2019年02月07日更新
【Mac】スリープ・再起動・システム終了のショートカットまとめ
Macをお使いの皆さんは再起動やシステム終了、スリープはどのようにして操作していますか?ショートカットを使えばより素早く操作ができます。今回の記事では、Macで再起動・システム終了スリープ、ログアウトのショートカットキーを紹介していきます。
目次
ショートカットとは?
パソコンでの作業をより素早く、効率的におこなうには「ショートカット」機能は必須です。ショートカットを覚え、扱うことにより作業効率はぐっと上がりますよ。
作業だけでなく、MacPCのスリープ・再起動・システム終了・ログアウト等も、ショートカットで操作をおこなうことができるのです。
今回の記事では、Macでスリープ・再起動・システム終了・ログアウトをおこなうためのショートカット一覧を紹介していきます。普段Macをお使いの方はぜひご覧ください。
マウス操作を省略して素早く操作できる機能
ショートカットとは、マウスでの操作を省略してより素早く、操作を終えることができる便利な機能です。わざわざマウスやMacのパッドを動かすよりも、一瞬で操作を終わらせられた方が時短にもなりますし便利ですよね。
Macに限らず、パソコンではさまざまな作業が「ショートカット」によって操作できるようになっています。基本的な操作をショートカット一覧で確認し、より効率的に作業をおこないましょう。
キーボードを使用する
Macなどのパソコンでおこなうショートカットは、キーボードによって操作が可能です。ショートカットキーというものが割り当てられており、その通りにキーボードのキーを押すことで操作ができるようになっています。
そのため、ショートカット操作を覚えるためには、ショートカットキー(キーボードのキー)を覚える必要があります。
Macのショートカット一覧
それでは、Macのショートカット一覧を確認していきましょう。冒頭でも述べたとおり、今回紹介するショートカット一覧はMacの「スリープ・再起動・システム終了・ログアウト」操作です。
通常であれば、上記の画像のようにアップルマークからそれぞれの操作をおこなっていたかと思います。
マウスやMacのパッドでアップルマークをクリック、次にスリープ・再起動・システム終了・ログアウトをクリックという手順を踏まなければなりません。これを、更に少ない手順で操作していきます。
Macをスリープするショートカットキー
Macでスリープをするためのショートカットキーですが、スリープのための操作は二通りあります。ディスプレイのみのスリープ・通常のスリープのどちらかです。
スリープは普段、よくMacパソコンを扱うという方であれば頻繁に使う機能かと思います。スリープも手順を省略して、より素早く操作をおこなっていきましょう。
どちらのスリープを選択するかによって、操作方法もかわります。それぞれのスリープのショートカット一覧を確認していきましょう。
すぐにディスプレイのみをスリープ
ディスプレイのみをスリープさせたい場合のショートカットは「Control+Shift+Eject(イジェクトキー)」です。少々覚えにくいかもしれませんが、ディスプレイのみスリープさせたいという方は覚えておいて損はないでしょう。
すぐにスリープ
すぐにスリープに入らせたい場合は、「command+option+Eject(イジェクトキー)」がショートカットキーになります。電源ボタンを一度押せば、スリープモードに入れることができます。
電源ボタンを長いこと押しすぎてしまうと、システム終了・強制終了となってしまうので、注意してください。
Macを再起動するショートカットキー
続いては、MacPCを再起動させたい時のショートカットです。覚えればよく扱うショートカットとなるでしょう。アプリケーションを終了するか否かで、操作がかわってきます。それぞれ確認していきましょう。
アプリケーションを終了してから再起動
Macで立ち上げていたアプリケーションを終了してから再起動をおこないたい場合のショートカットは「command+control+Eject」になります。再起動をおこなう前に、アプリケーションを手動で終了させていたという方も多いと思います。
そういう方は、このショートカットキーを覚えることでより素早く再起動することができます。
アプリケーションを保存せず強制再起動
アプリケーションを保存せず、強制的に再起動をかけるという場合は、「command+control+電源ボタン」がショートカットキーになります。強制的に再起動をかけてしまうと、Macパソコンに負荷がかかることもあるので、あまりおすすめはしません。
アプリケーションが固まってしまった時などのやむを得ない状況の時は、このショートカットで再起動をしましょう。
Macをシステム終了させるショートカット
Macのシステム終了は誰もが頻繁におこなう操作です。システム終了のショートカットキーを覚えれば、マウス操作の手間がはぶけてよりスムーズに作業後の後片付けに入れますよ。
アプリケーションを終了してからシステム終了
Macのシステム終了をかけるためのショートカットキーは「command+control+option+Eject」になります。少々覚えるキーが多いですが、こちらの手段はしっかりとアプリケーションを終了させてからシステム終了ができるので安全な方法です。
システムを終了する際はぜひ、試してみてください。
アプリケーションを保存せず強制システム終了
アプリケーションを終了せずに、強制的にMacをシステム終了させたい場合は、「電源ボタンの長押し」をします。
強制シャットダウンになるので、パソコンに負荷がかかる方法になります。強制システム終了は、やむを得ない状況の時以外では極力やらないことをおすすめします。
ログアウトするショートカットキー
Macパソコンでは複数のユーザーアカウントを持てることから、「ログイン・ログアウト」の作業が存在します。ログアウトをするにも、実はショートカットキーが存在しているのです。
ログアウトのためのショートカットキーを確認していきましょう。
ログアウト(確認あり)
再起動やシステム終了などは、確認ウィンドウがでますがログアウトにも確認の表示がでます。しかし、確認ありのショートカットと確認なしのショートカットが存在するのです。
確認ありのショートカットキーは、「command+Shift+Q」になります。比較的簡単で覚えやすいかと思いますので、ぜひよくログアウト操作をするという方は使ってみてください。
ログアウト(確認なし)
確認の手間を省きたいという方は「command+option+Shift+Q」キーを押しましょう。optionキーが追加されます。
Macの強制終了にもショートカットキーは使える?
Macの強制終了に関しても、ショートカットキーで対応ができます。やむを得ない状況という場合は、下記のショートカットでMacを強制終了させてください。
command+control+電源ボタン押し
Macを強制終了させたい場合のショートカットキーは、「command+control+電源ボタン」になります。先ほど説明した電源ボタンでの強制終了も可能です。
それぞれの操作にショートカットキーが存在しますが、「スリープ・再起動・システム終了」の確認ウィンドウをまとめて表示できる方法があります。
「Control+Eject 」or「電源ボタン」です。その後、「enter」を押せばシステム終了。「R」を押せば再起動。「S」を押せばスリープ。「esc」を押せばキャンセルと、終了まですべてキーボードで操作をすることができます。
Macのショートカットキーが使えない/効かない時
Macのスリープ・再起動・システム終了・ログアウトなどをするためにショートカットキーを押したとき、なぜかショートカットができない/効かないという時があります。
続いては、ショートカットが効かない時の原因や対処法をお伝えしていきます。
フリーズしている時
ショートカットキーが効かない時は、Macのパソコン自体がフリーズしてしまっている可能性があります。フリーズしている時は、キーボードも効かないことが多いです。
キーボードが故障している
また、キーボードが故障してしまっているということも原因としては考えられます。キーボードに問題がなければ、下記の方法で強制的に終了ができるので確認してみてください。
効かない時は電源ボタン長押しで強制終了
何度キーボードでショートカットを繰り返しても効かないという場合は、システム終了と同じく「電源ボタンの長押し」でMacパソコンを強制終了させます。作業中のデータなどは消えてしまうかもしれませんが、やむを得ない場合は強制終了をさせましょう。
以上でMacパソコンのスリープ・再起動・システム終了・ログアウトのショートカット紹介は終わりになります。いかがでしたか?Macパソコンを使う時、特に再起動やシステム終了などは毎回操作するものです。素早く操作することで、効率もよくなります。
Macをお使いの皆さんは、ぜひ便利なショートカットキーを利用して、Macの再起動からシステム終了まで素早く終わらせてください。
Macで使えるショートカットキーはほかにもさまざまですので、興味がある方はぜひ調べてみてください。