Apple整備済製品はお得？整備済Macを購入するメリットデメリット

Appleには新品の製品以外に、通称Appleの整備品という製品が存在します。Apple整備済製品や認定整備品、整備済製品など様々な呼称がありますが、どれも同様の製品です。

では、Apple整備済製品とはどういった製品のことなのかについて解説をしていきます。大前提として、Apple整備済製品とは、新品のApple製品と同様の機能上の基準を満たし、全項目でAppleが厳格なプロセスで整備をした製品です。

整備済み製品で販売をしているのは、Mac各種、iPad、iPodなどがあります。整備済製品は、車で例えるなら、新古車のようなもので、機能自体はその製品の新品と同様の機能をもっています。

Appleでは、初期不良があった場合、回収をし、それを厳格な再整備をし直して販売しています。初期不良以外にも、返品があった場合もそれを再整備し、認定整備品として販売をしています。

不具合があったものを再販売しているのかと思う方もいるかと思いますが、再販売をする場合でもしっかりとした再整備とクリーニングを行なっているので、機能には問題はありません。

では、Macの整備済製品の特徴とはどういった特徴があるかや購入する場合の注意点について解説をしていきます。

整備品なので、新品ではありませんが、新品と同様の基準で再整備をしたMacがAppleの認定整備品として販売をされています。

Appleの基準は非常に高い基準で整備をされています。新品ではないので、クリーニングはされていますが小さな傷や汚れがみられる可能性があります。使用感が気になる方には注意点といえます。

Macの認定整備品にも製品保証がついています。Appleの製品は製品保証として1年間の保証が付きますが、認定整備品にも新品と同様の1年間の製品保証が付きます。

製品保証は、Macに限らずですが、外部的損傷以外の問題に対しての保証です。システム的なトラブルやバッテリー関連のトラブルなら購入から1年間は対応してもらえます。

Macの整備品の製品保証はAppleが保証をしています。Appleの認定がある整備品のみ認定整備品として販売をされています。Macの認定整備品はApple以外では取り扱いがありません。

稀に家電量販店などで、価格が下がってい販売されているMacもありますが、新品の型落ちといったものです。それらは新品なので、品質に関しては問題ありません。

中古PCの取り扱い店で販売されているMacに関してはAppleが製品の保証をしている訳ではないので注意点と言えます。品質が高く、保証が付いている製品を求めているなら、新品のMacか認定整備品のMacを購入をしましょう。

では、Appleの認定整備品のMacのメリットとはどういった点があるのか解説をしていきます。

Macの認定整備品の一番わかりやすいメリットとしては、定価からの割引価格で購入ができます。Appleでは基本的に割引で購入することはできません。

MacをAppleで購入しても家電量販店で購入しても同じ価格です。稀に個人店やネットなどで安い価格で購入することはできますが、基本的には全て定価での販売です。

ただ、Appleの認定整備品は定価より安い価格で購入ができるので、少しでも安い価格でMacの購入をしたいのであれば、認定整備品を購入することも検討の1つです。

2つ目のメリットとしては、注文してから手に届くまでの時間が早いことです。15時までに購入をすると翌日までに届きます。

商品ページが存在している時点=在庫があるという状況なので、購入したのに在庫切れで購入ができなかったり何ヶ月も待たされるといったことはありません。

手に届くまでの時間も短いので緊急に必要になった場合にもおすすめですが、配送状況によっては1日か2日程度時間がかかる可能性があるので注意点といえます。

Apple製品は分割支払いが可能です。新品と同様で、Macの認定整備品も分割での支払が可能です。さらに、審査が通れば最大24ヵ月まで金利0で購入することができます。

10万円程度であれば、月々¥5,000程度でMacの購入をすることができるので、審査を申し込んでみるのもいいでしょう。

注意点としては、分割の審査が通らないと一括支払いになるので、審査が通らなかった場合は、クレジットカードを用意して自身で分割にする必要があります。その場合は金利もつくので注意点と言えます。

では次に、Macの認定整備品のデメリットとはどういった点があるのか解説をしていきます。

Macの認定整備品のデメリットの1つ目は、在庫のある製品しか購入することができない点です。初期不良や返品で戻ってきた製品なので、カラーバリエーションも好みの色を選ぶことができません。

在庫にさえあればスペックもカラーも自由ですが、在庫の数がそもそも多くないので購入したいなと思った製品があれば早く手続きをする必要があり、注意点と言えます。

手続きを先延ばしにしてしまうと、他の方が購入してしまう可能性が出てきます。見つけたタイミングがMacを購入のタイミングと捉えた方が購入もしやすいでしょう。

2つ目のデメリットは、認定整備品Macは新品ではない点です。初期不良や何かしらのトラブルがあった製品、もしくは返品製品なので、少なからず誰かの手に渡っている製品です。

ここまでで解説はしてきましたが、基準の高い厳格な再整備とクリーニングは行なっているMacなので、新品ではなく新古品といった製品です。

Macの認定整備品は、再整備やクリーニングはされていますが、新品ではない為、傷や汚れが見つかる可能性があります。クリーニングもされているので、気になるほどの大きな傷や汚れはないかと思いますが、小さなものでも気になる方はおすすめできません。

認定整備品は、取り扱いのない製品もあります。iPhoneとApple Watchは取り扱いがないのでiPhoneとApple Watchを安く購入したいなら、中古品を探すことをになります。

ただ、中古品は製品保証もなく外面等に傷や汚れなどが目立つ可能性があります。中古取扱店での購入なら手にとって見ることができますが、ネットオークションなどネットで購入する場合はより注意が必要です。

ここから、Apple認定整備品をさらにお得に購入する方法について解説をしていきます。

Appleの認定整備品のMacをさらにお得に購入する方法として、Gポイントというサイトを経由することでポイント還元1%ほどお得になります。

整備済みのMacが15万円程度だとしたら、¥1,500程度ポイント還元することができます。Macで使用するアクセサリーなどの購入の足しにすることができます。

ネットショッピングを頻繁に使用されるなら登録することで、Macの整備品以外の買い物でもポイントを貯めることができるので登録する検討をしてみるのもおすすめです。

注意点としては、ポイント還元なので、価格が安い訳ではありません。購入価格が同じで、ポイント還元分がお得になります。

Gポイントに登録をしたら、トップページからApple Storeと検索をします。検索をするとApple公式サイトと検索結果が表示されるので、あとは画面に沿って購入手続きを進めましょう。

購入手続きを進める中で、対象製品の確認は必ず行いましょう。購入してから間違いがあると返品の手続き手間にまってしまいます。返品にかかる送料は自身で負担になるのでカラーやスペック含めて確認して購入まで進めましょう。

Apple製品の購入には学割制度が存在します。では、Macの整備済み製品と学割ではどちらがお得に購入できるのかについてや注意点について解説をしていきます。

まずは、認定整備品の割引率ですが、15%程度の割引率です。元々の定価が10万円の認定整備品なら、¥85,000程度で購入することだできます。購入価格を抑えるためには認定整備品が一番安い価格で購入することができます。

整備済み製品に対して、学割の割引率は最大で7.3%です。Macの認定整備品の割引率の約半分程度の割引率です。価格自体を安い価格で購入したい場合は、認定整備品の方が安く購入することができます。

ただ、Appleのキャンペーン時には学割とキャンペーンを同時に適用することができます。キャンペーンの内容にもよりますが、タイミングがよければ学割とキャンペーンを同時適用させ、さらに安い価格で購入できる可能性があります。

学割を使うメリットの一つに、新品を購入することができる点もあげられます。新品であれば、カラーやスペックなど、自分で決めることができます。

認定整備品のデメリットでも解説をしましたが、在庫にある分でしか購入することができないので、学割を使うことで購入の自由度をあげたい方へは学割をおすすめします。

では、Macを通常購入する場合のメリット・デメリットとはどういった点があるかについて解説をしていきます。

まずは、Macを通常購入するメリットについて解説をしてきます。

新品なので当然ですが、Macに傷や汚れの心配はまったくもってありません。万が一オンラインから購入し、届いた時点で傷や汚れが見つかった場合も交換等の対応をしてもらえます。

せっかく購入するMacの外面が心配なら、やはり新品の購入が一番安心することができます。整備済Macは、いくら再整備とクリーニングがされているといっても新古品であることには変わりありません。

学生の場合は、学割を使用すると新品が手に届くので、気になるならやはり学割を使っての新品購入をおすすめします。

Macを新品を購入するメリットとして、カラーバリエーションや容量などのスペックを自由に選択することができます。せっかく購入するMacなので、好きな色を購入したいなら新品なら確実です。

さらに、使用する用途によっては、スペックが足りなくなることもあります。認定整備品を購入したことで、結果スペック足らずになると、後から変更することはできません。

新品のMacなら自分が必要なプロセッサやメモリ・ストレージなど自由に変更しカスタマイズをすることができるので後から後悔することは少ないかと思います。

新品ならMac以外にiPhoneやApple Watchも購入することができます。使用する用途はMac・iPhone・Apple Watchでは異なりますが、PCでなくてもスマホで対応できるならiPhoneを購入の検討をすることもできます。

よくわからずiPhoneを買ったものの、Macでしかできない作業があるとなっては購入してからでは遅いので、購入する際の注意点と言えます。

では、Macを通常購入する場合のデメリットについて解説をしていきます。

新品のMacなので割引がなく、安い価格で購入することはできません。ここまでで解説をしてきた通り、Macの認定整備品より15%程度割高になります。

価格自体を抑えて、安い価格で購入したいなら新品はおすすめできません。

新品の場合、入手までの時間がMacの在庫状況に左右されます。新しいカラーが販売されたすぐ後では、人気の為在庫がないがない場合があります。

さらに、Macのスペックのカスタマイズをする場合は、在庫がなく通常より時間がかかることがあります。人気のあるストレージの変更程度ならある程度すぐに手に入る可能性はありますが、プロセッサやメモリなどは在庫がなく時間がかかることがあります。

いかがでしたでしょうか？Appleの認定整備品の存在すら知らない方もいたかと思いますし、Apple製品は割引がないものと思い込んでいる方も多いと多います。

新品ではないものの、Macの認定整備品の購入を検討することで安い価格で購入できる可能性があるので、Macの購入をする際の検討に入れてみてください。

ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。