロワーが大幅にアップに繋がるからです。大幅にフォロワーのアップに繋がるほど、たくさんの人たちから注目を置かれているインスタグラマーになっています。
インスタグラムにより、一般の方でもSNS上で有名になる方も多いです。実際インスタグラムを利用して、芸能界デビューを果たした方もいらっしゃいます。
インスタグラムにより、自身のファッションを投稿することで、芸能界からスカウトを受けることがあり、いつか街頭からのスカウトがなくなるのではないかと言う声が出てくるほど、インスタグラムは芸能事務所も注目を置くアプリになりました。
以下の記事は、日本国内・海外のインスタグラムのフォロワー数ランキングを特集した記事なので、今インスタグラム上でどんな人が注目されているのかわかりやすく書かれていますので、ぜひ合わせてご覧ください。
「#」ハッシュタグ(英語:hashtag)の意味・由来は?
SNSでよく聞いたり見たりするこの「#」マーク。どんなときに使われて、言葉の意味がいまいちよくわからない方に簡単にご説明します。
インスタグラムには、よりユーザー同士の共有を取りやすくするために、「#」(ハッシュタグ)という機能があります。英語では「hashtag」と書きます。
よくテレビ番組などにメッセージを送信したいときに「#〇〇(キーワードになる単語)」の入力を忘れずにメッセージ送信するように指示されることがあると思います。
「#(ハッシュタグ)」を利用することにより、自分の投稿や検索をする際、ハッシュタグのあとに入力する単語・文章がキーワードになりタグ化されます。
投稿しる画像がタグ化されることにより、関連した名前を検索することで、同じ趣味・関心を持ったユーザー同士で、情報や話題を共有することがより簡単にできるようになります。
では、ハッシュタグの由来は?いつから使われだしたのでしょうか?
ハッシュタグは、1970年代頃からアセンブリ言語に使うにあたって、コンピューターのCPUが命令を実行する際に、命令先のデータのメインメモリ上でアドレス、番地を表示するのに使用されていました。
アセンブリ言語の意味は、プログラミング言語の種類の1つで、コンピューターが直接解釈・実行できる言語(機械語)と1対1に対応した言語のことを言います。
ハッシュタグは2007年のある日に誕生します。
クリス メッシーナ(英語:Chris Messina)さんというツイッターユーザーがBarCampというイベントに対して「#」を使ってつぶやいて呼びかけたのが由来だと見られています。
ハッシュタグそれ以前にも、ウェブ上には「#」が使われていた由来があります。
インターネット・リレー・チャット(Internet Relay Chat:略してIRC)では、「#」はチャットルームを表していたり、会話のチャンネルを表すために使用されていました。
ソーシャルメディアでの検索に使用用されているシャープ(#)記号は、いろんな人に対して、新しい使用方法として注目されました。あるツイッターユーザーが「#」をハッシュタグと呼び始め、その単語が定着したという由来もあります。
現在では、ハッシュタグを最初に使い始めたChris Messinaさんは、スマホ以外の携帯電話からでも、ツイッターで検索するための記号を入力できるようにしたいと考えました。そのときの記号としての選択肢は電話キーの「*」(アスタリスク)か、「#」シャープがありました。
そして選ばれたのが「#」でした。
ハッシュタグには様々な由来がありますが、どれを見ても情報を伝達する上で、検索しやすいように工夫するために使われ始めたのがわかります。
インスタグラムには他にもこんな機能があります
インスタグラムの機能は他にも、撮影した画像をさらに綺麗に、可愛く画像を編集できるフィルター機能があり、より画像共有を楽しむことができます。
インスタグラムには、「コメント」を残したり、「いいね!」という評価をすることができます。その「いいね」をたくさんもらえて、その数が多いほど人気が高い、知名度が高い意味になります。
「いいね」をたくさんもらえる写真や動画を示す言葉があり、「インスタ映え」と言う言葉があります。
女性の中では、「いいね」をたくさんもらえるように、よりインパクトのある写真や動画を撮る方もいます。例えばボリュームの料理や、季節・期間限定の食べ物など、話題になっていることを写真または動画に残している方がいます。
以下の記事は、そのハッシュタグの後の文字、単語の人気100の記事です。自分のインスタグラムの投稿をたくさんの人に見てもらいたい、このタグをつけている人のインスタグラムを見たい方はぜひ目を通してみてはいかがでしょうか?
問題視されていることも・・
「ツイッター」や「フェイスブック」などのSNSには、タバコ依存やアルコール依存、ギャンブル依存に匹敵するほどの、中毒性があることをご存知でしょうか?
インスタント(Instant)テレグラム(Telegram)の言葉の意味を合わせたインスタグラムの中毒性にも注意が必要です!
人には誰しも「認められたい」という欲求を持っています。その欲求は「いいね!」をもらうことで一時的に満たされます。
その「認められたい」という人より自分の欲求が満たされたいことを「主観的幸福感」と言う言葉があります。インスタグラムなどのSNSは、社会にも利用され、気軽にアクセスできるアプリのため、依存してしまう傾向が多くみられます。
写真や動画を楽しく投稿していたのがいつの間にか義務になり、心を病んでしまう人がいるのも事実です。1度注目を浴びると、また注目を浴びたいという欲求が生まれます。
周囲から認められたい、「インスタ映え」を追うあまり過剰な投稿をしてしまったり、ユーザーの使い方が問題になっていることがあります。
- 食べ物を粗末にする
- 関係者以外立ち入り禁止区域に侵入して撮影する
- 危険行為をしている動画
1点目は、撮影目的だけで、注文した料理を食べないで帰るという方がいらっしゃいます。お金を払っているとは言え、食べ物・飲み物の大切さや、提供したお店側の気持ちをを考えると、撮影だけして手を付けずに帰るのはいかがなものでしょうか・・
2点目は、遊園地などのテーマパークなど、立ち入りが禁止されているエリアに侵入して撮影し、注目を浴びようとする方がいます。侵入しなければ、起こらなかった事故に対応しなければならない運営側の気持ちを考えてほしいです。
3点目は、多くの車が走る交差点に進入して、信号が変わっているのに写真を撮影して投稿している方がいます。もしこれで車と接触事故を起こしても、運転手側の責任になってしまいます。
人気のSNSアプリのインスタグラムではありますが、投稿している側も見ている側も楽しんでいる方がいる一方で、周りの人に不快な気持ちにさせて、危険な行為をしてまで人気を得ようとしている方がいるのも事実です。
また、周りの人がやっているから自分もやらないといじめられると言う、問題も出ています。
良い面も悪い面もあるインスタグラムですが、インスタグラムは英語などの外国語を話せなくても、写真だけで世界中の人とコミュケーションをとることができる魅力もあります。
中にはインスタグラムを通じて、海外の方と1つの作品を作り上げた方もいます。同じ趣味の方と言葉だけではなく、画像を含めて情報共有を簡単にできるのも魅力の1つです。
では、そもそもインスタグラムはどう生まれたのか、まずは言葉の意味からご説明します。
Instant Telegram(インスタント テレグラム)の略
インスタグラムという言葉は、聞き慣れている単語なので、英語として存在していると思いまうすが、「インスタグラム」の単語を探しても存在していません。
インスタグラムは、インスタント(英語:Instant)と言う単語と、テレグラム(英語:Telegram)と言う単語を合わせてインスタントテレグラム(英語:Instant Telegram)を略した「造語」なんです。
インスタント(Instant)と言う単語は、「瞬間」や「即座」などの意味を持っています。
インスタントカメラ(Instant camera)、インスタントコーヒー(Instant coffee)や、インスタントラーメン(Instant noodle)などの単語がありますね。
テレグラム(Telegram)と言う単語は、「電報」の意味を持っています。
それぞれ意味がある2つの英語、インスタント(Instant)とテレグラム(Telegram)を合わせて「インスタグラム」(Instagram)と言う言葉が生まれました。
インスタント(Instant)の単語は日常でよく聞く言葉だと思いますが、電報・テレグラム(Telegram)のと聞いて、何となく単語の意味は思いつきますが、どんなものなのか簡単にご説明します。
電報(テレグラム・Telegram)の言葉の意味は?
先程紹介した、インスタント(Instant)は即席の意味を持ちますが、ではテレグラム(Telegram)はどのような意味でどのようにに使われていたのでしょうか?
電報(テレグラム・Telegram)の言葉の意味は、電信(文字・写真などを電気信号に変えて送信する通信方式のこと)を使用して文書を配達するサービスのことです。郵便よりも高速に送信できます。
電報(テレグラム・Telegram)は、冠婚葬祭でよく使われますが、昔は人々の生活には欠かせない情報伝達手段だったんです。
アメリカでのテレグラム(Telegram)の歴史は、モールス電信機を発明したサミュエル・モールス氏が1844年5月26日にワシントンからボルティモアのアルフレッド・ベイル氏へ最初の電報を打ったことが由来となっています。
日本のテレグラム(Telegram)の由来はは、日清・日露戦争と深い関係にあり、1870年1月26日(明治2年12月25日)の東京 - 横浜間の国内電報だとされています。
アメリカと日本のテレグラム(Telegram)の由来を見てみると、日本はアメリカよりも20年以上も後に普及したことがみれます。
では、インスタグラムはインスタント(Instant)の単語とテレグラム(Telegram)の単語が合わさった造語だということがわかったところで、インスタグラムの由来を見ていきます。
インスタグラムの名前の由来は?
インスタグラムの名前の由来を見ていきましょう。
その場ですぐ共有できる
インスタグラムの名前の由来は、先ほどのインスタント(Instant)・即席の言葉とテレグラム(Telegram)・電報の言葉を合わせることによって、Instagram(インスタグラム)という言葉が生まれました。
手軽に使える
誰でも簡単に無料でアプリをダウンロードでき、ダウンロード後すぐに利用することができます。撮った写真をそのまま投稿するのもよし、フィルター機能を使ってより綺麗な写真に仕上げるのも簡単にできます。
インスタグラムの言葉をひも解くと、インスタント(Instant)とテレグラム(Telegram)の単語を合わせた言葉で、単語1つ1つに意味が手軽さをイメージさせているようにみえます。
インスタグラム誕生から今に至るまでの歴史
イインスタント(Instant)とテレグラム(Telegram)の造語でそれぞれの単語の意味もわかったところで、爆発的な人気SNSアプリの「インスタグラム」は、いつ登場して、どのように機能が追加されたのか、インスタグラムの歴史をご紹介します。
当初のプロジェクトの名前は「Burbn」
2010年3月に、ケヴィン・シストロムさんとマイク・クリーガーさんが、ベースライン・ヴェンチャーズとアンドリーセン・ホロウィッツ(英語版)の2社から財政的支援を受けたことから、インスタグラムは始まります。
バーブン(英語:Burbn)という名前のプロジェクトには様々な機能がありました。マイク・クリーガーさんが参加することで、このプロジェクトチームはモバイルに焦点を合わせて開発していきました。
その焦点を合わせたプロジェクトが「インスタグラム」でした。
2010年10月6日iOS版誕生
インスタグラムは、2010年10月6日にアップル(英語:Apple)のApp Storeに登場しました。
同年の12月までには、登録ユーザーは100万人を獲得しました。翌年2011年6月までには500万人を突破しました。同年9月には1000万人ものユーザーを獲得しています。
インスタグラムが登場してすぐに、人気のアプリになっていたことが伺えます。
2012年4月4日にAndroid版誕生
2011年1月に、「ハッシュタグ」が導入されたことにより、写真や動画の検索がより簡単にできるようになりました。
同年9月に、App Storeにて新しいバージョンが登場しました。アップデート内容は4つの新しいフィルター(ライブ・インスタント・ティルト・シフト)が追加されました。その他にも、高解像度画像や、アイコンの追加などが導入されました。
2011年7月にインスタグラムは、画像のアップロード数が1億点に達したことを発表しました。そして同年8月には、その画像アップロード総数が1億5千万点に達しています。
2012年4月4日、カメラ機能を搭載してアンドロイド(英語:Android)のデバイスに対応しました。
2012年4月9日にFacebookがinstagramを買収
2012年4月9日にSNS大手のフェイスブック(英語:Facebook)がインスタグラムを10億ドルという破格の金額で買収したことが話題となり、注目を浴びました。
買収後もインスタグラムの名前も変わらずに通常通り運営され、更にFacebookとの連携が強化されたことにより、両方のSNSを利用しているユーザーにとっては使いやすい方向に進化していきました。。
2016年6月には、Facebookとの連携により、全世界の登録ユーザー数は5億人を超えました。
リリースされてから爆発的に、登録ユーザーを獲得していったことがわかります。
2016年10月に、マイクロソフトウィンドウズ 10(英語:Microsoft Windows 10)に対応しました。
2017年9月、インスタグラムのストーリー機能をウェブ版でも公開することを発表し、同年の数か月以内にウェブからストーリーの投稿が可能にすることも発表しました。
Windowsにも対応し、幅広い場面で活躍を見せてきたインスタグラムですが、その後個人情報が盗まれる問題が発生してしまいます。
2017年、ユーザーの非公開個人情報が不正アクセスにより盗まれる可能性があることを発表しました。取得した個人情報は約600万人分になると、ハッカー集団は主張してくる事態になりました。
なぜこの問題は起こったのか?
この問題に対してインスタグラムは当初、APIのバグが悪用されたことにより、複数のインスタグラムユーザーの電子メールアドレスや電話番号などの個人情報が盗まれたと説明していました。
しかしその後、非公開している一部のユーザーの場合でも、電子メールアドレスと電話番号が、このバグを利用してパスワードの流出の可能性はないものの、不正アクセスされた可能性があることが分かりました。
その後はバグは修正され、捜査当局と連携してこの問題への対応に当たっているとInstagramは説明しました。被害に遭ったアカウントは特定できていないものの、被害の割合は低いとしています。
この問題が発生したことにより、インスタグラムの運営側はユーザーに対して、アカウントのセキュリティ対策に気を配り、知らない相手からの着信やメールといった不審な動きに注意するよう呼び掛ける対応をしました。
ちなみに、APIという単語は「アプリケーションプログラミングインタフェース」(英語では Application Programming Interface)を略した言葉です。
APIの意味は、ソフトウェアの機能を共有することを言います。
インスタグラムの開発者ケビン・シストロム氏
爆発的な人気SNSアプリの「インスタグラム」を開発したケビン・シストロム氏とはどんな人物なのかご紹介します。
1983年生れのケビンは、幼少期からコンピューターに興味を持ち、その才能を披露していました。スタンフォード大学入学後、コンピューター科学から工学専攻に転向していきました。
コンピューターに興味を持つ一方、イタリア留学するほどの写真愛好家のケビン氏が学んだのは、デジタル写真ではなく、アナログのトイカメラを使用した美しい映像でした。
コンピューターとアナログカメラ、デジタルとアナログ両方への興味がやがて、後の「インスタグラム」誕生に繋がります。
ケビン氏がカメラとITを熟知した27歳の時、「インスタグラム」の前身となるアイデアを思いつきます。当時ケビン氏はすでにGoogle社を去り、元同僚が設立したNextstopという、旅を提案する会社に勤務していました。
日々の業務の中で、旅先のロケーションや、現地写真などの投稿に追われる中、その業務を少しでも簡単にできないかと思いついたのが「バーブン」(英語:Buebn)という、「インスタグラム」の前身となる初期型アプリでした。
2010年ケビン氏は、マイクロソフト社でインターン経験がある大学の同窓、マイク・クリーガー氏と協力して「インスタグラム」社を設立しました。しかし、経営はうまくいきませんでした。
そんな時に、パーティ会場で偶然知り合ったのが投資会社ベースライン・ベンチャーズ社とアンドリーセン・ホロウィッツ社の関係者でした。彼らにバーブンの初期型を見せたところ、大いに興味を示したことで、見事50万ドルものの支援を受けることができました。
試作品のバーブンは、位置情報アプリ用に開発していました。しかしバーブンが写真共有に利用されることが多いことに気づき、写真の分野を特化させることにしました。
その時に、ケビン氏らは、写真に特化したアプリの開発に方向転換しました。そして2010年10月6日に、AppleのApp Storeに登場したのが始まりです。
そんな「インスタグラム」を開発者ケビン氏は、正式にプログラムを学んだ人間ではありません。そしてまた、投資会社と知り合いだったわけでもありません。
「インスタグラム」の成功は、「写真に関して人間が持つ最大の問題な何か?」とケビン氏自身の問いかけに対して、考えぬいたこだわりと行動力の結果です。
参考:https://meaning.jp/posts/76
いつから流行りだしたのか?
2017年に「インスタ映え」と言う言葉が流行語にもなったインスタグラムですが、いつからここまで爆発的な人気が出てきたのでしょうか?
インスタグラムは無料で気軽にアプリをダウンロードして利用できることが人気の1つです。考えられる人気のもう1つの理由は、スマートフォンで撮影した写真を、一眼レフで撮影したかのように写真を綺麗に加工することができることです。
この2つの特徴を持つことにより、人気が爆発したのではないでしょうか。
日本国内用のインスタグラムは2014年2月に導入されました。国内での月間ユーザー数は2015年6月には810万人になり、2016年3月には1200万人にも増え、同じ年の12月には1600万人にも増えました。
2017年10月には2000万人にも達しているほどの人気SNSアプリになりました。
以下の記事では、インスタ映えする写真が撮れる場所をまとめた記事なので、インスタ映えする写真を撮ってみたい、まだ行ってないところあるかもと思う方はぜひ、ご覧ください。
インスタグラムにはこのような活動もあります
芸能人から一般の方まで、幅広い年齢層から支持を得て利用されている「インスタグラム」の名前の由来や意味、歴史のことをご紹介しました。
インスタグラムの歴史を振り返ると、写真を愛するケビン氏の気持ちが深く刻まれているアプリなのか改めてわかります。
自分の好きな写真、興味のある写真を撮り、同じ話題で共有できるユーザーと楽しむためのアプリであり、自分自身を追い込んだり、周り迷惑かけるために開発されたアプリではありません。
インスタグラムを利用して、さらに楽しい生活を送るための文化があるのをご存知ですか?
特定されたハッシュタグや場所などに、興味や関心を持つユーザーの方たちが自然と集まって、一緒に写真を撮ったり、同じ時間を共有する文化があります。
その文化の名前をインスタミート(英語:Instameet)と言います。インスタント(Instant)の即席・気軽にという意味と、ミート(meet)の会うという言葉の造語です。
この文化は世界各国で多く開催されています。参加人数が100人を超えることもよくあるイベントです。
この文化は、インスタグラムの運営側が開催しているイベントではありません。インスタグラムのユーザー側が、同じ世界感を共有できる、同じ趣味を持つ人と写真を撮りたい、という思いが形になったものです。
インスタミートは自然と生まれた文化で、規模は大小様々ですが、まだ出会ったことのない同じ趣味のユーザーと出会うことで、インスタグラムの新たな楽しみが1つ増えるきっかけになるかもしれません。
インスタグラムを通じて新しい情報発信
海外の企業にも、自社の商品を見てもらいたいけど、英語が苦手で言葉で伝えることが難しくても、写真は言葉がなくても伝えやすい手段の1つです。
自分の興味のあることや、好きな世界観を素早く発信することができるインスタグラムを、企業も活用する取り組みがあります。
特に一部のファッションブランドで動きがありますが、企業側がインスタグラムを発信する方法ではありません。
ファッションに興味がある、又は好きで投稿しているインスタグラマーを探して呼び、企業の商品を自由に、好きに撮影してもらう情報発信の方法です。
今まではメディアを通じて、自分たちがまとめて伝いたい情報を発信している企業が多くありました。
しかし、第三者の目線を取り入れるところで、インスタグラマー個人の視点からその商品の違う一面を発掘してくる可能性があるからだと思われます。
インスタグラマーの視点を活用することで、これまでとは異なる広告を生み出すことができ、その広告に価値があるのもを発信することができる、新たな企業広告の可能性に魅力を感じている企業も少なくありません。
さらに、現在ではインスタグラムから漫画の投稿をしているインスタグラマーもいます。漫画の出版までの道のりは遠いですが、インスタグラムを通じて容易に、自分が伝えたいことを伝えることができます。
この記事は、インスタグラムで投稿している漫画を特集しているので、ぜひお読みください。
まとめ
「インスタグラム」(Instagram)の名前の由来は、即席・瞬時にの意味を持つ「インスタント」(Instant)と、電報の意味を持つ「テレグラム」(Telegram)を合わせた造語です。
インスタグラムが開発される前は、位置情報アプリに特化した「バーブン」(Burbn)という名前のアプリでした。しかし、開発が進むにつれて写真の投稿に目を向けて新たに開発されたことで、インスタグラムが誕生しました。
インスタグラムは、例え英語などの外国語が話せなくても、文章にできなくても写真や動画で共有して、世界中の人と繋がることができるSNSアプリです。
インスタグラムが流行し、新たな文化「インスタミート」(Instameet)も誕生しました。この文化により、アプリ上だけの交流を超えて、実際に同じ趣味の人と会い、交流の場を広げることができるようになりました。
人々の生活の中で好きなことに共有をすることができる場を作ってくれるインスタグラムは、今後もさらに注目のアプリの1つで、さらなる進化も期待できそうです。