2019年01月30日更新
Macを学割はどれくらいお得?学生/教員/PTA役員がMacを安く購入する方法
生活するうえで今や必需品と言えるのが、MacやWindowsをはじめとするパソコンです。実はMacのパソコンが学割で通常よりも割引価格で安く購入できるのはご存知ですか?学生だけでなく、ほかの人も対象になるMacの学割の条件や対象機種などをご紹介します。
目次
- 1Macを安く購入できる学割とは?
- ・Apple製品の相場は?
- ・Apple製品を割引価格で購入できる
- 2Macの学割条件
- ・学割対象者は学生/教職員/PTA役員
- 3Macの学割購入条件(Mac/iPad)
- ・購入数の制限
- ・身分証明・本人確認
- ・公式オンラインストア
- ・AppleStore(店舗)
- 4Apple学割対象商品(MacやiPad)
- ・ノートPC(MacBook Pro,MacBook, MacBook Air)
- ・タブレット(iPad Pro, iPad, iPad mini4)
- ・デスクトップPC(iMac)
- ・ソフトウェアパッケージ(Final Cut Proなど)
- 5Macの学割の注意点
- ・一年間は転売禁止
- ・対象者で無い者による購入
- 6Macの学割はどれくらいお得なのか?
- ・割引額
- ・キャンペーンもある
- ・家電量販店との比較
- 7下取りを使えばよりお得にMacを購入できる
- ・WindowsPCでも下取りOK
- ・リサイクルも受け付けてくれる
- ・合わせて読みたい合わせて読みたい!Macに関する記事一覧
Macを安く購入できる学割とは?
パソコンとしても機能が良く人気の高いAppleから発売されているMacですが、こうした人気機器を通常よりも安く、割引価格で購入できる学割があることをご存知ですか?
iPadやMacBookなど様々な機種のうち、いったいどれがMacの学割対象になるのか、また購入するうえでの条件はほかにあるのか、そしてどのような人が学割の対象になるのかをまとめてご紹介します。
Apple製品の相場は?
機能性はもちろんのこと、デザイン性も優れており人気の高いApple製品ですが、価格が少し高いのがデメリットと言えます。
一番スタンダードで人気があるMacBookは通常価格で10万円越え、iPadはギガ数が多いものになると6万円ほどかかります。良い機器ではありますが、少しでも安く購入できればというのは多くの人の希望でもあります。
Apple製品を割引価格で購入できる
Macの学割とは通常よりも安い価格でAppleが販売するMacBookやiPadなどを購入できるサービスのことです。後ほど詳しくご紹介しますが、Appleの正規店などを通してのサービスのため家電量販店などでは受けることができないサービスです。
そのためMacに学割があることを知らなかったという方も多く存在しています。Macの学割を受けるうえではさまざまな条件がありますが、場合によっては家電量販店などで購入するよりも安くApple製品を購入することが可能です。
Macの学割条件
実際にApple製品を学割で購入しようとした際には、さまざまな条件が存在します。学割というだけに学生だけが対象かと思いきや、実は学生以外にもMacを学割で購入できる条件対象者が存在します。
Macの学割対象者について詳しく見てきましょう。
学割対象者は学生/教職員/PTA役員
Macの学割対象者となるのはサービスの名前の通り学生、そして学生とつながりの多い教職員、そして意外なところでPTA役員です。
学生、教職員、PTA役員に向けてはAppleのホームページにアクセスすると専用のストアが用意されているなど学割を受けるためのサービスが整っています。
学生
Macの学生割引対象者1つ目は学生です。Macの学割対象になるのは日本国内の大学生、高等専門学校生、専門学校の学生です。また現在必ずしも在学していなければならないというわけではありません。
例えばMacの学割対象となる大学生や高等専門学校生に入学予定である、入学許可をすでに得ているという場合であってもMacの学割サービスは受けることができます。
残念ながら未成年ということもあってか小中学生、すべての高校生など日本での学生すべてが学割対象となるわけではありません。
進学したい大学に入学するため現在は浪人生という方にも朗報です。大学受験のため大学受験予備校に通っている学生もMacの学生割引対象者となります。
さらにこうしたMacの学割対象条件となる学生がいるご家庭の両親が本人に代わってApple製品を代理購入という形でも学割は受けることができます。
教職員
Macの学生割引対象者2つ目は教職員です。教職員の場合は学生よりも対象教育機関が広がり、小学校、中学校、高校、大学、専門学校すべての教職員がMacの学割を受けることができます。
さらにAppleのホームページを見てみると、職業能力開発校、気象大学校や水産大学校など国や自治体が設置した学校、さらにインターナショナルスクール、小学校のさらに下となる保育園の教職員も対象です。
教職員ではあれば、ほぼ大半の教職員がMacの学割対象者になるということができます。
しかし教職員といってもさまざまな職種が存在しています。実際に生徒の担任となり、授業を受け持つ先生も存在すれば、保健室などで生徒の健康を見る保険医、心の健康をみるスクールカウンセラーなどさまざまです。
こうした教育にかかわるすべての教職員がMacの学割条件を満たすかどうかというのはMacのホームページだけでは正確にはわかりません。教職員としての割引の有無に迷ったときにはMacのカスタマーセンターに問い合わせるようにしましょう。
PTA役員
Macの学割対象者3つ目はPTA役員です。日本ではPTA役員の仕事も多く、デメリットばかりの印象を受けますがMacにおいてはPTA役員であることでMac製品を安く買えるというメリットが生まれます。
PTA役員の場合はすでにPTA役員として活動をしている、またはPTA役員に選出されて今後活動することが決まっているという方もMacの学割対象になります。
PTA役員としてMacの割引を受ける場合は、ただのPTAの係ではなくPTA役員ということが必須条件となります。学校で役員としての扱いのある立場であるかどうかということが重要です。
PTA役員であることを証明できるようなPTA役員名簿や学校のPTA広報誌などがあれば安心です。PTAに関わっているという方はぜひ自分もMacの割引を受けられるかどうかを確認してみましょう。
Macの学割購入条件(Mac/iPad)
Macの学割は学生、または対象の教育機関で仕事をする教職員、そしてPTA役員であることがわかりました。実際に学割サービスを受けようと思ったときには、本当に割引対象者であるかどうかを証明しなければなりません。
しかしそうした本人証明以外にもMacの学割には購入条件が存在しています。
購入数の制限
Macの学割購入条件1つ目は購入数の制限です。学割対象者であるからと言って、MacBookやiPadなどのアップル製品が数に制限なく何台も購入できるわけではありません。
こうしたことを容認してしまうと、実際に購入するのはMacの学割対象者であってもそのMacBookなどの機器を使うのはほかの人という事態も生じてしまうためです。
ではそれぞれのMac製品で何台の購入制限があるのでしょうか?
MacBookなどをはじめとするポータブルタイプ、iMacなどのデスクトップタイプなどすべてのコンピューターは1年に1台の購入制限が設けられています。
iPad各種は1年に2台までしか購入ができません。さらにMacの学割は機器本体だけではなく、こうしたMac機器にインストールするソフトウェアも学割の対象にしていますが、こちらも1年で2タイトルまでという購入制限が設けられています。
Macが指す1年の期間は4月1日から翌年の3月31日までとなります。
身分証明・本人確認
Macの学割購入条件2つ目は身分証明、本人確認を済ませることです。Macの学割サービスを利用するためには対象者であることを証明する身分証明、そして本人確認が必要となります。しかしAppleによる厳しい審査があるわけではありません。
基本的にはAppleが公式ホームページで設けている学生、教職員向けの製品購入ページからMacBookやiPadを購入すれば学割が自動適用になります。
ただし、手続き後にAppleより本人確認を求められます。
この時に学生であれば在学を証明するものを写真で添付して送りましょう。一番良いのは学生証です。教職員であれば、自分が学割の対象となる教育機関に在籍していることを証明する書類などを用意しましょう。
またPTA役員の場合はさきほどご紹介した通り、役員名簿やPTA広報誌など自分の名前が記載されているものを送ると良いです。
公式オンラインストア
Macの学割購入条件3つ目はAppleの公式オンラインストアで購入することです。
Macの学割を受けるためには、そのサービスに対応した場所でMacBookやiPadなどを購入する必要があります。2つありますがそのうちの一つが公式オンラインストアです。
トップページから下に下がると教育という項目があり、その中に学生・教職員向けストアというものが存在します。
そこからMac機器の購入手続きをすると、初めから割引された額で簡単に購入手続きを済ませることができます。
学割購入における詳しい対象者などもまとめられていますので、わからないことがあればそこをチェックするようにしましょう。
AppleStore(店舗)
Macの学割購入条件4つ目は日本でもいたるところに存在するAppleStore、つまりはオフライン店舗で購入をすることです。
この時にはほぼ100パーセント身分証明書をスタッフに見せることになるため、必ずMacの学割対象者であることを証明するものを持参していくことを忘れないようにしましょう。
Apple学割対象商品(MacやiPad)
MacBookなどがMacの学割対象になり安く購入できるとご紹介しましたが、対象機器がMacBookとiPadという2つだけではありません。
ではそれ以外にはどれがMacの学割対象になるのかを見ていきましょう。
ノートPC(MacBook Pro,MacBook, MacBook Air)
Apple学割対象商品1つ目はノートPCです。ノートPCとは常時置き型のPCではなく、ノートのように折りたたみでき、持ち運びも簡単な機種のことを指します。Macではポータブルコンピュータと表記されていることもあります。
より詳しく見ていくと、学割対象になるのはMacBook、MacBook ProそしてMacBook Airの3機種です。
一番人気のMacBookも対象になるというのはとてもメリットと言えます。さらに同機種の中でもストレージ数などを選ぶことができます。もちろんですが容量が大きくなればなるほど価格は高くなります。
MacBookでは1.2GHzプロセッサで256GBストレージのもの、1.3GHzプロセッサで512GBストレージの2タイプから選ぶことができます。カラーも3種類から選択が可能です。
MacBook Proの場合は13インチの4タイプ、15インチの2タイプから選択が可能です。
MacBook Airの場合は1.6GHzデュアルコアプロセッサで128GBストレージまたは256GBストレージのもの、1.8GHzデュアルコアプロセッサで128GBストレージのものと3種類から選ぶことができます。
タブレット(iPad Pro, iPad, iPad mini4)
Apple学割対象商品2つ目はiPadをはじめとするタブレットです。
iPadの場合はiPad、iPad Pro、iPad mini4の3つから商品を選ぶことができます。iPadの場合はタイプによっては選択するものが異なります。
例えばiPad Proの場合はまずインチ数から選び、そこからカラー、ストレージ数、iPhoneなどのスマホと同じくWi-Fi接続をできるようにするかどうかというオプションをそれぞれ選択することになります。
どの機種がどうのように違うか、またこのオプションをつけることで何が異なるのかという細かな部分が分からないというときにはAppleのサポートセンターに電話、またはチャットをすることで答えてもらうことができるため、遠慮せずに聞いてみましょう。
デスクトップPC(iMac)
Apple学割対象商品3つ目はデスクトップPCです。先ほどご紹介したノートPCと異なり置き型のより大きなパソコンになります。Appleではデスクトップコンピュータと表記されることもあります。
デスクトップPCで対象になるのはiMac、iMac Proです。iMacの場合はほかの機器と同じくインチ数やストレージ数などを選ぶことができます。iMac Proの場合は1種類です。
ソフトウェアパッケージ(Final Cut Proなど)
Apple学割対象商品4つ目はソフトウェアパッケージです。Final Cut Proというビデオ編集に特化したソフトウェア、Logic Pro Xという音楽制作ソフトウェアをはじめ、Motion、Compressor、MainStageなども学割対象になっています。
しかしそれともう一つおすすめなのが教育機関向けPro Appバンドルという複数のソフトウェアがセットになったものです。
上記に挙げたものが全てセットになっていますが、なんとそれがMacの学割を使うと22800円で購入可能です。
必要なものが限られており、1本や2本だけしか絶対に使わないという方は別ですが、いろいろとソフトウェアを使う予定があるという方は確実に教育機関向けPro Appバンドルをおすすめします。
また保証サービスであるAppleCare+もできればつけておきましょう。Macの学割を使えば正規価格より10パーセントほど安く購入することが可能です。ただしMacを対象としたサービスが学割対象でiPadは対象外なので注意しましょう。
Macの学割の注意点
Mac機器だけでなく周辺機器やサービスも安く購入できるMacの学割ですが、利用するうえでは注意することもあります。
どのようなことをするとMacの学割対象から外れてしまうのか、また禁止されていることはあるのかを見てきましょう。
一年間は転売禁止
Macの学割の注意点1つ目は学割で購入した機器は一年間は転売禁止ということです。
Macの学割はMacの良さを知ってもらう、また教育機関などで幅広く使ってもらうということを掲げたサービスです。そのため一年未満という短い期間で、利益を上乗せするなどして転売することは禁止されています。
対象者で無い者による購入
Macの学割の注意点2つ目は学割の対象者ではない人が購入をすることです。サービスの目的から外れているため、もし学割の対象者でない人が購入などをすると、当然ですが割引サービスを受けることができず正規の値段が追加で請求をされることなります。
こうした行為が悪質だとAppleに判断され最悪の場合は法的措置を取られることもあるので、絶対にやめましょう。
購入した後は誰が使おうとわからないという場合であってもApple製品にはすべてシリアルコードがつけられたおり、個体識別できるようになっています。
ふとしたことで違反がわかってしまうことも十分に考えられます。Macの学割サービスの決まりはしっかりと守るようにしましょう。
Macの学割はどれくらいお得なのか?
Macの学割はおすすめとご紹介してきましたが、実際にMacBookやiPadといった機器がどれほどの額割引されるのでしょうか?
それぞれの機器の具体的な割引額を見てきましょう。
割引額
Macの学割では機器ごとに割引率、つまりは割引額が異なります。まずはMacBookなどのノートPCの場合です。割引額が一番低いものでは6000円ほど、一番大きなもので22000円ほどの割引になります。
iPadなどのタブレット端末はどの機器も一律2000円割引に、デスクトップPCになると6000円から22000円ほどの割引になります。
新しい機器、そしてよりハイスペックになるほど元の値段も高くなるので割引率も少し大きくなり、より安くなります。しかしiPadに関してはすべて一律2000円のためものによっては割引率がいまいちになることもあります。
キャンペーンもある
これは時期によりますが、通常のMacの学割サービスに加えてさらに追加のキャンペーンが行われていることがあります。
今までにはMacの学割で商品を購入するとBeatsブランドのヘッドフォンを格安で購入できるというキャンペーンが行われていました。対象ヘッドフォンが半額以下で購入、または無料でもらえるというとても魅力的なものでした。
こうしたキャンペーン対象期間であれば、よりお得に商品などを購入することが可能です。
家電量販店との比較
高々数千円、数万円であれば大手の家電量販店と変わらないのではないかと考えることもできますが、実はApple製品に関してはどの家電量販店も一律価格に抑えられていることが多く、ポイント割引もあまりないことがほとんどです。
また家電量販店でポイント割引があったとしても、そのポイントを実際に使う機会がなければその割引は無題になってしまいます。それを考えると最初から現金で割引されるMacの割引の方がお得と考えることができます。
下取りを使えばよりお得にMacを購入できる
全く新しくMacのPCやタブレットを学割で購入すれば最大でも2万円ほどの割引になりますが、実はより安く新しいApple製品を手に入れる方法があります。
それはMacが行っている下取りサービスです。今使っているPCなどを売りに出して、新しいものを学割サービスで購入すればさらに大きな割引を受け、安く購入することが可能です。
WindowsPCでも下取りOK
Macの学割用のストアにアクセスすると、下取りサービスのページが出てきます。そこからアクセスすると下取り対象の機器などがチェック可能です。
下取りサービスの方法はオンラインでの受付、またはAppleStoreでの受付の2つです。Windowsなど他社製品も下取り可能ですが、オンラインのみの受付となるため気をつけましょう。
またオンラインでは原則AppleStoreのギフトカードでの下取り額の引き渡し、AppleStoreでは新しい機器を購入する場合は、その下取り額を購入額の割引に充てることができます。
リサイクルも受け付けてくれる
もし下取りが対象外という場合であってもリサイクルは受けることができます。リサイクルは無料のため、新しいMacの機器を購入し、今まで使っていたPCなどが邪魔になってしまうというときには積極的にMacの下取りサービスを利用してみましょう。
破棄する際もデータをしっかりと消去するなど手続きをしてもらえるため安心です。